転職活動を始めるにあたっては「転職サイト」「転職エージェント」の選び方と使い方がとても大切になります。
技術職として転職を考えているあなたは、おすすめの転職サービスを探しながらも「結局、どれを使っても一緒だろうな」と思ってはいませんか?
たしかに、最近は非常に質の高い転職サービスを無料で利用することができるようになりました。そのため、どれを使っても転職自体はそうむずかしくありません。
しかし、本当に入りたい企業、悩みがない職場、満足できる待遇を手に入れるためにはやるべきことがあります。
結論から言いますと、選ぶ転職サービスの数や質によって、転職活動の成功や転職後の満足度には大きな差があるのが事実です。
そこで今回は、技術職向けの転職サービスの複数利用を解説しながら、おすすめ転職エージェント、転職サイトのランキングをご紹介していきます。
「転職に失敗したくない!」「転職活動が不安!」という転職希望者の方はぜひ参考にしてください。
INDEX
登場人物紹介
通称「ぼっち」。はかせのもとで学んでいる。
友達が少ない。ただし鋭い観察眼と理解力がある。少々斜に構えた発言が多いのがネック。
この2人と一緒に、技術職の転職に必要な情報を学んでいきましょう。
今すぐ転職エージェントランキングを観たい方は下記をタップ!
転職活動は働きながら始められる?
転職って、一度仕事を辞めないとできないのかな…
一度派遣で働き始めたり、失業保険をもらったりするしかないか…
ぼっちよ、そんなことはないぞ!
転職エージェントを使えば、在職中に次の転職先を決めておくことが可能じゃ!
え、じゃあ一度失業しなくても良いってこと??
そうじゃ!
転職エージェントを使えば…
- 転職相談・求人紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策・アドバイス
- 面接日程の調整
- 退職手続きのサポート
ぜんぶをやってくれるから、わざわざ辞めなくても良いようにスケジュールを調整してもらえる!
転職エージェントって一度登録したら、絶対に転職しなくちゃいけないんじゃないの?
転職エージェントは無理に転職させようとしてくることはないぞ!
もし万が一紹介された求人に納得いかないのであれば、応募しなくて大丈夫じゃ!
じゃあ、失業リスクなしで転職活動ができるんだね!
子どもにしかモノを教えられないはかせと違って頼りになるなぁ〜!
……………………..。
化学メーカーなど、化学系技術職として転職する際に最も注意しなければならないのは「一度正社員を辞めてしまう」という失業リスクではないでしょうか。
特に、20代前半〜後半の技術職の方は、大学卒業後新卒入社した会社を早期退職することに不安や心配が大きいでしょう。
一度正社員から派遣社員などへ転職してしまうと、正社員としてキャリアアップするのが難しくなってしまう可能性があり、なかなか転職に踏み切れない方も多いのではないかと思います。
しかし、転職エージェントを利用すれば、あなたが一度仕事を辞める必要はありません。
求人紹介や面接対策のほか、面接日程の調整なども休日に合わせてセッティングしてくれるため、働きながらでも転職活動をすることが可能なのです。
技術職の場合、特に一度辞めてから転職活動をすると、転職活動期間が長引いてしまう、結局途中で求人を探すのを諦めてしまう…というケースがあります。
転職エージェントを使えば、面倒なことは代行してやってくれるため、正社員転職をスムーズに進めることができます。
化学系技術職の転職活動は転職サービスを「複数活用」すべき!
転職エージェントってどれくらい使うべきなの??
いい質問じゃ。では、まずはこのグラフを見てくれ。
出典:『リクナビNEXT』
へぇ、転職がうまくいってる人は4社以上並行して使ってるんだね。
その通りじゃ。
どんな転職エージェントであっても、担当者は複数人いるし、それぞれで得意分野やキャリアも異なる。
つまり、どんな時でも自分の望むエージェントに巡り会えるとは限らないのが現実じゃ。
恋愛と同じだね。
そうじゃ。転職は毎日するようなものではない。自分にあったエージェントや担当者と出会うには複数掛け持ちすることが大事じゃ。
あ、恋愛の掛け持ちはダメじゃぞ!ハハハ!
