未経験で事務職への転職を考えて始めている方の中には、「事務職はどのような仕事なのか?」「事務職への転職はまず最初に何をすべきか?」ということがよく分からない方も多いと思います。
そこで今回は、事務職の種類や仕事内容、そして事務職への転職でおさえておきたいポイントをまとめてご紹介しています。この記事を読むことで、事務職への転職の全体イメージがつかめます。ぜひ参考にして頂き、転職活動を行う際の参考にしてくださいね。
INDEX
事務職とは?種類や仕事内容
「事務職」の種類は大きく3つに大別されます。
1 営業事務
営業職をサポートする役割を担うのが「営業事務」になります。業務内容としては、電話等を用いた受注処理、資料作成などが主となります。その他、営業に同行するといった業務が発生する場合もあります。
2 一般事務
一般事務は、社内で発生する様々な事務処理を担う業務のため、幅広い対応力が求められます。また、来客応対なども行います。会社の中でも様々な役割を担うのが一般事務です。
3 経理事務
金銭管理のための事務作業が主とした業務内容である経理事務。現金管理、経費精算、税理士とのやり取りといったお金周りの管理作業を担います。経理は専門的な知識を必要とするために経験者の求人が多めです。
事務職と言えども細かく業務内容は異なります。また、職場により対応する幅にも差があります。求人内容をよく調べて転職先を選ぶことが重要になります。
事務職の転職ではあることが3つある!
転職をするにあたっては、大まかに3つすべきことがあります。転職活動で知っておくべき基本の3項目をおさらいしておきましょう。
転職に必要なことはこの3つです。順に解説していきます。
1 キャリアの棚卸
「キャリアの棚卸」とは、自分自身のスキルを客観的に見て、どんな経験を積みどんなスキルを身に着けてきたか? を明確にすることです。
比較的余裕ができてきてからいざ自分自身のスキルを振り返ろうと思ってもなかなかできることではありませんし、転職を機会として自分を見つめ直さなければ、この棚卸しをするタイミングはほとんどありません。これを機に、自分の「経験・スキル」を過去の具体的な仕事内容とともに書き出しておきましょう。
未経験の場合は、他の業種・職種で学んだことをもう一度洗い出し、整理してみることが大切です。
2 転職する理由
転職することを考えている以上は、何らかの「理由」があるでしょう。理由のない転職はない、それは当然のことですが、実は転職する理由が固まっていないという可能性もあるのです。
「自分は何を要因として転職を考えているのか?」を今一度明確にして書き出してみましょう。それは給与・待遇面でしょうか? 仕事内容でしょうか? 求める人間関係でしょうか?
特に、他業種への転職の場合、転職理由は明確なようで、実は中身を考え尽くせていない場合があります。「なんとなく」ではなく、「自分は〇〇という理由で転職をするんだ」と理由を明確にすることは「志望動機」を考える際にも重要です。
3 具体的な企業
自身の経験と転職理由をハッキリさせたあとは、具体的に「ここで働きたい」と思える企業を探す必要があります。具体的に企業を見ていくためには、業界に数多存在する企業をひとつひとつ調べるのではなく、「事業の内容」「商品・サービスの内容」などを区別して、自身の求める条件や「やりたいこと」に照らして選んでいく必要があります。
異業種への転職の場合は、具体的にどんな仕事があるのかについて詳しく知らない方がほとんどでしょう。その場合は、「実際どうなの?」はさておき、とにかく自分が「やりたい!」と思う仕事内容や、企業の提供するサービスを事前にリサーチしておくことが大切です。
未経験での事務職転職を成功させるための5つのポイント
では、未経験で事務職へ転職するために必要なことはどんな点にあるのでしょうか?事務職未経験で、これから転職活動を行う方に向けて重要なポイントをおさえて解説していきますのでこれから実際に転職活動を行う際の参考にしてくださいね。
1 事務職の志望動機・志望理由を明確にする
事務職への転職を成功させるための第一のポイントは、自己分析を行い「自分はなぜ事務職を志望するのか?」を明確にすることです。事務職は仕事内容としても幅が広いため、人それぞれ志望する理由は異なるでしょう。
しかし、志望理由を見つけるためには避けるべきことがあります。それは、「給与」「前職の不満」のみを動機として志望理由を決めることです。
事務職のどんな業務に魅力を感じているのかをハッキリ伝えることで、あなたを採用する企業や面接を行う面接官はあなたの持つモチベーションを正当に評価することができます。
関連記事:【未経験】事務職への転職で必要な志望動機の考え方・伝え方
2 キャリアの棚卸しを行う
「キャリアの棚卸」とは、自分自身のスキルを客観的に見て、どんな経験を積みどんなスキルを身に着けてきたか? を明確にすることです。
比較的余裕ができてきてからいざ自分自身のスキルを振り返ろうと思ってもなかなかできることではありませんし、転職を機会として自分を見つめ直さなければ、この棚卸しをするタイミングはほとんどありません。
これを機に、自分の「経験・スキル」を過去の具体的な仕事内容とともに書き出しておきましょう。未経験の場合は、他の業種・職種で学んだことをもう一度洗い出し、整理してみることが大切です。
3 事務職として活かせる自分のスキルを整理する
事務職の仕事は幅が広く、様々なことを担当することになります。一般的なビジネスマナーや効率性の他PCを扱うスキルも求められるでしょう。また、求人内容ごとに特殊な事務系の仕事もあることが考えられます。
しかしその場合も、あなたの前職までの経験やスキルが活かせるチャンスは大いにあります。求人内容を見ながらあなたのこれまでのスキル・経験のどんな部分を活かせるのか?を明確にすることで、自己PRの内容を深く掘り下げることができます。
自分自身のスキルや経験を明確にしておき、それをもとに面接や選考で自己PRを行うことは、あなたを採用する側の企業や面接官、人事にとってもあなたを的確に評価するための良い判断材料になります。
4 具体的な企業を探す
事務職の場合は、正社員のほか、契約社員やパートというような雇用形態の求人も多くあります。また、前述の通り事務職と言えども3つの種類に大別されます。具体的な企業は、自分の求める雇用形態や勤務時間、給与や業務内容をあらかじめ決めておき、慎重に探していくべきでしょう。
企業を探す・選ぶ基準
1 条件面
2 業務内容
3 職場の雰囲気や企業の文化
この3点から納得のいく転職先を選ぶことが大切です。
5 未経験の求人を探すことのできる転職サービスを活用する
未経験の求人を探すことのできる転職サービスを活用することで、事務職を未経験から始める求人案件を探すことができます。
また、転職エージェントサイトを活用すれば、給与などの就労条件を相談したり、面接や選考時のサポートを手厚く行ってくれたりと、転職活動をスムーズに進めることができます。
自分自身で考えるべきことを時間をかけて慎重に行うことが大切ですが、それと同時に活用できる転職サイトを選びフルに活用することも、転職活動を成功させるためには必要です。
未経験から事務職に転職する際に活用すべき転職サービス
首都圏のフリーター、既卒、未経験に強い求人が多い『ハタラクティブ』
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・首都圏での正社員求人を探している方。
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まとめ|事務職への転職を成功させましょう
今回は、未経験から事務職を目指す転職者の方向けに事務職へ転職する際のポイントを5つご紹介してきました。
事務職は様々な業務に対応することが求められる仕事です。また、社内の円滑な体制を支える上で大変重要な役割を担う職業でもあります。そのため、自分の求める条件にあった職場を慎重に選ぶことが求められます。
今回の記事を参考にすることで、事務職の転職を成功させることのできる下準備を整えることができます。ぜひ、転職を成功させてくださいね。