販売職の仕事を辞め事務職へ転職したいと考えている方は多いのではないでしょうか?
売上やノルマに追われること無く、得意なデスクワークに取り組むことのできる事務職は人気職種です。そのため、正社員転職は特に「狭き門」であるといえるでしょう。不安な方も多いはずです。中でも、転職活動を検討している方が最も不安なのは、「志望動機」「自己PR」といった面接対策ではないでしょうか。
今回は、販売職から事務職を目指す方向けに、「志望動機」「自己PR」の考え方のポイントや例文を解説しています。また、面接対策以外の転職活動のポイントについても解説していますので、ぜひ最後まで参考にしてください。
今回の記事を参考に、事務職への転職を成功させましょう!
ぼっちよ、文章が苦手だったり、事務職未経験だったりする場合でも、志望動機や自己PRを考えることは可能じゃぞ!
まずは、書き方と例文をしっかり知ることが大切じゃ!
INDEX
販売職から事務職を目指すための志望動機|書き方と例文
事務職で働いたことないし、志望動機なんて書けないよ〜💧
ぼっちよ、そんなことはないぞ!
一定のポイントに沿って考えていけば、志望動機や自己PRをしっかり考えることができるんじゃ!
ここでは、販売職から事務職へ転職したい方が面接で活用できる「志望動機」「自己PR」の書き方と例文を機作しています。
面接対策のうち、特にこの2つは重要です。
確実に面接で好印象を与えることができるよう、準備しておきましょう。
下記の志望動機と自己PRは「未経験から事務職を目指す販売職の方」を対象としています。すでに事務職の経験がある方は、自己PRの部分でしっかり「事務の経験があること」をアピールしましょう。
志望動機の書き方
志望動機の書き方は、下記のポイントにまとめています。
- なぜ販売職から事務職へ転職したいと思ったのか
- 他の職種ではなく事務職を志望する理由
- 他の企業ではなくこの企業を選んだ理由
あなたがなぜ、この企業へ事務職として働こうと思ったのかを説明することに加えて、あなたがなぜ事務職へ転職したいのかを説明することができれば、志望動機は完成です。
志望動機の例文
具体的な志望動機の例文を見ていきましょう。
私は前職でアパレルの販売職として仕事をしておりました。お客様とのコミュニケーションや、提案の方法など販売職として欠かせないスキルを継続的に改善し続けることや、顧客管理を徹底した上で売上の向上を図ることで、店舗の売上の向上に邁進しておりました。
販売職として働き続けることに魅力を感じておりましたが、売上の数値を意識しながら仕事を継続しているうちに、売上や顧客データなどの管理業務の大切さを痛感することができました。
事務職の業務と言えども様々な種類があり、私も事務職として働く上で働く環境や仕事内容を重視しています。その中で、御社の業務内容や「顧客に寄り添う」といった理念に共感しており、御社の事務として働きたいと考えるようになりました。
上記の例文では、「事務職を志望する動機」や、「応募先企業を選んだ動機」がしっかりと説明されています。
上記の例を参考に、自分自身のエピソードを当てはめて志望動機を作っていきましょう。
自己PRの書き方
自己PRの書き方は、下記のポイントにまとめています。
- 事務職で活かせる資格
- 事務職で働くにあたって活かせる経験・スキル
- あなたという人材がなぜ応募先企業に必要なのか
あなたを採用することのメリットを、「資格」「経験・スキル」「人材としての価値」に分けて説明していくため、この3つに沿って自己PRを考えます。
自己PRの例文
具体的な自己PRの例文を見ていきます。
前職では、アパレルの販売職として売上を意識した提案・顧客対応を行っておりました。また、他のスタッフと連携し効率よく売上を上げるために、業務改善を提案し実行してきました。そのため、事務職として活用できるコミュニケーション能力や、情報共有の仕方に自信があります。
また、事務職は未経験ながらパソコン資格取得を目指し学習中です。様々な業務をこなす上で、御社の売上に間接的に貢献することができるよう、採用後もスキルアップを図っていきたいと考えております。
私は前職で販売職のみを行ってきましたが、人一倍お客様に対する提案やアフターフォローに力を入れておりました。御社の「お客様第一」という理念に基づき、事務職として最大限の能力を発揮できるよう、邁進していきたいと考えております。
上記の例文では、あなたを採用するメリットを「経験・スキル」「資格」「応募先企業があなたを採用することによる利益」に分けて説明することができています。
会社のHPなどを面接前に確認し、会社独自の理念や事業内容をおさえた上で、自己PRをしていくことが大切です。
上記まで、販売職から事務職を目指す方に向けて志望動機・自己PRの書き方と例文を解説しました。
転職面接において、「志望動機」「自己PR」を準備しておくことは非常に大切です。
しかし、転職活動で大切なのは「志望動機・自己PR」だけではありません。
下記からは、事務職を目指す販売職の方が、転職に成功するために注意しておきたいポイントを解説しています。
ぜひ最後までお読みください!
事務職への転職を成功させるために必要な転職活動のポイント
自己PRや志望動機以外に、転職活動で注意すべきことってあるかな??
転職活動で見落としがちなのは、そもそもの「求人の探し方」や「転職サイトの使い方」なんじゃよ。
まずは、面接対策以外で必要な転職活動のポイントを知ることが大切じゃ!
