Webデザイナーへの転職を考えている方は、「自分のスキルは転職で通用するだろうか?」というスキル面に関する悩みや、「どのように転職すべきだろうか?」といった転職方法に関する悩みを持つ方が多いのではないでしょうか。
今回は、Webデザイナーへの転職を検討している方のうち、未経験者の方に向けて転職で実践すべきこと・知るべきことをご紹介していきます。
ご自身の段階に合わせて、必要な項目をぜひ参考にしてください。
WebデザイナーはWebサイトを制作する職種のひとつじゃ。企業によってカバーする範囲は異なるが、Web周りの知識は必要不可欠じゃぞ。
だよね、じゃあ未経験だとムリかな、転職するのは。。
そんなことはないぞ。未経験でも転職する方法はあるんじゃ。まずは、最低限、Webデザイナーへの転職で知っておくべきことをおさらいしていこう。
INDEX
- 1 Webデザイナーの仕事内容・役割
- 2 Webデザイナーの仕事の流れ
- 3 Webデザイナーの適性 -向いている人・向いていない人-
- 4 Webデザイナーの仕事のやりがい・魅力
- 5 Webデザインの独学方法は?
- 6 未経験でもWebデザイナーは目指せる?
- 7 Webデザイナーへの転職のポイント
- 8 転職活動をする方法、決まっていますか?
- 9 転職エージェントを使うことのメリット・デメリットは?
- 10 転職エージェントの登録後の流れ
- 11 転職サービス選びのコツは?
- 12 転職する際に活用すべき転職サービスは?
- 13 Webデザイナーへの転職におすすめの転職サービスTOP5
- 14 まとめ|Webデザイナーへの転職を成功させよう
Webデザイナーの仕事内容・役割
Webデザイナーとは、Webサイトを制作する職種のひとつ。
具体的には、サイトのデザインを担当するのが「デザイナー」、デザインをもとにHTML/CSSなどで実際にwebサイトを作成する(コーディング)作業を行う人を「コーダー」と呼びます。
Webデザイナーは、コーディングのスキルのほか、Webデザインに関する知識や経験が必要です。「どんなWebサイトを制作するのか?」を把握した上で、適切なデザインを制作することが求められます。
サイトの企画自体を進めるのは「Webディレクター」「プランナー」と呼ばれます。Webデザイナーからキャリアアップする方も多い職種ですので、おさえておきましょう。
Webデザイナーの仕事の流れ
Webデザイナーは、Webディレクターやコーダーと協力し、Webサイトの制作を行います。Webサイト制作の一連の流れは下記の通りです。
Webデザイナーが担うWebサイト制作の作業は、上記の流れのうち太字になっている部分になります。
Webデザイナーは、依頼主(クライアント)の要望+企画内容やサイト、ページごとの構成を理解した上で、効果的なデザインを経験と知識をもとに制作する仕事になります。
Webデザイナーの適性 -向いている人・向いていない人-
ここでは、Webデザイナーに向いている人・向いていない人の傾向をご紹介していきます。しかし、この向いている/向いていないの傾向は、あくまでも「目安」であることに注意しましょう。
自分の強みや前職での経験に照らして、「自分はこの部分に当てはまっているな」ということを確認することができれば、自己分析や転職面接の志望動機等に応用することができます。
Webデザイナーに向いている人の傾向
1.WebやITに関する情報収集ができる人
WebやIT業界は、技術やトレンドの変化が他の業界と比べて激しい業界です。
よって、最近のwebサイトやアプリケーションのデザインに関する情報収集や、自身の仕事と関連する技術やトレンドをおさえておくことができる人は、Webデザイナーとして継続的に成果を出すことができます。
2. わからないことがあったらすぐ検索をして調べることができる
Webデザインに限らず、Web業界・IT業界における業務は、既に世の中に蓄積されている技術をうまく応用しつつ、最適な手段を用いてクライアントを満足させる必要がある仕事です。
よって、Web検索スキルは必須になります。情報収集にも繋がるスキルですので、Web周りの知識を効果的に探す方法を学ぶことも大切です。
3.新しいことにチャレンジすることができる人
Webデザイナーの仕事は、クライアントごとに具体的な要望や企画内容が存在する仕事です。よって、「全く同じモノを作る」ということはありません。
よって、常に新しいことにチャレンジする向上心と、向上心に見合うスキルの蓄積が大切になります。
4.コミュニケーションができる人
Webデザイナーは、「仕事流れ」でも見てきたように、制作過程の中で様々な職種・役割の方々との連携が欠かせません。たとえば、デザインを実際にWebサイトに落とし込むコーダーとのコミュニケーションや、企画を行うディレクター、そしてクライアントなど、業務の中で関わる人はとても多いといえます。
