40代女性は事務に転職できる!正社員・パート求人別の方法を解説!

40代女性でも事務職に転職できる?面接に受かる人の4つの特徴を解説
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「40代女性の転職はむずかしい」…様々な口コミや転職の実例をみると、このような声が聞こえてきますよね。

実際、若手から事務職を目指すのに比べて、40代女性が事務職へ転職することはむずかしいのです。しかし、それは実情にあった転職方法を実践していくことで解決できます。

そこで今回は、40代女性が事務職へ転職する際に知っていきたい転職できる人の特徴や具体的な転職方法についてご紹介しています。

ぼっち

はかせ、ボクのお母さんが事務職へ転職したいんだって!

でも、転職は難しいって聞いてなかなか行動に移せていないみたい…

はかせ

そうなのか!

しっかりと準備しておけば、転職は十分可能じゃぞ!

ぼっち

そうなの!じゃあ具体的な方法を教えてよ!お父…はかせ!

はかせ(お父さん)

「お父さん」と言いかけただろ、今!

 

未経験から40代女性が経理・事務職に転職することはできるの?

未経験から40代女性が事務職に転職することはできるの?
ぼっち

未経験から事務職に転職することってできるの??

はかせ

40代女性が未経験から事務職を目指すのはむずかしいのが現実じゃ!

他の職種と比べても、事務職の有効求人倍率はかなり低いからな!

しかし、未経験から採用されたという掲示板の口コミもあるから、まったく無理なわけではないぞ。

 

40代女性が未経験から事務職を目指すことはむずかしいとよく言われます。30代以降の事務職では資格よりも実務経験が求められることが多いですし、そもそも倍率が低いために転職先が少ないのです。

 

事務職の有効求人倍率は0.4倍

厚生労働省が公表している「一般職業紹介状況(平成29年6月)」に記載されている事務的職業の有効求人倍率は、「0.4倍」となっています。

倍率は低ければ低いほど求人が少ないことを表していますが、ほかの職業がほとんど1,0以上になっていることから見ても、事務職は人気かつ求人数自体が少ないことが分かります。

 

未経験からの転職を可能にするためには?

40代女性が未経験から事務職に転職するためには、これまであなたが経験してきた仕事のうち、事務職の仕事として活用できる経験・スキルを整理し「即戦力」であることをアピールすることが必要です。

また「大手企業かつ給料が高い」という条件は諦めて、パートや契約社員・派遣社員などで求人を探すことが大事です。

どうしても正社員へ転職したい場合は、気長に転職活動を行う必要があります。

40代女性が正社員転職を目指すなら、まずは転職求人サイトに登録して見ることをおすすめしつつ、転職エージェントにも登録し、事務職求人を紹介してもらえるか相談してみることをおすすめします。

>>「事務職」におすすめの転職エージェント・サイトTOP5を調べました

「事務職」におすすめの転職エージェント・サイトTOP5を調べました

2017.05.06

 

40代女性が事務職を目指すときによくあるQ&A

40代女性が事務職を目指すときによくあるQ&A
ぼっち

事務職経験が過去にある40代女性の場合は、どうやって転職活動をするべきなのかな??

はかせ

正社員を目指すのか、パートなどの働き方を含めて事務職を目指すのかで事情が変わってくるぞ!

Q&A形式で質問に答えていくから、参考にするんじゃ!

 

40代女性ですが「事務職正社員になりたい」という希望通りに転職できますか?

40代女性が正社員を目指す場合には「実務経験」が一番に求められることを覚えておくことが大切です。

実務経験があれば、小規模の事務所の経理・事務などの正社員求人を見つけることができるケースが多いため、大手に限らず中小企業の事務職までしっかり探すことが大切です。

また、正社員転職は、パートや派遣といった働き方よりも「会社との相性」が重要になるため、正社員求人を転職エージェントから紹介してもらうと良いでしょう。

転職相談を含め、過去の経歴やスキルから適切な求人を紹介してもらうことができます。

>>「事務職」におすすめの転職エージェント・サイトTOP5を調べました

「事務職」におすすめの転職エージェント・サイトTOP5を調べました

2017.05.06

 

40代事務のパート求人を探しているのですが、どう探すべきですか?

事務のパート求人を探すのであれば、とにかく自分が住んでいる地域から求人を探し続けるとともに、最低でもほしい時給額を決めておいて条件検索をすることをおすすめします。

パート求人は「リクナビNEXT」などで検索することができますが、ほかにも転職サイトはたくさんあるので、できる限り多く登録しておくと良いでしょう。

下記記事では、おすすめの転職サイトを特徴とともにご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

>>おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ

おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ

2017.12.25

 

事務職の仕事内容・必要なスキル・年収額を知ろう

事務職の仕事内容・必要なスキル・年収額を知ろう
ぼっち

事務職の仕事ってなんとなくイメージできるけど、具体的にどんな仕事なの??

