淘汰の意味とは?使い方と例文、類語/対義語、英語表現と語源を解説

【例文あり】淘汰の意味とは?使い方と類語・対義語を解説!
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「淘汰」とは、「不用・不適のものを排除すること」「生存競争によって環境に適応しない個体が死滅し適応するものだけが残るということ」という意味を持つ言葉です。

淘汰という言葉はたまに使われる言葉なので、何となくわかったつもりで使ってしまっている方も多いのではないでしょうか。しかし、あなたの使い方によっては間違っている可能性があります。

正しい意味でボキャブラリーを高めていきたいとあなたも考えているはず。

そこで今回は、淘汰の本来の意味や定義を解説するとともに、例文や使い方についてわかりやすく解説していきます。また、類語・言い換え語との違い、対義語の意味についても触れていきます。

「淘汰の意味、ちょっとあやふやだな」という方はぜひ参考にしてください。

「転職活動を始めたい」と少しでも考えている方は、ぜひ下記記事をご覧ください。

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INDEX

「淘汰」の意味とは?

ここでは、淘汰の読み方と意味について順次ご紹介、解説していきます。

淘汰の意味|「不用・不適のものを排除すること」「生存競争によって環境に適応しない個体が死滅し適応するものだけが残るということ」

淘汰(とうた)は「不用・不適のものを排除すること」「生存競争によって環境に適応しない個体が死滅し適応するものだけが残るということ」という意味です。

生物学の用語として「自然淘汰」などと用いられますが、日常生活やビジネスシーンでも、「人」「組織」「考え方や主義主張」などに関して用いられます。

とう‐た〔タウ‐〕【×淘汰】[名](スル)

1 水で洗ってより分けること。転じて、不必要なもの、不適当なものを除き去ること。「不良企業は淘汰される」
2 環境に適応した生物が子孫を残し、他は滅びる現象。選択。
3 流水や風による運搬の過程で、堆積物(たいせきぶつ)が粒径・形状・比重などに応じて選別される現象。

引用:淘汰 – コトバンク

淘汰の誤用|「いらないものを捨てる」という意味ではない

淘汰には、「不必要なものが除去され、結果として良いものだけが残る」ということを表す言葉です。

そのため、ただ単に「いらないものを捨てる」「必要ないものを取り除く」と言う表現として使うにはニュアンスが異なります。

淘汰という言葉は、もともとは生物学用語として使われているため、そこからビジネスシーンでも活用されるようになっている背景があります。

しかし、そういった使い方はむしろ生物学的な用法を踏まえて比喩(たとえ)として用いている点に注意が必要です。

淘汰の読み方と語源・由来

淘汰の読み方は「とうた」です。「淘(とう)」「汰(た)」はそれぞれ「よなげる」という共通した訓読みができます。

「淘」は、「水洗いして選り分ける」などの意味を持つ漢字、「汰」は、「勢いよく水を流してすすぐ」などの意味を持つ漢字となっています。

  • 「淘」:水洗いして選り分けることを意味する。
  • 「汰」:勢いよく水を流してすすぐことを意味する。

上記2つの漢字の意から「淘汰」は、水で洗って選り分けるという意味になります。転じて、「不要なものを除き、良いものを残すこと」を表すようになりました。

淘汰の例文と使い方

ここでは、淘汰の例文と使い方を解説していきます。淘汰には、生物学上の意味から転じて、ビジネスシーンに当てはめて活用されているケースがとても多いです。

元々の意味を知っておきつつ、適切に活用できるように例文と使い方をおさえておきましょう。

淘汰の例文と使い方|「淘汰する」「淘汰される」

淘汰が生物学、およびビジネスシーンで用いられる場合は「淘汰する」「淘汰される」という用例が一般的です。

淘汰するとは、「競争を起こすことで適応できなかった存在をなくす」という意味を持つ言葉として用いられます。

また、淘汰されるとは「競争が起きることで適応できなかった存在がなくなる」という意味を持つ表現となります。

どちらも、生物学における「自然淘汰(後述します)」だけではなく、ビジネスシーンにおいても用いられます。

たとえば、競合どうしの同一市場での商品シェアを巡る競争などで、どちらか一方の企業が市場から徹底するとき「この会社は市場から淘汰された」などと表現することができます。