じじぃうるせぇぞ。
転職エージェントは、エージェント会社や担当者によって対応のスピードや紹介してもらえる求人内容がそれぞれ異なります。
そのため、転職エージェントは複数活用が大前提です。
たとえば、ひとつの転職エージェントのみを利用して転職活動を進めた場合、担当者に「一度派遣転職を目指してから正社員へステップアップするべき」とアドバイスをされたとしましょう。
ひとつのエージェントしか利用していないと、その言葉を鵜呑みにして転職後後悔してしまうかもしれません。
複数活用していると、ひとつの転職エージェントで言われたことをほかの転職エージェントに相談することができるため、あなたのキャリア・働き方をより客観的に分析できます。
転職に自信がなく不安を抱えている人こそ、転職エージェントは2社以上に登録することをおすすめします。
転職エージェント登録後の流れ
転職エージェントを活用すべきなのは分かったけど、使い方や登録後の流れが分からないや。
転職エージェントの一般的な「登録後の流れ」は次のようになる。
- 個人情報入力後、エージェントからカウンセリング(転職の相談)の日程調整の連絡が来る。
- エージェントとのカウンセリング(転職の相談)を行う。
- 相談を踏まえてエージェントが求人を紹介してくれる。
- 履歴書などの書類準備&応募する企業を決める。
- 面接準備をエージェントと相談しながらする&面接本番。
- 内定後、入社日や給与などの条件交渉をエージェントを通じて行う。
転職エージェントの会社ごとに流れが異なる場合もあるが、おおよそこの流れをおさえておけば大丈夫じゃ!
博士とは違って親切だなぁ。
(一人では応募先企業へ聞きにくいことも、エージェントが代わりに交渉してくれるんだね。頼りになるなぁ。)
ぼっちよ、ホンネとタテマエが逆になっとるぞ…。
化学系技術職の転職におすすめの転職エージェントサービスTOP5!
では、具体的に企業探しをする際におすすめなサイトをランキング形式でご紹介するぞ。
1位 マイナビエージェント|20〜30代の転職活動に最適!
『マイナビエージェント』の特徴
有名な就職サービス『マイナビ』が運営する転職エージェントサービスが「マイナビエージェント」です。
キャリア事業の大手ならではの信頼感と、太いパイプが売り。
特に20〜30代向けの求人情報に強みがあるため、転職が初めてで不安な若手社会人の方におすすめです。また、相談しながら転職活動を進めたい人にとっても力強い味方になってくれます。
20〜30代の方はほかの転職エージェントと同時に登録しておくことをおすすめします。
どんな人にオススメ?
- 希望する職種・業種が複数ある方。
- 大企業からベンチャー企業まで、あらゆる選択肢を考えているが転職に自信がない方。
- 20〜30代、第二新卒の方で、転職活動の選択肢を増やしたい方。
2位 リクルートの転職サービス『リクルートエージェント』
『リクルートエージェント』の特徴
「リクルート」が運営するエージェント型転職サービス。最大の特徴はリクルートのパイプを活かした多数の求人案件にあります。
業界ごとに精通したアドバイザーが、給与等の条件や面接対策などといったサポートをしてくれますので、転職に不安があるが、選択肢を多く持ちたい方が活用するべきでしょう。
また、求人数が多く、どのような経歴の方でも利用できます。
化学系技術職の方で必ず正社員転職求人を見つけたいなら、まず最初に登録しておく転職エージェントになります。
化学系技術職の転職におすすめである理由
- 正社員の転職なら最初に登録しておくと便利な総合型転職エージェント。
- 面接対策や履歴書・職務経歴書作成をサポートしてくれる。
- 若手技術職で、自分の経験・スキルを活かせる転職先がわからない場合でも求人を紹介してもらえる。
3位 非公開案件多数!『DODA転職支援サービス』
『DODA」の特徴
DODAでは登録者に対して一般に公開されていない求人(「非公開求人」)をキャリアカウンセリングの中で紹介してくれます。
また、面談を通して転職者の経験・経歴やスキルをチェックし、正社員転職ができる求人を紹介してくれます。
