フィックスの意味とは?あの人が使っている「FIX」の使い方

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IT・広告業界だけではなく、様々な業界・企業で用いられている「フィックス(FIX)」という言葉。あなたは本当に意味を理解して使っているでしょうか?

また、顧客や取引先から聞いて知らない言葉だと焦って検索した方もいるかもしれませんね。

今回は、分かるようでわかりにくい「フィックス(FIX)」の意味や活用例、注意点などについて解説しています。

用語の意味を知ることで、業務がより効率的になりますし、顧客・取引先とのコミュニケーションも円滑に進むようになります。ぜひ参考にしてください。

FIX(フィックス)の意味・由来

FIX(フィックス)の意味

ビジネスの現場で用いられる「フィックス(FIX)」とはどのような意味を持つのでしょうか?

ここでは、「英語本来の意味」「ビジネス用語としての意味」の2つに分けて、フィックスの用語解説をしています。

英語本来の意味

「英辞郎 on the WEB」では、fixの意味に多彩な意味があることが分かります。

fix
【自動】
固まる、固定する、固着する
〔人が〕定住する、腰を据える
〔注意などを〕向ける、集中させる
〈米方言〉〔~する〕準備をする、用意ができる◆【用法】進行形で用いられ、to不定詞を伴う
〈米俗〉麻薬を打つ
【他動】
〔正しい位置にしっかりと〕~を固定する[取り付ける]、〔記憶に〕~をとどめる
〔正確な時間・価格・場所などを〕決める、決定する、確定する
・At the moment my hotel reservation is not fixed. : 現在のところ私のホテルの予約はまだ確定していません。
元の[本来の・正常な]状態に戻す、回復させる、元通りにする、癒す、治療する、直す、修正する、修理する、修繕する、調整する、整える、調節する◆【類】repair
・A dentist is the person who fixes your teeth when they hurt. : 歯医者さんは、歯が痛いときに治してくれる人です。
・I’m afraid I won’t be able to fix it until later. : 申し訳なく存じます[申し訳ないことです]が、その修理にはしばらくかかります。
〔問題などを〕解決する
・How do you propose to fix this problem? : この問題を解決するには、どうしたらいいと思いますか。
〔身だしなみを〕整える、〔髪や化粧を〕直す
〔必要なものを〕与える、用意する、~に備える
〔食事や飲み物を〕用意する、準備する、作る
・I wanted to fix beef and potatoes and eat it together. : 肉じゃがを作って、あなたと一緒に食べようって思ってたんだけど。
・Whatever you fix for yourself will be fine. : あなたと同じものでいいですよ。◆【場面】希望の物を尋ねられた時など
・Why don’t you take George up to his room and Jess and I will fix something to eat? : ジョージを2階へ案内してあげて。ジェスと私で食事の用意をするから。
恩恵[免罪]を得る、買収する、見逃して[大目に見て]もらう
・The player was charged with fixing the game. : その選手は、試合を買収したとして告発された。
~をじっと見詰める、目を凝らす、〔思いや注意を~に〕じっと向ける、〔~が注意を〕引き付ける
〔表情を〕かたくさせる
《化学》~を凝固させる
〔フィルムなどの〕定着処理を行う、色留めを行う
〔罪や責任などを〕負わせる
〔犬や猫に〕去勢[避妊]手術を行う◆インフォーマルな表現。◆【参考】neuter ; spay
・How much does it cost to get a female cat fixed? : 雌猫の避妊手術は、どのくらい費用がかかりますか?
~に仕返しをする
〔人を〕殺す、片付ける、仕留める
〔選挙や試合で〕~を買収する、~に不正工作を行う、八百長をする
〈米俗〉~に麻薬を打つ
〔飲食物などを〕(人)のために用意する
・I’ll fix you some tea. : お茶を入れますね。
【名】
〈話〉苦境、困った立場
調整、調節、修理
〈話〉〔応急の〕処置、解決策
〈話〉〔賄賂による〕買収、不正
〈話〉〔やめられない〕楽しみ、スリル◆【用法】おどけて使われることが多い。
〈俗〉〔麻薬の〕注射
〈話〉〔はっきりとした〕理解、認識、決意
〔船や航空機の〕航行位置(決定)
特定の結果になるように手を回してある競争[競技・選挙]、八百長の事例
・The game was a fix. : その試合は八百長でした。

