職務経歴書の書き方と基本ルール!転職で企業に受かるための全知識

職務経歴書の書き方と基本ルール!転職で企業に受かるための全知識
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これから転職活動を始めようとする人の中には、これまで転職活動をした経験がない方もたくさんいることでしょう。不安になってもなかなか相談する相手がいない悩みのひとつは、「職務経歴書」の書き方ではないでしょうか。

今回は、職務経歴書の書き方の基本ルールや、送り方のマナーまで、転職初心者の方がスムーズに職務経歴書を書き、応募企業へ送ることができるまでに必要な知識を解説していきます。

この記事を読むことで、転職活動をスムーズに進めることができるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。

ぼっち

はかせ、ボク転職したくて、企業に応募したんだけどさ…

「履歴書」「職務経歴書」が必要なんだよ。

履歴書は分かるけど、「職務経歴書」ってなんだ…💧

はかせ

「職務経歴書」は、企業の面接官が転職者を評価するための資料なんじゃよ。

志望動機や自己PRを事前に面接官にアピールするための書類じゃな!

…知ってた?

ぼっち

そういうのいいから、はよ教えなさいよ!!!

履歴書と職務経歴書の違いとは?

履歴書と職務経歴書の違い
はかせ

転職時の応募書類には…

  1. 履歴書
  2. 職務経歴書

の2つが必要な場合が多いんじゃ!

ぼっち

この2つって、いったい何が違うんだろう?

転職したい企業へ転職するに当たっては、「履歴書」「職務経歴書」の2つを提出する場合があります。

履歴書と職務経歴書の違いは下記の通りです。

 

履歴書と職務経歴書の特徴

履歴書


  • 目的:内定後に企業側が保管するため
  • 内容:人事情報として必要な情報
  • 書き方:手書き・PC作成の両方が可能

職務経歴書


  • 目的:選考時に面接官が使用するため
  • 内容:選考に合格するための内容
  • 書き方:PC作成が必須

職務経歴書は、履歴書よりも「志望動機」などの企業へのアピールを主とした書類になります。職務経歴書の提出を求められた場合には、これからご紹介する内容をもとに準備していきましょう。

履歴書の書き方については、下記記事で解説しています。

おすすめ記事;「履歴書の書き方」

 

職務経歴書を書く前に!「自己分析」の方法

職務経歴書を書く前に!「自己分析」の方法
はかせ

履歴書と違って、職務経歴書には職務経歴や志望動機など、「自己分析」ができていないとまったく書けない内容が多いんじゃ。

まずは「自己分析」から始めて、職務経歴書を迷わず書けるように準備していこう!

ぼっち

自分を知らないと、経歴や経験・スキルをアピールすることもできないもんね。

職務経歴書と履歴書を書く際の前提条件となるのが「自己分析」になります。自己分析とは、あなたの経験・スキルや経歴を明らかにすること。

あなた自身の強みやアピールポイントは、整理することで初めて人に伝えられるようになります。

自己分析は、4つのステップでおこなうと深く、効果的におこなうことができます。

自己分析の4つの軸の流れ

  1. キャリアの振り返り
    →前職までの仕事内容・やる気が高かった時期と低かった時期・身につけたスキルを書き出す
  2. 「Will(したいこと)」の自己分析
    →これからやりたい仕事や就きたい役職などの「自分の希望」を書き出す
  3. 「Can(できること)」の自己分析
    →「自分ができること」「得意なこと」「身についていること」を書き出す
  4. 「Must(やるべきこと・企業が求めること)」の自己分析
    →「あなたが転職先でやるべきこと」「これから努力していきたいこと」を書き出す

それぞれの流れごとに、詳しく解説していきます。それぞれの流れに分けて、紙を用意し実際に書き出してみましょう。

1 キャリアの振り返り

最初におこなうべきことは、前職までの仕事内容や、やる気が高かった時期と低かった時期の整理、身につけた経験・スキルを書き出すことです。

前職までの仕事内容

前職までに担当してきた職種・業種・業界と具体的な仕事内容を書き出します。

管理職クラスでの経験がある人や、資格を活かした仕事、専門的な仕事などがある場合は、それも「人に伝えるつもり」で書き出してみましょう。

転職をしたことのある人は、それぞれの仕事について仕事内容を書き出します。

やる気が高かった時期・低かった時期

これまで経験してきた仕事のうち、部署異動や仕事内容に変化があった人がほとんどだと思います。その節目ごとに、「やる気があったな」「やる気がなかったな」と感じる時期を書き出してみます。