キャリアカウンセリングに評判があるため、技術職の経験はあるものの、その経験を活かせる職場があるかどうか不安な人や、そもそも転職活動が不安で何から初めていいかわからない人におすすめです。
リクルートエージェントと併用すれば、まず正社員求人が見つからないことはないでしょう。
化学系技術職の転職におすすめである理由
- 自分の経験・スキルに自信がない人が利用できるサポート体制。
- 転職活動の流れがよく分からなくても問題なく利用できる。
- 取扱実績は業界No.1なので、リクルートエージェントと合わせて使えばほぼ必ず正社員求人が見つかる。
4位『正しい転職』を助けてくれる『パソナキャリア』
『パソナキャリア』の特徴
『パソナキャリア』は、転職者の”適性”に合わせた求人を紹介してくれる転職エージェントとして評判です。
求人数はDODAやリクルートエージェントと比較して劣りますが、その分紹介してくれる求人の質が高く、「年収アップ転職」の実績が多い点が特徴です。
特に、20代後半〜30代のキャリアアップ転職に向いている転職エージェントといえるでしょう。
DODAやリクルートエージェントと求人の条件を比べて観て、良い条件のほうに応募する、という使い方ができます。
化学系技術職の転職におすすめである理由
- 30代の化学系技術職の転職で利用できる。
- 年収アップ・キャリアアップ転職を目指す人は活用するべき!
- 求人の質が高く、自分の適性に合った職場を探しやすい。
5位 質の高いエージェント『ワークポート』
『ワークポート』の特徴
25歳〜29歳の転職者に特に利用されている転職サービス『ワークポート」の特徴は、転職相談をしてくれるエージェントの質の高さにあります。
年収300万円の方々の利用者が60%を超えており、親身に転職に関する相談にのってくれます。
ワークポートは経験・スキルや経歴にあまり自信がない技術職の方や、転職活動が不安で相談しながら慎重に転職活動を進めたい方におすすめです。
連絡スピードが早いという評判が多いため、はじめての転職ではとても心強いです。
化学系技術職の転職におすすめである理由
- 対応スピードが早く、はじめての転職でも安心できる。
- 経験・経歴やスキルに自信がない、年収が低めの人でも利用しやすい。
- 未経験業界なども含めた求人を紹介してもらいやすいため選択肢が広がる。
転職エージェントの特徴を比較してみました!
選びきれない人のために、求人数とサポート内容を比較してみたぞ!
サービス名 | 公開求人数 | 選考書類対策 | 面接対策 | 対応の早さ | 未経験サポート |
---|---|---|---|---|---|
マイナビエージェント | 100件 △ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
リクルートエージェント | 1,000件 ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
DODA | 2,000件 ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ |
パソナキャリア | 1,000件 ○ | ◎ | ◎ | ○ | △ |
ワークポート | 1,200件 ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
転職エージェントもそれぞれに特徴があるんだね!
- マイナビエージェント→転職が不安、経歴にあまり自信がない20代〜30代の転職者向け
- リクルートエージェント→とにかく最初に登録しておくべきエージェント
- DODA→求人数が多いため幅広く数多くの求人を紹介してもらえる
- パソナキャリア→20代後半〜30代以降の年収アップ転職向け
- ワークポート→若手の転職者への手厚いサポートが魅力
こんな感じかな。
えっ、もう調べたの???
ひとつの転職エージェントだけではなく、4社以上を掛け持ちして、必ず正社員求人を紹介してもらえるように相談することが大切です。
年齢や特徴に合わせて、ご自分に合う転職エージェントに登録してみましょう。
転職サイト登録後の流れ
転職エージェントではなくて、自分でとにかく求人を見て決めたい人はどうすればいいの?
