転職活動を始めるにあたっては「転職サイト」「転職エージェント」の選び方と使い方がとても大切になります。
建築・土木業界の技術職として転職を考えているあなたは、おすすめの転職サービスを探しながらも「結局、どれを使っても一緒だろうな」と思ってはいませんか?
たしかに、最近は非常に質の高い転職サービスを無料で利用することができるようになりました。そのため、どれを使っても転職自体はそうむずかしくありません。
しかし、本当に入りたい企業、悩みがない職場、満足できる待遇を手に入れるためにはやるべきことがあります。
結論から言いますと、選ぶ転職サービスの数や質によって、転職活動の成功や転職後の満足度には大きな差があるのが事実です。
そこで今回は、建築・土木業界向けの転職サービスの複数利用を解説しながら、おすすめ転職エージェント、転職サイトのランキングをご紹介していきます。
「転職に失敗したくない!」「転職活動が不安!」という転職希望者の方はぜひ参考にしてください。
INDEX
- 1 登場人物紹介
- 2 土木・建築業界の求人はどうやって探すべき?
- 3 建築・土木系技術職の転職活動は転職サービスを「複数活用」すべき!
- 4 転職エージェント登録後の流れ
- 5 建築・土木系技術職の転職におすすめの転職エージェントランキングTOP5!
- 6 転職エージェントの特徴を比較してみました!
- 7 転職サイト登録後の流れ
- 8 建築・土木系技術職の転職におすすめな転職サイトランキングTOP2!|土木建築系求人を探そう
- 9 建築・土木系の技術職の転職活動に必要な3つのこと|転職は世の中が後押ししています!
- 10 【Q&A】建築・土木系技術職の転職でよくある悩みと解決策
- 11 転職エージェントを利用する際によくあるQ&Aと注意点
- 12 まとめ|転職サイト・転職エージェントで転職を成功させよう!
登場人物紹介
通称「ぼっち」。はかせのもとで学んでいる。友達が少ない。ただし鋭い観察眼と理解力がある。少々斜に構えた発言が多いのがネック。
この2人と一緒に、土木・建築業界の正社員転職に必要な情報を学んでいきましょう!
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土木・建築業界の求人はどうやって探すべき?
土木・建築業界の求人って、どうやって探すのが良いんだろう…
ぼっちよ、求人を探す方法は下記のうちどれかじゃよ!
- ハローワーク
- 求人情報誌
- 転職サイト
- 転職エージェント
このうち、一番おすすめなのは転職エージェントを使った求人探しじゃ!
でも、転職エージェントの情報を鵜呑みにしちゃいけないって言われてること多くない??
たしかに、すべてを任せるのではなく、自分で求人をよーく選ぶことが大切じゃ!
しかし、転職エージェントを使えば…
- 転職相談・求人紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策・アドバイス
- 面接日程の調整
- 退職手続きのサポート
ぜんぶをやってくれるから、一人で転職活動を進めるよりも何倍も効率的じゃぞ!
でも、転職エージェントって一度登録したら、絶対に転職しなくちゃいけないんじゃないの?
転職エージェントは無理に転職させようとしてくることはないぞ!
もし万が一紹介された求人に納得いかないのであれば、応募しなくて大丈夫じゃ!
じゃあ、求人を探す方法の一つとして登録しておくべきなんだね。
子どもにしかモノを教えられないはかせと違って頼りになるなぁ〜!
