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よくある質問集と答え方
では最後に、「よくある質問」とその答え方を解説していきます。ここでご紹介している質問以外にも様々な質問をされることは十分考えられますが、これまで説明してきた「受け答えのポイント」と「NG行動」を意識しておけば応答に困ることはありません。
よって、ここでは特に「事前に準備しておきたい質問項目」について解説していきます。
1 自己紹介
意外と自己紹介に悩む方は多いのではないでしょうか。自己紹介は時間に制限を設けて話してくださいと言われることが多いため、できるだけ簡潔に自己紹介を行う必要があります。
自己紹介で最低限話すべき内容としては下記の3つになります。
- フルネーム
- 学歴(高校・大学、学部名)
- 職歴(会社概要・職務概要)
自己紹介後に様々な質問に移っていくので、ここで不必要な情報を話し続けることは避けるべきです。確実に情報が伝わるよう、ここから注意していきましょう。
2 なぜ転職しようと思ったのですか?(転職理由)
「あなたが今、なぜ転職活動をしているのか?」といった転職理由を聞かれることがあります。話し方としては、「現職の批判」をせずに、志望動機に上手く繋げられるように話していきます。
たとえば、「現職では事務職として働いておりますが、営業事務として仕事に携わるうち、自社の商品・サービスを実際に顧客に届ける営業職として働きたいと考えるようになりました」と転職したい職種に関連したエピソードをもとに話すと伝わりやすい理由を伝えることができますね。
3 なぜ当社を志望したのですか?(志望動機)
「営業職として働きたい!」だけでは、応募先企業を選んだ理由にはなりません。「なぜこの企業なのか?」が自分自身の中で明確でなければ、この質問に正確に答えることは難しいでしょう。
この際に役立つのが、応募先企業の情報収集です。応募先企業が独自で行う取り組みや、商品・サービスの特徴、働いている人の声や業界の将来性などを理由として「〜以上の理由から、貴社で働かせて頂きたいと考えております。」と話せるよう準備しておくことがベストです。
おすすめ記事:営業職への転職で最重要!志望動機の書き方・伝え方
4 今の仕事(前職)の業務内容は?(経歴・経験)
あなたが前の仕事で行ってきた業務の内容と、その中で学んだ知識やノウハウ、会得したスキルを詳細に伝えます。特に、営業職は数字で売上を測る仕事ですから、どのような実績を積み、どのような目標を達成したのかを明確に伝えることが大切です。
たとえば、前職で営業職として働いているなら、新規顧客をどの程度開拓し、売上をどのくらいあげることができたのかを数字で説明します。
また、一日のスケジュールについてもよく聞かれます。今の仕事(前職)で一日をどのようなスケジュール管理を行い過ごしていたのかについても、あらかじめ整理しておくべきでしょう。
5 あなたの強みは?(経験・スキル)
「継続力がある」「諦めない精神力」といったことだけを述べるのではなく、「〇〇という実績があり、その際は〇〇という工夫をしました。よって、〇〇という強みがあります。」と根拠を明確にしてあなたの強みを説明する必要があります。
「努力が得意」「粘り強い」という言葉の根拠をハッキリ伝えることができれば、面接という短時間であなたの特性を企業側が理解することができます。
以上、頻出する質問と答え方をご紹介してきました。その他にも、「あなたの弱みはなんですか?」「弊社の商品についてどのくらい知っていますか?」といった質問がある場合があります。
しかし、応募先企業の情報収集をきちんと行いつつ、自分自身の志望動機や転職理由についてしっかり考えておけば、答えられない質問はなくなります。事前準備を欠かさずやっておきましょう。
下記では、「面接が不安な方」「転職活動が初めてな方」に知って頂きたい転職方法と、活用すべき転職サービスをご紹介しています。転職活動に不安を抱いている方は、引き続き下記の項目を参考にしてください。
転職活動中の方が知っておきたい「3つの転職方法」
転職活動を検討している方の中には、どこの転職サイトを使うべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。とりあえず転職サイトに登録したはいいものの、なかなか企業選びが進んでいない…そんな方は「自分に合った転職活動の方法」を知った上で転職活動を始めるべきです。