エージェント以外にも求人を探す方法はたくさんある。転職サービスも業界や掲載企業に特徴があるから、自分に合う転職サイトを探すべきじゃな。
一般的な転職サイトの「登録後の流れ」は下記のようになる。
- 求人を検索し応募する。
- 書類選考のため、履歴書・職務経歴書をメールか郵送で送る。
- 書類選考通過後、日程を合わせて面接(日程調整等は転職サイトを通して行う)
- 合否発表(面接は複数回行う場合が多い)
また、「プライベートオファー」を受けることができる転職サイトもあるんじゃ。
プライベートオファーとは、自分の職歴・スキル・希望職種などを登録することで、企業側からのオファーを受けることができるシステムじゃ。積極的に活用すべきじゃな。
はかせにはオファー、来ないだろうね…。
さすがにひどすぎない?それ。
化学系技術職の転職におすすめの転職サイトTOP2!
「相談とかいいからとにかく企業だけ知りたい!」という方はこちらのサイトが使いやすいぞ。
1位 管理職クラスへの転職で利用するべき『ビズリーチ』
『ビズリーチ』の特徴
『ビズリーチ』は人材紹介型の転職サービス。転職エージェントによるサポートを基本として、転職活動→採用を進めていくことができます。
年収600万円以上のキャリア・経験がある方であれば、ヘッドハンターや転職のコンサルタントから好条件の求人を紹介してもらうことができます。
どんな人にオススメ?
- 年収600万円以上でキャリアを再開したいビジネスパーソン。
- 厳選された求人やヘッドハンティングによる求人を受けたい方。
- 自分の専門分野を活かし、転職先には好条件のキャリアを求める方。
2位 求人を探す基本となる転職サイト『リクナビNEXT』
『リクナビNEXT』の特徴
『リクナビNEXT』の最大の特徴は、「グッドポイント診断」と呼ばれる自己分析ツールを最初に活用できる点。転職活動は、ご自身の強みや得意分野などを明確にすることが大切ですが、なかなか自分で理解するのは難しいもの。
『リクナビNEXT』では、登録後に自己分析のための診断をすることができます。また、その診断結果は、実際に応募時に診断結果を添付することもできます。
転職活動の基本からサポートしてもらえるので、「転職したいけれど、何をすればいいかわからない」という方にこそオススメのサービスといえます。
どんな人にオススメ?
- 転職活動に不安があり、最初に何をすればいいか分からない転職希望の方。
- 自己分析など、転職活動に必要な情報を診断したい方。
- 多くの求人情報から、希望する条件の求人を見つけたい方。
化学系技術職の転職活動に必要な3つのこと|転職は世の中が後押ししています!
職場の人間関係、給与や待遇への不満、他のやりたい仕事が見つかった、など転職する理由は人それぞれです。
企業の寿命が1人の生涯労働期間を下回った今、転職希望者は年々増加しています。
2017年現在、転職求人数は前年同月比120.1%、転職希望者数は前年同月比139.7%と需要・供給ともに伸びていることが分かります。つまり、世の中が転職を後押ししているのです。
参考・引用:「DODA転職求人倍率レポート」
求人倍率の傾向を見れば、どれほど転職がふつうのことなのか、お分かりいただけるでしょう。
転職活動はそれほど珍しいことではないことがわかったよ!
でも、転職する時にはどんなことが必要なの?
転職には
- キャリアの棚卸し
- 転職する目的の再考
- 具体的な転職先の絞り込み
の3つが必要なのじゃ。
どれも大事じゃがこの記事でも紹介している転職サービスなどを使って幅広く企業を検討することが鍵となってくるのじゃ。
転職に必要な3つのことは下記記事でもやり方を解説しておる。転職者はこの3つをおさえておくべきじゃな。
そうなんだ。
てか今思ったんだけど、子供と博士(公務員)のコンビって一番転職と無縁だよね。ウケる。
…………………………。
キャリアの棚卸しや業界・企業の情報収集は、転職エージェントを使うと楽にできます。転職に悩んでいる方も、ぜひ転職エージェントを通して相談してみることをおすすめします。
【Q&A】化学系技術職の転職でよくある悩みと解決策
転職サイトかエージェントを使うべきなのは分かったけど、悩みが絶えなくてねェ↑
…悩みがあるなら、下記の解決策を見てみるんじゃ!