「部署異動後にはやる気がさがったな」「この仕事をやっているときはモチベーションがなかったな」という時期を整理するイメージです。

これは、あなたが「どんな仕事が好きで、どんな仕事が嫌いなのか?」を自分自身で知るために有効です。

身につけた経験・スキル

身につけた経験・スキルは、すでに書いてある仕事内容に併せて「そこで学んだ経験・スキルは?」と考えて書くのが最も簡単です。

たとえば、営業職としての仕事内容を書いた後に、「入社当時よりも顧客獲得率・売上をあげられるようになった」「短い時間で顧客対応ができるようになった」ということが書けるでしょう。

感覚的なことでも良いので、思いつくことを箇条書きで書いていきます。

 

2 Will(したいこと)の自己分析

これまでのキャリアの振り返りをおこなったことで、「仕事内容」「やる気が高かった時期・低かった時期」「身につけた経験・スキル」が紙に書き出されているでしょう。

次にやるべきことが、「したいこと」の自己分析。ここで、あなたが転職先でどのような仕事がしたいのかを書き出していきます。

すでに、やる気が高く経験・スキルを積んだ仕事は明らかになっているはずです。その中で、転職先企業でやりたい仕事を書き出してみましょう。

たとえば、次の企業へ事務職として応募するのであれば、「顧客対応のスキルを活かして社内のコミュニケーションを活性化させたい」「営業職のサポート役として事務作業や資料作成をサポートしたい」というように書けるのではないでしょうか。

 

3 Can(できること)の自己分析

Willの自己分析では、あなたが前職の経験を活かしてどのような「できること」があるのかを整理していきます。場合によっては、できることを整理した後に、もう一度「Willの自己分析」へ戻ることも可能です。

できることは、すでに「キャリアの振り返り」で整理されています。それを具体的に書き出していきましょう。

  • 個人営業の経験を活かして新規顧客開拓ができる
  • 管理職経験を活かしてマネジメントができる
  • 資格を活かして専門的な仕事ができる

上記の例では具体的ではありませんが、すでに経験済みの仕事であれば、具体的に書き出すことができるはず。まずは慎重に、あなたができることを整理していきます。

 

4 Must(やるべきこと)の自己分析

最後におこなうのが「やるべきこと」の自己分析。これは、あらかじめ応募企業を決めておくことで、ハッキリさせることができる自己分析です。

応募企業それぞれには、「求める人材像」が必ずあります。

ハッキリ書かれている場合と、募集要項に書かれている場合とがありますが、「応募企業がどんな人材を求めているか?」を知ることが必要です。

その上で、3の「できること」で知ることができた経験・スキルのうち、どれが応募先企業に必要なのかを箇条書きにしていきます。

たとえば、あなたが営業職としての新規顧客開拓スキルがあるとします。そうすると、「個人営業を主とする営業職」を募集している企業では、あなたのスキルが存分に生かせるでしょう。


自己分析の方法として、最も深く自己分析をすることができる「4つの軸」をご紹介しました。

上記の方法で難しいと感じる方は、もっと手軽な分析方法もあります。

「リクナビNEXT」と呼ばれる転職サイトの自己分析ツールを用いると、あなた自身の強みを簡単に知ることができますので、おすすめです。

また、下記記事でも簡単に時期分析ができる方法をご紹介しています。

おすすめ記事:転職活動に必須の「キャリアの棚卸し」とは?

 

職務経歴書の書き方|基本ルールと見本

職務経歴書の書き方|基本ルールと見本
はかせ

職務経歴書に書く内容は、合計7つじゃ。

それぞれの内容がとても濃いため、自己分析の内容を踏まえて丁寧に書いていこう!

ぼっち

応募企業の面接官が転職する人を評価する最初の資料だし、頑張って書いておきたいね。

職務経歴書に書くべき内容は下記の7つです。

  1. 職務要約:職務経歴書を要約する
  2. 勤務中の企業:勤務中(前職)の企業の社名・規模・事業・役職
  3. 職務経歴:これまで経験してきた仕事内容
  4. 経験・スキル:職務経歴に基づくあなたの強みとなる経験・スキル
  5. 資格・免許:所得しており、業務に関連する資格・免許
  6. 自己PR:応募企業に強みを伝えアピールする
  7. 志望動機:応募企業に転職したい理由をアピールする

解説する7つの項目ごとにポイントをおさえていき、あなただけの職務経歴書を完成させましょう。

 

