調理師からほかの職種・業界へ転職したいと考えている方の中には、実際の転職活動の進め方や、求人の探し方、そして転職できる職種などに関して不安・心配な方が多いのではないでしょうか?
調理師から未経験職種へ転職することは十分可能ですが、選ぶべき職種や転職方法によっては、転職するのが難しくなってしまいます。
そこで今回は、調理師からほかの職種へ転職したいと考えている方向けに、転職できる職種一覧や転職活動の流れ・ポイントについて解説しています。
今回の記事を参考にすることで、転職活動をスムーズに進めることができます。ぜひ参考にしてください。
ぼっちよ、きちんと準備すれば、調理師から未経験の職種へ転職することは十分可能じゃぞ!
しかし、突然求人を探し始めるのではなく、転職活動では事前にすべきことがあるんじゃ!
INDEX
調理師が転職したいと思う理由・悩みを整理しよう
ほかの元調理師の人って、どんな動機で仕事を辞めたんだろう??
いい着眼点じゃ!ぼっちよ!
転職する動機は、「転職先選び」の際に非常に重要になるんじゃ!
まずは、転職する理由・キッカケを見ていこう!
調理師からほかの職種へ転職したいと考えている方は、どのような動機であれば転職すべきなのでしょうか?
人それぞれ転職したいと考える原因があるかと思います。しかし、転職を実行に移す前に転職する動機を固めておくことは、「転職先選び」でも重要です。
あなたは、下記のいずれかに当てはまるでしょうか?
- 職場の人間関係が辛い
- 今の勤務形態では育児・介護との両立が困難と感じる
- 激務な職場で身体的・精神的に辛い
- ほかの職種に興味がある
上記のうちひとつでも当てはまった方は、調理師からほかの職種へ転職を検討すべきです。
調理師としての経験・スキルを活かした働き方ももちろん可能ですが、決して他の職種への転職よりカンタンなわけではありません。
では実際に、調理師から転職することのできる転職先を一覧でご紹介していきます。
調理師を辞めるかどうか悩んでいる方は、他の職種への転職を考える前に、もう一度調理師として働くべきかを慎重に考えることも大切です。
調理師として得た経験・スキルを手放すことは人生を左右しますので、様々な情報を集めてゆっくり考えてみましょう。
悩んでいる方は、下記記事も参考になるでしょう。ぜひお読みください。
おすすめ記事:良質な料理人・調理師の求人を見つけるには?転職成功のポイント
また、調理師として働き続けたいと考えている方は下記記事もぜひ参考にしてください。
調理師から他職種への転職先一覧
調理師から他の仕事を目指すべきなのはわかったけど…
実際、どんな仕事を目指せるんだろう??
未経験から目指しやすい職種から先に紹介していくぞ!
結論からいうと、「営業職」「販売職」「事務職」は未経験から目指しやすい職種じゃ!
調理師の方が他の職種へ転職する場合には、どのような仕事に転職することが可能なのでしょうか?
ここでは、未経験から働きやすい職種をご紹介しています。
1 販売職・営業職
アパレル・化粧品などの販売職は、正社員・パート・派遣など様々な業態の求人があります。
また、営業職は業界を問わずほとんどの企業で募集していますから、「興味のある分野」から求人を探す際におすすめです。
「商品を売る仕事をしたい」「接客をしたい」方は、販売職や営業職を目指すと良いでしょう。営業職・販売職は年収が求人によって大きく変わりますが、収入アップも可能です。
おすすめ記事:未経験から営業職へ転職を成功させるための5つのポイント
おすすめ記事:販売職への転職はエージェントを活用しよう!転職成功のコツ
2 事務職・経理職
事務職・経理職も、未経験から目指しやすい職種です。「医療事務」などの専門的な資格が必要な職種を除き、ほとんどの一般事務職では特定の資格が必要ありません。
また、事務ではPCによる資料作成スキルのほか、オフィスの来客対応などの業務を行うことがほとんどです。そのため、一般的な事務スキルは前もって勉強しておきましょう。
また、20代までであれば特に未経験からでも転職しやすいため、目指す場合にはできる限り早く転職することがおすすめです。
給料は安定していますし、繁忙期を除き残業が少ない求人も多いため、魅力的です。
おすすめ記事:未経験から事務職へ!転職を成功させる5つのポイント
ほかにも、「プログラマー・Webデザイナー」などのIT系職種を未経験から目指すことも可能です。
また、「看護師補助」「介護」など、未経験からでも働くことのできる医療福祉分野の仕事があります。
TOPページから、ほかの職種・業界の転職サイトもご紹介しているので、志望する業界が決まっている方はぜひ参考にしてください。
下記では、調理師からほかの業界・職種へ転職する方に向けて、具体的な転職活動の流れ・ポイントについて解説しています。
転職活動を始めること自体に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
調理師が転職活動を成功させるポイント
…でも、実際に転職活動を進める方法がよくわからないな…
大丈夫じゃ!
「転職活動でやるべきこと」を整理しておこう!
下記では、転職活動で必ずやるべきことを説明しています。
すべて参考にして頂き、スムーズに転職活動を進めていきましょう!
