未経験・異職種経験者がマーケティング職へ転職することは可能なのでしょうか?
結論からいいますと、転職活動の準備をしっかり行うことができれば、未経験からでも十分転職は可能です。
しかし、未経験職種への転職は、不安が大きく立ち止まってしまいがちです。
そこで今回は、異職種・未経験からマーケティング職を目指したい方向けに「未経験から目指す方法」「マーケティング職の基本的な情報」「マーケティング職に向いている人・向いていない人」など、転職前に知りたい情報をすべて解説しています。
今回の記事を参考にすることで、転職活動をスムーズに進めることができます。
ぼっちよ、大丈夫じゃ!
まずは、本当に未経験からマーケティング職を目指すことができるのか、一緒に考えてみよう。
INDEX
マーケティング職を未経験・異職種から目指すために重要なこと
未経験・異職種からマーケティング職を目指す場合には、どんなことに注意すれば良いの??
イチバン大事なのは、「面接対策」じゃ!
未経験でも、マーケティング職として活躍できることを根拠とともに説明できれば、十分採用される可能性はあるぞ!
結論から述べると、未経験からマーケティング職を目指すことは十分可能です。また、異職種・異職種から転職することも、きちんと準備すれば現実的なもになります。
では、マーケティング職を未経験・異職種から目指すためには、何が必要なのでしょうか? ここでは、未経験・異職種・異職種から転職する方に向けた転職活動のポイントをご紹介していきます。
1 志望動機を明確にする
未経験からマーケティング職を目指すために最も重要なのは、面接対策になります。面接では、あなたの強みや経験・スキルなどについて質問されます。
質問の中でも最も準備が必要なのが「志望動機」です。
志望動機には、「なぜマーケティング職を目指すのか?」という職種に関する志望動機と、「なぜこの会社のマーケティング職なのか?」という選んだ企業の志望動機の2通りがあります。
前職からマーケティング職を志望するにあたって何がキッカケだったのか、なぜ他の企業ではなく応募先企業を魅力に感じたのかを伝えることができれば、未経験からでも採用される確率がアップします。
また、営業職や事務職など、ほかの業界・分野で得た仕事のスキルのうち、マーケティング職でも活用できるスキルを整理して自己PRに繋げることも大切です。
面接対策では、下記の3つを必ず準備しておきましょう。
<面接対策>
- 自己PR
→前職の経験のうち、マーケティング職で活かせる経験・スキルは何か? - マーケティング職への志望動機
→なぜほかの職種ではなく、マーケティング職を選ぶのか? - 会社への志望動機
→なぜ他の会社ではなく、この会社を選んだのか?
この3つについて準備しておけば、「面接で話すことがなくなる」ということは絶対にありません。
2 ベンチャー企業を視野に入れる
マーケティング職はどの業界・業種でも求められつつある人気の職種です。特に、ベンチャー企業やIT企業では、マーケティング職の募集が増加しています。
未経験から転職できる企業を探す上では、広く様々な業界から求人を探すことが大切です。大手だけではなく、ベンチャー企業やIT企業を視野に入れて転職活動を行いましょう。
3 Webマーケティングの知識を学ぶ
どの業界でも、「Webマーケティング」の知識が必要になりつつあります。どの業界でもITの活用が常に求められているからです。
Webマーケティングには様々な仕事がありますが、webサイトのアクセス数やビッグデータを分析する仕事が主となるため、IT業界のトレンドや技術を理解しておくことが大切です。
Webマーケティングには、ネット上で多くの知識を学ぶことができます。特に、おすすめなのは、下記のWebメディアです。
おすすめWebメディア:Webマーケティングに強くなるメディア ferret[フェレット]
未経験から目指す場合でも、自分で情報収集ができるようにしておきましょう。
4 条件面をあらかじめ決めた上で求人を探す
給与や福利厚生、勤務地などの条件を事前に決めた上で求人を探すと、効率的に自分の条件に合った転職先を見つけることができます。
事前に条件を決めておかないと「何となく良さそうな求人」に応募してしまうことに繋がってしまいます。まず最初に「給与は〇〇万円以上」「勤務地は〇〇」と事前に明確にしておくことが大切です。
5 転職エージェントを活用する
正社員としてマーケティング職を目指す場合には、転職エージェントを活用して転職活動を進めることを強くおすすめします。
転職サイトとは異なり、エージェントではあなたの希望条件に合った求人を紹介してくれるため、自分で探す手間がなくなります。
また、面接対策や選考書類作成のサポート、面接の日程調整なども代行してくれますし、退職の手続きも相談にのってくれます。
在職しながら転職活動を行うためにはほとんど必須であるといえるでしょう。
転職エージェントは、記事後半で使い方を解説しています。転職活動を始めたいと考えている方は、まず最初に登録してみることをおすすめします。
では次に、マーケティング職を目指しているが、具体的な仕事内容や魅力についてもっと知りたい方向けに、基本的な情報を掲載していきます。
マーケティング職の仕事内容・魅力・やりがい・給与などの基本情報
転職の注意点は分かったけど、マーケティングの仕事についてもっと詳しく知っておきたいな。
それは良い心がけじゃ!