……………………..。
土木・建築業界の転職求人を探す方法はいろいろありますが、最もおすすめの方法は転職エージェントを使った求人探しです。
土木・建築業界の仕事は職人の世界。そのため、職場環境や人間関係などが原因で転職を繰り返してしまう人や、長く働き続けることができない人が多いのも事実です。
普通の転職サイトや、ハローワーク求人は「給料額」「会社名」「従業員の数」「地域」「主な仕事内容」を観て選ぶことができますが、それだけだと転職後に後悔してしまうかもしれません。
また、そもそも自分の経歴や経験・スキルに合っている職場を選ぶのは、結構むずかしいと感じているはず。
転職エージェントを使えば、あなたに合った求人を紹介してくれるだけではなく、面接対策や日程調整、履歴書の添削などもしてもらえるので、一人で転職活動を進めるより効率的です。
転職サイトで求人を探すだけではなく、エージェントを通して求人を紹介してもらえば、給与的にも職場環境的にも満足できる求人を探すことができます。
建築・土木系技術職の転職活動は転職サービスを「複数活用」すべき!
転職サイトってどれくらい使うべきなの?
いい質問じゃ。では、まずはこのグラフを見てくれ。
出典:『リクナビNEXT』
へぇ、転職がうまくいってる人は4社以上並行して使ってるんだね。
その通りじゃ。
どんな転職エージェントであっても、担当者は複数人いるし、それぞれで得意分野やキャリアも異なる。
つまり、どんな時でも自分の望むエージェントに巡り会えるとは限らないのが現実じゃ。
恋愛と同じだね。
そうじゃ。転職は毎日するようなものではない。自分にあったエージェントや担当者と出会うには複数掛け持ちすることが大事じゃ。
あ、恋愛の掛け持ちはダメじゃぞ!ハハハ!
じじぃうるせぇぞ。
転職エージェント登録後の流れ
転職エージェントを活用すべきなのは分かったけど、使い方や登録後の流れが分からないや。
転職エージェントの一般的な「登録後の流れ」は次のようになる。
- 個人情報入力後、エージェントからカウンセリング(転職の相談)の日程調整の連絡が来る。
- エージェントとのカウンセリング(転職の相談)を行う。
- 相談を踏まえてエージェントが求人を紹介してくれる。
- 履歴書などの書類準備&応募する企業を決める。
- 面接準備をエージェントと相談しながらする&面接本番。
- 内定後、入社日や給与などの条件交渉をエージェントを通じて行う。
転職エージェントの会社ごとに流れが異なる場合もあるが、おおよそこの流れをおさえておけば大丈夫じゃ
博士とは違って親切だなぁ。
(一人では応募先企業へ聞きにくいことも、エージェントに代わりに相談できるんだね。頼りになるなぁ。)
ぼっちよ、ホンネとタテマエが逆になっとるぞ…。
建築・土木系技術職の転職におすすめの転職エージェントランキングTOP5!
では、具体的に企業探しをする際におすすめなサイトをランキング形式でご紹介するぞ。
1位 マイナビエージェント|20〜30代の転職活動に最適!
『マイナビエージェント』の特徴
有名な就職サービス『マイナビ』が運営する転職エージェントサービスが「マイナビエージェント」です。
キャリア事業の大手ならではの信頼感と、太いパイプが売り。
特に20〜30代向けの求人情報に強みがあるため、転職が初めてで不安な若手社会人の方におすすめです。また、相談しながら転職活動を進めたい人にとっても力強い味方になってくれます。
20〜30代の方はほかの転職エージェントと同時に登録しておくことをおすすめします。
どんな人にオススメ?