1 職務要約

職務経歴書は絶対に最後まで読まれる保証はなく、大手企業や採用人数が多い企業であれば特に職務要約で短くあなたの強み・魅力を伝える必要があります。

そのためには、下記の3つのポイントでまとめてみましょう。

1 経歴要約

前職の企業に入社後、「どのような仕事を何年やっていたか?」を簡潔に説明します。

〇〇株式会社へ新卒入社後◯年間、法人向け営業職として既存顧客との関係構築を主とした業務としておりました。自社製品を継続して発注していただくためのコミュニケーションや、新たなプランの提案を顧客法人に行うこと念頭に置いていました。

2 自己PR

次に必要なのが簡潔な自己PRです。こちらも短く説明することが大切ですが、後ほど書き込む自己PRと矛盾したことを書かないように注意しましょう。場合によっては、後回しにしても構いません。

既存顧客との関係構築の中で、より顧客にとってメリットのある提案ができることをモットーとしておりました。また、新規顧客開拓分野でも業務を行っており、適切なソリューションを新規・既存顧客両方に提供できるよう尽力しておりました。

3 意欲

最後に「意欲」です。こちらは、「今後あなたがどうしていきたいか?」を伝えましょう。転職後、これまでの強みを活かしてどのように成長していきたいのかを簡潔に述べます。

今後は営業職として新規顧客開拓・既存ルートでの関係構築の両方のスキルを伸ばしつつ、これまでの提案型営業にさらに磨きをかけていきます。その上で、貴社に売上・成果で貢献したいと考えております。

もし、要約するほど書く内容が思いつかない場合には、一度職務要約を後回しにしても構いません。最初に2以降の項目を埋めていき、それを簡潔にまとめる方法もあります。

 

2 勤務中の企業

「勤務中の企業」には、いま現在勤めている企業の情報を記載するのみです。すでに退職している場合には、最後に勤めた会社の情報を記載します。

  • 勤務した期間
  • 会社名
  • 事業内容
  • 売上高
  • 従業員数
  • 上場
  • 勤務形態(正社員・派遣など)

前職の情報を忘れてしまった場合には、間違いのないように事前に調べておきましょう。

 

3 職務経歴

職務経歴は、職務経歴書の中でも特にあなたの評価を決める上で重視される項目です。そのため、抜けもれなく確実に情報を記載していく必要があります。

職務経歴の書き方は「編年体式」「キャリア式」の2つのパターンがあります。編年体式が一般的な書き方で、時間の経過に併せて時系列で職務内容を記載していきます。

キャリア式の書き方は、転職回数が多い人や技術職などの専門職の方が、見やすくPRするときに便利な書き方ですが、あまり使われることが少ないため省略します。

編年体式の職務経歴に書く項目

配布しているテンプレートでは、左枠に「期間」、右枠に部署と役職に加えて主な業務内容を書いていきます。

自由に記載しても構いませんし、仕事内容によって分類の仕方も異なりますが、理由のない場合にはテンプレート項目を活用します。

  • 担当プロジェクト(担当した業務)
  • プロジェクト内容(業務内容)
  • 実績(どんな仕事の成果があったか?)

必要であれば担当した業務ごとにいくつ書いても構いません。どんな仕事を担当し、どんな実績があるのかを書きます。

事務職など、直接売上につながらない仕事であっても、「仕事でどんなことを成し遂げたか?」という観点で書けば、職務経歴のアピールポイントになります。

複数回転職した経験のある人は、新しい順に書いていきます。

 

 

4 経験・スキル

経験・スキルは、参考例のように特定の経験・スキルに分けて記載します。

書くときの注意点としては、「応募企業に関連のある経験・スキルを書く」ということ。応募企業でまったく必要ない経験・スキルはほとんどの場合ありません。

「どうやって今の自分の経験・スキルを活用したいか?」は、自己分析でおこなった「Must(やるべきこと)」を参考に書いていきます。

 

5 資格・免許

資格・免許も、経験・スキルと同様に「応募企業で活用できる資格」を書いていきます。こちらは、各必要のない情報を書きがちなので注意が必要です。

ただし、少しでも活用できそうな資格・免許であれば積極的に書いて構いません。

 

6 自己PR

自己PRの欄では、「あなたの強みをどのように活かして企業で働きたいのか?」を説明していくことが重視されます。

参考例を下記に記載して解説していきます。

営業の仕事では、法人営業の部署に所属しておりました。チームメンバーは対象顧客の業界が多岐にわたるため、それぞれの分野で担当をアサインする体制を取っています。その中で、自身の専門分野・得意分野の知識と情報収集に勤めつつ、担当する顧客との関係構築のみならず、さらなる提案を含め営業職として成果を上げるべく努力してきました。

また、チームメンバー個々で別個に発生する課題については、全メンバーで進捗管理を行う体制を提案したことで、進捗報告の文化を部署内に作ることができました。

課題に対して一人が責任を感じ対処するよりも、メンバー全員でスキルとメンタルケアの観点から対応することを継続した結果、チーム売上は目標未達者が0となり、売上目標は13ヶ月連続で達成しています。