  • この地域では他地域と比較して特に、環境に適応できない生物が淘汰された形跡がある。
  • 当該市場からは小規模事業者が淘汰されており、寡占化がさらに進むおそれがある。

淘汰の例文と使い方|自然淘汰(しぜんとうた)

自然的な原因によって特定の個体が選択的に生き残ることを「自然淘汰」と呼びます。

進化論で有名なダーウィンは、生物は生きていける以上に多数の子をつくるため、子同士の間で生存競争が生じ、環境により適応した変異をもつ個体だけが生存して子孫を残すことを「自然淘汰」と呼びました。

また、この自然淘汰によって「適応的な進化が起こる」と考えました。

ビジネスシーンでも、市場に適応できずレガシーになった製品やサービスに対して「自然淘汰される」などと表現することがあります。

  • 進化論によれば、今地球上にいる生物は、おしなべて自然淘汰の結果最適化された進化をしている。
  • 顧客が求めるサービスに適応できない企業から、自然淘汰されていくだろう。
  • 自然淘汰されることで、この業界のマーケットシェアは徐々に寡占化が進んでいくだろうと予想される。

参考:自然選択説 – Wikipedia

淘汰の例文と使い方|人為淘汰

動植物の個体群の中から、人間の役に立つ形質をもつ個体を選んで交配し、その形質を一定の方向に変化させることを「人為淘汰」と言います。

たとえば、品種改良により栽培植物や家畜を人にとって利便性の高いものにすることや、遺伝子組換え作物なども「人為淘汰」と表現できます。

ちなみに、この人為淘汰は「人為選択」と呼び、人が介在しない淘汰は「自然選択」となります。

育種学においては、この人為淘汰やその結果を「品種改良」と呼称します。

  • 人為淘汰により、人が食用として育てる家畜は最適化されている。
  • 栽培植物の人為淘汰は、最終的に人体にどのような影響を及ぼすのか、未だ未知数な部分が多い。
  • 人為淘汰により品種改良を加えることで、虫害に強い品種を育成することが可能となった。

淘汰の例文と使い方|淘汰圧

進化において、生物個体や形質などが世代を経ることによってその数や集団内での割合を減少させていくときのその要因のことを「淘汰圧」と言います。

淘汰圧は「選択圧」とも呼ばれ、たとえば人と淘汰圧の関係性では、「少子化の原因は、人口増によって耕作で生み出せるカロリー全体の量を超えてしまっていることによる」という言説も存在します。

様々な生物の間で、その生物種が生きていくための環境の変化に適応するための圧力のことを「淘汰圧」と呼称するのです。

  • 淘汰圧によって、特定の形質を持つ品種は種全体の割合から年々減少傾向にあることがわかっている。
  • 淘汰圧は、自然選択による生物の進化のプロセスと考えることができる。
  • 先進国の人口減少と淘汰圧には、関係性があるかもしれない。

淘汰の例文と使い方|「淘汰される人」

「淘汰」が一般的に活用されるシーンの一つには、「仕事」「キャリア」といったビジネスにまつわる話題が多いです。

その一例として「現代社会ではAI(人工知能)にとって人が今現在している仕事がAIによって淘汰されてしまう」という説があります。

このように、ある業界や組織、時代の変化の中で、旧来の価値観や技術、知識や情報に固執している人や、そこから脱却することが困難な人を「淘汰される人」と表現することがあります。

  • 人生100年時代においては、AIによって淘汰されない人材としてのビジネススキルを見極め、実際に身につけていくことが大切だ。
  • 淘汰される人とは、業務時間外ではまったく成長する欲求を持たない人であると言い換えることができる。
  • ただの指示待ち人間では、間違いなく今後の時代から淘汰される人になるだろうことは明白である。

淘汰と排除の意味の違い

排除は「不要なものや障害物を押しのけること・取り除くこと」という意味です。

淘汰と似たような意味なのですが、排除はあくまでも「いらないものを取り除くこと」で、淘汰は「いらないものを取り除いた上によいものを残す」というニュアンスがあります。

淘汰の類語・言い換え語

ここでは、淘汰とニュアンスが似ている言葉や、近い意味で使用することのできる言い換え語を紹介していきます。

使用するシーンやシチュエーションによって、どちらを使うべきかが変化することも多いため、類語・言い換え語はしっかりおさえておくことが大切になります。

淘汰の類語・言い換え語1|ふるいにかける(篩に掛ける)