- 希望する職種・業種が複数ある方。
- 大企業からベンチャー企業まで、あらゆる選択肢を考えているが転職に自信がない方。
- 20〜30代、第二新卒の方で、転職活動の選択肢を増やしたい方。
2位 リクルートの転職サービス『リクルートエージェント』
『リクルートエージェント』の特徴
「リクルート」が運営するエージェント型転職サービス。最大の特徴はリクルートのパイプを活かした多数の求人案件にあります。
業界ごとに精通したアドバイザーが、給与等の条件や面接対策などといったサポートをしてくれます。
転職に不安があるが、選択肢は多く持ちたい方が活用できる転職サービスです。
土木・建築業界に特化しているわけではありませんが、求人数が多く正社員求人が探しやすいです。ほかの転職エージェントと併用し、紹介してもらえる求人を見比べると良いでしょう。
転職エージェントを使うべきか悩んでいる方も、とりあえず登録しておきましょう。
土木・建築業界の転職におすすめである理由
- 総合型転職エージェントNo.1クラスの実績で土木・建築業界の求人数が豊富
- 初めての正社員転職でもしっかりサポートしてくれる
- ハローワークや求人情報誌と併用すると求人を見比べることができて便利
3位 非公開案件多数!『DODA転職支援サービス』
『DODA」の特徴
DODAでは登録者に対して、サイトに公開されていない求人をキャリアカウンセリングの中でご紹介しています。
業界・職種に精通した専任のキャリアアドバイザーがあなたのキャリア、お持ちのスキルを総合的に判断し、 現在の転職市場において強みとなる部分、弱点となる部分を整理します。
DODAは他エージェントと比較して求人数が多く、数多くの求人を紹介してもらうことができます。
リクルートエージェントと合わせて使用すれば、正社員求人が見つからないということはほとんどないでしょう。
土木・建築業界の転職におすすめである理由
- 転職相談やキャリアカウンセリングを通して求人を紹介してくれる
- 履歴書の書き方や模擬面接対策など、手厚いサポートがある
- 自分にあった企業がなかなか分からなくても利用しやすい
4位『正しい転職』を助けてくれる『パソナキャリア』
『パソナキャリア』の特徴
『パソナキャリア』は、転職エージェント。手厚い転職サポートを登録後から採用まで一貫して行ってくれます。(すべて無料)
キャリアや転職に関する悩みがある方にとっては、求人案件を探すだけではなく、そもそもの働き方や求める条件を絞りこむことが大切です。
『パソナキャリア』であれば、転職活動における悩みを抱えずに採用までスムーズに行くことができるでしょう。
未経験転職にはあまり向きませんが、「年収アップ転職」を目指すならパソナキャリアを利用しましょう。
すでに3年以上実務経験のある方(20代後半〜30代)におすすめです。
土木・建築業界の転職におすすめである理由
- 転職活動に不安や漠然とした不安があっても親身にサポート
- 経歴・経験・スキルから適性にあった求人を紹介してくれる
- 女性の転職に強みがある
5位 質の高いエージェント『ワークポート』
『ワークポート』の特徴
25歳〜29歳の転職者に特に利用されている転職サービス『ワークポート」の特徴は、転職相談をしてくれるエージェントの質の高さにあります。
年収300万円の方々の利用者が60%を超えており、親身に転職に関する相談にのってくれます。
年収があまり高くない人や、経歴に自信がない人は、転職エージェントに登録するのをためらうことが多いはず。
そんな方でも、ワークポートなら気軽に利用することができます。
親身に相談にのってくれるため、これから土木・建築業界に未経験転職したい方におすすめ。
土木・建築業界の転職におすすめである理由
- 23歳〜35歳の転職者に強み
- 未経験転職に特化したサポート内容
- 対応が早く急ぎの転職に向いている
転職エージェントの特徴を比較してみました!
選びきれない人のために、求人数やサポート内容を比較してみたぞ!
サービス名 | 土木・建築業界 求人数 |
選考書類対策 | 面接対策 | 対応の早さ |
---|---|---|---|---|
マイナビエージェント | 290件 ○ | ○ | ○ | ○ |
リクルートエージェント | 1,400件 ○ | ◎ | ◎ | ○ |
DODA | 7,219件 ◎ | ○ | ○ | ○ |
パソナキャリア | 4,853件 ○ | ◎ | ◎ | ○ |
ワークポート | 1,513件 ○ | ○ | ○ | ◎ |
転職エージェントもそれぞれに特徴があるんだね!
