中堅ITエンジニアの方の中には、職場の待遇や人間関係など、様々な要因で「転職したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。中には、給与をもっとアップさせたいという思いを抱く方もいるはずです。
しかし、転職に対しては「やったことがないから不安」「年齢的に、いまさら転職するのはリスクが高そう」というイメージを持ってしまいがちですよね。確かに、一昔前までの転職がさほど一般的ではなかった時代では、そのイメージは正解に近いものでした。
実は、今ではそのような状況は変わってきています。その根拠とともに、今回は、プログラマーが転職する方法やポイントについて解説しています。
自己紹介が雑ゥ!
…これまで積んできた経験・スキルを活かした転職は十分可能じゃ!むしろ、経験やスキルを正当に評価してもらえる職場で働くチャンスでもあるんじゃ!
ほんと!じゃあ転職方法を教えてよ!
プログラマーの平均給与・年収は?
平成27年の統計(厚生労働省「平成27年 賃金構造基本統計調査」)によると、プログラマーの平均年収は、32.7歳で「400万円」です。
- 平均年齢:32.7歳
- 勤続年数:6.2年
- 労働時間:162時間/月
- 超過労働:17時間/月
- 月額給与:299,100円
- 年間賞与:494,300円
- 平均年収:4,083,500円
プログラマーの給与は年間の業務の多忙さによって残業時間などが変化するために、年収に占める残業代などの金額が大きいことが多いといえます。
そのため、給与だけではなく、「休日」「平均残業時間」などの待遇面のほか、人間関係や職場・企業の風土などの実情を転職エージェントや口コミを通して調べておくことも重要です。
「転職したい!」と考えてませんか?
IT業界で仕事を続けていると、様々な悩み・課題に突き当たります。あなたが転職したいと薄々と感じている理由は、下記のいずれかに当てはまるでしょうか。
- 給料・休みが少ない・残業が多い
- 職場の人間関係に疲れた
- 他の職場でスキルアップ・給与アップしたい
上記の3つに当てはまる方は、転職を検討すべきです。給与アップさせたいと考えている方の場合も、今よりももっと、適正な時間と適正な評価で働くことができる可能性があります。
「これまでの経験を活かして、もっと良い環境・条件の職場ではたらきたい!」という方は、下記の転職方法を参考にしてください。
「30代間近(もしくは30代前半)だから、今の職場を辞めることには抵抗がある」という方も、まだまだ経験・スキルを活かせる仕事を見つける方法はあります!
プログラマーの転職は年齢によってどう変わる?
プログラマーとして転職を検討している方の中には、「30代」もしくは20代後半の方が多いことでしょう。
そして、転職するにあたって最も気になるのは「年齢によって採用を見送られることが多いのではないか?」というポイントではないでしょうか。
確かに、転職を考えてみたときには「年齢がある程度あるとなかなか雇ってもらえない」といったネガティブなイメージを持ってしまいますよね。
しかし、30代のミドル層の転職は今ではすでに当たり前になってきています。
人手不足の影響を受けて、ミドル人材を対象とした求人が「増えている」、「どちらかと言えば増えている」と回答した転職コンサルタントは約80%。企業からのミドル人材ニーズは確実に増加しているようです。
引用:人手不足がミドル求人に及ぼす影響は?転職コンサルタント105人に聞いた見解と展望。
上記データは、大手転職サービスを運営する「エン転職」が調査したデータです。転職市場全体の傾向の根拠としては、確実性のある情報といえます。
加えて、転職に成功した年齢を見ると、ミドル人材と呼ばれる30代前半が平均となっていることが分かります。
現在は、20代後半からの転職市場も伸びているようですが、それを含めて考えると20代後半〜30代前半が転職に適した時期であることが、よくわかりますよね。
では、実際に転職を考えている方は、どのように転職活動を進めていくべきなのでしょうか?
次ページでは、転職活動を成功するためにすべきことや転職方法、そして活用すべき転職サービスをご紹介しています。
はかせ、ボク、プログラマーなんだけど、いまさら転職できるかな??