歯科衛生士には「企業で働く」という選択肢があります。
歯科衛生士としてのこれまでの働き方を見直したいと考えている方の中には、企業への転職を本気で検討している方もいるのではないでしょうか? 歯科衛生士の企業への転職は、そもそもの求人数が少ないためカンタンではありません。
しかし、企業求人を紹介してくれる転職サービスを活用することで、余計な不安を抱かずスムーズに転職活動を進めることは可能です。
今回は、企業へ転職したい歯科衛生士の方向けに、企業歯科衛生士のメリット・デメリットや、具体的な転職方法について解説しています。
この記事を読むことで、歯科衛生士が企業へ転職する際の方法が分かるでしょう。ぜひ参考にしてください。
そうなのか??
歯科衛生士の場合、歯科材料メーカーなどの歯科に関する製品を扱う企業で働くこともできるぞ。
まずは、歯科衛生士として働ける選択肢をしっかり知っておくことが大切じゃ。
INDEX
企業で働く歯科衛生士の仕事内容は?
歯科衛生士として企業で働くといっても、実際にどんな仕事をすることになるのかな?
では最初に、企業で働く歯科衛生士の仕事内容について触れておこう!
企業で働く歯科衛生士を募集している企業は、ほとんどの場合「歯科関係の消耗品」を扱うメーカーか、「歯科材料」に関するメーカーになります。
そのため、歯科衛生士の経験・スキルを活かした営業活動が主な仕事となります。具体的には、販促集うや営業活動、そして商品展示会の製品説明・デモといった仕事です。
医院で働く場合とは大きく異なり、営業職的な側面が強くなる働き方になります。
では、歯科衛生士が企業で働くことには、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
知っておきたい企業歯科衛生士のメリット・デメリット
歯科衛生士として企業で働くと言っても、実際は営業職的な働き方になるんだね。
そうじゃな!
そのため、一般的にイメージされる歯科衛生士の仕事とは少し離れることになるじゃろう。
転職する際には、企業歯科衛生士のメリット・デメリットをよく知った上で転職活動を進めることが大切じゃ!
歯科衛生士が一般企業で働く場合のメリット・デメリットを項目ごとにまとめて掲載しています。
メリット
- 医院勤務よりも給与が高い
- 土日に安定した休日がある
- 専門知識を活かした働き方ができる(キャリア上有利である)
福利厚生や待遇面では企業勤務の方が上であることや、土日などの休日にしっかり休めるなどの条件が企業で働くことのメリットになります。
デメリット
- ノルマや業績評価があるため努力が必要
- PCスキルや事務処理能力などのビジネススキルが求められる
- そもそも「転職」することが難しい
デメリットとしては、ノルマや業績評価などは企業で働くほかの社員と同じように求められるために、企業で働いた経験がない方が苦労する場面が多いということです。ただし、専門知識を活かした営業活動や販促ができる点で、待遇面では重宝されるケースが多いでしょう。
重要なことは、そもそも歯科衛生士向けの企業求人の数が少ないということ。半年から1年ほどの期間で、働きながら転職活動を進めることをおすすめします。
歯科衛生士として、「企業・医院を問わず、自分の条件に合った転職先を探したい!」という方は、下記のおすすめ記事より歯科衛生士の転職サービスランキングを参考にしてください。
おすすめ記事:【お得な情報が見つかる】「歯科衛生士」におすすめの転職サイトTOP5
下記では、歯科衛生士が企業への求人を見つけたいときの転職方法について解説しています。
企業への転職を目指す歯科衛生士の転職方法
企業で働く歯科衛生士のメリット・デメリットはよくわかったよ!
でも、転職活動って不安だし、失敗しそうで嫌だな〜
歯科衛生士として企業へ転職したい場合は、自分で求人情報を検索するよりも、転職活動をサポートしてくれる転職エージェントがおすすめじゃ。
転職エージェントは、転職相談に親身になってのってくれる。転職が初めての方は特に転職エージェントを活用すべきじゃな!
企業へ転職したい歯科衛生士が転職活動を始める場合、転職エージェントは下記の理由からイチバンにおすすめできます。転職が不安な方こそ、下記のメリットをしっかりおさえておきましょう。
<転職エージェントのメリット>
- 転職先の内部事情を教えてくれる(職場の内情、給与の相場)
- その他の相談でも親身にサポートしてくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる(履歴書などの作成)
- 時間がかかる転職活動でもサポートしてくれる
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる(何度でも)
特に、青文字で記載しているメリットは、転職活動で最も必要なサポートではないでしょうか。
エージェントは無料で登録できますし、最後までお金を取られることはありませんから、活用しない手はありません。
また、企業への転職の場合は、医院への転職よりも時間がかかる場合があります。この場合、一人で転職を進めるよりも、サポートし続けてくれるエージェントとともに転職活動を続けたほうが心強いでしょう。
では、転職エージェントを活用した転職活動の流れについて見ていきましょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの?
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ!
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
<転職エージェント登録後の流れ>
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る(一週間程度)
- 担当のエージェントと転職相談を行う。(対面か電話)
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ(希望するものがない場合は2へ)
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
歯科衛生士の転職で活用すべき転職サービス
リクルートの転職サービス『リクルートエージェント』
『リクルートエージェント』の特徴
「リクルート」が運営するエージェント型転職サービス。最大の特徴はリクルートのパイプを活かした多数の求人案件にあります。
業界ごとに精通したアドバイザーが、給与等の条件や面接対策などといったサポートをしてくれますので、転職に不安があるが、選択肢は多く持ちたい方が活用できる転職サービスです。
どんな人にオススメ?
- 転職活動の条件などの交渉に不安がある方(代行してやってもらえます)
- 面接や選考の書類など、具体的な転職活動の準備が不安な方。
- 自身のスキルやPRポイントなどがよくわからず、転職に悩んでいる方。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの?
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ!
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう!
おすすめ記事:【お得な情報が見つかる】「歯科衛生士」におすすめの転職サイトTOP5
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!
まとめ|歯科衛生士の転職を成功させよう
企業への転職はある程度の時間がかかる!
まずは、長期的な転職活動にも対応できるよう、しっかり準備しておくことが大切じゃ!
わかったよ、はかせ!まずは「転職エージェントに登録」だね!
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの?
それはお母さんに聴きなさい。
今回は、企業へ転職したい歯科衛生士の方向けに、企業歯科衛生士のメリット・デメリットや、具体的な転職方法について解説してきました。
歯科衛生士の企業への転職は、決してカンタンではありません。しかし、長期的な転職活動を視野に入れて準備を行えば、きっと転職に成功することができます。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ転職活動を成功させてください。
はかせ、ボク歯科衛生士の仕事を辞めて転職しようと思ってるんだ…