よって、デザインに関するスキルだけではなく、ビジネスパーソンとしてのコミュニケーションは必ず求められます。
5.「アート」ではなく「デザイン」を考えることができる人
「デザイン」と聴くと、才能のある人が創造力を持って独自の世界観を作る…ような仕事を思い浮かべる人は多いでしょう。しかし、それはアートであっても「デザイン」にはなりません。
Webデザインにおいては、それよりも業界のトレンドやクライアントの要望などの「他者の意見」を反映しつつ、最適なデザインを制作することが大切になります。また、ボタンや画像の配置などの「既に整っている条件」を満たした上でデザインを行っていくことも重要です。
自分の独自性よりも、クライアントやほかのメンバー、そしてデザインの基本を踏まえた表現ができる人こそ、Webデザイナーに向いているといえます。
6.「なぜ?」を考えることができる人
WebデザインはWebサイトを見るユーザー側の視点に立ち、「どうしてこのデザインがよいのか?」とかんがえられることが何よりも大切です。
「なんとなく見栄えが良い」といった考えではなく、色合いから配置まで様々な要素に対して「なぜこの配置や色合いなのか?」ということを理解した上でデザインをしていく必要があります。
つまり、デザインの領域に限らず、仕事をする上で「なぜ?」と根本に立ち止まって考えることができる方は、Webデザイナーに向いているといえます。
7.物事を客観視することができる人
物事を客観視するとは、具体的には「制作しているもの」をユーザーやクライアントの視点から考えることができるかということです。仕事の現場では、「修正」「改善案」などをもとに、自分自身の制作物を見直す機会も多いでしょう。
その中で、独りよがりにならず様々な観点から自身の仕事と向き合える粘り強さが大切です。
つまり、Webデザイン以外でも、自分自身の仕事を客観的に見て、反省と改善を繰り返すことのできる人は、Webデザイナーに向いているといえます。
Webデザイナーに向いていない人の傾向
1.情報収集やトレンドに鈍い人
Web・IT業界を目指す方で、業界の知識や情報に無関心である方は少ないと思います。よって、「この点は心配ないな」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、少し深掘りして考えてみると、仕事に関連する情報を継続的に収集し続けることは結構難しいものです。
Webデザインの仕事をする以上は、情報収集やトレンドを察知するための行動が必ず必要になりますから、注意が必要です。
2.分からないことをそのままにする人
Webデザインに限らず、Web業界の仕事は「ノウハウの蓄積」が大切です。同じものは二度と作ることはありませんが、制作過程で同じ工程を踏むことはかなり多いでしょう。たとえば、デザインの際に使用するソフトの効率的な使い方や応用の仕方など、ノウハウは様々です。
そのような仕事の中で、「わからないこと」をそのままにすることはそれ以降の仕事に支障をきたすことになりかねません。「偶然うまくいった」を繰り返していると、いつか必ず仕事において重要なミスを招くことになります。
よって、Webデザイナーとして仕事をする以上は、ご自身の業務の中で「分からないこと」をひとつひとつ解決し覚えていく粘り強さが大切になります。
3.新しいことを覚えるのが苦手
先述したように、Web・ITの技術やトレンドは日々進歩しています。その中で、新しいことを覚え用とする向上心や、仕事への興味を失ってしまうと、仕事で成果を出すことが難しくなります。
新しいことを覚え続けるということは、言い換えると「いつも自分のスキルに不足を感じ続けること」でもあります。常に向上心を持つことは、不安や心配を抱くこととつながっているからです。
Webデザイナーとして仕事をする以上は、新しいことを覚え続けなければならないということをおさえておきましょう。
4.コミュニケーションが苦手
Webデザイナーは、コーダーやプログラマーよりも、場合によってはコミュニケーションを多く要する必要があるかもしれません。
コミュニケーションが苦手であるということは、デザインに適応する企画内容や要望をうまく取り入れることが難しいということでもあります。
つまり、Webデザイナーとして仕事をする以上は、コミュニケーションスキルは欠かせない要素であるといえます。
6.「なぜ?」という疑問を持つことがない人
Webデザイナーは、常に新しいことを学び続け、今現在制作しているデザインに関して常に批判的になる必要があります。
