コンサルタントの意味とは?仕事内容や年収、有名各社まで全解説!

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「コンサルタント」という職業に従事している人は多いのですが、その専門性や業務内容からなかなか具体的な仕事のイメージがつきにくい職業でもあります。

あなたも、「コンサルタントという仕事があるのは分かるけど、その仕事の中身については分からない」と感じている人の1人ではないでしょうか?

そこで今回は、コンサルタントという言葉の意味から解説していき、コンサルタントの仕事内容や求められるスキルまで、コンサルタントの概念や業務内容をまとめてご紹介していきます。

 この記事を読むことで、コンサルタントという職業の全体像をつかむことができます。コンサルタントの仕事に興味がある人はぜひ参考にしてください。

「転職活動を始めたい」と少しでも考えている方は、ぜひ下記記事をご覧ください。

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2017.12.25

 

「コンサルタント」の意味・役割とは?

「コンサルタント」の意味・役割とは?

ここでは、コンサルタントの本来の意味・定義から解説していき、コンサルタントの仕事内容や種類などについても合わせてご紹介していきます。

「コンサルタントってどんな職業なの?」という疑問を少しでも持っている方は、ここでご紹介している内容をざっくりチェックしていきましょう。

 

「コンサルタント」の意味・定義

コンサルタントの本来の意味・定義は下記の通りです。

ある特定分野において専門的知識と経験を有し,顧客の持込む問題に対して相談に応じたり,助言を提供したりすることを職業とする人をいう。大別して経営コンサルタントと技術コンサルタントがあり,経営全般の問題あるいは技術に関しての相談,助言を行なっている。 – コトバンクより

コンサルタントとは、コンサルティングを行うことを業としている個人もしくは法人のこと。 コンサルと省略されることもある。 名乗るために必須の資格などはない分野が多いが、関連する資格は多数あり、労働安全コンサルタントなど名称独占資格であるものも一部ある。 – Wikipediaより

引用:コンサルタント – コトバンク  引用:コンサルタント – Wikipedia

コンサルタントは専門知識と経験をもとに、クライアント(顧客)の課題を解決するための相談・アドバイスをおこなう職業の全般を指します。

コンサルタントの顧客は主に法人で、組織が抱えている問題を解決するための志向の枠組み(フレームワーク)などを活用して、顧客の様々な問題を解決するサービスを提供します。

様々な業界にそれぞれの業界に特化したコンサルタントが存在しており、有名なのは経営コンサルタントや戦略コンサルタントと呼ばれる、企業経営をサポートするコンサルタントです。

そのほかにも、技術コンサルタントと呼ばれる専門分野に特化したコンサルタントもあります。ITコンサルタントや建設コンサルタントなど、業界ごとに様々な種類があります。

ただ、どんなコンサルタントであっても共通していることは、「顧客の課題を明らかにするための助言」を主軸としたサービスを展開していることです。

 

コンサルタントの仕事内容とは?

コンサルタントがおこなう業務は、下記のように様々です。

  • 経営戦略立案・経営再建
  • 経営計画書作成
  • 営業力向上・強化
  • 人事制度の改善・改革
  • 財務・税務・法務のサポート
  • チームマネジメントや組織力強化
  • 社内でのIT活用などの専門業務サポート

しかし、コンサルタントであれば全員が同じ業務をおこなうわけではなく、人事制度改善に特化したコンサルタントがいれば、IT活用を主軸のサービスとして顧客サポートをおこなうコンサルタントもいます。

また、知識や情報を企業・経営者に与えるだけではなく、実際に業務改善のためにコンサルタントが仕事を手伝う形式もあります。

「顧客の売上アップ」「経営戦略策定の精度向上」「業績アップ」などなど、顧客の利益を目標にしてさえいれば、コンサルタントはどんな手法を駆使するかは自由なのです。

 

コンサルタントの年収は?

コンサルタントは、これまで見てきたように多種多様な種類があり、その分野によっても業務は大きく変化します。

また、コンサルティング会社は各社で大きく特徴があるために、業務形態や収入には大きな差があります。

平均年収は「DODA職種図鑑」によると、608.4万円(男女、2019年5月現在)となっていますが、年収1,000万円が10%となっており高年収割合は低くありません。

 

コンサルタントの役職

コンサルタントには様々な役職があり、ほかの企業とは異なる役割、職務を担う点が特徴です。

ここでは、代表的なコンサルタントの役職(肩書き)について、解説していきます。

 

1 パートナー・プリンシパル、ヴァイスプレジデント、ディレクター

1の役職は、企業経営の意思決定に関与し、コンサルティングを行うプロジェクトの最終的な責任者としての役割を果たします。

その他、人材の採用・教育・評価など人事における業務、内部管理、新規顧客開拓、知財開発などの主導的役割を担います。

 