出典:fix – 英辞郎 on the WEB

代表的な意味としては、「固定する」「修理する」という意味合いを持ちます。自動詞・他動詞、そして名刺など、様々な意味があります。

ビジネス用語としての意味

ビジネス用語としての「fix(フィックス)」は、英語版「fix」の代表的な意味である「固定する」「確定する」という意味合いとして主に使われています。

[名](スル)

1 固定すること。定着させること。

2 日時・場所などを決めること。「次回打ち合わせを明後日の二時でフィックスする」

出典:fix – goo辞書

「日時・場所を決定する」「プロジェクトや仕事の方針が確定する」などでビジネス現場において使われることも多く、会社によって細かな使い方や意味することに違いがあります。

ただし、人力検索はてなの「『フィックス(FIX)』ってどういう意味で使ってる?」という質問では、回答100件のうち47が「確定する」の意味で用いられていることがわかりますが、「修正・調整」の意味合いで用いている人が29となっています。

以上のことから、「プロジェクト内容をフィックスする」といった場合、特定業界や企業によっては「確定なのか?修正なのか?」を文面や言葉から読まなければならず、少し使うのに注意が必要な言葉です。

自分で「フィックス」を用いる場合には、確定する・決定する、修正すると日本語でしっかり伝えたほうが良いかもしれませんね。

 

フィックスの使い方・用法の具体例

フィックスの使い方・用法の具体例

ここでは、「フィックス(FIX)」を用いる具体的なシチュエーションや例をご紹介していきます。

自分が使わない場合でも、同業界の誰かが用いたり、転職後に用語を知っておくことで業務への支障を避けることができるため、気になる方はしっかりおさえておきましょう。

1 未確定のことの最終的な確認をしたい場面で使う

顧客や取引先と取り交わすスケジュールや約束、契約を取り付ける前段階や、資料を完成させる前段階など、未確定のものの決定を行う場合に使うフィックスが一般的です。

下記のような例文でおさえておくと理解がしやすいでしょう。

  • 会議でプロジェクトメンバーとKPIについてフィックスした。
  • 取引先との今後のスケジュール内容についてフィックスした。
  • 〇〇はフィックス事項だ。
  • フィックス版の企画書だ。
  • これからお客様とフィックスする。

…こうみるとフィックスの意味合いが少しわからなくなってしまいますが、「これから決定するもの」「すでに決定したもの」に関して、フィックスと表現することが正しい使い方です。

2 プログラムのデバッグなどでは「修正」の意味合いで使う

「bag fix(バグの修正)」や「資料のフィックス前」など、修正をこれからする必要のあるものについてフィックスと表現する場合がある点に注意します。

IT業界など、制作物を何度も修正する必要があったり、修正するたびにチームメンバー間で連携を取らなければいけないときに、フィックスという言葉を使うこともあるでしょう。

語源的には「修正された状態のもの」を指すため、修正が必要だという意味合いで使ってもあながち間違いではありません。

 

フィックスが使われる現場・業界はどこ?

フィックスが使われる現場・業界はどこ?

ビジネス用語としてたまに使われることがある「フィックス」ですが、特定の業界や業種において多用される一方で、まったく使わない業界・企業ももちろんあります。

これから転職を考えている方や職場が変わる方のうち、下記の業界で働き始める方は今のうちにフィックスの意味合いや業界内で使われるタイミングを覚えておきましょう。

1 IT業界

IT業界のうち、ソフトウェア開発を請け負う企業や自社サービスを展開する企業では、バグや不具合を治す業務上で「フィックス」を活用する機会があるかもしれません。

ソフトウェア開発などで仕様書やコードを作成する際、追加・修正を締め切って最終版を確定することを「フィックスする」という。

ソフトウェアの不具合やバグが発見された際に、これを修正することを「フィックスする」「バグフィックス」という。また、ユーザに配布される修正プログラムのこともフィックスという。応急的・緊急的な特に「ホットフィックス」ということもある

