理学療法士の仕事の本音!大変だ、きついと感じるなら転職すべき理由

理学療法士の仕事の本音!大変だ、きついと感じるなら転職すべき理由
スポンサードリンク

理学療法士の仕事の本音や実情のうち、悩みとして多いのは「仕事が体力的・精神的に大変で疲れる」「職場の人間関係が悪い」「将来性がないと感じる」など様々です。

この記事を読んでいるあなたも「理学療法士としての仕事は好きで続けていきたいが、職場の環境が合わない」と感じているのではないでしょうか。

理学療法士の転職は、今ではそれほど珍しいことではありません。そのため、今の職場が合わないと感じている場合には、転職を検討することも現実的です。

特に、職場環境や人間関係、残業の多さなどは職場を変えることでしか改善することができません。他業種への転職をしないのであれば、転職活動が最も効果的な方法なのです。

そこで今回は、理学療法士が転職前に知っておきたい実情や給与アップの方法、そして転職方法までを網羅してご紹介しています。

ぼっち

はかせ、ボク理学療法士なんだけど…転職できるかな??

はかせ

自己紹介が雑ゥ!

…転職は可能じゃぞ!

もしかすると、今のスキルや経験が正当に評価されていない場合もある。きちんと自分の人材価値を見定めて転職すれば、今よりももっと良い環境で働くことも可能じゃ!

ぼっち

ほんと!じゃあ転職方法を教えてよ!

 

「転職したい!」と考えてませんか?

「転職したい!」と考えてませんか?
ぼっち

ボクたちのような理学療法士ってさ…不遇な環境にいるとずっと不遇だよね…

はかせ

理学療法士として転職したいと思う動機を整理していくぞ!

理学療法士の仕事を続けていると、様々な悩み・課題に突き当たります。あなたが転職したいと薄々と感じている理由は、下記のいずれかに当てはまるでしょうか。

理学療法士によくある悩み

  1. 給料・休みが少ない
  2. 職場のドロドロした人間関係に疲れた
  3. 体力的・精神的に仕事がきつくて大変だ

上記の3つに当てはまる方は、ぜひ転職を検討すべきです。

「理学療法士の経験を活かして、もっと良い環境・条件の職場ではたらきたい!」という方に、下記では理学療法士の転職方法をご紹介していきます。

まず最初に、理学療法士が仕事でどんな本音を抱えているのかを見ていきましょう。あなたと同じケースで転職している方の声を掲載しています。

 

理学療法士の仕事の本音・実情は?

理学療法士の仕事の本音・実情は?
ぼっち

今の職場に不満を持っているのは確かなんだけど、何をキッカケに転職するべきかが分からない…

耐えられそうな気もするけど、いつか限界が来そうな気もする…

はかせ

そういうときは、まず最初に世の中の理学療法士が抱く本音をチェックしていこう。

自分自身の転職のキッカケをつかむためにも、他の人の意見を聴くことが重要じゃぞ。

 

ここでは、理学療法士の方が職場で働く上でよくある「悩み」「実情」を深掘りしていきます。

転職する上で大切なのは、「なぜ、転職するのか?」という転職理由です。

この理由がしっかり固まっていると、転職活動において自分がどんな条件を希望しているのかを自分自身で把握することに繋がります。

 

1 体力的にきつい肉体労働が多めで疲れた

理学療法士・作業療法士ともに、リハビリ・介護の仕事は肉体労働が多いです。

すでにご経験されている通り、職場によっては施設が大型で、理学療法士一人では簡単に手に負えない人数の患者さんのリハビリをおこなわなければいけない施設が増加しています。

特に、作業療法士とは異なり、理学療法士の場合ですと、自助具などを通じたリハビリを主な方法として用いるのに対し、理学療法士ではさらに体力勝負になります。

患者数が多く、理学療法士の人数が少ない人材不足の職場では、「肉体的な負担が大きい」という悩みを持っている理学療法士の方が多いです。

 

2 この先、理学療法士には将来性がない/なくなりそうと感じる

医療介護の現場は常に人材不足に悩まされており、そのしわ寄せは現場で働くリハビリ職にも大きな影響を及ぼしています。

ただし、それ以上に深刻なのは「理学療法士には将来性がないのではないか?」という悩みでしょう。

将来性は、仕事を長く続けるために大事な要素です。将来的に昇給や昇進が見込めないかもしれないと不安になる方も多いはずです。

管理職クラスなどに昇進したり、昇給幅が大きい職場に転職することが必須になってくる職業といえます。また、理学療法士として専門性を向上させる方向性も考えなくてはなりませんね。