2 マネジャー・プロジェクトマネジャー、シニアマネジャー、プロジェクトリーダー

2の役職では、プロジェクトマネジメントの責任者としての役割を担います。その他、1の役職と同様に知財開発や人材の採用・教育、内部管理に置ける業務を担います。

 

3 アソシエイト、コンサルタント、シニアアナリスト、シニアアソシエイト

1、2の役職の下でプロジェクトを執行・遂行するための情報収集や分析、コンサルティングのための提言を行う役職を担います。

 

4 アナリスト、ジュニアコンサルタント、スタッフ

2、4の下で、プロジェクト遂行のためのリサーチ、提言を行うスタッフとしての役割を担います。


基本的には、新卒採用者は4からスタートすることになりますが、中途採用者の場合には3の役職からスタートする場合もあります。

 

コンサルタントの語源

コンサルタントの語源は、ラテン語「コンシリアーリウス consiliarius」から来ています。意味は「協議する」で、意見を交わし合う行為を指します。

コンサルタントは、顧客に対して助言・アドバイスをする役割を担います。

そのため、意見を交わすことの意味が変化していき、悩みや課題を抱えている人と一緒に協議してサポートする役割である職業が「コンサルタント」と呼ばれるようになったのかもしれません。

 

コンサルタントの英語の意味|日本語に該当する言葉はない!

コンサルタント(consultant)とはコンサルティング(consulting)を行う人のことですが、「consulting」には、日本語に該当する言葉がありません。

ほかのカタカナ語では、「もはや横文字を使う意味がないんじゃないか」と思えてしまうようなものも多いのですが、consultingに関しては、日本語として表現される前に広く「コンサル」が浸透してしまったようです。

もともと、20世紀後半からコンサルティングの需要が大きく高まった背景があります。

経理や財務、法務といった仕組みについての知識を共有し企業活動をサポートする専門家が限られることから、特定の領域における専門家のニーズが増加したのです。

そのため、「コンサルタント」「コンサルティング」という言葉がそのまま日本社会にも根付いたと考えられます。

 

コンサルティング会社とは

では、コンサルタントがおこなうサービスである「コンサルティング(会社)」の意味についても見ていきましょう。

…とはいっても、コンサルタントが行う業務なので、意味は自然に決まりますね。

コンサルティング (consulting) とは、企業(まれに行政など公共機関)などのクライアントに解決策を示してその発展を助ける業務を行うことである。または、職種としてその業務そのものを指す。

引用:コンサルティング – Wikipedia

コンサルティングとは、企業(行政機関や公共機関の場合もある)に対して、課題解決の方法を示して業務改善を測ったり、業績をアップさせたりするアドバイス業務のことを指します。

しかし、企業は自分たちが行っている事業や仕事内容について、自分たちがイチバン知っているはず。

なのに、なぜコンサルタントが仕事を請け負うことができるのか、不思議に感じている人も多いのではないでしょうか?

コンサルタントの強みはその点にあります。

たとえば、経営コンサルタントなら、今サポートしている企業以外にも、経営再建や課題解決のためのノウハウや事例をたくさん持っていますよね。

「A社の場合はこうやって解決した」「B社の場合はこう解決した」…そういった事例が増えれば増えるほど、具体的なアドバイスができるようになっていくのです。

商品のカタチはないのに、アドバイス業務で成長する強みが、コンサルタント・コンサルティング会社にはあるのです。

 

コンサルタント業の種類は?

コンサルタントといっても、その専門性や業務範囲などには大きな違いがあります。

下記では代表的なコンサルタントである経営コンサルタントの仕事内容を解説します。

 

経営コンサルタント

経営コンサルタントとは、「企業の経営上の課題を明確にしたうえで解決策を提示しサポートする」という役割を担います。

企業活動では、経営上の課題を外部視点から見れる存在が通常ありません。そのため、論点や課題点を明確にし外部から多様なノウハウを持った専門家である経営コンサルタントが必要とされます。

後述する「ITコンサルタント」「営業コンサルタント」など特定領域に特化し企業活動をサポートするのに対して、経営コンサルタントは会社がぶつかる、会社が経営していく上での課題全般の解決をサポートする必要があります。

 

その他のコンサルタントの一覧

ここでは、コンサルタントの主な種類・カテゴリーを一覧でご紹介しています。

  • 営業コンサルタント
  • ITコンサルタント
  • イメージコンサルタント
  • 技術コンサルタント
  • カラーコンサルタント
  • 環境コンサルタント
  • 観光コンサルタント
  • 技術コンサルタント
  • キャリア・コンサルタント
  • 空間情報コンサルタント
  • 建設コンサルタント
  • 建築コンサルタント
  • 公共政策コンサルタント
  • 再開発コンサルタント
  • 上下水道コンサルタント
  • 森林コンサルタント
  • 選挙コンサルタント
  • 造園コンサルタント
  • 地質コンサルタント
  • 都市計画コンサルタント
  • 農業土木コンサルタント
  • 品質コンサルタント
  • まちづくりコンサルタント
  • ランドスケープコンサルタント
  • 林業経営コンサルタント
  • 林業コンサルタント
  • etc…