自分に合った転職活動の方法を知るためには、「転職活動にはどんな方法があるのか?」をおさえておく必要があります。ここでは、一般的な転職方法を3通りご紹介していきます。自分はどれに当てはまるかを確認しながら参考にしてくださいね。
1 転職求人サイト
転職者が個人情報や経歴・スキルを登録後、掲載されている求人情報を探すことのできるサービスが転職求人サイトです。「転職活動をする」というと、真っ先に思い浮かぶ方法ですよね。
代表的な転職サイトには、リクナビNEXTなどがあります。
とにかく自分で求人情報を探したい方や自分のペースで転職活動を進めたい方、転職が初めてではない方にとっては、最も効率的な転職方法です。
2 スカウトサービス
スカウトサービスとは、サービス上に登録された転職者に対して企業側がスカウトを送信しマッチングする転職方法になります。
代表的な転職スカウトサービスには、ビズリーチやDODAがあります。また、通常の転職求人サイトの機能のひとつとして「スカウト」「オファー」の機能がある場合もあります。
転職サイトとは異なり、登録した方の経歴やスキルを元に「企業側から連絡が来る」ことが特徴です。今よりいい条件の企業へ転職したいと考えている方や、転職サイトを使うよりも確実な転職がしたいと考えている方におすすめの方法です。
3 転職エージェント
転職エージェントとは、登録者の経歴やスキル、求める条件をもとに求人情報を紹介してくれるサービスです。スカウトサービスとは異なり、企業と転職者の間に「エージェント」が仲介します。
転職エージェントには大手から業界特化型まで様々な種類があるため、「業界・業種が決まっている方」におすすめです。また、初めから最後までサポートしてくれるため「転職が初めての方」が最初に活用すべきサービスです。
転職に対する不安が大きい方は、自分一人で転職活動を進めるのではなく「転職エージェント」を活用してみてはどうでしょうか。転職エージェントについてもっと知りたい方は、下記を参考にしてください。
転職エージェントを使うことのメリット・デメリットは?
転職エージェントとは、いうなればあなたの「秘書」のような存在です。転職エージェントサイトは多数ありますが、共通しているのは「担当者がつき、転職活動を一貫してサポートしてくれる」ということ。
ここでは、転職エージェントを使用することのメリット・デメリットをご紹介しています。転職を検討している方は、下記のメリット・デメリットをよく理解した上で活用していきましょう。
メリット
自分に合った職場を探してくれる
転職エージェントの最大の特徴は、業界や転職事情に精通したエージェントが転職相談に乗ってくれること。つまり、あなたの特性や経歴を活かしたアドバイスを受けること、「どんなところに転職すべきか?」といった悩みを相談することができるということです。
その上で求人を紹介してくれるため、「自分に本当に合っているのだろうか?」という悩みを持つ必要がなくなりますし、万が一悩みを持ったとしても、その都度相談をすることができます。
転職が初めてな方や、転職に大きな不安を抱いている方にとって、一人で転職活動を行う必要がない転職エージェントはかなり心強い味方であるといえます。
転職活動に必要な準備をサポートしてくれる
相談やアドバイスだけではなく、内定を得るための面接の準備や面接に必要な選考書類の準備を行ってくれるのもエージェントの特徴です。また、在職しながらの転職活動で最も不安のある「スケジュール調整」も、最適な日程を企業側と相談した上で決めてくれるため、面接のスケジュール調整がとても楽になります。
転職活動は想像以上に「すべきこと」が多いため、「まず、何をすべきかわからない」という方にはぜひ転職エージェントをおすすめします。
デメリット
自分で数多くの求人情報を見ることができない
転職活動を複数回行っている方や、既に細かな条件等まで決まっている方にとっては、「多くの求人情報を見たい」が転職活動の最大のポイントといえます。
転職エージェントは、最適な求人を提案してくれるという点では優れていますが、どうしても「自分でみたい」という場合の量や効率としては一般の転職サイトに劣ります。
しかし、その分ひとつひとつの求人情報を綿密に紹介してくれるため、求人内容に対する信頼性は高いといえます。
