転職活動を始めるにあたっては「転職サイト」「転職エージェント」の選び方と使い方がとても大切になります。
税理士として転職を考えているあなたは、おすすめの転職サービスを探しながらも「結局、どれを使っても一緒だろうな」と思ってはいませんか?
たしかに、最近は非常に質の高い転職サービスを無料で利用することができるようになりました。そのため、どれを使っても転職自体はそうむずかしくありません。
しかし、本当に入りたい企業、悩みがない職場、満足できる待遇を手に入れるためにはやるべきことがあります。
結論から言いますと、選ぶ転職サービスの数や質によって、転職活動の成功や転職後の満足度には大きな差があるのが事実です。
そこで今回は、税理士むけの転職サービスの複数利用を解説しながら、おすすめ転職エージェント、転職サイトのランキングをご紹介していきます。
「転職に失敗したくない!」「転職活動が不安!」という転職希望者の方はぜひ参考にしてください。
INDEX
- 1 登場人物紹介
- 2 税理士の転職活動は転職サービスの「複数活用」をすべき!
- 3 転職エージェント登録後の流れ
- 4 税理士の転職におすすめの転職エージェントランキングTOP5!|求人を紹介してもらえます
- 5 転職サイト登録後の流れ
- 6 税理士の転職におすすめの転職サイトランキングTOP2!|自分で企業や税理士法人を探すなら登録必須
- 7 税理士の転職に必要な3つのこと|転職は世の中が後押ししています!
- 8 【Q&A】税理士の転職でよくある悩みと解決策
- 9 会計士・税理士が転職に失敗してしまう原因と解決策
- 10 転職エージェントを利用する際によくあるQ&Aと注意点
- 11 まとめ|転職サイト・転職エージェントで転職を成功させよう!
登場人物紹介
通称「ぼっち」。はかせのもとで学んでいる。友達が少ない。ただし鋭い観察眼と理解力がある。少々斜に構えた発言が多いのがネック。
税理士の転職活動は転職サービスの「複数活用」をすべき!
転職サイトってどれくらい使うべきなの?
いい質問じゃ。では、まずはこのグラフを見てくれ。
出典:『リクナビNEXT』
へぇ、転職がうまくいってる人は4社以上並行して使ってるんだね。
その通りじゃ。
どんな転職エージェントであっても、担当者は複数人いるし、それぞれで得意分野やキャリアも異なる。
つまり、どんな時でも自分の望むエージェントに巡り会えるとは限らないのが現実じゃ。
恋愛と同じだね。
そうじゃ。転職は毎日するようなものではない。自分にあったエージェントや担当者と出会うには複数掛け持ちすることが大事じゃ。
あ、恋愛の掛け持ちはダメじゃぞ!ハハハ!
じじぃうるせぇぞ。
転職エージェント登録後の流れ
転職エージェントを活用すべきなのは分かったけど、使い方や登録後の流れが分からないや。
転職エージェントの一般的な「登録後の流れ」は次のようになる。
- 個人情報入力後、エージェントからカウンセリング(転職の相談)の日程調整の連絡が1〜2週間で来る。
- エージェントとのカウンセリング(転職の相談)を行う。
- 相談を踏まえてエージェントが求人を紹介してくれる。
- 履歴書などの書類準備&応募する企業を決める。
- 面接準備をエージェントと相談しながらする&面接本番。
- 内定後、入社日や給与などの条件交渉をエージェントを通じて行う。
転職エージェントの会社ごとに流れが異なる場合もあるが、おおよそこの流れをおさえておこう。転職相談や面接準備、内定後の交渉など気になる点はどんどん質問しサポートしてもらうべきじゃな!
博士とは大違いだ。(一人では応募先企業へ聞きにくいことも、エージェントに代わりに相談できるんだね。頼りになるなぁ。)
ぼっちよ、ホンネとタテマエが逆になっとるぞ…。
税理士の転職におすすめの転職エージェントランキングTOP5!|求人を紹介してもらえます
では、具体的に企業探しをする際におすすめなサイトをランキング形式でご紹介するぞ。
1位 マイナビエージェント|20〜30代の転職活動に最適!