はかせ

実は、事務職と言っても種類はいろいろなんじゃ。

仕事内容の違いで転職に後悔する人もいるので、事務職の基本的な仕事内容を種類ごとに見ていこう。

また、事務職に必要なスキルや年収も求人探しで重要になるため、合わせて解説するぞ!

 

事務職と一言でいっても、仕事内容には違いがあります。業種や職場により、事務職が担当する仕事は様々なものがありますが、一般事務と経理や法律など特定分野に特化した事務があります。

 

事務職の仕事内容と必要なスキル

一般事務

オフィス内で電話対応や来客の対応をおこなったり、会議などで必要な資料の作成や管理、ファイリング作業などの雑務をおこなう仕事です。

オフィスにおける来客対応をおこなうため基本となるビジネスマナーが求められますが、パソコンを使った書類作成能力や、同時に複数の仕事をこなすスキルも重要です。

40代女性が転職する場合、まず最初に検討するべき職種が一般事務です。

 

営業事務

事務職の中でも、営業部門のサポートをおこなう事務処理をおこなうのが営業事務です。具体的には、営業の外回りで用いる資料の作成のほか、受注管理業務などをおこないます。

営業に関する知識や、自社で売っている製品・サービスに関する用語もあとから覚える必要がありますが、おおよその仕事は一般事務とあまり変わりません。

営業職の経験があると、営業部門とのコミュニケーションで役立つでしょう。

 

総務

オフィス内における総合的な仕事をすべておこなう仕事を「総務」と言います。総務というだけあり、職場や企業によって担当する仕事は様々なものがあります。

一般事務と同じような資料作成・ファイリングなどをおこなうほか、オフィスの備品管理などの管理業務を行う必要があります。

部署間のコミュニケーション能力のほか、パソコンスキルは必須です。また、同時に複数の仕事をこなすことになりがちのため、マルチタスクが得意な人に向いています。

 

経理事務

会社・職場のお金にまつわる仕事をする事務職は「経理事務」と呼ばれます。職場の現金管理・預金管理のほか、出金伝票の作成・整理、各種税金の申告や納税などの仕事があります。

通常の事務処理能力だけではなく、経理関連の知識が必要になるため、簿記2級以上の資格を取得している方や、税務関係の資格を取得している方におすすめです。

 

医療事務

医療業界における事務_受付を医療事務と呼びます。クリニックや医院における窓口を兼任している場合がほとんどであるため、どんな仕事かイメージもしやすいです。

一般事務と同様に、パソコンスキルやコミュニケーション能力が必要ですが、医療の知識を取り扱うために実務はむずかしい印象です。

カルテ管理やレセプト(医療報酬の明細書)業務などを知っておく必要があります。

 

貿易事務

貿易業界における事務職は貿易事務と呼ばれます。

一般事務と同じ業務に加え、輸出業に必要な知識と語学力が必要になることもあります。

輸出入に係る手続きや書類作成をおこなう仕事であるため、貿易事務の場合は語学力と知識面を勉強しながら働くことになります。

 

法律事務

法律事務は、主に法律事務所で働く事務職員のことを指します。事務職の中でも特殊であり、判例の調査から法律文書の作成・管理、依頼主への対応などをおこなう仕事になります。

一般事務同様の事務スキルが求められるだけではなく、法律関係の専門知識が必要になります。たとえば、司法書士・行政書士の資格を持っている方や目指している方などは転職しやすいでしょう。

 

事務職の平均年収は?|雇用形態別に解説

 

1 40代事務パートの平均年収

40代で事務職のパートとして働く場合は、夫の扶養控除内で働くか、それとも年収をできるだけ増やして税金を支払うか、どちらかを選ぶ必要があります。

2018年現在では、配偶者特別控除の対象範囲が拡大されたことで年収201万円までのパート主婦も控除が適用されるようになり、平均年収も上がると考えられます。

ただし、住民税の支払いや社会保険料の支払いなどがあるため、おおよそ100万円前後が平均年収でしょう。これですと、月々8万円ほどの収入になります。

 

2 40代事務正社員の事務職の平均年収

平成28年分民間給与実態統計調査によると、40代前半の女性の平均年収は302万円になっており、40代後半女性の平均年収は299万円になっています。

また、女性全体の「正社員(正規雇用)」の平均年収は373万円になっています。

つまり、正社員として働く40代女性よりも、パートや非正規雇用で働く40代女性の方が多いことが分かります。

 

3 40代事務派遣社員・契約社員の事務職の平均年収

非正規雇用の場合、女性全体の平均年収は148万円になっています。非正規雇用の場合は昇給制度などは少ないため、おおよそ女性全体の平均と大きな差はないでしょう。

正社員と比較すると金額には200万円の差があります。

参考:平成 28 年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-厚生労働省


ここまで、事務職の基本的な仕事内容と必要なスキル、そして平均年収を見てきました。おおよその事務職の環境や実情がつかめたのではないでしょうか。

次は、実際に事務職へ転職できる40代女性の特徴をご紹介していきます。転職成功者の口コミや体験談をもとに作成するので、あなたの転職活動にも役立つはず。

ぜひ参考にしてください。

 

事務職へ転職できる40代女性の特徴とは?