転職する業界や職種・業種などが明確になっていない場合、一人で転職サイトを使い多くの求人を見ることは、転職活動に多くの時間を割いてしまうことになりますので、注意が必要です。
担当するエージェントによって対応が変わる
転職エージェントは、転職者によって担当者が就くシステムなので、その分具体的なサポートを得ることができます。反面、担当するエージェントによって、対応やアドバイスの内容に幅があることに注意が必要です。
転職エージェントサービスは、複数活用する方がとても多いというデータがあります。
転職エージェントは「4社」以上の活用で転職に成功する割合がぐんと上がります。担当者に不安がある場合でも、それを解決する方法はあるといえますね。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントの一般的な「登録後の流れ」は次のようになります。転職エージェントごとに細かな流れが異なる場合もありますが、大まかに流れをおさえておくことで、円滑に転職活動をすすめることができるでしょう。
- 個人情報入力後、エージェントからカウンセリング(転職の相談)の日程調整の連絡が1〜2週間で来る。
- エージェントとのカウンセリング(転職の相談)を行う。
- 相談を踏まえてエージェントが求人を紹介してくれる。
- 履歴書などの書類準備&応募する企業を決める。
- 面接準備をエージェントと相談しながらする&面接本番。
- 内定後、入社日や給与などの条件交渉をエージェントを通じて行う。
カウンセリングや相談のタイミングで、「面接前の不安事項」「内定後の入社日や給与交渉」「退職の調整」の方法はどんどん質問し、出来る限りエージェントから情報を受け取りながら転職活動を進めていきましょう。
営業職へ転職する際に活用すべき転職サービス選びのコツ
転職エージェントは、複数活用することで最も転職成功率が高まります。これを機に登録をしておきましょう。
エージェントサイトは、必要項目を入力し登録完了した後、メールや電話等であなたの日程に合わせて転職支援を行ってくれます。「今仕事が忙しい!」「時間がないかも…」と不安な方も心配せずにまずは登録してみましょう。あなたの転職成功率がグンと上がります。
■転職エージェントを選ぶコツ
- 求人数(多くの数がある分、選択肢が増える)
- サポート内容(エージェントサイトによってサポートしてくれる内容や方法が変わる)
- どの業界に強いか?(職種・業界に特化したエージェントがある)
この3つの観点から、自分にあった転職エージェントを複数活用していくことをおすすめします。
営業職へ転職する際に活用すべき転職サービスは?
リクルートの転職サービス『リクルートエージェント』
『リクルートエージェント』の特徴
「リクルート」が運営するエージェント型転職サービス。最大の特徴はリクルートのパイプを活かした多数の求人案件にあります。
業界ごとに精通したアドバイザーが、給与等の条件や面接対策などといったサポートをしてくれますので、転職に不安があるが、選択肢は多く持ちたい方が活用できる転職サービスです。
どんな人にオススメ?
・転職活動の条件などの交渉に不安がある方(代行してやってもらえます)
・面接や選考の書類など、具体的な転職活動の準備が不安な方。
・自身のスキルやPRポイントなどがよくわからず、転職に悩んでいる方。
ほかにも多数掲載中!営業職を検討している方の転職におすすめの転職サービスTOP5
まとめ|営業職の面接は事前準備が最も重要です!
確かに、注意すべきことや考えることはたくさんある。しかし、質問に対して丁寧に答えるためには、「事前の準備」が最も大切じゃ。
そうだね、まずは「転職エージェント」の登録から始めてみる!はかせ、たまには役に立つね!
ぐぬぬ…
今回は、営業職の面接でおさえておくべきポイントを様々な観点からご紹介してきました。「受け答えのポイント」「NG行動」そして「よくある質問」をおさえておくことで、面接をスムーズに突破することができるでしょう。
もし、転職面接に不安があるなら「転職エージェント」の活用も視野に入れてみてください。転職活動を力強くサポートしてくれるため、より転職の成功確率が上がります。
今回の記事を参考にして頂き、営業職の面接を突破しましょう!
なんか、注意すべきこといっぱいあるね…。できるかな〜