『マイナビエージェント』の特徴
有名な就職サービス『マイナビ』が運営する転職エージェントサービスが「マイナビエージェント」です。
キャリア事業の大手ならではの信頼感と、太いパイプが売り。
特に20〜30代向けの求人情報に強みがあるため、転職が初めてで不安な若手社会人の方におすすめです。また、相談しながら転職活動を進めたい人にとっても力強い味方になってくれます。
20〜30代の方はほかの転職エージェントと同時に登録しておくことをおすすめします。
どんな人にオススメ?
- 希望する職種・業種が複数ある方。
- 大企業からベンチャー企業まで、あらゆる選択肢を考えているが転職に自信がない方。
- 20〜30代、第二新卒の方で、転職活動の選択肢を増やしたい方。
2位 転職実績No.1『リクルートエージェント』
『リクルートエージェント』の特徴
「リクルート」が運営するエージェント型転職サービス。最大の特徴はリクルートのパイプを活かした多数の求人案件にあります。業界ごとに精通したアドバイザーが、給与等の条件や面接対策などといったサポートをしてくれますので、転職に不安があるが、選択肢は多く持ちたい方が活用できる転職サービスです。
どんな人にオススメ?
・転職活動の条件などの交渉に不安がある方(代行してやってもらえます)
・面接や選考の書類など、具体的な転職活動の準備が不安な方。
・自身のスキルやPRポイントなどがよくわからず、転職に悩んでいる方。
3位 税理士専門の転職サービス『マイナビ税理士』
『マイナビ税理士』の特徴
求人を閲覧できるだけでなく、さまざまな業界・職種に精通したキャリアコンサルタントから転職活動にあたってのアドバイスや転職ノウハウなどの情報提供を「無料」で受けられます。
また、業界毎に専任のキャリアコンサルタントが在籍しているため、高い専門性を兼ね備えており、業界・職種毎の書類添削、面接対策など手厚いサポートがあリます。
どんな人にオススメ?
・キャリアコンサルタントによる転職相談を受けたい方。
・転職したいが、自力で探すことが難しいと感じている方。
・いい条件(地域、職場の規模などの環境)の仕事を探している方。
4位 非公開案件多数!『DODA転職支援サービス』
『DODA」の特徴
DODAでは登録者に対して、サイトに公開されていない求人をキャリアカウンセリングの中でご紹介しています。業界・職種に精通した専任のキャリアアドバイザーがあなたのキャリア、お持ちのスキルを総合的に判断し、 現在の転職市場において強みとなる部分、弱点となる部分を整理します。
どんな人にオススメ?
・キャリアカウンセリングを希望する方。
・履歴書の書き方や模擬面接対策など、手厚いサポートが欲しい方。
・自分にあった企業がなかなか分からない方。
5位『正しい転職』を助けてくれる『パソナキャリア』
『パソナキャリア』の特徴
『パソナキャリア』は、転職エージェント。手厚い転職サポートを登録後から採用まで一貫して行ってくれます。(すべて無料)
キャリアや転職に関する悩みがある方にとっては、求人案件を探すだけではなく、そもそもの働き方や求める条件を絞りこむことが大切です。『パソナキャリア』であれば、転職活動における悩みを抱えずに採用までスムーズに行くことができるでしょう。
どんな人にオススメ?
・転職活動に不安や漠然とした心配がある方。
・キャリアカウンセリングなど、転職相談を受けたい方。
・信頼感のある情報源から、求人案件を得たい方。
転職サイト登録後の流れ
転職エージェントではなくて、自分でとにかく求人を見て決めたい人はどうすればいいの?
