放送局の技術職へ転職するためには、どのような条件が必要なのでしょうか? 電気・機械系の技術職として放送業界へ転職したい方はまず「応募するための条件」を知っておく必要があります。また、技術職でなく制作スタッフとして放送業界に入る方法もあるため、広い視野を持って転職活動に臨むことが大切です。
そこで今回は、放送局技術職を目指す方が知っておきたい応募条件や、具体的な転職活動のポイントについて解説しています。
今回の記事を参考に、ぜひ転職活動を成功させてください!
ぼっちよ、放送局の技術職を目指すためには、まず応募するときの「募集条件」を確認することが大切じゃ!
その後に、具体的な転職方法について学んでいこう!
INDEX
放送局技術職に転職できる条件は?|必要な学歴・資格
放送局の技術職へ転職できる人の条件ってなんだろう?
電気・電子・機械系の学部を卒業していることが条件の求人がほとんどじゃ!
また、電気通信に関する資格を持っていると、転職を有利に進めることができるぞ!
「放送局の技術職へ転職したい」と考えている方が最も気になるポイントは、どのような条件がそろえば転職することができるのか?という疑問の答えではないでしょうか。
まずは、放送局の技術職へ転職できる人がどのような人なのかを整理しておきましょう。
条件1:最終学歴
放送局技術職の募集要項には、「電気・電子・機械系の学部以上を卒業した経験がある方」と記載されている場合がほとんどです。
放送局で取り扱う機材の管理・メンテナンスを行うためのスキルを持っている方が採用されます。
もしくは、他の製作会社・放送局での実務経験が求められるため、実質的には電気・電子・機械系の学部卒であることが必須になります。
条件2:「陸上無線士」など電気通信関連資格
「陸上無線士」の資格を取得していることで、転職に有利になることが多いです。
また、電気工事士などの電気通信技術関連の資格を取得している方も、転職活動でアピールすることができるでしょう。
ここまで、カンタンに放送局技術職への転職に必要な条件を説明してきました。
放送業界へ転職したい方は、技術職ではなく「制作スタッフ」として転職する方法もあります。
制作スタッフの場合は、未経験採用の求人もありますので放送局へ転職志望の方は、技術職に限らず広い範囲で求人を探すことをおすすめします!
技術職以外の放送局求人への転職でおすすめの転職サイトは下記記事でご紹介しています。
放送局技術職への転職を成功させるために必要な転職活動のポイント
自分が技術職を目指せることはわかったよ!
でも正直、転職活動のやり方が全然わからないから不安だな…
大丈夫じゃ!
転職活動ですべきことは、技術系の職種であっても変わらないんじゃ!
まずは、転職活動の進め方を学んでいこう!
下記では、転職活動で必ずやるべきことを説明しています。
すべて参考にして頂き、スムーズに転職活動を進めていきましょう!
1 条件を明確にする
転職活動で最も大切なことは、転職先に求める条件を明確にすることになります。
条件とは、下記のポイントです。応募する求人を決める前にしっかり考えておきましょう。
- 「給与」「勤務地」「休日」などの待遇条件
⇒募集要項をよく見る - 社風や人間関係などの職場環境
⇒職場見学・エージェントに教えてもらう - 仕事内容や任される業務の範囲
⇒募集要項・会社HP・エージェントに教えてもらう
転職エージェントでは、紹介してくれる職場の社風や上司の特徴などの独自データを持っている場合がほとんどです。
転職後に「イメージと違った職場だった」ということがないように、あらかじめ転職先に求める条件を整理した上で、応募する求人を決めましょう。
2 退職手続きの準備をしておく
退職手続きは、今の仕事を円満に辞めるために最低限行うべき準備のことを指します。
手続きのやり方を知っておくと、転職で余計なことに悩んでしまうのを避けることができます。
- 退職する旨を上司に伝える
- 退職届・退職願を会社に提出する
- 書面の手続きを行う
退職手続きは、実際に転職活動を始めてからでも遅くありませんので、焦る心配はありません。
書面の手続きで必要なものは、下記のとおりです。
会社に返却するもの
- 健康保険証
- 社員証明書
- 制服・備品など
会社から受け取るもの
- 源泉徴収票(転職先での申告や年末調整に必須)
- 雇用保険被保険者証(雇用保険を受け取る際に必要。1年以内の転職なら雇用期間が通算になる。)
- 年金手帳(14日以内に転職先が決まっている場合:転職先で年金加入に必要。転職先が決まっていない場合:退職後14日以内に国民年金に自身で加入する)
- 離職票(失業給付やハローワークに提出する場合必要。一般的には退社後送付される。)
手続きは煩雑ですので、心配な場合は転職エージェントや今の職場の信頼できる上司、会社の窓口に相談しておきましょう。
3 面接対策を行う
面接対策は、採用面接を突破するために必ず行うべき準備です。
就職活動のとき以上に、業務経験や具体的な仕事のスキルなどについて質問されることが多いため、必ず事前に準備しておく必要があります。
面接対策は、下記のポイントに沿って行いましょう。
- 自己PR
⇒あなたの経験・スキル・資格を整理しておく - 職種の志望動機
⇒他の職種ではなく、なぜその職種として働きたいのか? - 会社を選んだ志望動機
⇒他の会社ではなく、なぜこの会社なのか?