下記では、転職活動で必ずやるべきことを説明しています。
すべて参考にして頂き、スムーズに転職活動を進めていきましょう!
1 条件を明確にする
転職活動で最も大切なことは、転職先に求める条件を明確にすることになります。
条件とは、下記のポイントです。応募する求人を決める前にしっかり考えておきましょう。
- 「給与」「勤務地」「休日」などの待遇条件
⇒募集要項をよく見る - 社風や人間関係などの職場環境
⇒職場見学・エージェントに教えてもらう - 仕事内容や任される業務の範囲
⇒募集要項・会社HP・エージェントに教えてもらう
転職エージェントでは、紹介してくれる職場の社風や上司の特徴などの独自データを持っている場合がほとんどです。
転職後に「イメージと違った職場だった」ということがないように、あらかじめ転職先に求める条件を整理した上で、応募する求人を決めましょう。
2 退職手続きの準備をしておく
退職手続きは、今の仕事を円満に辞めるために最低限行うべき準備のことを指します。
手続きのやり方を知っておくと、転職で余計なことに悩んでしまうのを避けることができます。
- 退職する旨を上司に伝える
- 退職届・退職願を会社に提出する
- 書面の手続きを行う
退職手続きは、実際に転職活動を始めてからでも遅くありませんので、焦る心配はありません。
書面の手続きで必要なものは、下記のとおりです。
会社に返却するもの
- 健康保険証
- 社員証明書
- 制服・備品など
会社から受け取るもの
- 源泉徴収票(転職先での申告や年末調整に必須)
- 雇用保険被保険者証(雇用保険を受け取る際に必要。1年以内の転職なら雇用期間が通算になる。)
- 年金手帳(14日以内に転職先が決まっている場合:転職先で年金加入に必要。転職先が決まっていない場合:退職後14日以内に国民年金に自身で加入する)
- 離職票(失業給付やハローワークに提出する場合必要。一般的には退社後送付される。)
手続きは煩雑ですので、心配な場合は転職エージェントや今の職場の信頼できる上司、会社の窓口に相談しておきましょう。
3 事務職の派遣・パート求人も視野に入れる
また、事務職に限らず他の職種を検討したい場合は、より転職先を効率的に見つけるために事務職以外の求人を探すことも大切です。
販売職向けの転職サイトは下記記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
4 転職エージェントを活用する
優良企業への転職を目指すのであれば、転職エージェントを必ず活用すべきです。
転職エージェントを使えば在職しながら転職活動ができるので、リスク無しで転職したい求人を見つけることができます。
転職エージェントのメリットは、下記にすべてまとめています。
転職エージェントのメリット
- 利用は無料
- 転職先の内部事情を教えてくれる(職場の内情、給与の相場)
- 面接や入社日のスケジュールを代行してくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる(履歴書などの作成・面接対策)
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる(何度でも)
つまり、あなたの転職をすべて無料でサポートしてくれるのが、転職エージェントになります。
転職エージェントは、あなたが求人に採用されることで利益を得るため、正社員転職を目指すあなたと目的は同じです。
大手エージェントであれば、「無理やり転職させられる」「ブラックな職場を紹介される」といったこともないため、安心して活用できるでしょう。
また、転職エージェントは4つ以上登録して使い分けると、転職成功率がアップするデータがありますので、複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。
下記では、転職エージェントに登録したあと、どのように転職活動が進むのかを解説しています。
使うのが少し不安な方は、まず最初に「登録後の流れ」を参考にしましょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの?
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ!
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。
転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
<転職エージェント登録後の流れ>
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る(一週間程度)
- 担当のエージェントと転職相談を行う。(対面か電話)
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ(希望するものがない場合は2へ)
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。
場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
事務職への転職で活用すべき転職サービス
転職実績No.1『リクルートエージェント』
『リクルートエージェント』の特徴
「リクルート」が運営するエージェント型転職サービス。最大の特徴はリクルートのパイプを活かした多数の求人案件にあります。
業界ごとに精通したアドバイザーが、給与等の条件や面接対策などといったサポートをしてくれますので、転職に不安があるが、選択肢は多く持ちたい方が活用できる転職サービスです。
どんな人にオススメ?
・転職活動の条件などの交渉に不安がある方(代行してやってもらえます)
・面接や選考の書類など、具体的な転職活動の準備が不安な方。
・自身のスキルやPRポイントなどがよくわからず、転職に悩んでいる方。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの?
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ!
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう!
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!
下記のボタンで飛べるページでは、販売職から異なる職種を目指す場合にも活用できる転職サイトを紹介しているぞ!
まとめ|販売職の転職を成功させよう
転職エージェントを使えば、自分に合った求人を見つけることができるじゃろう!
わかったよ、はかせ!
まずは「転職エージェント」に登録してみるね!
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの?
それはお母さんに聴きなさい。
今回は、販売職から事務職を目指す方向けに、「志望動機」「自己PR」の考え方のポイントや例文を解説してきました。
事務職への転職は狭き門ですが、着実に準備をしさえすれば、冷静に面接を突破することができます。そして、その前に、転職先をしっかり選ぶことが重要です。
今回の記事を参考に、事務職への転職を成功させましょう!
はかせ、ボク販売職から事務職へ転職するんだけど…
志望動機や自己PRみたいな文章考えるの苦手でさ💧