つまり、制作するデザインに対して「なんとなくこうなった」「わからないけどこうした」といった根拠のない仕事をしてはいけないということになります。
「なぜ?」と自分の仕事や企画内容そのもの、そしてデザインの方法に関して考える習慣をつけなければ、継続的にWebデザイナーとして働くことは難しいといえます。
ここまで、Webデザイナーに向いている人と向いていない人の傾向をご紹介してきました。もし、「向いていない傾向」に当てはまっていると感じていても、現段階で心配する必要はありません。
Webデザインの仕事を通して、必要な項目を伸ばしていく、という観点がとても大切になります。
Webデザイナーの仕事のやりがい・魅力
では次に、Webデザイナーの魅力ややりがいについて見ていきます。魅力ややりがいは、転職面接において「なぜ、Webデザイナーを志望したのか?」といった志望動機で活用できる情報です。
もちろん、そのまま伝えることはできませんが、概観としてWebデザイナーの魅力を知っておくことは、Webデザイナーとしてはたらく自分自身をイメージするためにも大切です。ぜひおさえておきましょう。
多角的なものの見方ができる
Webデザイナーは、Webに関する知識や情報を総動員して仕事をする必要があります。しかし、ただ単に情報やスキルを踏まえた仕事ができればいいかというと、そういうわけではありません。
デザインは「人の感性」に触れるものであるため、それを制作するWebデザイナーにも、人としての感性が強く求められます。また、具体的な仕事現場の中で、クライアントの要望を理解するためには、論理的な考えと感性的な考えをうまく両立させる必要も出てきます。
よって、Webデザイナーとして経験を積むことは、「Webサイトのデザインを制作する」という範囲を超えて、物事の見方を多角的にすることにも繋がるのです。
物事を様々な観点から見ることができるスキルは、Webデザイン、Web・IT業界に限らず様々な職種・業種で活用できます。
よって、Webデザインだけではなく、ほかの職種へのさらなるキャリアアップを考えている方にとっても大変魅力的な仕事なのです。
実力をつければ独立も可能
Webデザイナーは、Web製作会社ではたらくほか、独立してフリーランスとして活躍する方も多い職種です。
独立する場合、Webデザインに必要なコーディング・プログラム開発の知識をさらに深めることが求められたり、より広範な知識が必要になる場合も多いといえます。
しかし、その分、向上心を持って経験・スキルを積むことに意義を見出しやすい仕事です。
最近では、独立してフリーランスとして仕事をすることができる土壌も整いつつあります。将来的な独立を目指してはたらけることも、Webデザイナーの魅力です。
Webデザインの独学方法は?
Webデザイナーへの転職を検討している方の中には、「実際にWebデザインの勉強方法を知りたい」という方も多いでしょう。未経験から転職活動を進める場合でも、並行して勉強を勧めておくことは自信に繋がりますし、転職活動においてもアピールポイントになります。
それぞれ、分野・方法ごとに項目をわけていますので、ぜひ参考にしてください。
デザインの勉強
Webデザインのノウハウは、一定のセオリーがあります。よって、セオリーを学ぶことが仕事をする上では必須ですし、未経験から仕事をしていく場合でも、知識を効率的に吸収することができますのでおすすめです。
デザインに関しては、クライアントの要望によって個別的なノウハウを学ぶことが最も効率的といえます。基本をおさえつつ、実務を通してノウハウを学んでいきましょう。
HTML・CSSの勉強
HTML/CSSは、デザインを実際にコーディングする際に使用するマークアップ言語です。Webデザイナーにもコーディングの知識は必要不可欠ですので、基本をおさえておくべきでしょう。
本を購入して学習するほか、「Progate」・「ドットインストール」などのWeb上でプログラミングを学べるサービスで基本を学習することをおすすめします。
Photoshop、Illustratorの使い方を学ぶ
「Photoshop(フォトショップ)」「Illustrator(イラストレーター)」はともにWebデザインを制作する際に使用するソフトです。特に、Photoshopは数多くの現場で活用されています。
Webデザインやコーディングに関する基本と異なり、両者デザインソフトの使い方はなかなか検索してもノウハウが少なく、実際に実務で習得に悩むのはデザインソフトの場合が多いです。
PhotoshopやIllustratorに関しては、入門書や書籍を活用し学ぶことが最も効率的です。しかし、実務を通して学ぶことや、人に直接質問しつつ使い方を学ぶほうがより効率的であるといえます。
未経験でもWebデザイナーは目指せる?
