営業職の残業時間が長いのは当たり前なのでしょうか？…いえ、そんなことはありません。
「営業の仕事はどこもこんな感じだ」という声も聞こえて来そうですが、残業時間が今よりももっと少なく、働きやすい職場を見つけることは可能です。しかし、今すぐ転職するつもりはない方や、今の環境でどうにかしたいと考えている方もたくさんいることでしょう。
そこで今回は、残業時間が多いと悩んでいる営業職の方に向けて、今の職場で残業時間を減らすためのコツや、転職しホワイト企業へ転職するためのポイントを解説しています。
今回の記事を参考にすることで、残業時間の多い状況から抜け出し、営業職として長く働ける環境を見つけることができます。働き方に悩む方は、ぜひ活用してくださいね！
ぼっちよ、営業職とはいえ、残業時間が少ない職場を見つけることは可能じゃぞ！
また、今の職場で工夫することで残業を減らす方法もある！
まずは、前向きに残業を減らすための方法を学ぶのじゃ！
INDEX
営業職の残業時間の悩み・実情を共有しよう
残業に悩んでいる営業職の人って、ボク以外にもいるのかな？？
営業職は、業界や企業にもよるとはいえ残業が多い職種じゃ！
まずは、自分を含め世の中の営業職がどのような悩みを抱えているのかを見てみよう。
営業職の方で、「残業時間が長い」という悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
多くの職場・企業で長時間労働は問題視されていますが、あなたの企業も当てはまっているでしょう。
下記のような悩みを持っていないでしょうか？
- 売上には直接繋がらないような雑務が多い
- スケジュール・営業報告などを細かく詰めてくる上司がいる
- 介護が多すぎる
- 外回りや出張時間が長い
- 資料作成などの仕事量が多すぎる
- 元々、残業が常態化している業界である
このような悩みは、あなた自身の仕事の仕方で解決できることと、あなただけでは解決できないことにわけられます。
あなた自身で解決できることに関しては、下記記事の「残業時間を減らすコツ」を読み、少しでも今の状況が良くなるように改善していきましょう。
営業職の残業時間を減らすコツ
残業時間をできる限り減らしたいんだけど…何か良い方法ないかな…
自分の工夫次第で解決できることもあるぞ！
しかし、ほとんどの場合は職場環境によることが多い。
自分に責任を求めすぎることがないようにするんじゃ！
残業時間を減らすためには、いくつかの方法があります。
ここでは、日々の仕事の中で活用できるような「残業時間を減らすコツ」を解説していきます。
１ 「夜型」から「朝型」に変える
就業時間が終った後に、残りの仕事を片付ける方は多いのではないでしょうか？
皆が帰宅した後に集中できると考えて、定時後に仕事時間を確保している方も多いと思います。
しかし、まとまった集中時間を確保するためには「朝型」が良いと言われています。朝は体力が最もあり、精神的にも疲れていないタイミングです。
「毎日帰宅が遅くなってしまう」と悩んでいる方は、朝早く出勤し仕事を片付ける習慣をつけることで、積み重なっている仕事を効率的にこなすことができるかもしれません。
２ メールや電話への返答をすぐ行う
顧客対応メールや問い合わせの電話の折り返しなどの細かな仕事を積み重ねると、後から対処することに予想以上の時間が必要なってしまう場合があります。
メールや電話の返答などの「短時間で終わる仕事」は、まとめて行うよりも移動時間など細かな時間を活用して消化したほうが良い場合が多いです。
メールや電話には即座に反応し、後から仕事が積み重なることのないように工夫しましょう。
３ 「同じ作業の繰り返し」を見つけ、一回にまとめて行う
同じ作業の繰り返しとは、「似たような資料を作成する」などのような、形式的な仕事のことを指します。
メールや電話対応などは、顧客によって対応する内容や用件が一つひとつ異なります。
しかし、書類作成や準備などの仕事は、同じ作業の繰り返しであることが多いため同時に行ったほうが効率的です。
日々の仕事の中で無意識に同じことを繰り返している仕事を見つけ、効率化を図っていきましょう。
４ 「だらだら居残り」を辞める
就業時間も残業時間も、「だらだら」と仕事をすることはよくありません。
仕事が積み重なっているときや、仕事の期限が迫っているときなどは、意識せずともできる限り効率的に仕事をこなそうとするはず。
しかし一方で、ある程度時間に余裕があるときや空いた時間が発生しているときには、ゆとりを持って仕事をしがちです。