- マイナビエージェント→転職が不安な20代〜30代の転職者が利用すると便利
- リクルートエージェント→とにかく最初に登録しておくべきエージェント
- DODA→土木・建築業界の求人数が圧倒的に多い
- パソナキャリア→正社員経験あり・土木・建築業界での実務経験ありなら登録しておくべき
- ワークポート→対応スピードが早い。未経験転職で利用すべき
こんな感じかな。
えっ、もう調べたの???
資格なし・未経験から事務職を目指す方は、この5つのうち4つ以上に登録しておきましょう!
転職サイト登録後の流れ
転職エージェントではなくて、自分でとにかく求人を見て決めたい人はどうすればいいの?
エージェント以外にも求人を探す方法はたくさんある。転職サービスも業界や掲載企業に特徴があるから、自分に合う転職サイトを探すべきじゃな。
一般的な転職サイトの「登録後の流れ」は下記のようになる。
- 求人を検索し応募する。
- 書類選考のため、履歴書・職務経歴書をメールか郵送で送る。
- 書類選考通過後、日程を合わせて面接(日程調整等は転職サイトを通して行う)
- 合否発表(面接は複数回行う場合が多い)
また、「プライベートオファー」を受けることができる転職サイトもあるんじゃ。
プライベートオファーとは、自分の職歴・スキル・希望職種などを登録することで、企業側からのオファーを受けることができるシステムじゃ。積極的に活用すべきじゃな。
はかせにはオファー、来ないだろうね…。
さすがにひどすぎない?それ。
建築・土木系技術職の転職におすすめな転職サイトランキングTOP2!|土木建築系求人を探そう
「相談とかいいからとにかく企業だけ知りたい!」という方はこちらのサイトが使いやすいぞ。
管理職求人を探すなら!『ビズリーチ』
『ビズリーチ』の特徴
『ビズリーチ』は人材紹介型の転職サービス。転職エージェントによるサポートを基本として、転職活動→採用を進めていくことができます。
年収600万円以上のキャリア・経験がある方であれば、ヘッドハンターや転職のコンサルタントから好条件の求人を紹介してもらうことができます。
どんな人にオススメ?
- 年収600万円以上でキャリアを再開したいビジネスパーソン。
- 厳選された求人やヘッドハンティングによる求人を受けたい方。
- 自分の専門分野を活かし、転職先には好条件のキャリアを求める方。
サポート豊富の転職サービス『リクナビNEXT』
『リクナビNEXT』の特徴
『リクナビNEXT』の最大の特徴は、「グッドポイント診断」と呼ばれる自己分析ツールを最初に活用できる点。転職活動は、ご自身の強みや得意分野などを明確にすることが大切ですが、なかなか自分で理解するのは難しいもの。
『リクナビNEXT』では、登録後に自己分析のための診断をすることができます。また、その診断結果は、実際に応募時に診断結果を添付することもできます。
転職活動の基本からサポートしてもらえるので、「転職したいけれど、何をすればいいかわからない」という方にこそオススメのサービスといえます。
どんな人にオススメ?
- 転職活動に不安があり、最初に何をすればいいか分からない転職希望の方。
- 自己分析など、転職活動に必要な情報を診断したい方。
- 多くの求人情報から、希望する条件の求人を見つけたい方。
建築・土木系の技術職の転職活動に必要な3つのこと|転職は世の中が後押ししています!
職場の人間関係、給与や待遇への不満、他のやりたい仕事が見つかった、など転職する理由は人それぞれです。
企業の寿命が1人の生涯労働期間を下回った今、転職希望者は年々増加しています。
2017年現在、転職求人数は前年同月比120.1%、転職希望者数は前年同月比139.7%と需要・供給ともに伸びていることが分かります。つまり、世の中が転職を後押ししているのです。
参考・引用:「DODA転職求人倍率レポート」
求人倍率の傾向を見れば、どれほど転職がふつうのことなのか、お分かりいただけるでしょう。
転職活動はそれほど珍しいことではないことがわかったよ!
…でも、転職する時にはどんなことが必要なの?