エージェント以外にも求人を探す方法はたくさんある。転職サービスも業界や掲載企業に特徴があるから、自分に合う転職サイトを探すべきじゃな。
一般的な転職サイトの「登録後の流れ」は下記のようになる。
- 求人を検索し応募する。
- 書類選考のため、履歴書・職務経歴書をメールか郵送で送る。
- 書類選考通過後、日程を合わせて面接(日程調整等は転職サイトを通して行う)
- 合否発表(面接は複数回行う場合が多い)
また、「プライベートオファー」を受けることができる転職サイトもあるんじゃ。
プライベートオファーとは、自分の職歴・スキル・希望職種などを登録することで、企業側からのオファーを受けることができるシステムじゃ。積極的に活用すべきじゃな。
はかせにはオファー、来ないだろうね…。
さすがにひどすぎない?それ。
税理士の転職におすすめの転職サイトランキングTOP2!|自分で企業や税理士法人を探すなら登録必須
「相談とかいいからとにかく企業だけ知りたい!」という方はこちらのサイトが使いやすいぞ。
1位 自分の経験を活かせる求人を探すなら!『ビズリーチ』
『ビズリーチ』の特徴
『ビズリーチ』は人材紹介型の転職サービス。転職エージェントによるサポートを基本として、転職活動→採用を進めていくことができます。年収600万円以上のキャリア・経験がある方であれば、ヘッドハンターや転職のコンサルタントから好条件の求人を紹介してもらうことができます。
どんな人にオススメ?
・年収600万円以上でキャリアを再開したいビジネスパーソン。
・厳選された求人やヘッドハンティングによる求人を受けたい方。
・自分の専門分野を活かし、転職先には好条件のキャリアを求める方。
2位 サポート豊富の転職サービス『リクナビNEXT』
『リクナビNEXT』の特徴
『リクナビNEXT』の最大の特徴は、「グッドポイント診断」と呼ばれる自己分析ツールを最初に活用できる点。転職活動は、ご自身の強みや得意分野などを明確にすることが大切ですが、なかなか自分で理解するのは難しいもの。『リクナビNEXT』では、登録後に自己分析のための診断をすることができます。また、その診断結果は、実際に応募時に診断結果を添付することもできます。
転職活動の基本からサポートしてもらえるので、「転職したいけれど、何をすればいいかわからない」という方にこそオススメのサービスといえます。
どんな人にオススメ?
・転職活動に不安があり、最初に何をすればいいか分からない転職希望の方。
・自己分析など、転職活動に必要な情報を診断したい方。
・多くの求人情報から、希望する条件の求人を見つけたい方。
税理士の転職に必要な3つのこと|転職は世の中が後押ししています!
職場の人間関係、給与や待遇への不満、他のやりたい仕事が見つかった、など転職する理由は人それぞれです。
企業の寿命が1人の生涯労働期間を下回った今、転職希望者は年々増加しています。
2017年現在、転職求人数は前年同月比120.1%、転職希望者数は前年同月比139.7%と需要・供給ともに伸びていることが分かります。つまり、世の中が転職を後押ししているのです。
参考・引用:「DODA転職求人倍率レポート」
求人倍率の傾向を見れば、どれほど転職がふつうのことなのか、お分かりいただけるでしょう。
転職活動はそれほど珍しいことではないことがわかったよ!
転職する時にはどんなことが必要なの?
転職には
- キャリアの棚卸し
- 転職する目的の再考
- 具体的な転職先の絞り込み
の3つが必要なのじゃ。
どれも大事じゃがこの記事でも紹介している転職サービスなどを使って幅広く企業を検討することが鍵となってくるのじゃ。
転職に必要な3つのことは下記記事でもやり方を解説しておる。転職者はこの3つをおさえておくべきじゃな。
そうなんだ。
てか今思ったんだけど、子供と博士(公務員)のコンビって一番転職と無縁だよね。ウケる。
…………………………。
キャリアの棚卸しや業界・企業の情報収集は、転職エージェントを使うと楽にできます。転職に悩んでいる方も、ぜひ転職エージェントを通して相談してみることをおすすめします。
【Q&A】税理士の転職でよくある悩みと解決策
転職サイトかエージェントを使うべきなのは分かったけど、悩みが絶えなくてねェ↑
…悩みがあるなら、下記の解決策を見てみるんじゃ!