 

3 理学療法士になってからずっと勉強が大変

理学療法は臨床での学びと学術的な内容を常に行き来する「勉強を続けなければならない仕事」です。

教科書に掲載されているような基礎部分だけではなく、臨機応変な知識と対応も求められるため、ほかの介護職に比べても心理的負担が大きいでしょう。

ただし、理学療法士の方は一度この業界で働くことを志望したうえで、勉強を継続してきた実績があるはずです。

勉強を続けなければやっていけないというプレッシャーも、働きやすい職場環境に身を移すことで改善することがあります。

 

4 患者とのコミュニケーションが精神的に大変

理学療法士は、常にチーム医療が求められます。また、患者さんとの密なコミュニケーションを通して、リハビリの効果を検査する必要も出てくるため、コミュニケーションがかなり重要です。

ただ、職場の人間関係の問題や、患者さんの質によっては、精神的な負担になってしまうことも多いはずです。

理学療法士である以上、患者やほかのスタッフとの連携は欠かせません。しかしながら、コミュニケーションが上手くいくかどうかは外部環境(職場環境)にもよります。

特に、理学療法士は実際に治療の効果が出るのもある程度時間がかかりますし、長期的な目線でリハビリをおこなわなければならない負担もあります。

「理学療法士としてやっていけるだろうか?」という不安は、時折やってくるものだと思います。

 

5 やりがいがない

根本的な問題として、理学療法士として働くことにやりがいを感じない/感じなくなったという場合、より深い悩みである可能性があります。

理学療法士として当初に描いていた希望やキャリアプラン通りに仕事が進まなく、現実と理想のギャップに苦しんでいる方も多いでしょう。

悩みにもよりますが、職場環境を変えることで解決する悩みとそうでない場合がある点に注意が必要です。

たとえば、忙しさや人間関係などの悩みでやりがいを感じていないのであれば「ほかの職場への転職」でやりがいをもう一度持つことができます。

一方、一度は転職をしたのにも関わらず理学療法士の仕事にやる気やモチベーションを感じられないのであれば、あなたには理学療法士として働かないほうが良いのかもしれません。


ここまで、理学療法士が仕事をするうえで抱きがちな本音や実情を解説しました。あなたが感じている本音も、上記のどれかに当てはまるはずです。

無理して続けたくない業界で働くことは止めるべきですが、一方で将来性がある職業であれば、理学療法士自体を辞める必要はなく、ほかの職場に転職すれば悩みを解決できるでしょう。

次は「理学療法士に将来性はない」と言われている理由について解説していきます。

 

理学療法士には将来性がない・なくなるのは本当なのか?

理学療法士には将来性がない・なくなるのは本当なのか?
ぼっち

理学療法士って、将来性がないとよく言われるけど…本当なの??

はかせ

介護・リハビリ系の職種の中でも専門性のある理学療法士は、「将来性がある仕事」だと言ってよい!

…じゃが、働く場所によっては将来性が見込めないのも事実じゃ。

 

理学療法士には将来性がないとよく言われますが、本当にそうなのでしょうか?

…結論から述べますと、確実な未来はもちろん分かりませんが、理学療法士は今後も需要の増加が見込まれています。

そのため、将来性はかなりある職業だと言っても間違いありません。

 

理学療法士の需要がなくならない理由

理学療法士は、介護分野の職種の中でもかなり求められている職種といえます。すでにご存じだと思いますが、リハビリ職は超高齢社会を迎える日本で重要な位置を占めるからです。

具体的には「介護予防サービス事業所・介護保険施設の増加」が挙げられます。厚生労働省の資料では、全国的に増加傾向にあることが分かります。

参考資料:平成26年介護サービス施設・事業所調査の概況 – 厚生労働省

また、医師不足や看護師不足の結果、全国で医療費削減・介護非削減が進むために、理学療法士による介護予防サービスは増加していくでしょう。

国家資格取得が必要なほかの職種と比べても、わかりやすく需要が伸びていく職種であることが分かります。

 

しかし「働く場所」には注意するべき!|給料や労働環境

給料も景気に左右されず昇給制度を保ったまま運営できる事業者が増え、初任給も比較的高額なのが理学療法士の労働環境です。

また、管理職クラスになれば、その分管理職手当がつくため、さらに年収アップが期待できます。

しかし、それは職場環境がよく就労条件も良い事業所に限られることはたしかです。

給料も平均より低い、ほかの職場の理学療法士と比較して残業が多い職場で働いている方は、将来のためにも職場を変える必要があるでしょう。

 

理学療法士の給与・年収アップのためには何をすべき?