転職には
- キャリアの棚卸し
- 転職する目的の再考
- 具体的な転職先の絞り込み
の3つが必要なのじゃ。
どれも大事じゃがこの記事でも紹介している転職サービスなどを使って幅広く企業を検討することが鍵となってくるのじゃ。
転職に必要な3つのことは下記記事でもやり方を解説しておる。転職者はこの3つをおさえておくべきじゃな。
そうなんだ。
てか今思ったんだけど、子供と博士(公務員)のコンビって一番転職と無縁だよね。ウケる。
…………………………。
キャリアの棚卸しや業界・企業の情報収集は、転職エージェントを使うと楽にできます。転職に悩んでいる方も、ぜひ転職エージェントを通して相談してみることをおすすめします。
【Q&A】建築・土木系技術職の転職でよくある悩みと解決策
転職サイトかエージェントを使うべきなのは分かったけど、悩みが絶えなくてねェ↑
…悩みがあるなら、下記の解決策を見てみるんじゃ!
悩みが解決するかもしれんぞ。
ここでは、建築・土木業界の技術職の転職者に向けて、転職者がよく悩みがちなことや疑問と、それに対する答えをQ&A方式で解説していきます。
転職活動は、不安な部分を解消したうえで慎重に進めることが大切です。ぜひ、あなたの悩みもここで解決していってくださいね。
1 女性が建築業界へ転職するなら、どの転職サイトがおすすめですか?
女性が建築業界で転職するのは、以前よりも難しくなくなってきました。オフィスワーク系の求人がありますし、設計業務などを未経験から目指すことのできる求人もあります。
そのため「求人がまったくない」ということはないので、転職活動を始めるべきです。
ただし、重要なのはあなたにとってその求人がマッチしているかを慎重にチェックするべきです。たとえば、未経験可で入りやすい求人だとしても、職場の雰囲気や人間関係に問題があるかもしれませんよね。
転職に後悔する理由のほとんどは、入社前〜入社後の雰囲気・風土・人間関係のギャップなのです。
そのため、面接を受ける前に職場の雰囲気など実情を教えてくれる転職エージェントを通して、求人を探すことをおすすめします。
2 建築業界へ未経験から転職することは可能ですか?(施行管理・営業など)
建築業界へ未経験から転職することは可能です。大手転職サイトを見てみると「未経験可」と表示されている求人が数多く見られます。
また、研修制度などが充実している企業に入社すれば、未経験から施行管理・機械設備の保全業務を担当することも可能です。
また、少し技術職とはズレますが、不動産などの営業職も、学歴・経歴不問で年収アップできるチャンスです。
いずれの場合も、上記でご紹介している転職エージェントに登録し、「未経験可で建築業界を目指したい」という要望を通すことで求人を紹介してもらうことができるでしょう。
3 建築・建設業界へ異業種・異職種・他業界から転職することは可能ですか?
建築・建設業界へ、ほかの業界から転職したいと考えている方も、未経験の方の転職と同様に求人を見つけることは可能です。
未経験の方の場合は、とにかく未経験可で研修制度が充実している仕事を探すことが先決です。一方、ほかの業界・職種・業種から転職する方の場合は、これまで得てきた経験・スキルや経歴から、キャリアアップ、年収アップを狙うべきです。
たとえば、あなたがこれまで営業職として働いてきたのであれば、営業職として建築・建設業界に入ったほうが良いです。
また、30代以降の管理職・マネージャークラスであれば、「ビズリーチ」などのスカウトサービスと転職エージェントを同時に活用して、年収アップを目指すべきでしょう。
ただし、建築・建設業界に詳しくないと、どんな経歴やスキルが活かせるのか、よく分かりませんよね。そのため、まずは転職エージェントに相談し、あなたにどんな適性があるのかを明確にしてもらいましょう。
4 土木・建築業界から転職するにはどの職種・業種がおすすめですか?
