民間企業から公務員へ転職する際に注意すべき5つのポイント

民間企業から公務員へ転職する際に注意すべき5つのポイント
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民間企業から公務員へ転職する際には、どのようなポイントをおさえておくべきなのでしょうか?

今回は、民間企業から公務員への転職を考え始めた方に向け、「公務員への転職」の前提として知っておきたい情報についてまとめています。

この記事を読むことで、「民間から公務員への転職」を考えるにあたって重要なポイントを理解し転職を成功させることができるようになります。ぜひ参考にしてください。

公務員への転職方法は?

公務員への転職方法は?

公務員へ転職するための方法の基本を最初におさえておきましょう。公務員への転職は、その条件として第一に「年齢」による制限が存在します。

21歳~29歳の方の場合:「大卒程度一般枠」

30代以降の方の場合:「社会人経験者枠」

それ以外に業種・職種・業界の制限は一般的にありませんが、社会人経験者としての枠から公務員を目指す場合は、これまでの社会人としての経験を明確にしておく必要があります。

また、大卒程度一般枠の場合でも、一般企業ほど新卒との差はありませんので、志望動機が明確になっていれば、転職回数や前職での仕事内容によって大きく差が出ることはないといえます。

広く門戸が開かれているのが「公務員」といえそうですね。

試験の開催時期や試験内容は、「公務員試験総合ガイド」による調査が便利です。

「大卒程度」の意味

必ずしも大学を卒業していることを必須条件としているわけではなく、「大学卒業程度の学力」があるとする採用枠です。中退も含まれる表現であることに注意しましょう。また、自治体ごとに学歴を資格条件にしている場合もありますのでこちらも注意してください。

公務員へ転職すると決める前に考えておくべき5つのポイント

公務員へ転職すると決める前に考えておくべき5つのポイント

実際に公務員試験を受けることを検討する前にすべきことは、「本当に公務員でいいのだろうか?」という悩みを解消することです。今のあなたには、公務員でも民間企業でも様々な選択肢があるはずです。まずは冷静にご自身のキャリアを考えていくためのポイントをおさえてみましょう。

1 勉強時間は確保できるか?

公務員として採用されるためには、まずはじめに公務員試験を突破する必要があります。科目数が多く、片手間で勉強できる資格の比ではないため、仕事をしながら勉強する場合は覚悟が必要といえます。

教材テキスト、通信講座、予備校など様々な選択肢がありますが、どれも大きく時間が拘束される点では同様です。今の働き方から、勉強時間を確保できるかどうかをスケジュールとして組み込んでみましょう。

2 仕事内容をイメージだけで決めていないか?

公務員は、民間企業とは業務の性質が異なるために具体的なイメージを持つことができない方が多いでしょう。

公務員全てに共通する仕事の内容は、抽象的には「国民や住民への公共サービスの提供」と表現できます。しかし、業務内容を具体的にイメージできなければ、採用された後に業務内容が自分には合わないと感じてしまうかもしれません。

具体的に仕事内容をイメージする方法としては、下記の方法があります。

公務員の仕事を具体的にイメージする3つの方法

・自治体の施設(市役所・区役所・県庁など)に実際に足を運ぶ

・広報誌、HPを閲覧する

・説明会に行く

「ノルマがない」「楽そうだ」という単なるイメージを持つことは大変危険です。出来る限り自身で仕事内容をイメージできるよう、転職を検討する際は下調べを入念に行うべきでしょう。

3 自己分析を行う

これまでのあなたの経験、スキル、実績がどのようなものなのかを面接や選考書類で伝えるための準備を行うことは公務員への転職でも同様です。

これまでのあなたの仕事ぶりのどんな点に強みがあり、その強みをもとにどんな仕事をしてきたのかをハッキリさせておくことは、採用に繋がる大きな要素になります。

公務員でも、自治体ごとに求めている人材は異なります。公務員としてどんな人材が求められているのかはHPや広報誌、その他様々な資料を検索することで確認できますが、自己分析は自分自身を振り返ることで初めてわかります。

自己分析に役立つツールとしては、転職サイト『リクナビNEXT』の「グッドポイント診断」が大いに役立ちます。

この診断はあなたの強みの要素を解説とともに表示してくれますので、自己分析を行う上で大変重要な資料になります。

この情報をもとに、自身の強みを面接官にアピールできるようにしておきましょう。

4 志望動機を明確にできるか?