未経験者がWebデザイナーに転職することは、実際のところ可能なのでしょうか? これまで数回述べてきたように、未経験からWebデザイナーへ転職することは可能です。
未経験者の場合は、通常の求人サイトでは転職先選びに苦労することが多いといえます。基本的に、転職サイトに求人を出す企業は「経験者枠」であり、未経験者が「未経験可」の求人を探し、さらに待遇や労働条件、勤務地などがマッチしている情報を見つけるのはかなり時間がかかってしまいます。
そのため、未経験OKのWebデザイナー求人を見つけることができる転職エージェントを活用することが最も効果的な転職方法になります。
Webデザイナーへの転職のポイント
では、Webデザイナーへの転職で最も重要な「転職する方法」をご紹介していきます。Webデザイナーの仕事は、自分の強みを活かしながらさらにスキルを磨いていくことができるため大きな魅力がありますし、収入アップを見込むこともできます。
Webデザイナーへ転職するために必要なアクションを3つご紹介していますので、ぜひ参考にして頂き実践してみてください。
転職するために必要な3つのこと
転職に必要なことはこの3つです。順に解説していきます。
1 キャリアの棚卸
「キャリアの棚卸」とは、自分自身のスキルを客観的に見て、どんな経験を積みどんなスキルを身に着けてきたか? を明確にすることです。
比較的余裕ができてきてからいざ自分自身のスキルを振り返ろうと思ってもなかなかできることではありませんし、転職を機会として自分を見つめ直さなければ、この棚卸しをするタイミングはほとんどありません。これを機に、自分の「経験・スキル」を過去の具体的な仕事内容とともに書き出しておきましょう。
2 転職する理由
転職することを考えている以上は、何らかの「理由」があるでしょう。理由のない転職はない、それは当然のことですが、実は転職する理由が固まっていないという可能性もあるのです。
「自分は何を要因として転職を考えているのか?」を今一度明確にして書き出してみましょう。それは給与・待遇面でしょうか? 仕事内容でしょうか? 求める人間関係でしょうか?
3 具体的な企業(職場)
自身の経験と転職理由をハッキリさせたあとは、具体的に「ここで働きたい」と思える企業を探す必要があります。具体的に企業を見ていくためには、業界に数多存在する企業をひとつひとつ調べるのではなく、「事業の内容」「商品・サービスの内容」などを区別して、自身の求める条件や「やりたいこと」に照らして選んでいく必要があります。
異業種への転職の場合は、具体的にどんな仕事があるのかについて詳しく知らない方がほとんどでしょう。その場合は、「実際どうなの?」はさておき、とにかく自分が「やりたい!」と思う仕事内容や、企業の提供するサービスや取り扱う商品を事前にリサーチしておくことが大切です。
ハッキリと「転職したい企業」が定まっていない場合でも、「転職したい業種・職種」をハッキリさせておくことで、転職活動における企業選びをスムーズに行うことができます。
「転職に必要な3つのこと」を学んだ上ですべき2つのこと
1で自分自身の経験・スキルを再確認し、2で転職する理由を明確にしました。さらに、3では具体的な企業選びをする準備を整えました。さらに、ここからすべきことは2つです。
4 志望動機を明確にする
「志望動機」は、「なぜこの企業に入りたいのか?」を明確にし、面接で企業側にあなたを採用するメリットを理解してもらうために必要な要素になります。
中途採用で最も採用基準として重視されているポイントは、「必要スキルの経験年数」です。
応募先企業が、あなたを採用するメリットをよく理解するためには「マッチするスキルや人間性」をわかりやすい形でアピールする必要があり、そのためには具体的な経験に基づいた志望動機が重要になります。
5 転職エージェントを活用する
「転職活動は初めて」という方は、Webデザイナーの求人を紹介してくれる転職エージェントサービスを活用するか、求人情報を多数取り扱うサイトを活用することをおすすめします。
特に、「転職エージェント」は本来1人で進めなければならない転職活動を、業界に精通したエージェントがサポートしてくれるため、転職成功の確率がぐんと上がります。
下記では、転職エージェントのメリット・デメリットや、登録後の流れ、そしてオススメの転職エージェントをご紹介しています。Webデザイナーへの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
転職活動をする方法、決まっていますか?