土木・建築業界から、ほかの業界・職種・業種に転職する場合、あなたがこれまでの経験を活かした働き方をしたいのか、まったくの未経験分野で仕事を始めたいのか、そのどちらなのかで大きく転職活動の方法が変わります。
結論から述べますと、「これまでの経験を活かして年収を維持しつつはたらきたい」のであれば、同じ業界内で年収額が高い仕事に変えたほうが良いです。
たとえば、建築士の資格やCADオペレーターとしての経験などをお持ちの方は、同じ職種で高年収を期待できます。
一方、異業種・異職種・他業界を目指すのであれば、未経験転職になります。年収が下がるのはほぼ間違いありません。
そのため、異業種・異職種・他業界に転職できる方は、20代後半まででしょう。それ以上の年齢の方の場合は、今の業界で専門性を磨くほうが望ましいです。
5 建築・土木業界の転職で有利な資格は?
建築・土木業界の転職で有利な資格はたくさんあります。ただし、資格を持っているからといって、転職活動自体が劇的に有利になるかというと、そういうわけではありません。
そのため、すでに今建築・土木業界で働いていて、ほかの職場に転職しちゃいと考えている方は、経歴・スキルを整理して、面接や職務経歴書でアピールできるように準備するほうが大切です。
また、未経験から建築・土木業界に転職する場合ですが、資格取得を待っていると転職時期を逃してしまうことになりますので、「資格取得をしてから転職する」というのはおすすめできません。
それよりも、実務経験を得ながら学ぶほうが良いです。会社の中には、資格取得支援制度がある求人もありますので、転職エージェントに相談することをおすすめします。
6 建築設計・設備施行管理技士・ハウスメーカーの施行管理の求人を探したいのですが…
建築設計・設備施工管理技士といった技術職の方は、すでに探したい求人が決まっている状態です。そのため、転職サイトで検索すれば、良い求人がいくつか見つかります。
しかし、ここで悩んでいるということは、「自分に合っているかどうかわからない」と感じているのではないでしょうか?
たとえば、職場のイメージや雰囲気、会社の風土などは、職種から求人を検索したところで調べられないことが多いですよね。
しかし、職場の人間関係や雰囲気は転職エージェントに教えてもらうことができます。
また、同じ建築設計や設備施工管理技士でも、年収額交渉を内定後にしてくれるため、一般の求人サイトで転職するよりも希望条件に合ったかたちで転職することができるのでおすすめです。
「面談→求人紹介」が普通の求人検索と違うので抵抗があるかもしれませんが、確実に楽ですし質の高い求人を紹介してもらえるので、ぜひ使ってみましょう。
7 土木公務員(土木職・土木施工管理)の求人はどう探せば良いですか?
土木職の公務員求人は、通常の公務員試験の採用枠を各自治体ごとに探し、そこから試験対策を始め勉強をしていく必要があります。
ただし、土木職公務員の求人は、一般の大手求人サイトでも掲載しています。
掲載期間や応募期間は企業の求人よりもかなり限られているので、土木公務員として転職したい方は、上記でご紹介している転職サイト「リクナビNEXT」に登録しておきましょう。
また、公務員を目指すのであれば、「リクルートエージェント」などの転職エージェントにも登録しておきましょう。あなたの希望条件に合った求人があれば、紹介してもらうことができます。
転職エージェントを利用する際によくあるQ&Aと注意点
転職エージェントを使うべきなのはわかったけど、いろいろ不安があるなぁ…
転職エージェントを使う前によくある悩みや不安を解消しておくことが大切じゃ!
有効活用できるように、ここで不安なことを解決していこう!
1 転職エージェントって電話をかけてくるの?