「ふるいにかける(篩に掛ける)」とは、 多くの中から良いものや基準にかなったものを選び出すことを指す言葉で、「選別する」と同じ意味を持つ言葉です。

淘汰は「される」という使い方をしますが、こちらが主体となって何かを選び取る際には、「ふるいにかける」を使います。

  • 品質管理は、基準に達している製品かどうかをふるいにかける仕事である。
  • ここに集まった者たちは、幾多の困難によりふるいにかけられた者たちである。
  • 良い人材をふるいにかけ、より高度なプロフェッショナル人材を育成する目的がある。

淘汰の類語・言い換え語2|適者生存

生存競争において,ある環境に最も適した生物が生存し得るという考えのことを「適者生存」と表現します。

ほぼ、「自然淘汰」と同じ意味で活用されますが、自然淘汰は「選り分けられ排除されるもの」に着目することが多いです。

一方、適者生存は「生存競争の末に生き残ったもの」に着目して使用されることが多い言葉になります。

適者生存は、もともとハーバート・スペンサーの1864年の論文「Principles of Biology」で発案した造語です。その影響を受けた生物学者・進化論者・チャールズ・ダーウィンが進化論の概念として使用しました。

  • ダーウィンによれば、現在の生存する生物は適者生存による結果である。
  • マーケットに真に受け入れられた製品のみが、適者生存の論理で生き残るだろう。
  • こちらから何か手を打つ必要はなく、適者生存が原理的に働く。

淘汰の類語・言い換え語3|自然選択(説)

進化を説明するうえでの根幹をなす理論のことを「自然選択(説)」と言います。自然選択説は、「natural selection」が語源で、1859年にダーウィンとアルフレッド・ウォレスによって体系化された理論です。

厳しい自然環境が、生物に無目的に起きる変異(突然変異)を選別し、進化に方向性を与えるという説になります。

淘汰を生物学的に説明する場合には、この自然選択説が使われます。一方、ビジネスシーンや日常生活で、この自然選択を使うことは少なく、「適者生存」のほうが用いられます。

  • 生物は多種多様な突然変異を起こしながら、自然選択に基づくロジックで進化してきた。
  • 自然選択説は、生物が無目的に起きる変異を背景として進化してきたことを提唱する理論である。
  • 自然選択説には、現段階においても様々な反論が存在する。

淘汰の類語・言い換え語4|排出する

中にたまっているものを外に押し出すことことを「排出する」と言います。

淘汰とは、「不用・不適のものを排除すること」という意味を持つ言葉であり、それはつまり基準に達しない不用(不要)なものを排出していくことでもあります。

  • 老廃物を排出する。
  • 温室効果ガス排出権を争って、国際関係が緊迫する。
  • 排出量取引は、京都議定書によって取り決められた国家間取引のことを指す。

淘汰の類語・言い換え語5|選別する

選びわけることを「選別(する)」と言います。一定の基準を満たしているもののみを選び取る作業のことです。

  • トマトを選別した上で出荷する。
  • 加工品のうち、基準を満たしているものを目視で選別する。
  • 人材の選別のためには、必要なスキルを明確にしておくことが重要だ。

淘汰の類語・言い換え語6|選り分ける

一定の基準に従って区分けすることや、基準にかなうものだけを選ぶことを「選り分ける(えりわける)」と言います。

意味は選別すると同様になります。

  • 大掃除で、必要なものと不要なものの2種類に選り分ける。
  • 基準に達しているかどうかを見極める仕組みは、属人的なものであってはならない。
  • 選り分け作業に関しては、整備されたマニュアルが存在する。

淘汰の類語・言い換え語7|分別(ぶんべつ)

種類ごとに区別や区分することを「分別する」と言います。

「分別」は、淘汰とは異なり数多くあるものを「基準を満たしているもの」「基準を満たしていないもの」の2つに分けることを指すほか、「プランA」と「プランB」を分けることも指し、淘汰とはニュアンスが異なります。

たとえば、ゴミであれば「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「資源ゴミ」に分けることも「ゴミを分別する」と表現します。