面接対策は、転職エージェントがサポートしてくれます。
一人で転職面接対策をすることに不安を持っている方は、エージェントにサポートしてもらいながら面接準備を行うべきです。
4 転職エージェントを活用する
優良企業への転職を目指すのであれば、転職エージェントを必ず活用すべきです。
転職エージェントを使えば在職しながら転職活動ができるので、リスク無しで転職したい求人を見つけることができます。
転職エージェントのメリットは、下記にすべてまとめています。
転職エージェントのメリット
- 利用は無料
- 転職先の内部事情を教えてくれる(職場の内情、給与の相場)
- 面接や入社日のスケジュールを代行してくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる(履歴書などの作成・面接対策)
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる(何度でも)
つまり、あなたの転職をすべて無料でサポートしてくれるのが、転職エージェントになります。
転職エージェントは、あなたが求人に採用されることで利益を得るため、正社員転職を目指すあなたと目的は同じです。
大手エージェントであれば、「無理やり転職させられる」「ブラックな職場を紹介される」といったこともないため、安心して活用できるでしょう。
また、転職エージェントは4つ以上登録して使い分けると、転職成功率がアップするデータがありますので、複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。
下記では、転職エージェントに登録したあと、どのように転職活動が進むのかを解説しています。
使うのが少し不安な方は、まず最初に「登録後の流れ」を参考にしましょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの?
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ!
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。
転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
<転職エージェント登録後の流れ>
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る(一週間程度)
- 担当のエージェントと転職相談を行う。(対面か電話)
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ(希望するものがない場合は2へ)
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。
場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
電気系技術職への転職で活用すべき転職サービス
マイナビエージェント|20〜30代の転職活動に最適!
『マイナビエージェント』の特徴
有名な就職サービス『マイナビ』が運営する転職エージェントサービスが「マイナビエージェント」です。
キャリア事業の大手ならではの信頼感と、太いパイプが売り。
特に20〜30代向けの求人情報に強みがあるため、転職が初めてで不安な若手社会人の方におすすめです。また、相談しながら転職活動を進めたい人にとっても力強い味方になってくれます。
20〜30代の方はほかの転職エージェントと同時に登録しておくことをおすすめします。
どんな人にオススメ?
- 希望する職種・業種が複数ある方。
- 大企業からベンチャー企業まで、あらゆる選択肢を考えているが転職に自信がない方。
- 20〜30代、第二新卒の方で、転職活動の選択肢を増やしたい方。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの?
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ!
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう!
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!
まとめ|電気系技術職の転職を成功させよう
転職エージェントを使えば、自分に合った求人を見つけることができるじゃろう!
わかったよ、はかせ!
まずは「転職エージェント」に登録してみるね!
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの?
それはお母さんに聴きなさい。
今回は、放送局技術職を目指す方が知っておきたい応募条件や、具体的な転職活動のポイントについて解説してきました。
放送局に限らず技術職の転職は少し手間取ることが多いのですが、転職活動のポイントをおさえて、自分の求める条件に合う求人を探すことに集中しましょう。
今回の記事を参考にして頂き、ぜひ転職活動を成功させてください!
はかせ、ボク放送局の技術職として働きたい!
…けど、実際自分が転職できるのか、不安だな。