転職活動を検討している方の中には、どこの転職サイトを使うべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。とりあえず転職サイトに登録したはいいものの、なかなか企業選びが進んでいない…そんな方は「自分に合った転職活動の方法」を知った上で転職活動を始めるべきです。
自分に合った転職活動の方法を知るためには、「転職活動にはどんな方法があるのか?」をおさえて置く必要があります。ここでは、一般的な転職方法を3通りご紹介していきます。自分はどれに当てはまるかを確認しながら参考にしてくださいね。
1 転職求人サイト
転職者が個人情報や経歴・スキルを登録後、掲載されている求人情報を探すことのできるサービスが転職求人サイトです。「転職活動をする」というと、真っ先に思い浮かぶ方法ですよね。
代表的な転職サイトには、リクナビNEXTなどがあります。
とにかく自分で求人情報を探したい方や自分のペースで転職活動を進めたい方、転職が初めてではない方にとっては、最も効率的な転職方法です。
2 スカウトサービス
スカウトサービスとは、サービス上に登録された転職者に対して企業側がスカウトを送信しマッチングする転職方法になります。
代表的な転職スカウトサービスには、ビズリーチやDODAがあります。また、通常の転職求人サイトの機能のひとつとして「スカウト」「オファー」の機能がある場合もあります。
転職サイトとは異なり、登録した方の経歴やスキルを元に「企業側から連絡が来る」ことが特徴です。今よりいい条件の企業へ転職したいと考えている方や、転職サイトを使うよりも確実な転職がしたいと考えている方におすすめの方法です。
3 転職エージェント
転職エージェントとは、登録者の経歴やスキル、求める条件をもとに求人情報を紹介してくれるサービスです。スカウトサービスとは異なり、企業と転職者の間に「エージェント」が仲介します。
転職エージェントには大手から業界特化型まで様々な種類があるため、「業界・業種が決まっている方」におすすめです。また、初めから最後までサポートしてくれるため「転職が初めての方」が最初に活用すべきサービスです。
転職に対する不安が大きい方は、自分一人で転職活動を進めるのではなく「転職エージェント」を活用してみてはどうでしょうか。転職エージェントについてもっと知りたい方は、下記を参考にしてください。
転職エージェントを使うことのメリット・デメリットは?