時間に余裕があるときにこそ、「○○分以内にこの仕事を終らせる」と時間制限を設けて取り組むと良いでしょう。
ここまで、営業職が残業時間を縮め、残業時間を減らすコツをご紹介してきました。無意識になっている仕事のムダを無くすためには、日々の仕事の工夫を行うことが何より大切です。
しかし、ここまで読んで「そんなことわかってるよ！」という方も多いと思います。
そんな方は、自分ひとりだけで解決できない職場の問題から残業が増えていることが多いのです。転職することでもっと職場環境の良い職場に転職することが望ましいでしょう。
転職はイメージよりもリスクはありません。
悩んでいる方は下記より転職活動の準備を始めましょう！
残業時間の少ないホワイト企業を探すためのポイント
残業が多い職場は嫌だ、残業多い職場は嫌だ。。。
はかせ、ホワイト企業に転職するための転職活動のやり方を教えてよ！
転職活動は、アタリマエのことをしっかりと行うことが何よりも大切じゃ！
リスク無しで転職活動を進めるためには、必ず下記のポイントを知っておこう！
下記では、ホワイト企業への転職活動で必ずすべきことを説明しています。
すべて参考にして頂き、スムーズに転職活動を進めていきましょう！
１ 条件を明確にする
優良企業への転職活動で最も大切なことは、転職先に求める条件を明確にすることです。
自分が働くにあたって欠かせない要素を整理しておくことで、効率的に求人を選ぶことができます。
条件とは、下記のポイントです。応募する求人を決める前にしっかり考えておきましょう。
- 「給与」「勤務地」「休日」などの待遇条件
⇒募集要項をよく見る - 社風や人間関係などの職場環境
⇒職場見学・エージェントに教えてもらう - 仕事内容や任される業務の範囲
⇒募集要項・会社HP・エージェントに教えてもらう
転職エージェントでは、紹介してくれる職場の社風や上司の特徴などの独自データを持っている場合がほとんどです。
転職後に「イメージと違った職場だった」ということがないように、あらかじめ転職先に求める条件を整理した上で、応募する求人を決めましょう。
２ 面接対策を行う
面接対策は、採用面接を突破するために必ず行うべき準備です。
就職活動のとき以上に、業務経験や具体的な仕事のスキルなどについて質問されることが多いため、必ず事前に準備しておく必要があります。
面接対策は、下記のポイントに沿って行いましょう。
- 自己PR
⇒営業職としてのあなたの経験・スキル・資格を整理しておく - 営業職の志望動機
⇒他の職種ではなく、なぜ営業職として働きたいのか？ - 会社を選んだ志望動機
⇒他の会社ではなく、なぜこの会社なのか？
面接対策は、転職エージェントがサポートしてくれます。
一人で転職の面接対策をすることに不安を持っている方は、エージェントにサポートしてもらいながら面接準備を行うべきです。
３ 退職手続きの準備をしておく
退職手続きは、今の仕事を円満に辞めるために最低限行うべき準備のことを指します。
手続きのやり方を知っておくと、転職で余計なことに悩んでしまうのを避けることができます。
- 退職する旨を上司に伝える
- 退職届・退職願を会社に提出する
- 書面の手続きを行う
退職手続きは、実際に転職活動を始めてからでも遅くありませんので、焦る心配はありません。
書面の手続きで必要なものは、下記のとおりです。
会社に返却するもの
- 健康保険証
- 社員証明書
- 制服・備品など
会社から受け取るもの
- 源泉徴収票（転職先での申告や年末調整に必須）
- 雇用保険被保険者証（雇用保険を受け取る際に必要。1年以内の転職なら雇用期間が通算になる。）
- 年金手帳（14日以内に転職先が決まっている場合：転職先で年金加入に必要。転職先が決まっていない場合：退職後14日以内に国民年金に自身で加入する）
- 離職票（失業給付やハローワークに提出する場合必要。一般的には退社後送付される。）
手続きは煩雑ですので、心配な場合は転職エージェントや今の職場の信頼できる上司、会社の窓口に相談しておきましょう。
４ 転職エージェントを活用する
広告営業への転職を目指すのであれば、転職エージェントを必ず活用すべきです。
転職エージェントを使えば在職しながら転職活動ができるので、リスク無しで転職したい求人を見つけることができます。
転職エージェントのメリットは、下記にすべてまとめています。
転職エージェントのメリット
- 利用は無料
- 転職先の内部事情を教えてくれる（職場の内情、給与の相場）
- 面接や入社日のスケジュールを代行してくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる（履歴書などの作成・面接対策）
