企画営業職へ転職したいと考えている方の中には、ある程度仕事内容のイメージがついていても、具体的な仕事内容や魅力については知らない方も多いのではないでしょうか？
企画営業職は、企業ごとに仕事内容に差がありますが、企画職経験者や営業職経験者にとっては大きなメリットがある仕事です。
今回は、企画営業職へ転職する前に知っておきたい基本的な情報や、実際に転職活動を行うための知識まで網羅してご紹介しています。
この記事を読むことで、転職活動をスムーズに進めることができます。ぜひ参考にしてください。
企画営業職は、企業によって大きく仕事内容が変わるんじゃ！
しかし、すごく魅力的な仕事じゃぞ！
まずは、企画営業職の具体的な仕事内容から確認してみよう！
INDEX
企画営業職とは？ -仕事内容・魅力やりがい・給与-
企画営業って、営業職や営業企画とは違うの？？
企画営業職は、企業によって職務内容に差があることも多いが、共通している部分は確かにある！
ひとつ言えることは、営業職よりも「業務の範囲が広い」ことが特徴なんじゃ！
企画営業職は、どのような仕事なのでしょうか？ 企画営業職への転職を考えている方には、「営業職」「企画職」などの職種を経験している方も多いでしょう。
そのため、企画＋営業を行うというイメージはつくのですが、具体的にどのような仕事なのかを説明することは難しいのではないでしょうか。
ここでは、企画営業職の基本的な仕事内容や魅力・やりがい、そして平均給与などの情報を掲載しています。
企画営業職の仕事内容
企画営業は、一言で説明すると「新たな市場で『製品＋提案』を売る仕事」です。営業職が、すでにある既存の商品・サービスを顧客に提案するのに対して、企画営業では製品自体と、それを活用した企画（キャンペーンやマーケティング施策）の営業活動を行います。
会社によっては、「企画営業職」という職種名での募集でなくとも企画営業職の色が強い仕事内容である場合もあります。一方、広告業界やIT業界では、「アカウントプランナー」という職種名で募集されていることも多いです。
ここでは、「製品を売り売上を上げる」仕事にマーケティングの知識や経験が必要な職種とおさえておきましょう。
企画営業職の魅力・やりがい
１ 営業職のスキル＋企画職のスキルを同時に活かせる
営業職としてノルマ達成し売上をあげるためのスキルと、企画職としてマーケティングの視点や全社的な視点からアイディアを考えるスキルを同時に活かすことができるのが企画営業職の魅力のひとつです。
営業職経験者も、企画職経験者も自分のスキルを活かしつつ、もう片方のスキルアップに繋げた仕事をすることができるため、あなたの人材としての市場価値を高めることができるでしょう。
２ 製品ではなく「解決策を売る」という仕事ができる
営業職は「製品・サービスを売る仕事」です。しかし、提案営業などの仕事があるように、顧客に対してアドバイスや提案を含めて商品を買ってもらうことも重要なスキルです。
企画営業職では、提案営業よりもマーケティングや広報などの知識を活かした説明力が重要になってきます。要するに自分で出したアイディアを、数字を根拠にして提案する必要があるのです。
そのため、コンサルタントのように理論立てて「顧客の悩みに対する解決策を売る仕事」を常に心がける必要があります。
営業職だけではなかなか身につかないような広い視野を持った提案ができるビジネスパーソンが求められている今、企画営業の仕事は大変魅力的であるといえるでしょう。
３ 長期的な視点に立って仕事ができる
営業職でも、既存顧客とのコミュニケーションは重要です。特に法人営業では、取引先として様々な悩み・アドバイスに乗り、提案を行う必要があります。
企画営業でもその本質は変わりませんが、先程も述べたように「製品＋解決策」を売るのが企画営業ですから、より顧客の立場に断って長期的な視点で仕事をする必要があります。
また、企画内容が中長期的に見て効果の出る打ち手で合った場合には、短期的な視点で一喜一憂せず、長い目で物事を見据える視点も必要になるでしょう。
企画営業は、経営者的な目線で仕事をする必要がある職種だといえます。
企画営業職の平均給与
求人情報サイト「Find Job!」の「アカウントプランナー平均年収」を調べてみると、平均年収は「442万円」となっています。
参考：アカウントプランナーの平均年収・給料・給与 – Find Job!