あなたが業務を遂行する上で達成したことや解決した課題を具体的に示すこと、また、売上や達成した目標・ノルマを具体的に示すことが、あなたの成果をよりイメージしてもらうために重要です。

 

7 志望動機

志望動機の欄では、「応募企業に入りたい理由」「応募する職種・役職で働きたい理由」を簡潔に説明していきます。

参考例を下記に記載して解説していきます。

現職では中小企業のルート営業を主として〇〇という製品を取り扱っております。チームメンバーとの連携を保ちながら課題解決をおこなう仕事には充実感を感じており、スキルアップも十分考えられる仕事だと実感しています。

しかし、私個人としては今現在担当している業界の専門性を高める上で限界を感じており、さらに営業職としてスキルアップを続けていく上では、自分の専門知識を活かした上でさらに業界知識を深めることができ、解決すべき顧客の課題も大きい貴社の取り組みに魅力を感じています。

部署内でのマネジメント経験や営業職としての個人のスキルを活かせることはもちろんのこと、課題に対するソリューションとしての事業内容に深く共感していることが、貴社を志望する理由です。

志望動機には特に決まった型があるわけではありません。しかし、「今の仕事を辞める理由」「応募企業を志望する理由」「応募職種・役職を志望する理由」を簡潔に説明することが基本になります。

また、自己PRで伝えきれなかった「あなたが活躍できること」をアピールすることも大事です。

 

職務経歴書FM・テンプレートダウンロード

 

職務経歴書の送付マナー|送付状準備と郵送・メール送信の方法

職務経歴書の送付マナー|送付状準備と郵送・メール送信の方法
はかせ

職務経歴書は書くだけではなく、「送り方」も重要なんじゃ。

転職者としてのビジネスマナーをしっかりおさえておこう。

ぼっち

送付状とか、封筒の書き方とかは、「いまさら聞けない知識」って感じだよね。。

応募企業へ履歴書や職務経歴書を送付する際には、基本となる注意点やマナーがあります。具体的には、下記の2つです。

  1. 選考書類と一緒に送る「送付状(カバーレター・送り状・添え状)」の準備
  2. 選考書類の送り方

1と2のそれぞれの注意点について、解説していきます。

 

1 送付状(カバーレター・送り状・添え状)の書き方 ※郵送のみ

送付状とは、応募企業に対して「誰が」「どんな書類を」「なぜ」送ったのかを説明するための書類です。

送付状は必ず送るべきものではないのですが、人事担当に対してあなたに興味を持ってもらうためのひとつの方法です。

また、基本的なビジネスマナーでもあるため、履歴書・職務経歴書を送付する際には送付状を一緒に送りましょう。

送付状の参考例

送付状参考例

 

送付状の書き方のポイント

送付状は採用に直接関係のある書類ではありませんが、人事担当者に対して親切です。これから応募企業への入社を目指す上で絶対に損することはありません。

送付状作成時の注意点は、下記の通りです。

  • 日付:提出する日付(投函する日)を記入
  • 宛先:「企業名+担当者名+様」と記入(名前が不明な場合には「担当者様」)
  • 連絡先:あなたの住所・電話番号・氏名を記入
  • 書き出しと結び:「拝啓」と「敬具」、「記」「以上」は必ず記載する

志望動機などを送付状に書くケースもあるようですが、すでに履歴書や職務経歴書に書いてある情報のため、必ず書く必要はありません。

送付状FMのダウンロード

上記画像の送付状のテンプレート(FM)は、下記ボタンよりダウンロードすることができます。PCで作成する場合には、「Microsoft Word」が必要です。

 

2 履歴書の送り方

履歴書と職務経歴書を一緒に送るときにも、注意すべきポイントがあります。

「郵送」「メール送信」のどちらの方法で送るのかは、応募企業の説明により異なります。どちらの場合でも対応できるようにしておきましょう。

 