あまり知らないうちに求人を探してしまうと、転職後の後悔につながってしまう。
まずは、マーケティングの仕事内容や魅力、給与などの基本的な情報に触れておくことが大切じゃ!
マーケティング職の仕事内容
マーケティングの仕事内容は、自社の商品やサービスを売り出す際に、同じジャンルの商品・サービスの市場を調査・分析することです。
自社の商品を取り巻く状況や競合、市場のトレンドをよく理解した上で、自社製品・サービスが消費者に知れ渡るような施策を考案し実行します。
「Webマーケティング」と呼ばれるマーケティング職のひとつは、IT業界の市場規模が広がる中で特に需要が高いです。
マーケティング職の魅力・やりがい
マーケティング職の仕事は、自社製品・サービスの売上を左右する大きな責任のある仕事です。商品が市場にしっかり流通するためには、戦略を立案し、消費者のニーズに深く刺すことができるような知見が求められます。
責任が大きい分、立案した戦略が想定通りの成果を上げたときの達成感は大きなものになるでしょう。また、全社的な視点(経営者的な視点)をもとに仕事を行う必要があるため、キャリアの道も大きく開かれます。
営業職や販売職でも、商品・サービスの魅力を伝える工夫が必要です。しかし企画職では、そのおおもととなる商品・サービスの魅力を最適な形で世に送り出すための方法を模索することになります。
より深くビジネスの知識・経験を磨いていきたい方には、マーケティング職がおすすめできるでしょう。
マーケティング職の平均給与
マーケティングの平均給与は、転職サイトを運営しているDODAの調査によると、「537万円」と一般的なビジネスパーソンよりも高水準です。
昨今ではWebマーケティング職が特に人気です。他の業界でも、ビックデータや分析ツールを用いた市場調査はより便利に、一般的になっていくでしょう。
そのため、今後も給与が大きく下がることは考えにくく、将来性もある職種であるといえます。
ここまで、マーケティング職の基本的な情報について解説してきました。具体的にマーケティング職の仕事について理解できたのではないでしょうか?
次に、マーケティング職に向いている人・向いていない人を解説していきます。あなた自身が本当にマーケティング職を目指したいかどうかの基準になりますので、ぜひ参考にしてください。
マーケティング職に向いている人・向いていない人
マーケティング職の仕事内容は理解できたけど、結局、自分に向いているかどうかが不安だな…
未経験から目指すのじゃから、不安になってしまうのは当然じゃ!
まずは、一般的な傾向として、マーケティング職に向いている人・向いていない人の特徴を見ていこう!