悩みが解決するかもしれんぞ。
1 化学メーカー研究開発職・化学分析へ転職するにはどうするべき?
化学メーカーの研究開発職や化学分析など、一定以上のスキル・経験が求められる求人を探したい場合は、一般的な転職サイトでは情報が不足する可能性が高いです。
不必要な応募者が殺到するのを避けるため、専門分野のハイキャリア求人は非公開求人として転職エージェントが保持していることが多いです。
研究開発職や化学分析への転職は、「転職エージェント」とスカウトサービスの並行利用をおすすめします。
転職エージェントは「リクルートエージェント」「DODA」などの豊富な求人数を持つサービスを利用します。
そしてそれと同時に、スカウト求人を受け取れる「ビズリーチ」に登録しておきましょう。
ビズリーチはヘッドハンターからのスカウトを待つことのできるサービスなので、高待遇求人が見つかる可能性が高いです。
2 化学メーカーから転職できるのはどんな業界・職種/業種ですか?
化学メーカーからほかの業種・職種へ転職する場合には、基本的に理系分野の職種・業種の求人を探すことになります。
20代前半の年齢の方であれば、未経験業種・職種への転職活動でも大きく年収額が減ることはないため、転職するなら早めに動く必要がありますが、選択肢は広いです。
一方、20代後半〜30代の方は、これまでの経験・スキルを活かしつつ働くことのできる職場を目指すほうが良いでしょう。
どちらの場合も、まずはあなたのキャリアをどのように考えていくべきか、転職エージェントに相談してみるほうが良いでしょう。
化学メーカーは離職率が低くほかの業界・業種と比較して辞める人が少ないです。そのため、「なぜ辞めたいのか?」がはっきりするまでは、慎重に転職求人を探すことをおすすめします。
3 化学メーカーには未経験から転職することができますか?
化学メーカーに技術職として未経験から転職するのは難しいです。そのため、化学メーカー志望なら、営業職や事務職などの、いわゆる文系職種を目指すほうが現実的です。
そうすれば、前職の経験・スキルを活かした中途採用求人を見つけることができます。
また、転職エージェントを活用すれば、求人企業側にあなたの強みや魅力をプッシュしてくれるため、1人で転職活動を進めるよりも成功率が高いです。
転職エージェントを利用する場合、一社だけではなく複数のエージェントに登録し、求人紹介の様子を見ます。求人をおおかた紹介してもらったのちは、慎重に比較検討したうえで応募する求人を決めましょう。
期間はおおよそ2ヶ月〜6ヶ月ほど長めにとって転職活動を進めることをおすすめします。
4 技術職の転職活動が難しいのは本当ですか?
技術職の転職活動が難しいのは事実です。それはなぜかと言いますと、技術職の方が得ている経験・スキルは、営業職や企画職などと比較し、汎用的なビジネススキルとはみなされないからです。
しかし、あなたの経験・スキルを求めている企業がまったくないことと同じ意味ではないことに注意が必要です。
つまり、求人の探し方が転職成功を左右するということ。1人で一般的な転職サイトの求人を探すだけでは、あなたの希望にあった求人を見つけることは難しいでしょう。
ですので、技術職の転職者のうち、初めての転職の方は転職エージェントを利用して転職活動を始めることをおすすめします。
あなたが希望条件やこれまでの経歴を面談で伝えるだけで、あなたにマッチした求人を紹介してくれます。これなら、在職中に効率的に転職活動を進めることができるでしょう。
5 技術職が転職できる年齢は何歳までですか?