一般営業職の平均年収情報を「マイナビ転職」で調べてみると「418万円」となっていますので、多少企画営業職のほうが平均給与が高いことがわかりますが、大きな年収の差はありません。
参考：平均年収レポート＆モデル年収ランキング – マイナビ転職
ただし、営業職でも専門分野に特化したり、海外勤務を任せられたりする場合には、平均給与が100万円ほど高くなる場合もあるため、単純な比較はできません。
昇給制度などをよく面接などで確認し、年収アップすることは企画営業職でも十分可能です。
ここまで、企画営業職へ転職する方が最初に知っておくべき基本的な情報を解説しました。企画営業職に魅力を感じている方は、解説した内容をもとに求人探しや面接対策を行いましょう。
では、次に企画営業職になりたい人や志望している人が、実際に転職するためにすべきことをまとめて掲載していきます。
下記のポイントをつかむことで、スムーズに転職活動を進めることができるでしょう。
企画営業職になりたい人の転職活動のやり方
企画営業職へ転職したい人は、どうやって転職活動を進めるべきなのかな？？
まずは、転職活動で必ずすべきことをおさえることが大切じゃ！
下記のポイントに注意すれば、悩むこと無く転職活動を始めることができるじゃろう！
１ 条件面をあらかじめ決めておく
給与や福利厚生、勤務地や昇給制度、そして具体的な仕事内容はあらかじめ自分自身で整理して決めておきましょう。実際に求人を探し始める前に決めておくことが重要です。
特に企画営業では、厳密にその仕事内容を把握するのが難しい仕事です。企業にとってカバーする業務の範囲や扱うサービス・製品、その他様々な要素が異なるのは当然のこと。
条件面をあらかじめ絞っておかないと「何となくよく見える求人」を選んでしまうことにつながってしまいます。
まずは、最低限、転職先に求める条件を紙に書き出しておきましょう。
２ 社風や職場の人間関係について調べる
条件面をあらかじめ決め、実際に転職先を選ぶことになるフェーズでは、転職したいと感じた企業の実態・実情をできる限り詳しく調べることが大切です。
仕事内容や条件がよくても、社風や人間関係など、「職場の生の事情」が悪ければ、長く働くことは不可能です。特に、人間関係が原因で転職を検討している方にとっては大きな課題ですよね。
転職先の実情を調べるためには、会社の口コミを調べる転職サイトを活用するほか、「転職エージェント」が調査した情報をおしえてもらうという方法もあります。
転職先をイメージだけで決めることなく、慎重に選ぶことが大切です。
３ キャリアの棚卸し（自己分析）を行う
仕事を選ぶ段階では、もうひとつすべきことがあります。それは、「キャリアの棚卸し」です。
キャリアの棚卸しは、新卒採用で皆さんが行う「自己分析」のようなものです。これまで経験してきた仕事や、得意分野、持っている資格など、仕事をする上で活かせるスキルを整理します。
整理することによって、自分が選ぶべき仕事内容がはっきりしますし、面接対策をするための準備にもなります。
まずは、「これまであなたがしてきた仕事」と「仕事の中で学んだこと」に分けて整理して書き出してみましょう。
４ 面接対策を行う
面接対策とは、採用面接をスムーズに突破するために必ず必要な準備になります。
面接対策は、具体的に下記のポイントに沿って行うとカンタンです。
＜面接対策＞
- 自己PR
→これまでの経験から企画営業職の仕事に活かせる経験・スキルは？ - 企画営業職を選んだ志望動機
→他の職種ではなく、なぜ企画営業職の仕事をしたいのか？ - 会社を選んだ志望動機
→他の会社ではなく、なぜこの会社へ転職したいのか？
この3点に加えて、前職を退職した理由や転職したいと思ったおおもとの動機などについても整理しておくと良いでしょう。
５ 転職エージェントを活用する
企画営業職に限らず、正社員転職を目指す場合には「転職エージェント」を活用した転職活動がおすすめです。
転職エージェントは、面談を通してあなたの希望している仕事を紹介してくれるほか、面接対策や選考書類の作成のサポート、在職中でも転職活動ができるように日程調整をしてくれたりとメリットが多いのです。
「転職に失敗したくない方」は、迷わず転職エージェントを活用することをおすすめします。
ここまで、企画営業職へ転職するために必要なポイントを解説してきました。転職者の方は、上記のポイントについてひとつひとつ整理し、実践することが大切です。
下記では、企画営業職へ転職するために最も有効な打ち手である「転職エージェント」のおすすめポイントをご紹介しています。
また、具体的な使い方についても解説していますので、「転職活動に不安を感じている方はぜひ参考にしてください。
企画営業職への転職には「転職エージェント」がおすすめ