1 条件を明確にする
転職活動で最も大切なことは、転職先に求める条件を明確にすることになります。
条件とは、下記のポイントです。応募する求人を決める前にしっかり考えておきましょう。
- 「給与」「勤務地」「休日」などの待遇条件
⇒募集要項をよく見る - 社風や人間関係などの職場環境
⇒職場見学・エージェントに教えてもらう - 仕事内容や任される業務の範囲
⇒募集要項・会社HP・エージェントに教えてもらう
転職エージェントでは、紹介してくれる職場の社風や上司の特徴などの独自データを持っている場合がほとんどです。
転職後に「イメージと違った職場だった」ということがないように、あらかじめ転職先に求める条件を整理した上で、応募する求人を決めましょう。
2 面接対策を行う
面接対策は、採用面接を突破するために必ず行うべき準備です。
就職活動のとき以上に、業務経験や具体的な仕事のスキルなどについて質問されることが多いため、必ず事前に準備しておく必要があります。
面接対策は、下記のポイントに沿って行いましょう。
- 自己PR
⇒あなたの経験・スキル・資格を整理しておく - 職種の志望動機(営業・事務など)
⇒他の職種ではなく、なぜその職種として働きたいのか? - 会社を選んだ志望動機
⇒他の会社ではなく、なぜこの会社なのか?
面接対策は、転職エージェントがサポートしてくれます。
一人で転職面接対策をすることに不安を持っている方は、エージェントにサポートしてもらいながら面接準備を行いましょう。
3 退職手続きの準備をしておく
退職手続きは、今の仕事を円満に辞めるために最低限行うべき準備のことを指します。
手続きのやり方を知っておくと、転職で余計なことに悩んでしまうのを避けることができます。
- 退職する旨を上司に伝える
- 退職届・退職願を会社に提出する
- 書面の手続きを行う
退職手続きは、実際に転職活動を始めてからでも遅くありませんので、焦る心配はありません。
書面の手続きで必要なものは、下記のとおりです。
会社に返却するもの
- 健康保険証
- 社員証明書
- 制服・備品など
会社から受け取るもの
- 源泉徴収票(転職先での申告や年末調整に必須)
- 雇用保険被保険者証(雇用保険を受け取る際に必要。1年以内の転職なら雇用期間が通算になる。)
- 年金手帳(14日以内に転職先が決まっている場合:転職先で年金加入に必要。転職先が決まっていない場合:退職後14日以内に国民年金に自身で加入する)
- 離職票(失業給付やハローワークに提出する場合必要。一般的には退社後送付される。)
手続きは煩雑ですので、心配な場合は転職エージェントや今の職場の信頼できる上司、会社の窓口に相談しておきましょう。
4 転職エージェントを活用する
優良企業への転職を目指すのであれば、転職エージェントを必ず活用すべきです。
転職エージェントを使えば在職しながら転職活動ができるので、リスク無しで転職したい求人を見つけることができます。
転職エージェントのメリットは、下記にすべてまとめています。
転職エージェントのメリット
- 利用は無料
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる(何度でも)
- 転職先の内部事情を教えてくれる(職場の内情、給与の相場)
- 面接や入社日のスケジュールを代行してくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる(履歴書などの作成・面接対策)
つまり、あなたの転職をすべて無料でサポートしてくれるのが、転職エージェントになります。
転職エージェントは、あなたが求人に採用されることで利益を得るため、正社員転職を目指すあなたと目的は同じです。
大手エージェントであれば、「無理やり転職させられる」「ブラックな職場を紹介される」といったこともないため、安心して活用できるでしょう。
また、転職エージェントは4つ以上登録して使い分けると、転職成功率がアップするデータがありますので、複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。
下記では、転職エージェントに登録したあと、どのように転職活動が進むのかを解説しています。
使うのが少し不安な方は、まず最初に「登録後の流れ」を参考にしましょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの?
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ!
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。
転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
<転職エージェント登録後の流れ>
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る(一週間程度)
- 担当のエージェントと転職相談を行う。(対面か電話)
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ(希望するものがない場合は2へ)
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。
場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
調理師の転職で活用すべき転職サービス
マイナビエージェント|20〜30代の転職活動に最適!
『マイナビエージェント』の特徴
有名な就職サービス『マイナビ』が運営する転職エージェントサービスが「マイナビエージェント」です。
キャリア事業の大手ならではの信頼感と、太いパイプが売り。
特に20〜30代向けの求人情報に強みがあるため、転職が初めてで不安な若手社会人の方におすすめです。また、相談しながら転職活動を進めたい人にとっても力強い味方になってくれます。
20〜30代の方はほかの転職エージェントと同時に登録しておくことをおすすめします。
どんな人にオススメ?
- 希望する職種・業種が複数ある方。
- 大企業からベンチャー企業まで、あらゆる選択肢を考えているが転職に自信がない方。
- 20〜30代、第二新卒の方で、転職活動の選択肢を増やしたい方。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの?
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ!
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう!
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!
まとめ|調理師の転職を成功させよう
転職エージェントを使えば、自分に合った求人を見つけることができるじゃろう!
わかったよ、はかせ!
まずは「転職エージェント」に登録してみるね!
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの?
それはお母さんに聴きなさい。
今回は、調理師からほかの職種へ転職したいと考えている方向けに、転職できる職種一覧や転職活動の流れ・ポイントについて解説してきました。
調理師からほかの職種へ転職する場合には、選ぶべき職種や仕事内容、そして転職活動の進め方が非常に大切になります。
今回の記事を参考にして頂き、ぜひ自分の条件に合った転職先を見つけてくださいね。
はかせ、ボク調理師からほかの仕事へ転職したいと考えてるんだけど…
実際、他の職種へ転職するのは難しいのかな??