技術職とは?仕事内容・種類・やりがい・転職方法までの全知識まとめ

技術職とは?仕事内容・種類・やりがい・転職方法までの全知識まとめ
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今回は、技術職に関する基本的な情報や、技術職として働く前に知っておきたい情報を網羅して掲載しています。

技術職は、未経験の方にとってなかなかイメージしづらい仕事だと思います。加えて、技術職にも様々な種類・役割があり、転職活動の選択肢からは除かれることも多い職種です。

しかし、技術職の未経験採用は実際にありますし、あなたが現在考えている転職先候補よりも、技術職はさらに自分に合った働き方ができる可能性があります。

記事中では、技術職に関する情報とともに、転職活動を進めるための方法も解説しています。技術職のことを知りたい方のみならず、技術職への転職も選択肢に入れたいなと考えている方はぜひ参考にしてください。

ぼっち

はかせ、「技術職」ってどんな仕事なの?

はかせ

技術職は化学メーカー、製造業など様々な商品・サービスの「ものづくり」に関わる仕事じゃ。

ぼっち

じゃあ、技術職と言っても専門分野がそれぞれあるんだね。じゃあ、未経験からの転職はムリかな…

はかせ

そんなことはないぞ。大手求人サイトでも技術職の「未経験可」の求人はたくさんある。

技術職の仕事内容や役割などをしっかり下調べしてから、転職活動を進めるべきじゃな!

技術職とは?

技術職とは?

技術者は製造業一般、サービス産業など製品やシステムなど、また農林水産分野など、モノやことを生み出される、生産が伴うすべての産業に存在している。

通常、工学機械工学電子工学情報工学化学工学など)や理学数学物理学など)の分野の知識を持ち、有用な物・工程・システムなどを設計開発製造する。

20世紀後半以降、物のなかには具体的な形をもつハードウェアだけでなく、それを使うためのソフトウェアが含まれるようになっている。また、技術者が製作したものを正しく動作させるための運用保守に関わる職種も技術者に含む。

引用:技術者 – Wikipedia

職業の分類上、大分類「専門的職・技術的職」に当てはまる技術職。原料から製品を創り上げる一連の流れ(工程)を設計する仕事です。

日本企業のものづくりの根幹である「開発技術者」「製造技術者」は、技術職のわかりやすい区別の仕方です。食品業界や電気・電子・電気通信業界、自動車業界や化学メーカーなど、ほとんどの製造分野で開発や設計、生産管理や品質管理を行います。

ここでは概要として説明していますが、上記にも述べたように「一度に解説出来ないほどの種類がある」とことをおさえておきましょう。

「ものづくり」を行い実際に市場や消費者のもとに届くほとんどの工程を「技術職」が担っていると言い換えることもできます。

ちなみに、技術職と呼べるものには「メーカー技術職」と「IT・通信技術職」の2通りがあります。今回の記事ではメーカー技術職について解説しています。

技術職の種類

技術職の種類

技術職にはどのような種類があるのでしょうか? ここではメーカー技術職としての分類に基づいて技術職の種類をご紹介しています。

技術職は大きく4つの種類に分類することができます。

1 研究職

製品のもととなる材料や技術自体を作る業務を行うのが研究職です。研究職はさらに2つの領域に分類することができます。ひとつは「基礎研究」と呼ばれる役割で、未知の領域を開拓し、新材料や新技術を実用化へと進める仕事を担います。もうひとつの「応用研究」は、基礎研究で得た材料や技術を製品へと繋げていく役割を担います。

社内でのプロジェクトチームでの研究のほか、社外を含めた研究機関と協同で研究することもあります。

2 開発・設計職

研究で得た材料や技術をもとに、実際に製品の開発を行うのが開発・設計職です。自社の強みを活かした製品づくりのほか、顧客企業の求める技術水準をクリアするための高度な専門性が求められます。

3 生産技術職

生産技術職は、製品開発後、その製品が市場に流通する際の課題解決を担う役割です。具体的には、コストダウンを念頭に置き、いかにビジネスの現場で製品を通用させるものとするかを提案・アドバイスします。

製品の実用化に向けた様々な課題を見つけ、実際に顧客に製品が届くまでの工程を担う仕事であるため、海外に生産拠点を持つ会社の場合は、海外への赴任が多い役割になります。

4 建設関連技術職

こちらは建設業で求められる技術職の分類です。建設関連技術職にはさらに3つに分類されます。1つ目は「土木設計」です。道路や公園などの施設を設計する役割を担います。2つ目は「住宅設計」で、注文住宅の設計を担います。3つ目は「建設設計」と呼ばれ、公共施設やマンション・ビルを設計する役割を担います。

建設事務所や建設会社での経験や関連資格の取得で評価が上がる職種です。

技術職の仕事内容・役割

技術職の仕事内容・役割

技術職の仕事は、これまで見てきたように携わる業界によって扱う原料や行う設計内容、そのほか仕事で扱う知識にも様々な違いがあるため、一度にすべて解説することは大変難しいといえます。

しかし、技術職の仕事を行う中で共通する要素は確実にあります。今後、技術職を目指していくにあたっては、共通する部分を事前におさえておき、転職先で必要なことをできる限り速く学ぶことが求められます。

場合によって当てはまらない仕事内容もありますが、技術職が大まかに行う仕事はどのようなものかを理解する上で重要なものに絞り解説していきますのでぜひ参考にしてください。

