履歴書の書き方と基本ルール！転職に失敗しないための基礎知識

はかせ、ボク応募企業に履歴書を送らないといけないんだけど…

どうやって書いたらいいかさっぱりわかんないや。

履歴書の書き方・送り方には基本として守るべきマナー・ルールがあるんじゃ。

…知ってた？？

知らないから聴いてるんでしょ！

早く教えろ！

履歴書と職務経歴書の違いを知る

転職時の応募書類には…

1. 履歴書
2. 職務経歴書

の2つが必要な場合が多いんじゃ！

この2つって、いったい何が違うんだろう？

転職したい企業へ転職するに当たっては、「履歴書」「職務経歴書」の2つを提出する場合があります。履歴書のみの場合には、この記事を参考にするだけでOKです。

履歴書と職務経歴書の違いは下記の通りです。

履歴書と職務経歴書の特徴

職務経歴書は、履歴書よりも「志望動機」などの企業へのアピールを主とした書類になります。職務経歴書の提出を求められた場合には、下記記事も参考にしてください。

おすすめ記事；「職務経歴書の書き方」

履歴書の書き方を知る｜基本ルールと見本

履歴書を書く前に、基本となる書き方やルールをおさえておこう！

志望動機や自己PRに目が行きがちだけど、形式をしっかりおさえないと見てくれないからね。

履歴書の形式は、どんなものを使っても同じです。そのため、基本的な記入欄の書き方をおさえておけば、間違いのない内容を書き上げることができます。

ここでは、履歴書を４つの項目に分けて、書き方を説明していきます。

１　基本情報の書き方

「基本情報」に含まれる履歴書の記入欄は、下記の項目です。

書き方に悩むことはまずないと思いますが、住所は省略形ではなく本人確認書類（免許証など）に記載されている住所を用いて記入する点に注意しましょう。

２　学歴・職歴欄の書き方

学歴と職歴欄は同じ場所に記載しますが、学歴と職歴がつながって見えないように分けて書くことが大切です。

学歴を書くときの注意点

学歴は高校以降の情報を記載し、入学年月と卒業年月をそれぞれ記載します。転校の場合には転校した旨を年月とともに記載しましょう。

職歴を書くときの注意点

職歴は時系列順に記載し、会社名を正式名称で記入します。会社の横のスペースに「業種」「従業員数」を記載し、職務内容を概略で記入します。人事異動で部署を移動した場合には「部署名」「異動年月」を記載します。

最終行に「現在に至る」と記載し、そのさらに下の行の右寄せで「以上」と記載し学歴・職歴欄は完了です。

３　志望動機・自己PRの書き方

履歴書の種類によっては、「志望動機・自己PR」を記入する欄があります。履歴書は人事があなたの情報を保管しておくための資料になるため、長文で書くべきではありません。

職務経歴書に書く志望動機を参考に、それを要約する形で記載することがベストです。

「志望動機」の注意点

なかなか欄が埋まりそうにない方は、先に「職務経歴書」を完成させると良いでしょう。

４　本人希望欄の書き方

本人希望欄には、人事担当との連絡目的で使用します。書く内容は下記の通りです。

履歴書のテンプレート（FM）のダウンロードリンクはコチラ！

履歴書の参考例つきテンプレート（FM）は、下記ボタンからダウンロードすることができます。編集には「Microsoft Word、Excel」が必要です。

履歴書の送付するときのマナー｜送付状・郵送・メール送信の方法

履歴書を書くだけではなく、「送り方」も重要なんじゃ。

転職者としてのビジネスマナーをしっかりおさえておこう。

送付状とか、封筒の書き方とかは、「いまさら聞けない知識」って感じだよね。。

応募企業へ履歴書や職務経歴書を送付する際には、基本となる注意点やマナーがあります。具体的には、下記の2つです。

1と2のそれぞれの注意点について、解説していきます。

１　送付状（カバーレター・送り状・添え状）の書き方　※郵送のみ

送付状とは、応募企業に対して「誰が」「どんな書類を」「なぜ」送ったのかを説明するための書類です。

送付状は必ず送るべきものではないのですが、人事担当に対してあなたに興味を持ってもらうためのひとつの方法です。

また、基本的なビジネスマナーでもあるため、履歴書・職務経歴書を送付する際には送付状を一緒に送りましょう。

送付状の参考例

送付状の書き方のポイント

送付状は採用に直接関係のある書類ではありませんが、人事担当者に対して親切です。これから応募企業への入社を目指す上で絶対に損することはありません。

送付状作成時の注意点は、下記の通りです。

志望動機などを送付状に書くケースもあるようですが、すでに履歴書や職務経歴書に書いてある情報のため、必ず書く必要はありません。

送付状FMのダウンロード

上記画像の送付状のテンプレート（FM）は、下記ボタンよりダウンロードすることができます。PCで作成する場合には、「Microsoft Word」が必要です。

２　履歴書の送り方

履歴書と職務経歴書を一緒に送るときにも、注意すべきポイントがあります。

「郵送」「メール送信」のどちらの方法で送るのかは、応募企業の説明により異なります。どちらの場合でも対応できるようにしておきましょう。

郵送の場合

郵送の場合に注意すべきポイントは、「封筒の準備」です。封筒を出す機会がこれまでなかった人や、封筒の出し方が不安な方は、下記の参考例を参考に封筒を作成しましょう。

封筒の書き方 参考例（オモテ：左、ウラ：右）

封筒の作成の注意ポイント

封筒の作成にはあまり時間がかからないかもしれませんが、注意すべきことが多いため慎重に行いましょう。

メール送信の場合

メール送信で応募企業へ応募書類を送信する際にも様々なマナーがあります。マナーは下記の3つです。

履歴書はExcelもしくはWordで作成することが多いと思いますので、pdfファイルで保存せず、作成したソフトのファイル形式で送付しましょう。

また、ファイルにパスワードを設定しておくことで、情報管理を徹底した上で送付していることをアピールすることができます。パスワードは、送付するメールの後に改めて送りましょう。

下記では、送付するときのメール例文をご紹介しています。

履歴書・職務経歴書送信時のメール文 例文

パスワード送信時のメール文 例文

メール本文の書き方に自信がない方でも、上記の書き方を参考にすることで問題なく選考書類を送信することができるでしょう。

担当者へ確実に届くように、企業名だけではなく部署名や担当者名を冒頭に書きましょう。また、内容を余計に長くすることなく、簡潔に書くことが大切です。

おわりに｜履歴書は転職成功の第一歩！

履歴書を丁寧に仕上げることで、転職の第一歩をスムーズに進めることが大切じゃぞ！

うん、教えてもらったことを見ながら書けば、ボクにも準備できそうだよ！

ところではかせって、どんな仕事をしているの？

（職歴欄に何も書けないなんて言えない…）

今回は、応募企業へ提出する履歴書の書き方と基本ルール、そして企業側へ送付するためのマナーをすべてご紹介してきました。

テンプレートと記事内容を参考にすることで、つまずくことなく転職活動の第一歩を踏み出せるでしょう。

今回の記事をもとに、履歴書を丁寧に仕上げ、転職活動成功への一歩を踏み出してくださいね！

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