事務職へ転職できる40代女性の特徴とは?
ぼっち

40代女性の中でも、事務職として転職できる人には特徴があるんだね。

はかせ

そうじゃ!

特徴に当てはまるように転職活動を進めていくことで、転職成功確率を上げることができるぞ!

 

40代女性が事務職への転職を目指す場合、若手と同じような転職方法や面接対策だけではなく、「今だからこそアピールできること」をしっかり面接や選考書類に書かなくてはなりません。

ここでは、40代から事務職へ転職できる人の特徴として、複数のポイントをご紹介しています。

ポイントを知った上で転職活動を進めることで、自分の求める条件にあった職場を探しやすくなります。

 

1 家庭の事情を説明できる

基本的に、事務系の転職求人で有利なのは「若手」であることです。

専門職とは異なり、事務職は若手で伸びしろがある転職者を優先して採用します。この点は必ずおさえておきましょう。

フルタイムではたらく場合にアピールポイントになるのは「不安定な家庭事情がないこと」になります。

たとえば、手のかかる時期を過ぎたお子様しかいない場合には、その分「急に休むことになった」といったことが少ないですよね。

基本的に事務職は「不都合があまりない人」「しっかり仕事をこなしていくれる人」を採用します。

若手に比べても、あなた自身が家庭の事情に左右されることが少ないということをしっかり面接でアピールしましょう。

 

2 長く勤めていた仕事内容をアピールできる

前の仕事や休職前の仕事を長く勤めていた場合は、「職種」「勤続年数」などを詳しく伝えましょう。

数年で離職せず、長く勤めた会社がある場合には、それだけ採用する企業側があなたのことを「長く勤めてくれる人」と判断することができます。

 

3 身だしなみやマナーがしっかりしている

「年齢としての若さ」が、「仕事の出来具合」に反映されることは決してありません。しかし、現実として企業側は若手を優先して採用します。

事務作業のスキルや経験だけではなく、「受け答え」「基本的なビジネスマナー」「服装」など、細かな身だしなみやマナーを整えておくことがとても大切です。

休職期間のブランクがある方は、「どういった服装で面接に行けばいいんだろう?」と不安になることも多いと思います。

そんな方は、下記の記事を参考にすることで基本的な服装マナーを知ることができます。

おすすめ記事:女性の転職面接での服装はどうすべき?パンツスタイルはNG?

 

4 基本的な事務スキルがある

基本的な事務スキルには、「資料作成」「顧客対応」など様々なスキルが挙げられます。顧客対応などの仕事は、事務職でけではなく他の仕事での経験も生かせるでしょう。

特に重要なのは「パソコンを扱うスキル」です。パソコンを使って資料を作成する基本的な技術を知っておかなければ、転職後に苦労してしまうでしょう。

パソコン操作が不安な方や、長い間パソコンを使っていない方は、自宅にあるパソコンを使って練習してみるのもひとつの方法です。

事務の経験がある場合は、それほど苦労することではないでしょう。

 

5 雇用形態にこだわらず、正社員・派遣社員・契約社員/パートを選べる

特別な事情があるケースを除き、事務職を目指したい方は雇用形態にこだわらずに広く事務職求人の選択肢を取るべきです。

正社員になることは確かに魅力的ですが、時給が高いパートや比較的休みやすい派遣などの事務職の方が、あなたにあっている可能性があります。

また、正社員転職よりも派遣やパートの方が転職はしやすいです。

正社員を目指すのであれば事務職以外を検討するべきですが、事務職を目指すのであれば雇用形態にこだわらず、幅広く求人を探しましょう。

 

ぼっち

なるほど。

  1. 子どもに手がかからない
  2. 前職の経験を整理して伝える
  3. 基本的なマナーがしっかりしている
  4. 事務経験がある
  5. 雇用形態にこだわらない

と転職活動で採用される確率が高くなるんだね。

はかせ

そうじゃ!

40代から事務職を目指す場合には、この5つに注意しつつ「あまり大手ではない職場」を狙うことが大切じゃぞ!

ぼっち

なんで大手よりも小規模の職場がいいの??

はかせ

小規模の事務所などの事務職であれば、40代でも「長く働いてくれて」「基本的なスキルのある」ような人が求められているからじゃ!

転職できる人の特徴を知っておくだけではなく、自分に合った職場を選ぶことも大切です。

次ページからは、事務への転職を目指す方が、具体的にどのように転職活動を進めるべきかについて解説しています。

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