今回は、インテリア関連の職種への転職を検討している方が知っておくべき「未経験からの転職方法」をご紹介しています。
インテリアに関する仕事をしたいと思っている方の中には、「実際に転職する方法が分からない」という方が多いでしょう。
また、建築業界と密接な関わりがあるため、「どのように仕事を探せばいいのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。
そこで、インテリア系の職種をご紹介し「未経験から転職する方法」をご紹介していきます。転職を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
それを自分で行っちゃうあたり、大物じゃな…
じゃが、インテリアは未経験でも目指せる場合もある!選択肢としては間違っていないぞ!
やった!!!じゃあ、実際に転職する方法を教えてよ!
わかった、ではインテリアの仕事に関する情報を紹介していくぞ。
INDEX
インテリアの仕事とは?
「インテリアの仕事」とは、どのような職種を指すのでしょうか? ここでは、インテリアの仕事に含まれる業種を一覧でご紹介します。
建築士
宅地建物取引主任者
不動産鑑定士
土地家屋調査士
マンション管理士
測量士
インテリアコーディネーター
空間デザイナー
インテリアデザイナー
インテリアプランナー
大工
宮大工
鳶(とび)職人
左官
配管工
建築板金工
土木作業員
電気工事士
家具職人
潜水士
不動産会社社員
建設会社社員
住宅メーカー社員
住宅設備メーカー社員
建築模型士
ざっと目を通すだけでも、かなり多くの職種があることが分かりますね。今回の記事では、具体的にインテリア系の仕事へ転職するためにおさえておくべき情報を引き続きご紹介していきます。
インテリアと建築の違いって?
インテリアと建築の仕事は簡単に言うと。建築=建物外側の「箱」を作る仕事 インテリア=建物内側の「装飾」を考える仕事と言う考え方になります。
引用:インテリアと建築の仕事の違い – SPACE DESIGN COLLEGE
冒頭の職種一覧では、「インテリア」と「建築」の仕事が区別なく紹介されているのが分かりましたか? 実は、インテリアと建築の仕事は密接な関わりが多く、互いに独立した仕事ではないのです。
つまり、インテリアの仕事をするなら建築の知識が必要です。もちろん、インテリア関連の仕事で建築業すべての知識が必要なわけではありませんが、仕事をする上で建築業の様々な業界の方々と関わることはおさえておきましょう。
インテリアの仕事と建築の仕事は、業界内で区別されることはありません。あくまでも、一般的なイメージで』区別されているだけであることを理解しておきましょう。
インテリア系の職種の種類は?
では、インテリア系の代表的な職種についてご紹介していきます。インテリアの仕事には様々な種類がありますので、ここで整理し直し、自分自身が求める仕事を目指せるよう、しっかり情報をおさえておきましょう。
1 インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは、壁紙、カーテン、照明などのインテリアに関する専門家を指します。持ち前の知識やセンスをもとに、住宅に住まうお客様に対して趣味や理想をヒアリングし、お客様に最もマッチするインテリア選びの提案やアドバイスを行う仕事です。
2 インテリアデザイナー
インテリアデザイナーは、個人宅だけではなくオフィスや店舗、ホテルや美術館、学校などのあらゆる空間のインテリアを担当する仕事です。
お客様からの要望を基にして、コンセプトに沿った演出ができるよう知識とセンスを総動員することが求められます。
3 インテリアプランナー
インテリアプランナーは、個人住宅のみならず、様々な建築物のインテリア企画・設計、さらには工事監理を行うスペシャリストになります。
商業施設、オフィス、駅・空港、ホテルなど、様々な建築物の企画設計、工事監理を行うため、インテリアコーディネーターよりも深い知識と幅広い経験が求められます。
4 空間デザイナー
一般的には「スペースデザイナー」と呼ばれることもある職種です。イベントブースやディスプレイウィンドウ、店舗まで、限られたスペースをデザインすることが求められます。
照明器具や装飾品の手配や制作など、空間を演出するための様々な専門知識が必要です。
今回ご紹介した1〜4の職種は、仕事をするにあたって「必ず資格が必要」なわけではありません。しかし、実際にデザイン事務所などで経験を積んだ上で、独自のセンスや深い知識を磨き上げていくことが求められます。
未経験者がインテリアの仕事に転職するためには、「最初の経験を積める職場」を見つけることが何よりも大切です。
次の項目より、「未経験からインテリアの仕事に就くための方法」をご紹介していきます。インテリア系の仕事への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
インテリアの仕事は未経験から転職できるの?
