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アグリー(agree)の用法と使うときの注意点は?
ここでは、アグリー(agree)の用法と使うときの注意点についてチェックしていきます。
近くに「アグリー」を使う同僚や上司が多かったりする人も、ぜひチェックしておくことをおすすめします。
1 カタカナ語「アグリー」を英語話者に使うと誤解されやすい
先ほども解説しましたが、アグリーは日本語話者の間でのみ伝わる言葉であるといえます。もちろん英会話の中で「agree」を使う分には問題がありません。
しかし、日本語が話せる英語話者との会話で「ugly」に似た発音をしてしまうと、後から誤解を解くことは可能だとしても、不快な思いをさせてしまうことに繋がるため避けることが大切です。
ビジネス用語に限った話ではありませんが、特にビジネス用語は、業界・職種ごとや企業・職場ごとに当たり前に使っていても、外部関係者に使うと意味を理解してもらえないものがたくさんあります。
アグリーもそのひとつなので、使い慣れない用語は身内から試していくほうがよいかもしれません。覚えたビジネス用語は、最初は同僚など近しい関係の中で使うのをおすすめします。
2 アグリーは「意識高い系ワード」である点に注意
また、アグリーはただ単に意味を理解してもらいづらいだけではなく、「意識高い系ワード」として揶揄されることもある点に注意が必要です。
一般に、IT・Web・広告などの業界では当たり前に使われているカタカナ用語でも、他業界の方々から見れば、「なぜそれを英語で言う必要があるの?」と感じられてしまうものも多いです。
ただ一方で、一応日本語で言い表すことができても、それだけだと意味が上手く通じないからこそ、横文字で表現することが多いのも事実。
たとえば、下記のようなワードは「意識高い系ワード」と言われることが多い一方で、日本語に翻訳するとよく分からなくなってしまうことも多いです。
便利な意識高い系ワード代表例
- リスケジュール・リスケ(reschedule):日程変更と予定延期の2つの意味が含まれる。
- コストパフォーマンス・コスパ(cost performance):費用対効果(が高い)
- コンバージョン、CV(concersion):Webサイトで獲得する成果指標。
- アジェンダ(agenda):計画・議題
- アサイン(assign):割り当てる、任命する
- クラウドソーシング(crowd sourcing):不特定多数の人々からサービス、アイデア、コンテンツを獲得すること
- コミットメント(commitment):委任、委託
ビジネス現場でよく使われる言葉の中には、「日常生活では発生しないが、仕事現場ではよく起きること」がたくさんあります。
この場合、いちいち日本語で適切な言葉に直していたのでは意味が通じなくなるケースも多いです。
たとえば、アサインは人員をただ割り当てるために使う場合と、役職に任命するときに使う場合がありますが、時と場合によってどちらの意味にも取れる言葉を使うことで、コミュニケーションが楽になります。
一概に「意識高い系ワードだ」と揶揄するのも考えものです。
3 「アグリー」が使われるビジネス用語を知る
「アグリー」が使われているビジネス用語もあります。ここでは代表的な例をご紹介していきます。
サービスレベルアグリーメント(Service Level Agreement)
サービスレベルアグリーメント(Service Level Agreement)は、IT・通信サービスで用いられる「品質保証」に関する用語になります。
通信サービスは、利用する人と提供する人(会社)で最低限達成すべきことや最低限求められる内容、サービスの定義があります。それらは、提供されるサービスの「品質」になりますよね。
その品質を保証するために示すのが「サビースレベルアグリーメント」になります。
たとえば、通信サービスで通信速度の最低速度や利用期間を定めサービスの品質を保証します。これがサービスレベルアグリーメントに該当します。もし品質保証よりも下回る品質になった場合には、その分に何らかの補填が行われます。
コンフィデンシャルアグリーメント(Confidential Agreement)
コンフィデンシャルアグリーメント(Confidential Agreement)は、「秘密保持契約書」のことです。