悩みが解決するかもしれんぞ。
ここでは、会計士・税理士が転職活動前によく抱く疑問や悩みなどをご紹介しながら、その解決策としてどんな行動をとるべきかについて解説しています。
あなたの持つ悩みを上手に解消し、スムーズに転職活動を進めましょう。
1 会計事務所・税理士事務所の求人を探せるサイトはどれですか?
会計事務所・税理士事務所の求人を探すには、2つの方法があります。ひとつは、大手の総合型転職サイトに登録すること。大手の事務所であれば、求人を出していることが多いです。
しかし、従業員の少ない税理士事務所は、大手の転職サイトに求人を出していない可能性があります。
そのため、中小の事務所への転職を検討している方は、望むような求人を探すことができない場合が多いです。
そこでもう一つの方法です。それが、上記でご紹介している「マイナビ税理士」「ジャスネットキャリア」などの税理士専門の転職エージェントを活用することです。
大手の求人サイト+専門型の転職エージェントを同時に活用することで、求人を効果的に見つけることができるでしょう。
2 会計士・税理士が法人企業に転職するには何に登録すべき?
会計士・税理士が法人企業へ転職するには、2つの方法があります。ひとつは、大手転職サイトと専門型の転職エージェントを同時に活用する方法です。
もうひとつは、「ビズリーチ」などのスカウトサービスに登録しておき、あなたの経歴・キャリアをもとに企業税理士への求人へスカウトしてもらう方法です。
法人企業への税理士転職は、通常の税理士の転職よりも時間がかかります。そのため、スカウトサービスを利用しながら専門型の転職エージェントで相談すると良いでしょう。
2 会計士・税理士が転職エージェントを使うメリットは?
会計士・税理士の転職では、必ずしも転職エージェントを使う必要はありません。
しかし、転職活動自体が始めての税理士の方や、キャリアアップ、年収アップを目指す税理士・会計士の方であれば転職エージェントを使うことをおすすめします。
転職エージェントは、給与条件や勤務地、職場の雰囲気など様々なあなたの条件をヒアリングした後、あなたに会った職場を紹介してくれます。
それに加え、面接日程の調整や内定後の給与交渉なども、あなたの代わりにやってくれます。
1人ですべてをやろうとするなら、退職したうえで就職活動に専念することになります。それも一つの方法ですが、リスクが高いと感じますよね。
転職エージェントであれば、在職中でもうまく転職活動を進められるようにスケジュールを調整してくれるため、手間がかかりません。
3 会計士の経理向け転職サイト・転職エージェントはありますか?
会計士・経理の求人を探すには、この記事でご紹介している転職エージェントと転職サイトをそれぞれ2社以上登録することをおすすめします。
経理・オフィスワーク系の職種すべてに言えることですが、基本的には求人情報は公開されている分だけでは選択肢が限られます。特に会計士・税理士・経理などの専門的な分野の事務求人は数が少ないです。
しかし、各転職エージェントが持っている非公開求人を紹介してもらうシステムを使えば、転職者のうち適性のある人にのみ紹介される求人に応募できます。
会計士・税理士が転職に失敗してしまう原因と解決策
会計士や税理士の転職に後悔したり、失敗したりしている人って結構いるのかな…
転職に失敗してしまう会計士や税理士にはある特徴があるんじゃ。
事前にその共通点を知っておけば、転職を慎重に進めることができるぞ!