技術職は「35歳転職限界説」と言われることもありますが、ケースバイケースであるのが現状です。つまり、35歳を過ぎていても転職できることもありますが、アピールの仕方によっては20代でも転職できないことがあり得ます。
そのため、20代、30代、40代にわけて転職で注意すべきことをご紹介していきます。
20代の技術職:ポテンシャル採用が多めなので熱意を持ってアピール
20代の転職者に対して企業が求めるのは、すでに得ている知識や専門分野の情報・経験だけではありません。もちろんそれも重要ですが、さらに大事なのはポテンシャルです。
ポテンシャルとはつまり「あなたが今後数年〜十数年働くことで、企業に利益をもたらしてくれる能力がありそうか?」ということ。
ポテンシャルをアピールするためには、求人へ応募する際の履歴書・職務経歴書を正しく作成し、面接対策をしっかりとおこなうといった基礎が求められます。
30代の技術職:専門分野の知見+管理職・リーダーシップ
30代では、20代の頃までに培った専門分野の知見と、部下を教育したり部署の人間をまとめあげるリーダーシップ的な側面が重視されます。
そのため、あなたがこれまで取り組んできたプロジェクトや業務内容を要約しておくとともに、管理職・マネージャーとしてどのような経験があるのかを整理しておくことが大切です。
企業側は、30代の転職者に「経験の豊富さ」と「マネジメントスキル」をもとめています。
30代の方であれば、一定数以上の部下は必ずいるでしょう。また、若手に比べて経験があるはず。ですので、それをいかに魅力的に伝えることができるかが転職成功のカギになります。
裏を返せば、その条件が満たしているようであれば、転職活動で求人が見つからないことはないでしょう。
40代の技術職:管理職経験+英語力や対人スキルなど
40代技術職の方の転職では、30代の転職者以上に管理職経験が求められます。また、専門分野の知見だけではなく、対人交渉スキルや英語力、その他様々なビジネススキルが要求されるため、転職活動は最も難しい年齢です。
しかし、その分成功すれば年収アップを叶えることができますし、以前の会社では就けなかったポストを手に入れることも可能です。
そのため、スカウトサービスに登録してヘッドハンティングを受けるか、転職エージェントを通して年収アップを交渉してもらうか、そのどちらかの転職方法をおすすめします。
20代、30代の方は転職エージェント、40代の方は」スカウトサービス+転職エージェントで転職活動を始めましょう。
6 化学系企業への転職は難しいと2chで見たのですが…
化学メーカーなど、化学系企業への転職は難しいという評判や口コミは、インターネット掲示板や転職サイトの口コミなどで散見されます。
化学メーカーなどの企業は、ほかの業界に比べ人材流動性が小さく、人の出入りもあまり頻繁ではない点が特徴です。その分、安定して働けることの現れでもありますが、中途採用基準が難しいことも、また事実であるといえるでしょう。
ただし、ネットの書き込みをうのみにするのは危険です。ネガティブなことばかり書かれているな…という印象をあなたも持っているはず。
実際に自分で転職活動をしてみなければわからないことが多いのが事実です。そのため、在職中に転職エージェントに登録してみて、実際にどのような求人があるのか、見てみるだけでも効果があります。
登録して求人を紹介してもらっても、実際に応募しなければならないという強制はされません。そのため、一度転職相談を通してあなたの不安を解消してみるのも良いと思いますよ。
7 化学メーカーへの営業職になるにはどうするべきですか?
化学メーカーへの営業職を目指すなら、まず通常の転職サイトと転職エージェントを並行して活用することをおすすめします。
あなたがすでに他業界で営業職の経験がある場合、転職エージェントを通して面接を受けることで、年収アップ額がさらに大きくなる可能性があります。
また、営業職未経験から化学メーカーを目指す場合でも、あなたの希望条件の求人を探してもらえる点で、転職エージェントは便利です。
転職エージェントを利用する際によくあるQ&Aと注意点
転職エージェントを使うべきなのはわかったけど、いろいろ不安があるなぁ…
転職エージェントを使う前によくある悩みや不安を解消しておくことが大切じゃ!
有効活用できるように、ここで不安なことを解決していこう!
1 転職エージェントって電話をかけてくるの?