出典:フィックス – IT用語辞典

ソフトウェア開発では、基本的に複数人が協同で開発を担当することが多いため、共通認識としてフィックスの過程を共有しておくことが大切になります。

2 広告業界

顧客とのスケジュール管理や意思決定などのタイミングで、「フィックス」が使われることも多いです。広告業界は、常に顧客企業などとのやり取りが頻繁に発生するため激務と言われます。

その中で、適切に各顧客ごとのやり取り(メールや資料など)が完了したかどうかをほかの社員と共有するためにフィックスが使われる場合があるでしょう。

3 事務職

事務職など、書類作成をおこなうことが多い職場や職種でも「フィックス」が使われる場合があります。

「この資料はフィックスした」など随所で使う機会がある企業も多いかもしれません。

ひとつの書類が完全に書き終わり保存されたり、提出されたりするまでには、大企業であればあるほど様々な人(上司・責任者・管理職など)に稟議に回されることも多いです。

その際に頻繁に使うこともあるでしょう。

ただし、業界や企業によってはまったく使わないことも多いので、「必須で使うべき!」というわけではないかもしれませんね。

 

フィックス(FIX)を使うときの注意点

フィックス(FIX)を使うときの注意点

ここでは、「フィックス(fix)」を使うときの注意点について解説していきます。企業・業界によっては、多用することもありますし、クライアント(顧客)によって用いる相手がいるかもしれません。

そのときに困らないように、フィックスの使い方を覚えておきましょう。

1 フィックスすることで曖昧さを回避できるメリットがある

フィックスは、ビジネスの現場において様々な局面で重要なことです。

「フィックス」という言葉で言い表さなくても、仕事内容や成果物を確定させることで、仕事は前に進んでいくからです。

また、仕事内容や成果物を確定させることで、仕事が誰の手によってどの状態で確定したのかがハッキリします。仕事は責任範囲をしっかり決めることが重要ですよね。

また、社内だけではなく社外の取引先などとの相談・打ち合わせなどを繰り返す営業職の人は、スケジュール管理や業務管理がとても複雑になります。

フィックスする仕組みや会社・個人を問わず作っておくことで、仕事をより効率的に進めることができるようになります。

 

2 フィックスという言葉自体は結構あいまいであることに注意する

「フィックス」という言葉には確定する、決定するという意味合いがあることは、すでにご紹介した通りです。

ただ、「フィックスする」ための行動は業界や企業、そして仕事のやり取りをする個人間でやり方が異なる場合が多いです。

たとえば、「〇〇でフィックスとします」とハッキリ伝えたとしても、「こちらはフィックスしたとは考えていない」と言われてしまったら、困りますよね。

そのため、フィックスという言葉を使う状況では、相手と自分との間で認識の差がないかどうかをしっかり確認することが大事なのです。

たとえば、会議で各メンバーが期限付きで仕事を割り振られるとします。

この場合、フィックスした期限やスケジュールを再度確認するなど、細かな意思疎通をおこなうことが大切です。

具体的には、下記のようなやり方でフィックスの認識の差が生まれない工夫をしましょう。

  • あらかじめフィックスする内容を文書で保存し共有する。
  • 決定した事項をまとめた議事録やメモをメンバーに共有する。
  • 相手にリマインドメールを送信する。
  • 予定を決めたときは、数日後に改めて確認の連絡を取る。

 

あなたも、仕事の中で「確か伝えたはずなのに、相手に伝わっていなかった」という経験があると思います。

これは、フィックスと言う言葉を使う/使わないに関わらず、物事を確定させたときの意思疎通が上手く行っていないことによって起きています。

ビジネス現場ではコミュニケーション能力は不可欠ですが、雑談力や質問力と同じかそれ以上に、フィックスをしっかりおこなう能力も重要です。

3 社内・社外での使い分けに注意する

 