ここでは、会計士・税理士が転職に失敗してしまう原因と、解決策をご紹介していきます。何となく転職活動に不安があるという方は、その不安を解消することが大切です。
悩んでいるということは、転職したいができない理由があるということ。それを解決することができれば、あなたの働き方を良くするための行動を起こすことができます。
1 やりたい仕事を明確にしていないなどキャリアプランを練っていない
キャリアプランとは「今後どのような仕事をしていきたいか?」「退職までにどのくらいの役職に就きたいか?」を自分自身で見通しを持っておくこと。
あなたが将来独立開業を目指すなら、将来的にマネジメント(管理職)ができる役職を目指すべきでしょう。また、事務所経営を学ぶために小規模の事務所で活躍すべきかもしれません。
もちろん、今の時代は将来の見通し通りに仕事が上手くいくかどうかは分かりませんが、一本軸を持っているかどうかで働き方は大きく変化します。
転職エージェントを利用して転職活動をする場合でも、自分自身のキャリアプランを持っておくと相談しやすく、希望する条件を絞りやすくなります。
まずはあなたが「直近3年でどんな仕事をしたいか?」「最終的にはどんな役職・立場になっていたいか?」のイメージを話せるようにしておきましょう。
2 転職先の情報収集をしていなかった or 知識が浅かった
転職してから後悔してしまう原因として、転職先企業や事務所の情報収集をしていなかったことが挙げられます。求人情報や募集要項など、求人票で見れる情報だけではなく、企業の口コミや評判、実際の職場の雰囲気なども含めた情報収集が重要です。
しかし、転職先の情報収集を1人でやるのは難しいですし、口コミや評判はほとんどが悪いもので溢れています。
そのため、実際に職場に取材&ヒアリングをおこない、職場の実情や雰囲気の情報を集めている転職エージェントに相談することで、効率的に情報収集することができます。
3 年収アップしたいのにほかの条件も気になってしまった
転職先を探す場合、あなたが転職先に何を一番に求めているのかをはっきりさせることが大切です。
あなたはきっと、次の職場はすべての条件が満足できるものであってほしいと考えているはず。
しかし、どんな職場にも一長一短があり、良いところと悪いところがあります。そのため、あなたが最も求める条件を満たす職場を見つけるためには、まずあなたが優先順位を決めなければなりません。
優先順位とは、大まかに下記のような項目で考えます。
- 年収アップしたいかどうか:年収・給料
- キャリアアップしたいかどうか:役職・昇進
- 人間関係の良い職場ではたらきたいかどうか:人間関係
- やりたい仕事があるかどうか:モチベーション
たとえば、あなたが年収アップを一番に考えるのであれば、やりたい仕事がすぐできるわけではないけれども、年収額が高い仕事を選ぶべきでしょう。
逆に、年収は下がっても良いので人間関係の良い職場ではたらきたい方は、和やかな職場を目指して求人を探すべきです。
このように、転職先に求めるものをしっかり決めたうえで転職求人を選べば、転職後に自分がイメージしていた働き方通りに働き始めることができます。
4 自分の強み・弱みを自己分析できていない
自分の強み・弱みを理解した上で、これまでの経歴・経験でどのようなスキルを伸ばしてきたいのかを他人に説明できることが大切になります。
学生時代の就職活動で自己分析をやった人は多いと思いますが、それと同じです。転職活動では、学生時代よりもさらに深く自己分析をおこなう必要があり、これを「キャリアの棚卸し」と言います。
自分の強み・弱みを理解するにはいろいろな方法がありますが、最も簡単にできるのは転職エージェントに相談することです。
面接や履歴書・職務経歴書の添削をしてくれるため、無駄な分析をせず目的を持って自己分析をすることができます。
5 1人で転職活動を進めようとして転職先に妥協してしまった
転職活動が初めての方は、1人で転職活動をするべきではありません。できれば、転職エージェントを活用して転職活動をおこなうことが望ましいです。
理由は様々ですが、1人でやるべきではない一番の理由は「転職活動に妥協してしまうから」です。
妥協してしまうとは、転職先選びに時間をあまり使えず、「良さそうだな」と何となく思ったところを選んでしまうということ。
時間が足りない中転職活動をすると、このようなことが起きてしまいます。
忙しいが転職したいという方は、転職エージェントを利用すると、在職しながらでも余裕を持って転職活動をすることができます。
転職エージェントを利用する際によくあるQ&Aと注意点
転職エージェントを使うべきなのはわかったけど、いろいろ不安があるなぁ…
転職エージェントを使う前によくある悩みや不安を解消しておくことが大切じゃ!