転職エージェントは、登録後に担当コンサルタントがつくことであなたの希望条件に合った求人を紹介してくれます。
また、面接対策やキャリア相談、面接や入職日の日程調整も代行してくれる力強い味方です。
転職サイトとは異なり、転職エージェント登録後には、あなたが登録した電話番号を通して連絡をしてきます。
メールだけの連絡で済む転職エージェントはほぼないので、あらかじめ電話がかかってくる準備をしておきましょう。
ただし、電話を取る時間がない方は後からメールで連絡されることもあります。
2 転職エージェントって電話面談・質問のみは可能?
登録後の電話はほぼかかってきますが、電話面談のみで求人を紹介してくれる転職エージェントは多数あります。特に、全国対応の転職エージェントではその傾向にあります。
そのため、実際に面談ができない地方在住の方などでも転職エージェントを利用することが可能です。
3 転職エージェントを掛け持ち(複数登録)していることって伝えるべき?
転職エージェントは、「複数登録」がおすすめです。複数登録してはいけない規約などはないので、特に心配する必要はありません。
しかし、実際に転職エージェントを複数登録していると求人案件がかぶることがあるため、できることなら転職エージェントの担当者に「複数登録していること」を伝えるべきです。
複数登録していることを伝えても、不利な条件に置かれるわけではありませんし、担当者もさらに本気になって、あなたにあう求人を見つけようと努力してくれるはずです。
4 複数の転職エージェントで同じ案件に応募可能?
転職エージェントに複数登録していると、紹介される求人がかぶってしまうことがあります。できれば事前に「〇〇と〇〇はすでに紹介されている」と伝えることがベターです。
しかし、かぶってしまうことはよくあることなので、申し訳ない気持ちになる必要はないでしょう。転職エージェント側も、それは十分承知しています。
ただし、掛け持ちしていることをムリに隠して話をすすめると、異なる転職エージェントからそれぞれ同じ企業に応募してしまうケースがあります。
これは企業側にもエージェント側にも迷惑がかかりますので、絶対にあいまいな返答はしないようにしてくださいね。
5 転職エージェントってどうやって退会するの?
転職エージェントは、登録したら必ず応募しなければならない規約はありません。そのため、いつでも退会することが可能です。
「マイページログイン」などの機能がある転職エージェントでは、お問い合わせ欄から退会手続きをおこなうことができるものもあります。
ただ、一般的には、登録後に担当してくれるコンサルタント(アドバイザー)に直接電話かメールで連絡したほうが早いです。
退会しても何か不利になるようなことはありません。転職エージェントを絞り込みたい、良い求人がないという場合には、それほど気兼ねせずに退会しましょう。
6 担当者の質が悪いときや紹介される求人が合わないときはどうするべき?
転職エージェントは、あなたの希望条件を面談を通してヒアリングし、条件に合った求人を紹介してくれます。転職者一人ひとりに担当がつくため、1対1でサポートを受けることが可能です。
細かなコミュニケーションを取ってもらえる一方で、どうしても性格や対応が合わないと感じる担当者だったり、紹介してくれる求人が的外れ…ということもあり得ます。
複数活用しておけば、仮にひとつのエージェントが合わなくても求人を紹介してもらえることができます。また、担当者を変えてもらうこともできますので、柔軟に活用することが大切です。
もし紹介される求人が自分には会わないと感じたときは、きっぱりと断りましょう。断る理由を伝えることで、より自分に合った求人を紹介してもらえる確率が高まります。
まとめ|転職サイト・転職エージェントで転職を成功させよう!
いかがじゃったかの?
ぜひ複数比較しながらあなたにとって最良の企業を見つけてくれたら幸いじゃ!
博士も転職するの?てか博士ってなんの研究してんの?
そういうことはお母さんに聞きなさい。
さらに詳しく転職エージェントの使い方を知れば、土木・建築業界の正社員転職求人の探し方が分かります。下記記事もぜひ参考にしてください。
おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ
END
何を専門としているのかよく分からないが、何でも知ってる物知り博士。「ぼっち」という名前の教え子がいる。最近は痛風に悩まされている。