「企画職になるため方法は?」「転職に成功する方法は?」…企業の中で商品・サービスと密接に関わる職種である営業職を魅力に感じながらも、どうやって転職すべきかが分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、企画職を目指す方向けに、企画職を目指すためのポイントをご紹介していきます、また、合わせて企画職への転職におすすめな転職サービスをご紹介しています。この記事を読むことで、企画職への転職活動をスムーズに進めることができます。ぜひ参考にしてくださいね。
転職活動では3つすべきことがある。
- キャリアの棚卸
- 転職する理由を明確にする
- 具体的な企業を探す
これらの基本を知った上で、企画職に転職するために知っておくべきことや、すべきことを実践することが大切じゃ!
ねぇ、早く早く!
お、おちつけ!
はやくはやくはやく!!!
INDEX
企画職とは?
企画職とは、どのような仕事内容でしょうか? 具体的な企業や業務によりその内容は様々ですが、総じて言えることは「消費者のニーズをつかみ商品を企画する」ことであるといえます。大きく分けて、企画職には2つの種類があります。
1 商品企画
世の中のニーズを敏感にキャッチし、売れる新商品を企画。 世に生み出す仕事新しい商品やサービスのイメージを探るところからはじめ、具体的な商品・サービスとして送り出すのが営業企画。 … 社内のあらゆる部門との調整が必要となり、バランス感覚も求められる仕事です。
商品企画の仕事は、市場調査に基づいて会社の商品・サービスを企画する業務を行うことです。また、既存の商品のリニューアル等も担当します。商品を様々なデータや仮説に基づいてアイディアを出し、検証する発想力や実行力、製造や流通部門とのコミュニケーションスキルが必要とされます。
2 営業企画
営業部門が目標達成をするための戦略や目標を立て、その達成をバックアップします。そのため、業務内容は多岐にわたり、具体的な業務としては、営業戦略立案、目標設定、営業戦術の策定、営業実績の把握と対策、販促ツールの制作、営業コンテストの実施、インセンティブの設定、競合の情報収集、提案資料作成などです。
営業企画は、商品企画とは異なり、作った商品・サービスが売れる仕組みを考え構築していく仕事になります。具体的な販売戦略として、販促物や営業資料、キャンペーンなどのプランニングをしていくことになります。
どちらも、他部門との連携が密に必要になる職種です。具体的な仕事の中でスキルや経験を磨いていく点も共通しています。
企画職の転職ではやることが3つある!
企画職への転職をするにあたっては、大まかに3つすべきことがあります。転職活動で知っておくべき基本の3項目をおさらいしておきましょう。
転職に必要なことはこの3つです。順に解説していきます。
1 キャリアの棚卸
「キャリアの棚卸」とは、自分自身のスキルを客観的に見て、どんな経験を積みどんなスキルを身に着けてきたか? を明確にすることです。
比較的余裕ができてきてからいざ自分自身のスキルを振り返ろうと思ってもなかなかできることではありませんし、転職を機会として自分を見つめ直さなければ、この棚卸しをするタイミングはほとんどありません。これを機に、自分の「経験・スキル」を過去の具体的な仕事内容とともに書き出しておきましょう。
未経験の場合は、他の業種・職種で学んだことをもう一度洗い出し、整理してみることが大切です。
2 転職する理由
転職することを考えている以上は、何らかの「理由」があるでしょう。理由のない転職はない、それは当然のことですが、実はあまり深く転職する理由が固まっていないという可能性もあるのです。
「自分は何を要因として転職を考えているのか?」を今一度明確にして書き出してみましょう。それは給与・待遇面でしょうか? 仕事内容でしょうか? 求める人間関係・チームでしょうか?
3 具体的な企業
自身の経験と転職理由をハッキリさせたあとは、具体的に「ここで働きたい」と思える企業を探す必要があります。具体的に企業を見ていくためには、業界に数多存在する企業をひとつひとつ調べるのではなく、「事業の内容」「商品・サービスの内容」などを区別して、自身の求める条件や「やりたいこと」に照らして選んでいく必要があります。
異業種への転職の場合は、具体的にどんな仕事があるのかについて詳しく知らない方がほとんどでしょう。その場合は、「実際どうなの?」はさておき、とにかく自分が「やりたい!」と思う仕事内容や、企業の提供するサービスを事前にリサーチしておくことが大切です。
企画職への転職を成功させるための4つのポイント
企画職へ転職を成功させるためのコツについて、いくつかの項目に分けてご紹介していきます。
1 企画職への志望動機・志望理由を明確にする
企画職への転職を成功させるための第一のポイントは、自己分析を行い、「自分はなぜ企画職を志望するのか?」を明確にすることです。企画職を志望する理由は人それぞれあるかと思いますが、ポイントとしては「給与などの条件」「前職を辞めた理由」以外の理由にすることです。
「企画職」のどんな業務内容に魅力を感じるのかをハッキリと伝えることができれば、あなたを採用する企業もあなたの持つ仕事へのモチベーションを判断することができます。
中途採用で最も採用基準として重視されているポイントは、「必要スキルの経験年数」です。
応募先企業があなたを採用するメリットをよく理解するためには「マッチするスキルや人間性」をわかりやすい形でアピールする必要があり、そのためには具体的な経験に基づいた志望動機や自己PRが重要になります。
関連記事:企画職への転職を成功させる志望動機の考え方・伝え方とは?