有効活用できるように、ここで不安なことを解決していこう!
1 転職エージェントって電話をかけてくるの?
転職エージェントは、登録後に担当コンサルタントがつくことであなたの希望条件に合った求人を紹介してくれます。
また、面接対策やキャリア相談、面接や入職日の日程調整も代行してくれる力強い味方です。
転職サイトとは異なり、転職エージェント登録後には、あなたが登録した電話番号を通して連絡をしてきます。
メールだけの連絡で済む転職エージェントはほぼないので、あらかじめ電話がかかってくる準備をしておきましょう。
ただし、電話を取る時間がない方は後からメールで連絡されることもあります。
2 転職エージェントって電話面談のみは可能?
登録後の電話はほぼかかってきますが、電話面談のみで求人を紹介してくれる転職エージェントは多数あります。特に、全国対応の転職エージェントではその傾向にあります。
そのため、実際に面談ができない地方在住の方などでも転職エージェントを利用することが可能です。
3 転職エージェントを掛け持ち(複数登録)していることって伝えるべき?
転職エージェントは、「複数登録」がおすすめです。複数登録してはいけない規約などはないので、特に心配する必要はありません。
しかし、実際に転職エージェントを複数登録していると求人案件がかぶることがあるため、できることなら転職エージェントの担当者に「複数登録していること」を伝えるべきです。
複数登録していることを伝えても、不利な条件に置かれるわけではありませんし、担当者もさらに本気になって、あなたにあう求人を見つけようと努力してくれるはずです。
4 複数の転職エージェントで同じ案件に応募可能?
転職エージェントに複数登録していると、紹介される求人がかぶってしまうことがあります。できれば事前に「〇〇と〇〇はすでに紹介されている」と伝えることがベターです。
しかし、かぶってしまうことはよくあることなので、申し訳ない気持ちになる必要はないでしょう。転職エージェント側も、それは十分承知しています。
ただし、掛け持ちしていることをムリに隠して話をすすめると、異なる転職エージェントからそれぞれ同じ企業に応募してしまうケースがあります。
これは企業側にもエージェント側にも迷惑がかかりますので、絶対にあいまいな返答はしないようにしてくださいね。
5 転職エージェントってどうやって退会するの?
転職エージェントは、登録したら必ず応募しなければならない規約はありません。そのため、いつでも退会することが可能です。
「マイページログイン」などの機能がある転職エージェントでは、お問い合わせ欄から退会手続きをおこなうことができるものもあります。
ただ、一般的には、登録後に担当してくれるコンサルタント(アドバイザー)に直接電話かメールで連絡したほうが早いです。
退会しても何か不利になるようなことはありません。転職エージェントを絞り込みたい、良い求人がないという場合には、それほど気兼ねせずに退会しましょう。
6 担当者の質が悪いときや紹介される求人が合わないときはどうするべき?
転職エージェントは、あなたの希望条件を面談を通してヒアリングし、条件に合った求人を紹介してくれます。転職者一人ひとりに担当がつくため、1対1でサポートを受けることが可能です。
細かなコミュニケーションを取ってもらえる一方で、どうしても性格や対応が合わないと感じる担当者だったり、紹介してくれる求人が的外れ…ということもあり得ます。
複数活用しておけば、仮にひとつのエージェントが合わなくても求人を紹介してもらえることができます。また、担当者を変えてもらうこともできますので、柔軟に活用することが大切です。
もし紹介される求人が自分には会わないと感じたときは、きっぱりと断りましょう。断る理由を伝えることで、より自分に合った求人を紹介してもらえる確率が高まります。
まとめ|転職サイト・転職エージェントで転職を成功させよう!
いかがじゃったかの?
ぜひ複数比較しながらあなたにとって最良の企業を見つけてくれたら幸いじゃ!
博士も転職するの?てか博士ってなんの研究してんの?
END
何を専門としているのかよく分からないが、何でも知ってる物知り博士。「ぼっち」という名前の教え子がいる。最近は痛風に悩まされている。