1 生産体制の構築

携わる分野の専門知識をもとに、生産体制の構築を行うことが技術職の役割のひとつです。

使用する原料から製品を製造するまでのプロセス(工程)を設計し、「どのくらいのコストでどうやって製品を作るか?」という仕組みを作ることが求められるのです。売上や経費の大元になる仕事ですから、全体を見る目が大切になってきます。

後ほども解説しますが、技能職が大量に生産する製品を実際に「作る」仕事であるのに対し、技術職は「技能職が製品を作れる仕組み」を作る仕事であると言い換えることができます。その重要性が理解できる一例でしょう。

2 生産設備の稼働状況の監視

生産設備の稼働状況とは、製品を製造するために設計した設備がしっかり動き、想定通り製品が製造できているか?ということを指します。

そして、その稼働状況を監視することも技術職の仕事になります。稼働中に何らかの問題が発生しないかを見つけるために常に目を光らせておく必要がありますし、そもそも問題が起きないよう常に改善する必要もあります。

特に、工場勤務の技術職の場合は、製品の「仕様」を決める開発部門と相談しながら生産設備で仕様どおりの製品を製造することができるように微調整を繰り返す必要があります。

また、反対に仕様に対する改善案を現場の観点から説明する役割を担うこともあります。

3 現場・他部署への技術的説明

現場の従業員や他部署への技術的説明をすることも技術職の主な仕事です。たとえば、開発部門との間で使用に関する改善をするためには、生産体制上どのような問題があるかを説明する必要があります。

また、生産体制を変更・改善した場合、その旨を現場で働いている従業員に対して説明する必要も出てくるでしょう。

開発部門・開発設計職として働く場合は、研究職が発見した原料をもとに実際の製品開発を行うことがメインの仕事になります。この際、自分の専門知識・分野以外の技術職と協力して研究していくことになりますから、自分の担当する分野に関する説明力・コミュニケーション力が大切になります。

 

ここまで、具体的なイメージがまだ湧きづらい方もたくさんいると思いますが、これから紹介する「技能職との違い」や「やりがい」を知ることで具体的な仕事のイメージが湧いてくるでしょう。

まずは、「ものづくりの工程ではこの3つが求められるんだな」というくらいで理解しておくことが大切です。

技術職と技能職の違い

技術職と技能職の違い

技術職と技能職の違いを明確にすることは、「転職先選び」で非常に重要になってきます。ここでは、技術職と技能職の違いを明確にしておき、転職先選びで確実に間違えないための情報を知っておきましょう。

工場勤務で製造業に従事しているからと言って、すべての従業員が「技術職」であるわけでは無い点に注意しましょう。技能職は、「技術職が設計した生産体制に従って仕事をする」職業のことを指します。

対して、技術職は専門分野の知識をもとに、「どのように製造すれば生産のコストがかからないか?」「製品の品質を下げずに生産できるか?」という仕組みづくりを行います。

同じ製造業でも、どの段階で仕事をするのかがまったく異なります。技術職に電気機械系の専攻科を卒業した方や専門学校卒業の方が多いのは、「製造業で専門知識を扱う」ことが明白だからなのです。

しかし、先程も述べたように「専門知識は学校でしか学べない」というわけではありません。仕事をしながら学ぶことも可能ですが、そのためには転職先を慎重に選ぶ必要があります。詳細は後ほどご紹介します。

技術職のやりがい

技術職のやりがい

ではここで、「技術職のやりがい」について解説していきます。仕事におけるやりがいを知ることは、転職活動でも役立ちます。なぜなら、「志望動機」「転職先選び」に直接つながることだからです。

1 ものづくりの達成感を感じることができる

製品の製造行程の設計を行う技術職が最もやりがいを感じることは、「ものづくりの達成感」であるといえます。

技術職が携わるものづくりの技術は、製造業の製品の需要自体が下がりつつある現代社会でもどんどん向上しています。その分、一昔前よりも「製品開発」の期間や、「製品寿命」の年数が短っています。すぐに技術革新が起きるからです。

技術職として働く以上、現代社会の技術革新の波に乗って日々仕事で工夫をしていく必要がありますが、その分「達成感」を味わえる頻度が高まっているともいえます。

2 様々な分野への知識が身につき楽しい

技術職は「専門職」ですから、自分が関わるジャンルの製品や業界、特定分野の深い知識が求められます。

しかし、自分にとって必要な知識は専門分野に限ったことではありません。

たとえば、製品が市場に流通する際の課題解決を担う役割である「生産技術職」では、設計され製造される製品が本当に市場や消費者に受け入れられるかどうかを提案・アドバイスする仕事をします。

この場合、自身の専門知識以外に市場に受け入れられるためのマーケティングの知識などと組み合わせた提案を行う必要があります。

このように、現場での技術職としての仕事の中で、製品が実際に市場に届くまでの過程で学べることが多いのも技術職のやりがいのひとつです。

3 現場やユーザーからの感謝や応援の言葉

たとえば、工場での技術職であれば従業員、よりビジネス現場に近い技術職であれば実際に製品を使用するユーザーなどから感謝や応援を貰えることもやりがいのひとつであるといえます。

ただ、決まった工程の仕事を行うだけではなく、その工程の仕組み自体を作ることのできる技術職だからこそのやりがいといえるでしょう。

当然簡単な仕事ではありませんが、より製品の品質や価値を向上させる技術職は、製造業に必要不可欠な人材なのです。

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