Wikipediaより引用

このほかにも、さらにWeb系に特化したコンサルタントなど、細かな種類があります。

コンサルタントを名乗るには資格などは一部を除いて必要ないため、専門特化したコンサルタントは無限になります。

 

コンサルティングファームの分類

コンサルティングファームはいくつかの「○○系」に分かれます。この分類を知っておくと、よりコンサル業界を深く理解することにつながります。

 

戦略系コンサルティングファーム

戦略系コンサルティングファームは、企業経営や執行(オペレーション)に関して、トップ層の問題解決のためのコンサルティングを実施します。

たとえば、新規市場へ参入する際の戦略策定といった、トップ層の課題抽出、課題解決ともに難易度の高い問題に取り組みます。

「マッキンゼー・アンド・カンパニー」「ボストンコンサルティンググループ」「ベイン・アンド・カンパニー」などが有名です。名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

出身者による著作もベストセラーが多いですね。

経営者目線で戦略的思考や分析的思考が求められるため、コンサルティングファームの中でも業務の難易度は高いといえます。

ただし、他の系統が簡単なわけではありません。

 

総合系コンサルティングファーム

総合系コンサルティングファームは、「Big4(ビッグフォー:会計事務所を母体としたコンサルティング会社)」を中心とした「戦略・ITオペレーション」のサービス提供を行うコンサルティング会社を指します。

代表例としては、「アクセンチュア」「デロイトトーマツコンサルティング」「アビームコンサルティング」「プライスウォーターハウスクーパーズ」などが挙げられます。

 

シンクタンク系コンサルティングファーム

シンクタンク系コンサルティングファームは、コンサルティングだけではなく、官公庁向けのリサーチや経済調査を行う点が特徴です。

シンクタンクとは「研究機関」を指し、企業の経営戦略に関するリサーチを行うため、研究活動や分析が多くの業務を占めます。(ただしシンクタンクによる)

一概に研究機関といっても、政府系と民間系にさらに分かれます。政府系は中央省庁を母体としている非営利団体になります。

一方、金融機関や商社の名称がついた「グループ会社」として多いのが民間系で、こちらのほうが数が多いです。

企業からの依頼を受けたリサーチやコンサルティングを行うほか、システムインテグレーション(情報システムの企画・運用)まで行うケースもあります。

 

有名なコンサルタント会社・コンサルティングファーム各社

ここでは、代表的なコンサルタント会社(コンサルティングファーム)をご紹介していきます。

主に大手コンサルティングファームは外資系と国内系に分類できるため、それぞれを別にしたカタチで一覧表を作成しています。

興味のある会社は、直接企業HPを見てみましょう。

 

外資系コンサルティングファーム代表例一覧

会社名 URL
アクセンチュア https://www.accenture.com/jp-ja/new-applied-now
プライスウォーターハウスクーパース https://www.pwc.com/jp/ja.html
マッキンゼー・アンド・カンパニー https://www.mckinsey.com/jp
ボストン・コンサルティング・グループ https://www.bcg.com/ja-jp/default.aspx

国内系コンサルティングファーム代表例一覧

会社名 URL
リブ・コンサルティング https://www.libcon.co.jp/
シグマクシス https://www.sigmaxyz.com/
タナベ経営 http://www.tanabekeiei.co.jp/
日本コンサルタントグループ

https://www.niccon.co.jp/


 

コンサルタント会社の総合評価ランキング

コンサルタント会社は、就活や転職活動に関しては必ず話題になります。「Vokers」では、コンサル業界の総合評価ランキングを公表しています。

参考:コンサルティング、シンクタンク業界の総合評価ランキング

待遇面だけではなく、社風や業務内容はコンサル会社により大幅に変わります。

就職や転職を考えている方の場合、どんなキャリアを志向するかで選択肢が変化していきますが、最初は気になる系統の企業の口コミを見て情報を集めると良いでしょう。

ここまで、コンサルタントの意味と仕事内容のほか、コンサルティングの意味やコンサルタントの種類、そして代表的な企業を解説してきました。

コンサルタントの職業の内容やイメージが少しずつ分かってきたのではないでしょうか?

メーカー企業などとは異なり、カタチのない知識を売る会社の仕事内容はどうしてもハッキリしません。特に外資系コンサルティングファームは、秘匿情報が多いために情報収集も難しいです。

ただ、コンサルタントに求められるスキルは、転職市場や転職成功者の中身を見ていくことでハッキリさせることができます。

次は、コンサルタントに求められる経験・スキルを見ていきましょう。

next ≫コンサルタントに求められる経験・スキルとは何か?

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