企画営業への転職では、通常の転職サイトではなく、「転職エージェント」を活用することがおすすめじゃ！
転職エージェントは下記の理由からおすすめできます。転職が不安な方こそ、下記のメリットをしっかりおさえておきましょう。
＜転職エージェントのメリット＞
- 転職先の内部事情を教えてくれる（職場の内情、給与の相場）
- その他の相談でも親身にサポートしてくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる（履歴書などの作成・面接対策）
- 時間がかかる転職活動でもサポートしてくれる
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる（何度でも）
青文字で記載しているメリットは、転職活動で最も必要なサポートではないでしょうか。
特に、転職先の内部情報を教えてくれたり、自分の求める条件（休日のとりやすさ・給与など）に合った求人を紹介してくれる点は、「待遇の良い職場」を見つけるためにイチバン大切なことですよね。
エージェントは無料で登録できますし、最後までお金を取られることはありませんから、活用しない手はありません。また、正社員への転職を目指す場合は、エージェント活用がほとんどの場合必須です。
では、転職エージェントを活用した転職活動の流れについて見ていきます。転職エージェントはなじみのない方が多いと思いますので、登録後の流れをつかんだ上で登録してしょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの？
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ！
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
＜転職エージェント登録後の流れ＞
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る（一週間程度）
- 担当のエージェントと転職相談を行う。（対面か電話）
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ（希望するものがない場合は2へ）
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
企画営業職の転職で活用すべき転職サービス
マイナビエージェント｜20〜30代の転職活動に最適！
出典：https://mynavi-agent.jp/lp
『マイナビエージェント』の特徴
有名な就職サービス『マイナビ』が運営する転職エージェントサービスが「マイナビエージェント」です。
キャリア事業の大手ならではの信頼感と、太いパイプが売り。
特に20〜30代向けの求人情報に強みがあるため、転職が初めてで不安な若手社会人の方におすすめです。また、相談しながら転職活動を進めたい人にとっても力強い味方になってくれます。
20〜30代の方はほかの転職エージェントと同時に登録しておくことをおすすめします。
どんな人にオススメ？
- 希望する職種・業種が複数ある方。
- 大企業からベンチャー企業まで、あらゆる選択肢を考えているが転職に自信がない方。
- 20〜30代、第二新卒の方で、転職活動の選択肢を増やしたい方。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの？
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ！
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう！
おすすめ記事：【お得な情報が見つかる】「企画職」におすすめの転職サイトTOP5
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ！
まとめ｜企画営業職への転職を成功させよう
転職エージェントを使えば、自分に合った求人を見つけることができるじゃろう！
わかったよ、はかせ！
まずは「転職エージェント」に登録してみるね！
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの？
それはお母さんに聴きなさい。
今回は、企画営業職へ転職する前に知っておきたい基本的な情報や、実際に転職活動を行うための知識まで網羅してご紹介してきました。
企画営業職のような幅広い知識と経験を培える職種は、今後の世の中でもさらに求められる仕事になります。そのため、今の転職活動の不安を乗り越えることには大きな意義があります。
今回の記事を参考に、ぜひ転職活動を成功させてください。
はかせ、企画営業職ってどんな仕事なの？？