Webマーケティング職への転職を考えている方の中には「実際にどうやって転職を始めれば良いのかわからない」と転職活動に二の足を踏んでしまっている方も多いでしょう。
また、転職サイトや転職サービスを使うべきなのは分かっているが、どれを使えば良いのかわからないという悩みを持つ方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、Webマーケティング職への転職を検討している方に特化して、「転職できる人の特徴」や転職方法についてまとめました。
ほう、ぼっちはWeb業界で働いていたんだっけ？
いや、全然関係ない営業職をやってたよ！でもたぶんいけると思うんだよね！
コラ！甘く見るなよ！読者のみんなは、こういう風にならないようにしっかり準備したいところじゃな！
なんだと！じじい！
INDEX
Webマーケティングの仕事内容は？
「Webマーケター」という職種を聴いたことのある方も多いのではないでしょうか？
Webマーケティングは「マーケティング」の一分野です。通常のマーケティング活動と同様、自社のサービスの競合調査や市場調査を行ったり、分析を行ったりすることが業務になります。
通常のマーケティングとの違いは、その「分析・調査」の手法です。一般的なマーケティングでは分析するためのデータ収集をアンケートや財務諸表などを用いるのに対して、Webマーケティングではデジタルデータを使います。
マーケティングの基礎知識に加え、Web特有のジャンルの知識やSNS、Webサイトを用いた施策まで様々なスキルが求められるため、Web系全般の広い視点が求められます。
Web・IT業界は市場規模がどんどん広がっていき、必要とされるスキルも専門・多様化しています。
よって、ある程度のITスキルを持ちつつ「新たな手法を学ぶ・活用する」ことのできる人材こそ、Webマーケティング分野で求められています。
Web・IT業界の技術やトレンドはすぐに新しくなるから、自分の知識をグレードアップしていかないといけないんだね。
そうじゃ。「Web・IT業界の知識を持っている」だけじゃなく、新しい手法をどんどん学んでいける向上心のある人にこそ向いている仕事じゃな。
では、実際にウェブマーケティングの仕事へ転職できる人の特徴や経験、スキルはどのようなものでしょうか？
Webマーケティング職へ転職できる人の特徴・経験・スキル
Webマーケティングの仕事は全体的なイメージをつかみにくい仕事かもしれません。転職したい方は、自分の経験やスキルがWebマーケティングの仕事で活用できるかどうかを知っておくことが大切です。
１ トレンドをおさえる情報収集能力
Webマーケティングで求められる知識やノウハウは、時代とともに激しく変化しています。
たとえば、SNSを活用したマーケティング手法は、TwitterやInstagram、FacebookといったSNSが認知されたあと、Webマーケティングにおける効果的な手法として知られていきました。
SNS以外の領域でも、Webマーケティングに活用できる環境やトレンドの変化は必ず起きていくでしょう。
つまり、Webマーケターを目指す以上は、「トレンドをおさえる情報収集能力」が重要になります。
Web・IT業界に限らず、これまであなたが属していた業界内で自社の製品・サービスや競合の知識、流行り廃りなどをおさえている方であれば、Webマーケターとして成長することができるでしょう。なぜなら、トレンドをおさえる方法をすでに身につけているからです。
２ プレゼンテーション能力
情報を調査・分析し整理するだけではなく、Webマーケティングの知見をもとに得られたデータを「プレゼン」することも求められます。
マーケティング職未経験の場合でも、「部署内では通じるが、他部署では通じない言葉・概念」「社内では通じるが、他社では分かりやすく言い直さないといけない言葉」などがあった経験はあると思います。
たとえば、営業職として「お客様」に自社商品を提案する際には、社内で用いられている言葉を使うことは絶対にあり得ません。そのため、「伝わりやすさ」「理解しやすさ」をしっかり考えた上で提案をするでしょう。
Webマーケティング職では、膨大なデータを元に得た結果を社内に伝える必要があります。そのため、職種・業種を問わず、「人に伝える能力」が最も大切なのです。
特に、Web業界・広告業界の用語は、慣れ親しんでいる方でないとなかなか理解することが難しいのです。論理的な説明ができる方は、Webマーケティングでも正確な仕事ができるでしょう。
３ 数字に対する強み
Webマーケティングに限らず、分析結果・調査結果を具体的な数値で示し、根拠とともに自社のサービスを伸ばす施策を提案することはビジネスにおいて重要なことです。
加えて、Webマーケティングでは、各種分析ツールや手法を用いて定量的な分析を行うことが多いため、数字に対して理解できる速度が非常に大切になります。
マーケティング職への転職を成功させるには、マーケターとして基礎となる数字や分析能力がしっかりあるかどうかを明確にする必要があります。
Webマーケティングの仕事では各種分析ツールや、専門用語などを多用します。
Webマーケティングについては、様々なメディアで基礎知識・ノウハウが紹介されています。「基礎知識が不足している」と感じる方は、専門用語やよく使うツールについて学んでおきましょう。
カンタンにいうと、「トレンドを知ってて説明が上手くて数字に強い人」ってことだね！
そうじゃ。「ある程度Web・IT業界のことを知っていること」を前提として、マーケティング全般で求められる人材像じゃな！もちろん、経験を積む中で工夫、改善ができるスキルじゃ！
では、実際にWebマーケティング職への転職を考えている方は、どのように転職活動を進めていくべきなのでしょうか？ 学ぶだけではなく、転職する方法を知り実際に行動に移すことが大切です。
次ページでは、転職活動を成功するためにすべきことや転職方法、そして活用すべき転職サービスをご紹介しています。
はかせ、ボク「Webマーケター」になりたい！