2 前職での専門分野やスキルで活かせる点を明確にしておく
企画職以外の職種で経験を積み、スキルを培ってきたあなたは、様々な部門と連携しながら商品・サービスを考案する企画職でも活躍できる可能性が高いといえます。企画職は、ニーズや市場調査をもとに「求められている商品・サービス」を考えて形にしていくことが仕事ですので、様々なターゲット層、市場の状況が具体的に分かる場合も多いでしょう。
たとえば、IT系の会社の営業職の経験があれば、PC周辺機器やデスク用品に関する商品の企画において商品のニーズを探る際に役立つ知見が多くありますよね。このように、実際に自分が活かせるスキルがある企業や業界を選ぶことも、転職を成功させるために重要な考え方であるといえます。
3 具体的な企業を「関わりたい業界・事業」で探す
企画職は、どんな業界であれ新しい企画を考案することや既存の商品さ・サービスを改良していくことが仕事になります。ですから、具体的に転職したい企業を探す際には、「自分がスキルを活かせそうな企業」だけではなく、「自分が関わりたい業界・事業」から選ぶことが大切です。
たとえ企画するための発想力や他部門とのコミュニケーション能力があったとしても、興味のない分野の商品・サービスを考案することは難しいでしょう。仕事の愉しさとしても、今後の働き方やキャリアを考えるうえでも、具体的な企業を「関わりたい業界・事業」で探すことが必要なのです。
4 企画職の求人を探せる転職サービスを活用する
企画職の求人を探すことのできる転職サービスを活用することで、企画職への転職をスムーズに行うことができます。また、転職エージェントサイトを活用すれば、給与などの就労条件を相談したり、面接や選考時のサポートを手厚く行ってくれたりと、転職活動をスムーズに進めることができます。
自分自身で考えるべきことを時間をかけて慎重に行うことが大切ですが、それと同時に転職サイトを選びフルに活用することも、転職活動を成功させるためには必要です。
転職するなら…転職エージェントを活用しよう
転職を検討している方の中で、「転職は初めて」という方は、「転職エージェント」を活用した転職先選びをおすすめします。
転職エージェントは、いわばあなたの転職活動をすべてサポートしてくれる秘書のような存在。転職相談やスケジュール調整の他、面接に必要な情報を教えてくれたり、面接準備をサポートしてくれたりと心強いサポーターになってくれます。
特に、志望している業界に精通しているエージェントを選ぶと、転職活動を有利に進めることができます。
転職エージェントを使うことのメリット・デメリットは?