フィックスするためには、社内や個人間でフィックスするための行動を取る必要があります。

たとえば、上司に稟議書を回し印鑑を押してもらう、責任者にチェックしてもらう、フィックスした相手と「〇〇で間違いないですね?」と確認するなど。

社内であれば、いつも仕組み通りにフィックスの方法を作っておけば、精度の高いフィックスを行うことができるようになります。

ただし、注意しなければいけないのは「社外の関係者」とフィックスするときです。

相手にとってはフィックスだと思っていたけど、自分はそう思っていなかった、もしくはその逆パターンの状況が起きる可能性はとても高いです。

これも、1で述べた認識の差です。

たとえば、事務職の仕事で「フィックスした資料はこのファイルに入れる」というルールがあるとします。

しかしそれはあくまでも社内で通用する話であり、部外者にとってはただの「ファイルとじ」にしかなりませんよね。

あなたのフィックスの仕方が、どの範囲まで共通認識となっているのかは、必ずおさえておくようにしましょう。

 

転職したい?希望条件の転職先を探すための方法とコツ

転職したい?希望条件の転職先を探すための方法とコツ

今回は、業界・ビジネス用語である「フィックス(fix)」の意味や使い方について解説していきました。自分の知らない業界用語や言葉の意味について、ひとつひとつ調べていくことはとても大切です。

さて、フィックスの意味を検索した人の中には、これから転職するつもりの業界のことについて調べていくうちに、わからない用語にぶつかった方もいるのではないでしょうか?

ここでは、そんな転職を検討している方に向けて、簡単に転職先を探すためのコツについてご紹介していきます。

1 転職サイト選びは慎重におこなう

これから転職活動を少しでも始めたいと考えている方の中には、まだ実際に求人情報を探し始めていない方も多いと思います。

転職活動でいちばん大切なことは「どうやって転職求人を探すのか?」ということです。

しかし、転職サイトといっても様々なものがありますし、利用できる転職者のターゲットや、効果的な活用法が異なります。

転職サイト選びに悩んでしまう理由は、「そもそもなぜ転職サイトを使うべきなのか?」という根本が分からないからです。

下記記事では、転職サイトのランキングをご紹介しつつ、効果的な活用法や注意点について解説しています。

転職サイトを通じて求人を探したい方は、ぜひ下記記事を参考にして、自分に合った転職サイトを見つけてみてください。

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2017.12.25

2 転職活動の全体の流れをおさえ、余計な不安を解消する

転職活動を初めたいけど、なぜか不安…そんなふうに思っている人が最初にやるべきことは、転職活動の全体の流れをおさえること。

たとえば、料理をするときは、レシピを全体を見て必要な材料を揃え、作り方の流れをある程度覚えてから実際に作り始めますよね。

それと同様に、転職活動も全体の流れを通して学び、その上で実際に始めることで、成功率が格段にアップします。

余計な不安を感じずに、前向きに転職活動をしたいなら、まずは転職活動の基礎知識を学びましょう。

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2017.12.25

3 転職が初めてなら、「転職エージェント」を使うべき!

転職活動の流れは知っているけど、それでもまだまだ転職は不安…そう感じてしまう人もいるのではないでしょうか?

頭では分かっていても、実際に転職に踏み出す勇気がなかなか出ない人もいるでしょう。また、単純に仕事が忙しく、転職したいけどできないという方もいると思います。

ただ、そんな人でも転職活動をおこなうことは可能です。

忙しい人や一人で転職活動を始めるのが不安な方は、求人紹介や転職相談、面接対策や日程調整まで様々なサポートを無料でしてくれる「転職エージェント」を活用しましょう。

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もちろん、良い転職先が見つからないのであればムリに転職先を選ぶ必要はありません。

下記記事では、あなたにおすすめの転職エージェントが見つかるよう、転職エージェントランキングをご紹介しています。

ぜひ、自分に合った転職エージェントを見つけてください。

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2017.12.25

まとめ|用語を使いこなそう!

まとめ|用語を使いこなそう

今回は、業界・企業によってはかなりの頻度で用いられる「フィックス(FIX)」の意味や定義、そして活用例や注意点をご紹介してきました。

それほど知っている割合が多い言葉ではないですが、特定の企業や業界では頻繁に使う用語のようで、初めて聞いて意味が分からず戸惑ってしまうこともあるようです。

この記事を読んだあなたは、すでにフィックスの意味合いを理解しています。つまり、それだけで業務遂行能力が一歩前進したと言っても良いのではないでしょうか?

ビジネスパーソンとして、知っておきたい用語「フィックス」をぜひ覚えていってくださいね。

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