ここでは、マーケティング職に向いている人・向いていない人の一般的な特徴・傾向をご紹介しています。
マーケティング職に向いている人
- 論理的に物事を考えることのできる人
- プレゼン能力が高い人
- 特定業界に関する深い知識がある人
- 営業力・留学経験のある人
マーケティング職に向いていない人
- ルーティンワークが得意な人
→事務系職種がおすすめ - 現場で実際に売上を上げたい人
→営業職がおすすめ - 専門的な技術に特化した仕事がしたい人
→IT業界がおすすめ
事務職・営業職・IT業界への転職方法は、下記記事で解説しています。
おすすめ記事:未経験から営業職へ転職を成功させるための5つのポイント
おすすめ記事:未経験から事務職へ!転職を成功させる5つのポイント
ここでご紹介している向いている人・向いていない人は、あくまでも一般的な傾向に過ぎません。
「自分は向いていないかも…」と感じる方でも、働きながら適性を高めることは十分可能ですので、あくまでも「参考」であることを忘れないでくださいね。
ここまで、マーケティング職へ転職するための情報について整理してお届けしてきました。あとは、実際に行動を起こすのみです。
マーケティング職への転職では、通常の転職サイトを通した転職活動ではなく、「転職エージェント」がおすすめです。エージェントを使うメリットや、具体的な活用法については下記でご紹介しています。
マーケティング職の転職には「転職エージェント」がおすすめ
マーケティング職の転職では、通常の転職サイトではなく、「転職エージェント」を活用することがおすすめじゃ!
転職エージェントは下記の理由からおすすめできます。転職が不安な方こそ、下記のメリットをしっかりおさえておきましょう。
<転職エージェントのメリット>
- 転職先の内部事情を教えてくれる(職場の内情、給与の相場)
- その他の相談でも親身にサポートしてくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる(履歴書などの作成・面接対策)
- 時間がかかる転職活動でもサポートしてくれる
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる(何度でも)
青文字で記載しているメリットは、転職活動で最も必要なサポートではないでしょうか。
特に、転職先の内部情報を教えてくれたり、自分の求める条件(休日のとりやすさ・給与など)に合った求人を紹介してくれる点は、「待遇の良い職場」を見つけるためにイチバン大切なことですよね。
エージェントは無料で登録できますし、最後までお金を取られることはありませんから、活用しない手はありません。また、正社員への転職を目指す場合は、エージェント活用がほとんどの場合必須です。
では、転職エージェントを活用した転職活動の流れについて見ていきます。転職エージェントはなじみのない方が多いと思いますので、登録後の流れをつかんだ上で登録してしょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの?
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ!
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
<転職エージェント登録後の流れ>
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る(一週間程度)
- 担当のエージェントと転職相談を行う。(対面か電話)
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ(希望するものがない場合は2へ)
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
企画職の転職で活用すべき転職サービス
マイナビエージェント|20〜30代の転職活動に最適!
『マイナビエージェント』の特徴
有名な就職サービス『マイナビ』が運営する転職エージェントサービスが「マイナビエージェント」です。
キャリア事業の大手ならではの信頼感と、太いパイプが売り。
特に20〜30代向けの求人情報に強みがあるため、転職が初めてで不安な若手社会人の方におすすめです。また、相談しながら転職活動を進めたい人にとっても力強い味方になってくれます。
20〜30代の方はほかの転職エージェントと同時に登録しておくことをおすすめします。
どんな人にオススメ?
- 希望する職種・業種が複数ある方。
- 大企業からベンチャー企業まで、あらゆる選択肢を考えているが転職に自信がない方。
- 20〜30代、第二新卒の方で、転職活動の選択肢を増やしたい方。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの?
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ!
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう!
おすすめ記事:【お得な情報が見つかる】「企画職」におすすめの転職サイトTOP5
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!
まとめ|企画・マーケティング職の転職を成功させよう
転職エージェントを使えば、自分に合った求人を見つけることができるじゃろう!
わかったよ、はかせ!
まずは「転職エージェント」に登録してみるね!
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの?
それはお母さんに聴きなさい。
今回は、異職種・未経験からマーケティング職を目指したい方向けに「未経験から目指す方法」「マーケティング職の基本的な情報」など、転職前に知りたい情報を解説してきました。
この記事を読むことで、マーケティング職へ転職するための知識を学んだことになります。あとは実践あるのみです。
今回の記事を参考に、ぜひ転職活動を成功させてくださいね。
ボク、マーケティングの仕事に転職したいんだけど…やったことはないし、どんな仕事なのか実はあまり知らないんだよね…