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる（何度でも）
つまり、あなたの転職をすべて無料でサポートしてくれるのが、転職エージェントになります。
転職エージェントは、あなたが求人に採用されることで利益を得るため、正社員転職を目指すあなたと目的は同じです。
大手エージェントであれば、「無理やり転職させられる」「ブラックな職場を紹介される」といったこともないため、安心して活用できるでしょう。
また、転職エージェントは4つ以上登録して使い分けると、転職成功率がアップするデータがありますので、複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。
下記では、転職エージェントに登録したあと、どのように転職活動が進むのかを解説しています。
使うのが少し不安な方は、まず最初に「登録後の流れ」を参考にしましょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの？
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ！
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。
転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
＜転職エージェント登録後の流れ＞
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る（一週間程度）
- 担当のエージェントと転職相談を行う。（対面か電話）
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ（希望するものがない場合は2へ）
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。
場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
営業職の転職で活用すべき転職サービス
転職実績No.１『リクルートエージェント』
出典：https://www.r-agent.com/
『リクルートエージェント』の特徴
「リクルート」が運営するエージェント型転職サービス。最大の特徴はリクルートのパイプを活かした多数の求人案件にあります。
業界ごとに精通したアドバイザーが、給与等の条件や面接対策などといったサポートをしてくれますので、転職に不安があるが、選択肢は多く持ちたい方が活用できる転職サービスです。
どんな人にオススメ？
・転職活動の条件などの交渉に不安がある方（代行してやってもらえます）
・面接や選考の書類など、具体的な転職活動の準備が不安な方。
・自身のスキルやPRポイントなどがよくわからず、転職に悩んでいる方。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの？
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ！
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう！
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ！
まとめ｜優良企業への転職を成功させよう
転職エージェントを使えば、自分に合った求人を見つけることができるじゃろう！
わかったよ、はかせ！
まずは「転職エージェント」に登録してみるね！
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの？
それはお母さんに聴きなさい。
今回は、残業時間が多いと悩んでいる営業職の方に向けて、今の職場で残業時間を減らすためのコツや、転職しホワイト企業へ転職するためのポイントを解説してきました。
残業時間が長く辞めたいと思っていても、転職にはリスクがあるというイメージを持ち、辛い環境で働き続ける方も少なくありません。
ですが、今回の記事を参考にすることで、転職活動自体にはまったくリスクがないことがご理解いただけたのではないでしょうか。
ぜひ、ご自身の働き方をより良くするため、今回の記事を活用してくださいね！
はかせ、営業職として働いてきて数年経つんだけど…
残業が多くてもうボクはつかれたよ…（泣）