インテリア系の仕事に関する4つの職種をご紹介しました。どれも、資格の有無によりも「実務経験」が求められるため、転職活動において「未経験」を探すことは難しいのが事実です。
しかし、一般家庭での経験や、これまで経験してきた仕事で得たスキルなど「インテリア」に活かせるスキルがあれば、転職を成功させることは可能です。
まずは、自分のスキルを見つめ直すとともに「未経験可」「未経験歓迎」の求人情報を見つけましょう。
転職活動の方法は、下記より掲載しています。
転職活動をする人すべてが知っておきたい「3つの転職方法」
転職活動を検討している方の中には、どこの転職サイトを使うべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。とりあえず転職サイトに登録したはいいものの、なかなか企業選びが進んでいない…そんな方は「自分に合った転職活動の方法」を知った上で転職活動を始めるべきです。
自分に合った転職活動の方法を知るためには、「転職活動にはどんな方法があるのか?」をおさえておく必要があります。ここでは、一般的な転職方法を3通りご紹介していきます。自分はどれに当てはまるかを確認しながら参考にしてくださいね。
1 転職求人サイト
転職者が個人情報や経歴・スキルを登録後、掲載されている求人情報を探すことのできるサービスが転職求人サイトです。「転職活動をする」というと、真っ先に思い浮かぶ方法ですよね。
代表的な転職サイトには、リクナビNEXTなどがあります。
とにかく自分で求人情報を探したい方や自分のペースで転職活動を進めたい方、転職が初めてではない方にとっては、最も効率的な転職方法です。
2 スカウトサービス
スカウトサービスとは、サービス上に登録された転職者に対して企業側がスカウトを送信しマッチングする転職方法になります。
代表的な転職スカウトサービスには、ビズリーチやDODAがあります。また、通常の転職求人サイトの機能のひとつとして「スカウト」「オファー」の機能がある場合もあります。
転職サイトとは異なり、登録した方の経歴やスキルを元に「企業側から連絡が来る」ことが特徴です。今よりいい条件の企業へ転職したいと考えている方や、転職サイトを使うよりも確実な転職がしたいと考えている方におすすめの方法です。
3 転職エージェント
転職エージェントとは、登録者の経歴やスキル、求める条件をもとに求人情報を紹介してくれるサービスです。スカウトサービスとは異なり、企業と転職者の間に「エージェント」が仲介します。
転職エージェントには大手から業界特化型まで様々な種類があるため、「業界・業種が決まっている方」におすすめです。また、初めから最後までサポートしてくれるため「転職が初めての方」が最初に活用すべきサービスです。
転職に対する不安が大きい方は、自分一人で転職活動を進めるのではなく「転職エージェント」を活用してみてはどうでしょうか。転職エージェントについてもっと知りたい方は、下記を参考にしてください。
転職エージェントを使うことのメリット・デメリットは?
転職エージェントとは、いうなればあなたの「秘書」のような存在です。転職エージェントサイトは多数ありますが、共通しているのは「担当者がつき、転職活動を一貫してサポートしてくれる」ということ。
ここでは、転職エージェントを使用することのメリット・デメリットをご紹介しています。転職を検討している方は、下記のメリット・デメリットをよく理解した上で活用していきましょう。
メリット
自分に合った職場を探してくれる
転職エージェントの最大の特徴は、業界や転職事情に精通したエージェントが転職相談に乗ってくれること。つまり、あなたの特性や経歴を活かしたアドバイスを受けること、「どんなところに転職すべきか?」といった悩みを相談することができるということです。
その上で求人を紹介してくれるため、「自分に本当に合っているのだろうか?」という悩みを持つ必要がなくなりますし、万が一悩みを持ったとしても、その都度相談をすることができます。
転職が初めてな方や、転職に大きな不安を抱いている方にとって、一人で転職活動を行う必要がない転職エージェントはかなり心強い味方であるといえます。
転職活動に必要な準備をサポートしてくれる
相談やアドバイスだけではなく、内定を得るための面接の準備や面接に必要な選考書類の準備を行ってくれるのもエージェントの特徴です。また、在職しながらの転職活動で最も不安のある「スケジュール調整」も、最適な日程を企業側と相談した上で決めてくれるため、面接のスケジュール調整がとても楽になります。
転職活動は想像以上に「すべきこと」が多いため、「まず、何をすべきかわからない」という方にはぜひ転職エージェントをおすすめします。
デメリット
自分で数多くの求人情報を見ることができない
転職活動を複数回行っている方や、既に細かな条件等まで決まっている方にとっては、「多くの求人情報を見たい」が転職活動の最大のポイントといえます。
転職エージェントは、最適な求人を提案してくれるという点では優れていますが、どうしても「自分でみたい」という場合の量や効率としては一般の転職サイトに劣ります。
しかし、その分ひとつひとつの求人情報を綿密に紹介してくれるため、求人内容に対する信頼性は高いといえます。