転職エージェントは、登録後に担当コンサルタントがつくことであなたの希望条件に合った求人を紹介してくれます。
また、面接対策やキャリア相談、面接や入職日の日程調整も代行してくれる力強い味方です。
転職サイトとは異なり、転職エージェント登録後には、あなたが登録した電話番号を通して連絡をしてきます。
メールだけの連絡で済む転職エージェントはほぼないので、あらかじめ電話がかかってくる準備をしておきましょう。
ただし、電話を取る時間がない方は後からメールで連絡されることもあります。
2 転職エージェントって電話面談・質問のみは可能?
登録後の電話はほぼかかってきますが、電話面談のみで求人を紹介してくれる転職エージェントは多数あります。特に、全国対応の転職エージェントではその傾向にあります。
そのため、実際に面談ができない地方在住の方などでも転職エージェントを利用することが可能です。
3 転職エージェントを掛け持ち(複数登録)していることって伝えるべき?
転職エージェントは、「複数登録」がおすすめです。複数登録してはいけない規約などはないので、特に心配する必要はありません。
しかし、実際に転職エージェントを複数登録していると求人案件がかぶることがあるため、できることなら転職エージェントの担当者に「複数登録していること」を伝えるべきです。
複数登録していることを伝えても、不利な条件に置かれるわけではありませんし、担当者もさらに本気になって、あなたにあう求人を見つけようと努力してくれるはずです。
4 複数の転職エージェントで同じ案件に応募可能?
転職エージェントに複数登録していると、紹介される求人がかぶってしまうことがあります。できれば事前に「〇〇と〇〇はすでに紹介されている」と伝えることがベターです。
しかし、かぶってしまうことはよくあることなので、申し訳ない気持ちになる必要はないでしょう。転職エージェント側も、それは十分承知しています。
ただし、掛け持ちしていることをムリに隠して話をすすめると、異なる転職エージェントからそれぞれ同じ企業に応募してしまうケースがあります。
これは企業側にもエージェント側にも迷惑がかかりますので、絶対にあいまいな返答はしないようにしてくださいね。
5 転職エージェントってどうやって退会するの?
転職エージェントは、登録したら必ず応募しなければならない規約はありません。そのため、いつでも退会することが可能です。
「マイページログイン」などの機能がある転職エージェントでは、お問い合わせ欄から退会手続きをおこなうことができるものもあります。
ただ、一般的には、登録後に担当してくれるコンサルタント(アドバイザー)に直接電話かメールで連絡したほうが早いです。
退会しても何か不利になるようなことはありません。転職エージェントを絞り込みたい、良い求人がないという場合には、それほど気兼ねせずに退会しましょう。
6 担当者の質が悪いときや紹介される求人が合わないときはどうするべき?
転職エージェントは、あなたの希望条件を面談を通してヒアリングし、条件に合った求人を紹介してくれます。転職者一人ひとりに担当がつくため、1対1でサポートを受けることが可能です。
細かなコミュニケーションを取ってもらえる一方で、どうしても性格や対応が合わないと感じる担当者だったり、紹介してくれる求人が的外れ…ということもあり得ます。
複数活用しておけば、仮にひとつのエージェントが合わなくても求人を紹介してもらえることができます。また、担当者を変えてもらうこともできますので、柔軟に活用することが大切です。
もし紹介される求人が自分には会わないと感じたときは、きっぱりと断りましょう。断る理由を伝えることで、より自分に合った求人を紹介してもらえる確率が高まります。
まとめ|転職サイト・転職エージェントで転職を成功させよう!
いかがじゃったかの?
ぜひ複数比較しながらあなたにとって最良の企業を見つけてくれたら幸いじゃ!
博士も転職するの?てか博士ってなんの研究してんの?
さらに詳しく転職エージェントの使い方を知れば、技術職の転職の成功率を上げることができます。下記記事もぜひ参考にしてください。
おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ
END
何を専門としているのかよく分からないが、何でも知ってる物知り博士。「ぼっち」という名前の教え子がいる。最近は痛風に悩まされている。