転職エージェントとは、いうなればあなたの「秘書」のような存在です。転職エージェントサイトは多数ありますが、共通しているのは「担当者がつき、転職活動を一貫してサポートしてくれる」ということ。
ここでは、転職エージェントを使用することのメリット・デメリットをご紹介しています。転職を検討している方は、下記のメリット・デメリットをよく理解した上で活用していきましょう。
メリット
自分に合った職場を探してくれる
転職エージェントの最大の特徴は、業界や転職事情に精通したエージェントが転職相談に乗ってくれること。つまり、あなたの特性や経歴を活かしたアドバイスを受けること、「どんなところに転職すべきか?」といった悩みを相談することができるということです。
その上で求人を紹介してくれるため、「自分に本当に合っているのだろうか?」という悩みを持つ必要がなくなりますし、万が一悩みを持ったとしても、その都度相談をすることができます。
転職が初めてな方や、転職に大きな不安を抱いている方にとって、一人で転職活動を行う必要がない転職エージェントはかなり心強い味方であるといえます。
転職活動に必要な準備をサポートしてくれる
相談やアドバイスだけではなく、内定を得るための面接の準備や面接に必要な選考書類の準備を行ってくれるのもエージェントの特徴です。また、在職しながらの転職活動で最も不安のある「スケジュール調整」も、最適な日程を企業側と相談した上で決めてくれるため、面接のスケジュール調整がとても楽になります。
転職活動は想像以上に「すべきこと」が多いため、「まず、何をすべきかわからない」という方にはぜひ転職エージェントをおすすめします。
デメリット
自分で数多くの求人情報を見ることができない
転職活動を複数回行っている方や、既に細かな条件等まで決まっている方にとっては、「多くの求人情報を見たい」が転職活動の最大のポイントといえます。
転職エージェントは、最適な求人を提案してくれるという点では優れていますが、どうしても「自分でみたい」という場合の量や効率としては一般の転職サイトに劣ります。
しかし、その分ひとつひとつの求人情報を綿密に紹介してくれるため、求人内容に対する信頼性は高いといえます。
転職する業界や職種・業種などが明確になっていない場合、一人で転職サイトを使い多くの求人を見ることは、転職活動に多くの時間を割いてしまうことになりますので、注意が必要です。
担当するエージェントによって対応が変わる
転職エージェントは、転職者によって担当者が就くシステムなので、その分具体的なサポートを得ることができます。反面、担当するエージェントによって、対応やアドバイスの内容に幅があることに注意が必要です。
転職エージェントサービスは、複数活用する方がとても多いというデータがあります。
転職エージェントは「4社」以上の活用で転職に成功する割合がぐんと上がります。担当者に不安がある場合でも、それを解決する方法はあるといえますね。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントの一般的な「登録後の流れ」は次のようになります。転職エージェントごとに細かな流れが異なる場合もありますが、大まかに流れをおさえておくことで、円滑に転職活動をすすめることができるでしょう。
- 個人情報入力後、エージェントからカウンセリング(転職の相談)の日程調整の連絡が1〜2週間で来る。
- エージェントとのカウンセリング(転職の相談)を行う。
- 相談を踏まえてエージェントが求人を紹介してくれる。
- 履歴書などの書類準備&応募する企業を決める。
- 面接準備をエージェントと相談しながらする&面接本番。
- 内定後、入社日や給与などの条件交渉をエージェントを通じて行う。
カウンセリングや相談のタイミングで、「面接前の不安事項」「内定後の入社日や給与交渉」「退職の調整」の方法はどんどん質問し、出来る限りエージェントから情報を受け取りながら転職活動を進めていきましょう。
転職サービス選びのコツは?
転職エージェントは、複数活用することで最も転職成功率が高まります。これを機に登録をしておきましょう。
エージェントサイトは、必要項目を入力し登録完了した後、メールや電話等であなたの日程に合わせて転職支援を行ってくれます。「今仕事が忙しい!」「時間がないかも…」と不安な方も心配せずにまずは登録してみましょう。あなたの転職成功率がグンと上がります。
■転職エージェントを選ぶコツ
- 求人数(多くの数がある分、選択肢が増える)
- サポート内容(エージェントサイトによってサポートしてくれる内容や方法が変わる)
- どの業界に強いか?(職種・業界に特化したエージェントがある)
この3つの観点から、自分にあった転職エージェントを複数活用していくことをおすすめします。
転職する際に活用すべき転職サービスは?
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まとめ|Webデザイナーへの転職を成功させよう
Webデザインは、実務で学ぶことが最も効果的なんだね。
そうじゃ。そのため、未経験者はとにかく未経験OKの求人を探し、着実にスキルアップすることが大切になる。
わかった!転職エージェントに登録してみるよ。
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Webデザイナーへの転職を検討している方のうち、未経験者の方に向けて転職で実践すべきこと・知るべきことをご紹介してきました。
Webデザイナーの仕事内容や魅力を理解した上で、転職方法のうち最も転職しやすいやり方を選ぶことが、未経験者の転職には必要です。
今回の記事を参考に、ぜひ転職活動を進めてみてくださいね。
はかせ、Webデザイナーになりたいんだけど、実際の仕事内容ってどんな感じ?