郵送の場合

郵送の場合に注意すべきポイントは、「封筒の準備」です。封筒を出す機会がこれまでなかった人や、封筒の出し方が不安な方は、下記の参考例を参考に封筒を作成しましょう。

封筒の書き方 参考例(オモテ:左、ウラ:右)
封筒の書き方 参考例(オモテ:左、ウラ:右)
封筒の作成の注意ポイント
  1. 封筒:白・茶封筒を使用し、送る書類を折る必要のない封筒サイズを使います。
  2. 書類の入れ方:「送付状」→「履歴書」「職務経歴書」を順に入れます。クリアファイルに入れた後に封筒にしまうと親切です。
  3. 切手:料金不足で送付されていない場合があるため、窓口より発送します。
  4. 住所:都道府県、番地、アパート名などを省略せずに記載します。
  5. 宛先:企業名、担当者名を宛名にします。「企業名+御中」「担当者名+様」、部署名と担当者がわからない場合には「採用ご担当者様」と書きます。
  6. 注意書き(応募者在中):重要な書類であることを示すマナーとして、赤字で「応募書類在中」と書きます。
  7. 送り主:裏面には、応募者・送り主である自分の住所と氏名を書きます。
  8. 〆印:留め具は一般的でないため、「〆」と口部分にをまたいで記載します。

封筒の作成にはあまり時間がかからないかもしれませんが、注意すべきことが多いため慎重に行いましょう。

 

メール送信の場合

メール送信で応募企業へ応募書類を送信する際にも様々なマナーがあります。マナーは下記の3つです。

  1. 履歴書はエクセルファイル or ワードファイルで添付する
  2. ファイルにパスワードを設定する
  3. パスワードは別途送信する ※参考記事:「Excelでファイルにパスワードを設定する方法」
  4. 送信時のメール文を整える

履歴書はExcelもしくはWordで作成することが多いと思いますので、pdfファイルで保存せず、作成したソフトのファイル形式で送付しましょう。

また、ファイルにパスワードを設定しておくことで、情報管理を徹底した上で送付していることをアピールすることができます。パスワードは、送付するメールの後に改めて送りましょう。

下記では、送付するときのメール例文をご紹介しています。

履歴書・職務経歴書送信時のメール文 例文

件名:中途採用応募の件|履歴書送付 転職太郎

本文:

株式会社〇〇
採用担当者 〇〇様

はじめてご連絡させていただきます。
転職太郎と申します。

このたび御社の求人情報を〇〇にて拝見し、御社の〇〇職への応募をさせていただきます。
まずは、メールにて応募書類(履歴書・職務経歴書)を送付させていただきますので、ご査収いただきますようお願い申し上げます。

なお、添付ファイルにはパスワードを設定しております。
パスワードは、この後のめメールでお送りいたしますので、併せてご確認をお願い申し上げます。

お忙しいところ誠に恐縮ですが、一度面接の機会をいただけましたら幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします。

———-
〒〇〇〇-〇〇〇〇
〇〇県〇〇市◯丁目◯番地
TEL:✗✗✗-✗✗✗✗-✗✗✗✗
メール:✗✗✗✗@✗✗✗✗
転職 太郎
———-

パスワード送信時のメール文 例文

件名:中途採用応募の件|パスワードの連絡 転職太郎

本文:

株式会社〇〇
採用担当者 〇〇様

お世話になっております。
転職太郎です。

先ほど、送付しました選考書類の添付ファイルパスワードは以下になります。

———-
◯✗△□◯✗△□
———-

何卒よろしくお願いいたします。

———-
〒〇〇〇-〇〇〇〇
〇〇県〇〇市◯丁目◯番地
TEL:✗✗✗-✗✗✗✗-✗✗✗✗
メール:✗✗✗✗@✗✗✗✗
転職 太郎
———-

メール本文の書き方に自信がない方でも、上記の書き方を参考にすることで問題なく選考書類を送信することができるでしょう。

担当者へ確実に届くように、企業名だけではなく部署名や担当者名を冒頭に書きましょう。また、内容を余計に長くすることなく、簡潔に書くことが大切です。

おわりに|職務経歴書はあなたの人材価値を写す鏡です

おわりに|職務経歴書はあなたの人材価値を写す鏡です
はかせ

職務経歴書を書くのは難しいが、書き方を踏まえて丁寧に考えていけば、必ずオリジナリティのある文章が仕上がるじゃろう!

簡潔にアピールできる内容にするため、今回解説した内容を参考にするんじゃ!

ぼっち

ありがとう、はかせ!

まずは、テンプレートを使って書き始めてみるよ!

今回は、職務経歴書の書き方の基本ルールや、送り方のマナーまで、転職初心者の方がスムーズに職務経歴書を書き、応募企業へ送ることができるまでに必要な知識を解説してきました。

職務経歴書の例文を参考にしながら書き方を解説しましたが、「自分の場合はどう書くんだ?」と不安になった方も多いのではないでしょうか。

その場合、例文をそのまま写すのではなく、ある程度自分で考えてみてから「転職エージェント」にサポートしてもらうこともひとつの方法です。

下記記事では、「オススメの転職エージェント」をご紹介し、活用法も解説しています。

おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ

 

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