言語聴覚士の給与・年収アップのためには何をすべき?
ぼっち

理学療法士が年収アップするにはどうすればよいの??

はかせ

年収アップを考えるなら、一人で転職活動するのではなく「転職エージェント」がおすすめじゃ。

人間関係で悩んでおり転職を検討している方も、そうでない方も、理学療法士として働く中で「給与・年収」を上げるにはどうしたらいいか、気になる方は多いのではないでしょうか。

理学療法士の職場は、スキルに見合った給与が支払われている現場よりも、その会社の昇給制度に沿って上がる現場がほとんどになります。

転職市場では、組織内での実績よりも、その人個人の経験・スキルが重視されます。よって、あなた自身のアピールポイントを正確に採用先に伝えることができれば、給与・年収アップは可能です。

「自分のスキルに自信がない」という方であっても、それは今の職場で適正な評価を受けていないだけである可能性が高いといえます。

転職エージェントの転職相談など、ご自身の経験・スキルを正当に評価してもらった上で求人を探すサービスを活用すれば、転職成功率は高くなります。

おすすめ記事:【お得な情報が見つかる】「理学療法士」におすすめの転職サイトTOP5

「理学療法士」におすすめの転職エージェント・サイトTOP5を調べました

2017.05.11

 

理学療法士の転職は難しい?

理学療法士の転職は難しい?
ぼっち

職場を変えれば気持ちよく働ける職場が見つかるのはわかったけどさ…

実際、転職活動って難しいんじゃないの??

はかせ

今は、仕事を辞めず在職しながらでも転職活動はできるんじゃ!

また、転職市場では求人数も増加しているため、リスクなしで始めることが可能なんじゃよ。

理学療法士として転職を検討している方の多くは、「30代」もしくは20代後半の方が多いのではないでしょうか。

そして、転職するにあたって最も気になるのは「年齢によって採用を見送られることが多いのではないか?」という部分です。

確かに、転職を考えてみたときには「年齢がある水準を過ぎるとなかなか雇ってもらえない」といったネガティブなイメージを持ってしまいますよね。

しかし、30代のミドル層の転職は今ではすでに当たり前になってきています。

約80%のコンサルタントが「ミドル人材を対象とした求人が増えている」と回答!

引用:https://mid-tenshoku.com/

人手不足の影響を受けて、ミドル人材を対象とした求人が「増えている」、「どちらかと言えば増えている」と回答した転職コンサルタントは約80%。企業からのミドル人材ニーズは確実に増加しているようです。

引用:人手不足がミドル求人に及ぼす影響は?転職コンサルタント105人に聞いた見解と展望。

上記データは、大手転職サービスを運営する「エン転職」が調査したデータです。調査しているデータは一般企業を対象としているため、単純な比較はできません。

しかし、しっかりと経験とスキルを持っている理学療法士がこれから不足してくることを考えると、理学療法士のミドル層の方が転職に成功することは十分に可能です。

また、転職成功した人の平均年齢も、少しずつ上ってきていることが分かります。

転職成功者の年齢割合

引用:https://doda.jp/

引用:転職成功者の年齢調査(2017年上半期)

転職に成功した年齢を見ると、ミドル人材と呼ばれる30代前半が平均となっていることが示されています。

現在は、20代後半からの転職市場も伸びているようですが、それを含めて考えると20代後半〜30代前半が転職に適した時期であることが、よくわかりますよね。

では、実際に理学療法士として転職を考えている方は、どのように転職活動を進めていくべきなのでしょうか?

次ページでは、転職活動を成功するためにすべきことや転職方法、そして活用すべき転職サービスをご紹介しています。

スポンサードリンク