転職する業界や職種・業種などが明確になっていない場合、一人で転職サイトを使い多くの求人を見ることは、転職活動に多くの時間を割いてしまうことになりますので、注意が必要です。
担当するエージェントによって対応が変わる
転職エージェントは、転職者によって担当者が就くシステムなので、その分具体的なサポートを得ることができます。反面、担当するエージェントによって、対応やアドバイスの内容に幅があることに注意が必要です。
転職エージェントサービスは、複数活用する方がとても多いというデータがあります。
転職エージェントは「4社」以上の活用で転職に成功する割合がぐんと上がります。担当者に不安がある場合でも、それを解決する方法はあるといえますね。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントの一般的な「登録後の流れ」は次のようになります。転職エージェントごとに細かな流れが異なる場合もありますが、大まかに流れをおさえておくことで、円滑に転職活動をすすめることができるでしょう。
- 個人情報入力後、エージェントからカウンセリング(転職の相談)の日程調整の連絡が1〜2週間で来る。
- エージェントとのカウンセリング(転職の相談)を行う。
- 相談を踏まえてエージェントが求人を紹介してくれる。
- 履歴書などの書類準備&応募する企業を決める。
- 面接準備をエージェントと相談しながらする&面接本番。
- 内定後、入社日や給与などの条件交渉をエージェントを通じて行う。
カウンセリングや相談のタイミングで、「面接前の不安事項」「内定後の入社日や給与交渉」「退職の調整」の方法はどんどん質問し、出来る限りエージェントから情報を受け取りながら転職活動を進めていきましょう。
転職する際に活用すべき転職サービス選びのコツ
転職エージェントは、複数活用することで最も転職成功率が高まります。これを機に登録をしておきましょう。
エージェントサイトは、必要項目を入力し登録完了した後、メールや電話等であなたの日程に合わせて転職支援を行ってくれます。「今仕事が忙しい!」「時間がないかも…」と不安な方も心配せずにまずは登録してみましょう。あなたの転職成功率がグンと上がります。
■転職エージェントを選ぶコツ
- 求人数(多くの数がある分、選択肢が増える)
- サポート内容(エージェントサイトによってサポートしてくれる内容や方法が変わる)
- どの業界に強いか?(職種・業界に特化したエージェントがある)
この3つの観点から、自分にあった転職エージェントを複数活用していくことをおすすめします。
転職する際に活用すべき転職サービスは?
マイナビエージェント|20〜30代の転職活動に最適!
『マイナビエージェント』の特徴
有名な就職サービス『マイナビ』が運営する転職エージェントサービスが「マイナビエージェント」です。
キャリア事業の大手ならではの信頼感と、太いパイプが売り。
特に20〜30代向けの求人情報に強みがあるため、転職が初めてで不安な若手社会人の方におすすめです。また、相談しながら転職活動を進めたい人にとっても力強い味方になってくれます。
20〜30代の方はほかの転職エージェントと同時に登録しておくことをおすすめします。
どんな人にオススメ?
- 希望する職種・業種が複数ある方。
- 大企業からベンチャー企業まで、あらゆる選択肢を考えているが転職に自信がない方。
- 20〜30代、第二新卒の方で、転職活動の選択肢を増やしたい方。
インテリアの仕事へ転職する際におすすめの転職サービスTOP5
下記「おすすめ記事」では、食品メーカー研究開発職の転職におすすめの転職サービスを紹介しておる!
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複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!
まとめ|インテリアの仕事への転職を成功させよう
未経験からインテリアの知識や経験を積める職場を選ぶべきなんだね。
そうじゃ!「未経験可」の求人を見つけることが、インテリアの仕事をスタートさせる最も効率的な方法じゃ。しかし、「自分の目指す職種は何か?」という観点から企業選びをすることも大切じゃな。
転職活動が不安な場合や、相談しながら進めたい場合は「転職エージェント」を使うと一番よいじゃろう!
わかった、じゃあまずは転職エージェントに登録してみる!
はかせよりよっぽど頼りになるでしょ!
うるせー!!!転職上手くいくといいな!!
今回は、インテリア関連の職種への転職を検討している方が知っておくべき「未経験からの転職方法」をご紹介してきました。
インテリアコーディネーターなどの職種は、資格が必ず必要なわけではありません。しかし、経験やセンスが求められる高度な仕事ですので、経験やスキルを伸ばしていくためにも「働く職場」が非常に重要になります。
インテリアの職種へ転職する第一歩として、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてくださいね。
はかせ、ボク「インテリア」の仕事がしたいな。センスあるし。