営業職への転職を検討している方の中には、転職面接での答え方や話す内容に不安を持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、不安を解消し、面接を突破するために注意すべきポイントは限られています。
営業職への転職を検討している方に向けて、「面接で注意すべきポイント」を解説していきます。今回ご紹介するのは、「受け答えの仕方」「NG行動」そして「よくある質問」です。
この3つのポイントをおさえておくことで、営業職の転職面接を成功させることができます。ぜひ参考にしてください。
いかんぞ、ぼっち。たまには自分で考えることも大切じゃ。
りょーかい!じゃあ、自分で考える方法を教えてよ!
だめじゃこりゃ。。
INDEX
営業職の転職で注意すべきこととは?
営業職は、お客様に商品・サービスを提案するための適切かつ積極的なコミュニケーションが求められる仕事です。それは、営業職の仕事の一連の流れからも理解できますよね。
営業とは、客に自社のサービスや商品、情報の購入を促して契約を取り付ける仕事のこと。「ものを売る」という点で販売職と混同する人もいると思いますが、販売は店舗などで購入意思のある客に対してサポートするのが主な業務。一方で営業は、購入意思の低い客に対しても商品の利点などを説明して意欲を沸かせ、購入を促すのが主な業務です。
引用:営業職ってどんな仕事?業務内容やメリットを知ろう! – ハタラクティブ
話し方・人と接するときの態度は仕事に直結するため、面接においても「営業現場」と同じような受け答えを行うことが重要になります。
そのためには、「受け答えの質の良さ」と「してはいけない行動」を知った上で、自分自身の能力や強みを的確に伝えるための準備をする必要があります。
また、面接だけではなくそもそもの「企業選び」も大変重要です。転職活動中の方で、転職活動を進めるにあたって転職サービスを探している段階の方は、記事下部でご紹介している転職サービスをぜひ検討してみてください。
営業職の転職面接 受け答えのポイント
では実際に営業職志望の方が転職面接で注意するべき「受け答えのポイント」をご紹介していきます。質問内容に関わらず共通して重要なポイントですので、面接準備の段階から意識しておきましょう。
1 積極的な姿勢
第一に求められるのは「積極的な姿勢」です。面接というと、どうしても聞かれたことに答えることに集中してしまい受け身になりがちです。受け身にならず積極的に話すことができるかどうかは、営業職としてのあなたの能力を判断する上で大変重要になります。
しかし、NG行動でも説明するように、いくら積極的と言っても「質問に対して的はずれなことを話し続ける」ことは評価を下げる原因になります。よって、「ハッキリと話す」ことを意識する程度で良いでしょう。
2 具体的な表現・数字
志望動機や前職での経験・実績などの自己PRにおいては、「具体的な表現」と「数字を用いた伝え方」を徹底しましょう。極端な例ですが、「前職では営業成績がとても良かった」と伝えたときと、「〇〇万円の売上で社内1位の成績」と明確に数字で伝えたほうが、相手に伝わりやすいですよね。
例えば、店頭販売でiPhoneを売っているとき、
- いまは価格.comランキング4年連続No.1のiPhoneがおすすめです
- このiPhoneはうちのお店で毎月1,000台以上売れているんです
- 今日うちでiPhoneを買っていただけたら2割は値引きできますよ
などと言うだけでも、提案に説得力が出せます。
引用:【数字・根拠・メリット】人を説得するために心得ておきたい3つのキーワード – クートンブログ
営業の現場でも、お得感を感じてもらう手法として数字を入れるノウハウは活用されています。転職面接では、あなたという人材をアピールすることが目的ですから、理にかなった方法であるといえます。
あなたのことを知らない面接官に対してあなたの能力を伝えるためには、「必要ないかな」と自分では思ってしまうくらいに具体的な表現を心がけるべきでしょう。
3 応募先企業の情報を根拠に話す
自分の経験やスキルだけではなく、応募先企業の情報収集を事前に行っておくことも大切です。特に、「志望動機」を話すタイミングでは「なぜ、弊社を志望したのか?」について聞かれることがあります。その「なぜ?」に答えるために必要な情報は収集しなければ話すことは不可能です。
求人情報や企業HPをくまなく見て、「扱っている商品・サービスの特徴」「企業理念や会社独自の取り組み」「採用活動で求めている人材像」をリサーチしておきましょう。
面接で絶対にしてはいけないNG行動は?
では次に、面接で決してしてはいけないNG行動をご紹介していきます。「そんなことは分かっている」という方も、ぜひチェック項目として活用してみてください。
1 前職の批判
「なぜ転職したのか?」と転職理由を聞かれたとき、つい言いがちなのが前職や今の仕事の批判。「上司との関係性」や「残業が多い」というネガティブな転職理由を伝えることは、避けるべきです。
たとえ、あなたの転職理由がその批判にあるとしても、あなたを採用しようとしている面接官の側からみれば「適応性がない人なのかな」といった印象を持たれてしまうことに繋がります。
2 身だしなみ・マナーが悪い
身だしなみやマナーが悪いことは、当然面接ではNGです。
営業職の場合は、前職に着用していたスーツを着ていく場合でも細かな見落としや汚れている箇所などがないかを面接がある日ごとにチェックしておくべきでしょう。仕事柄、人前に立つことが多い営業職として、悪い評価を受けないためのマナーを再度チェックしておくことも重要ですね。
3 質問意図を無視した発言
面接は時間が限られており、面接を受けている間はとにかく自分の考えてきたことを話そうとしがちです。あらかじめ出来る限り準備しておくことは大変重要なのですが、質問意図を無視した発言は控えるよう意識しましょう。
たとえば、「転職した理由」を聞かれているのに、「よって貴社を志望しています」まで話し続けることに意味はありません。質問は面接官や採用基準に則っているので、あなたが焦りすぎることに良い意味はありません。
4 「伝える」よりも「話し切る」を優先する
面接は時間が限られているため、どうしても「自分が考えてきたことを話し切る」ことに集中しすぎてしまうことに繋がりがちです。3の質問意図を無視した発言にも繋がりますが、面接官に伝えることよりも「話し切る」ことを第一に考えてしまうと、結果としてあなたを正当に評価してもらえなくなるかもしれません。
たとえあなたが事前に準備してきたことをすべて話すことができなくても、質問の意図に合わせて丁寧に伝えようとする姿勢と話し方が重要になります。
伝えるためには、「受け答えのポイント」を意識することが大切です。
5 応募先企業や業界のことをまったく知らない
「受け答えのポイント」では、応募先企業の情報を根拠として面接で話すために「情報収集」が大切である旨を説明しました。これから働くつもりである応募先企業や、企業を取り巻く業界の状況についての情報を知っておくことは必須条件です。
応募先企業や業界のことを知らなければ、あなたが志望動機や自己PRで伝えたやる気や能力への評価もガクッと下がってしまいます。あなたの熱意や能力を正当に評価してもらうために、応募先企業や業界のリサーチは入念に行っておきましょう。
はかせ、営業職の面接注意するポイント教えてよ。