公務員に限らず一般企業でも同様ですが、公務員になる以上は「なぜ公務員になりたいのか?」が明確に説明できる必要があります。

公務員は民間とは異なり、国民・住民に公共サービスを提供する行政機関としての業務を行います。ですから、その業務の性質を踏まえた志望動機を考えることが不可欠です。

民間企業での仕事とのギャップが原因で、モチベーションを大きく低下させてしまうことになるケースも考えられますので「〇〇を理由として公務員になりたい」という明確な動機を自分自身で言葉にしておきましょう。

たとえば、「地域活性化がしたい」という理由を志望動機にした場合でも、地域にある民間企業で地域活性化を行う選択肢もあるでしょう。それでも公務員を目指すなら、どんな志望動機が必要でしょうか?

自分を批判的に見てみることで、志望動機を深掘りする作業が必要になります。

関連記事:民間から公務員を目指す際の志望動機の考え方・伝え方

5 民間をもう一度視野に入れてみる

志望動機と関連しますが、上記の「地域活性化に貢献したい」という目的がある場合でも、選択肢は公務員だけではありませんよね。

このように、あなたが仕事に求めている条件は、公務員以外の選択肢でも満たすことのできるものかもしれません。

また、給与や福利厚生という観点からも、あなたの働き方や仕事に求めることによっては公務員以外の選択肢のほうがあなたにとっていい場合もあります。「公務員と決めたからそれ以外は検討しない」ではなく、あなたのキャリアと人生を大きく見据えた選択が大切であるといえるでしょう。

公務員になるか迷っている方はどうすればいいか?

公務員になるか迷っている方はどうすればいいか?

ここまで、公務員への転職を検討する場合に考えておくべきことを5つご紹介してきました。どれも、実際にアクションを起こす前に慎重に考えるべき事柄です。

公務員になるかどうかを迷っている場合は、まず民間を含めあらゆる選択肢を検討してみることが重要というのが本記事の結論になります。他の転職の選択肢を抑えたうえで公務員というキャリアを選択することは、「後悔しない転職」において欠かせない行動になります。

公務員への転職を迷っている方々におすすめの転職サービス

では、公務員への転職を迷っている方におすすめの転職サービスをご紹介していきます。ここで掲載されている転職サービスはそれぞれ特徴がありますので、ひとつひとつ特徴をおさえたうえで転職活動の参考にしてください。

特に、公務員・民間含め転職を考える場合は「転職エージェント」の活用を強くおすすめしています。転職エージェントは、転職者一人ひとりに担当者をつけ相談や面接対策をサポートしてくれたり、求人を紹介してくれたりとあなたの秘書のような役割を果たします。無料で利用できるため、転職先に悩む場合は登録をおすすめします。

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https://www.r-agent.com/entry/ts/?param=047&vos=nragaffb00101

出典:https://www.r-agent.com/

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2017.05.06

まとめ|公務員への転職は民間以上に慎重に行うべき

まとめ|公務員への転職は民間以上に慎重に行うべき

今回は、公務員への転職を検討している方向けに、転職する前に抑えておきたいポイントを5つご紹介しました。結論としては、公務員を目指す場合でもできる限りご自身のキャリアや働き方の選択肢を広く取ることが、ひいては満足できる職場、働き方に繋がることを述べました。

そのうえで公務員を目指すのも、民間企業ではたらくのもどちらも正解といえます。重要なのは、実際に転職するまでに「自分の求める働き方とは?」を自分自身で理解しておくことなのです。

今回の記事を参考にして、ぜひ転職を成功させてくださいね。

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