転職エージェントとは、いうなればあなたの「秘書」のような存在です。転職エージェントサイトは多数ありますが、共通しているのは「担当者がつき、転職活動を一貫してサポートしてくれる」ということ。
ここでは、転職エージェントを使用することのメリット・デメリットをご紹介しています。転職を検討している方は、下記のメリット・デメリットをよく理解した上で活用していきましょう。
メリット
自分に合った職場を探してくれる
転職エージェントの最大の特徴は、業界や転職事情に精通したエージェントが転職相談に乗ってくれること。つまり、あなたの特性や経歴を活かしたアドバイスを受けること、「どんなところに転職すべきか?」といった悩みを相談することができるということです。
その上で求人を紹介してくれるため、「自分に本当に合っているのだろうか?」という悩みを持つ必要がなくなりますし、万が一悩みを持ったとしても、その都度相談をすることができます。
転職が初めてな方や、転職に大きな不安を抱いている方にとって、一人で転職活動を行う必要がない転職エージェントはかなり心強い味方であるといえます。
転職活動に必要な準備をサポートしてくれる
相談やアドバイスだけではなく、内定を得るための面接の準備や面接に必要な選考書類の準備を行ってくれるのもエージェントの特徴です。また、在職しながらの転職活動で最も不安のある「スケジュール調整」も、最適な日程を企業側と相談した上で決めてくれるため、面接のスケジュール調整がとても楽になります。
転職活動は想像以上に「すべきこと」が多いため、「まず、何をすべきかわからない」という方にはぜひ転職エージェントをおすすめします。
デメリット
自分で数多くの求人情報を見ることができない
転職活動を複数回行っている方や、既に細かな条件等まで決まっている方にとっては、「多くの求人情報を見たい」が転職活動の最大のポイントといえます。
転職エージェントは、最適な求人を提案してくれるという点では優れていますが、どうしても「自分でみたい」という場合の量や効率としては一般の転職サイトに劣ります。
しかし、その分ひとつひとつの求人情報を綿密に紹介してくれるため、求人内容に対する信頼性は高いといえます。
転職する業界や職種・業種などが明確になっていない場合、一人で転職サイトを使い多くの求人を見ることは、転職活動に多くの時間を割いてしまうことになりますので、注意が必要です。
担当するエージェントによって対応が変わる
転職エージェントは、転職者によって担当者が就くシステムなので、その分具体的なサポートを得ることができます。反面、担当するエージェントによって、対応やアドバイスの内容に幅があることに注意が必要です。
転職エージェントサービスは、複数活用する方がとても多いというデータがあります。
転職エージェントは「4社」以上の活用で転職に成功する割合がぐんと上がります。担当者に不安がある場合でも、それを解決する方法はあるといえますね。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントの一般的な「登録後の流れ」は次のようになります。転職エージェントごとに細かな流れが異なる場合もありますが、大まかに流れをおさえておくことで、円滑に転職活動をすすめることができるでしょう。
- 個人情報入力後、エージェントからカウンセリング(転職の相談)の日程調整の連絡が1〜2週間で来る。
- エージェントとのカウンセリング(転職の相談)を行う。
- 相談を踏まえてエージェントが求人を紹介してくれる。
- 履歴書などの書類準備&応募する企業を決める。
- 面接準備をエージェントと相談しながらする&面接本番。
- 内定後、入社日や給与などの条件交渉をエージェントを通じて行う。
カウンセリングや相談のタイミングで、「面接前の不安事項」「内定後の入社日や給与交渉」「退職の調整」の方法はどんどん質問し、出来る限りエージェントから情報を受け取りながら転職活動を進めていきましょう。
企画職へ転職する際に活用すべき転職サービス選びのコツ
転職エージェントは、複数活用することで最も転職成功率が高まります。これを機に登録をしておきましょう。
エージェントサイトは、必要項目を入力し登録完了した後、メールや電話等であなたの日程に合わせて転職支援を行ってくれます。「今仕事が忙しい!」「時間がないかも…」と不安な方も心配せずにまずは登録してみましょう。あなたの転職成功率がグンと上がります。
■転職エージェントを選ぶコツ
- 求人数(多くの数がある分、選択肢が増える)
- サポート内容(エージェントサイトによってサポートしてくれる内容や方法が変わる)
- どの業界に強いか?(職種・業界に特化したエージェントがある)
この3つの観点から、自分にあった転職エージェントを複数活用していくことをおすすめします。
リクルートの転職サービス『リクルートエージェント』
『リクルートエージェント』の特徴
「リクルート」が運営するエージェント型転職サービス。最大の特徴はリクルートのパイプを活かした多数の求人案件にあります。
業界ごとに精通したアドバイザーが、給与等の条件や面接対策などといったサポートをしてくれますので、転職に不安があるが、選択肢は多く持ちたい方が活用できる転職サービスです。
どんな人にオススメ?
・転職活動の条件などの交渉に不安がある方(代行してやってもらえます)
・面接や選考の書類など、具体的な転職活動の準備が不安な方。
・自身のスキルやPRポイントなどがよくわからず、転職に悩んでいる方。
企画職への転職におすすめのサイトを掲載中!転職サイトTOP5
まとめ|企画職への転職を成功させよう
そうじゃ!1人で働く環境を決めるのが不安なら、転職エージェントを活用するのがおすすめじゃ。
はかせより、明らかにエージェントのほうが頼りになりそうだね(ボソッ
ぐぬぬ。。。
今回は、企画職へ転職するための方法を解説してきました。なんとなく転職活動をするのではなく、しっかりと考えながら職場選びを行うことが大切です。
今回の内容を参考に、ぜひ転職を成功させてくださいね。
ねぇはかせ、企画職に転職する方法を教えてよ!