秘密保持契約書とは、企業間や企業個人間で取引を行う場合に、企業秘密や業務上取り扱う個人情報の漏えいを防ぐための契約書のことを指します。
秘密保持契約書は「NDA(Non Disclosure Agreement)」と呼ばれることもあります。
ここまで、「アグリー」の活用法や、使う上での注意点を解説してきました。
アグリーは、通常のビジネスシーンでは使いにくい一方で、SLAやCAのように品質保証の概念や秘密保持契約の概念に必要な意味も含みます。
「同意する」「賛成する」という言葉は、気軽に言えるようでいて、相手に気を遣いながら伝えることが重要な、難しい言葉。
あなたも、アグリーという言葉を通して、ビジネスシーンでの「同意の仕方」を見つめ直してみるのも良いかもしれません。
転職したい?希望条件の転職先を探すための方法とコツ
ここでは、転職を少しでも検討している方に向けて、転職活動を始めるにあたって必ずおさえておくべきことをご紹介していきます。
1 転職サイト選びは慎重におこなう
これから転職活動を少しでも始めたいと考えている方の中には、まだ実際に求人情報を探し始めていない方も多いと思います。
転職活動でいちばん大切なことは「どうやって転職求人を探すのか?」ということです。
しかし、転職サイトといっても様々なものがありますし、利用できる転職者のターゲットや、効果的な活用法が異なります。
転職サイト選びに悩んでしまう理由は、「そもそもなぜ転職サイトを使うべきなのか?」という根本が分からないからです。
下記記事では、転職サイトのランキングをご紹介しつつ、効果的な活用法や注意点について解説しています。
転職サイトを通じて求人を探したい方は、ぜひ下記記事を参考にして、自分に合った転職サイトを見つけてみてください。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
2 転職活動の全体の流れをおさえ、余計な不安を解消する
転職活動を初めたいけど、なぜか不安…そんなふうに思っている人が最初にやるべきことは、転職活動の全体の流れをおさえること。
たとえば、料理をするときは、レシピを全体を見て必要な材料を揃え、作り方の流れをある程度覚えてから実際に作り始めますよね。
それと同様に、転職活動も全体の流れを通して学び、その上で実際に始めることで、成功率が格段にアップします。
余計な不安を感じずに、前向きに転職活動をしたいなら、まずは転職活動の基礎知識を学びましょう。
おすすめ記事:【全知識】転職活動のやり方・期間・面接対策・必要書類まとめ!
3 転職が初めてなら、「転職エージェント」を使うべき!
転職活動の流れは知っているけど、それでもまだまだ転職は不安…そう感じてしまう人もいるのではないでしょうか?
頭では分かっていても、実際に転職に踏み出す勇気がなかなか出ない人もいるでしょう。また、単純に仕事が忙しく、転職したいけどできないという方もいると思います。
ただ、そんな人でも転職活動をおこなうことは可能です。
忙しい人や一人で転職活動を始めるのが不安な方は、求人紹介や転職相談、面接対策や日程調整まで様々なサポートを無料でしてくれる「転職エージェント」を活用しましょう。
在職中に転職活動を始めれば、リスク無しで好条件の求人を探すことができます。
もちろん、良い転職先が見つからないのであればムリに転職先を選ぶ必要はありません。
下記記事では、あなたにおすすめの転職エージェントが見つかるよう、転職エージェントランキングをご紹介しています。
ぜひ、自分に合った転職エージェントを見つけてください。
おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ
まとめ|「アグリーです」の使いすぎには要注意!
今回は、頻出するカタカナ語「アグリー」の意味や定義、活用事例について解説してきました。
アグリーの意味や定義を知ると、「アグリーです」という同意の表現があまり使いやすいものではないことがわかったと思います。ほかの用語と比べて、あまり使いやすくしっくりくる言葉ではありませんね…。
しかし、同意を取ること、賛成することの重要性について学ぶキッカケにもなったのではないでしょうか?
ぜひこの調子でビジネス用語を学び、仕事に役立てられるようにしていきましょう!
「アグリー」以外にも、様々な用語を解説していますので、気になる人は要チェックです!