  • ゴミの分別を徹底する。
  • 上海ではゴミの強制分別の条例が施行されている。

淘汰の対義語・反対語

ここでは、淘汰の対義語・反対語を解説していきます。

淘汰の対義語・反対語1|受容(じゅよう)

受け入れて取り込むことを受容と表現します。

受容は訓読みで「受け容れる」と書くことができますが、訓読みの場合は「受け入れる」を用います。

受容は、批判や意見など概念的なものを自分の考えや気持ちの中に受け入れる、ということを表現する際に使用されます。

  • 相手の反対意見も受容しつつ、より本質的な議論をしようとする姿勢が重要である。

淘汰の対義語・反対語2|包摂(ほうせつ)

「一定の範囲の中に包み込むこと」を包摂と言います。

包摂は、主に社会問題などを語るときに使用されます。その際は「社会的包摂」「ソーシャル・インクルージョン(英:social inclusion)」と表現されます。

社会的包摂は、社会的に弱い立場にある人々を含め、地域社会の一員として取り込んだ上で支え合う考え方です。

このように、条件や状況によっては淘汰されてしまったり、排除されてしまったりする人や物事を取り込み、よりよい形にしていくことを「包摂する」と表現することがあります。

  • 資本主義によって虐げられている人々を包摂した制度の構築こそが、人類が取るべき本来の社会の姿を実現する第一歩のはずだ。

淘汰の対義語・反対語3|共存(きょうぞん)

同時に二つ以上のものが共に存することを共存と呼びます。特に、自分も他人もそろって生存することを指します。

また、反対意見を持つ人どうしや、矛盾する物事どうしが工夫を重ねて(もしくは区別した場所や状況に置くことで)、同時に存在できるようにすることを指します。

  • マジョリティとマイノリティが共存できる社会の構築が、多様性が進む現代社会では急務の課題である。

淘汰の対義語・反対語4|導入(どうにゅう)

問題を解決する手段として、ある条件・理論を考察の中に入れ込むことを導入(する)と表現します。

また、新たなシステムや制度を取り入れることも「導入する」と表現する場合があります。

  • 社員の人数増加に伴い、より高品質な勤怠管理システムを導入する必要性が出てきた。
  • この計算式を導入することで、適切な解を瞬時に導くことが可能である。

淘汰の英語表現

淘汰には、複数の英語表現があります。

文脈によってふさわしい、当てはめるべき単語が異なるため、使用する際には文脈の正確な理解が必要になります。

淘汰の英語表現1|「selection(選択)」

「selection」は「選択」を意味する英単語です。自然淘汰説の語源である「natural selection」にも用いられています。

selection(選択)のイディオム・例文

  • In the recent recession hundreds of firms and businessmen went out of business:今度の不景気で何百という企業や実業家が業界から淘汰された。

淘汰の英語表現2|「shakeout(暴落・合理化・淘汰」

「shakeout」は、「暴落・合理化・淘汰」などの意味がある英単語で、統廃合などの意味でも用いられます。

本質的には、より日本語の「淘汰」に近い表現になりますが、日本語に「shakeout」を訳す際には、必ずしも「淘汰」が適切でない場合があるので注意が必要になります。

ちなみに、「shake+out」には「振り落とす」という意味があり、こちらも淘汰と同じニュアンスを持つ動詞として使うことができます。

「shakeout(暴落・合理化・淘汰」のイディオム・例文

  • shakeout of firms(企業の淘汰)

淘汰の中国語表現

淘汰の中国語表現|「淘汰(淘汰する・振り落とす)」

中国語の「淘汰」には「よくないものや劣るものをふるい落とす」「淘汰する」という意味があり、日本語の淘汰と同じ意味を持ちます。

また、競技などで「上位への進出を阻む」という意味でも用いられます。

中国語「淘汰」の例文・イディオム

  • 我们淘汰了一批不适于本地的品种。(我々は当地に合わない幾つかの品種を淘汰した) ※品種改良の意

淘汰の意味や定義、使い方と例文について解説してきました。

ここまで読んできた方は、淘汰の本来の意味について、これまで自分が知っていたこと以上のことを知ることができたと感じるのではないでしょうか。ここまで読んでいただきありがとうございました。

ぜひ、今回知った知識を活かし、さらにスキルアップを目指したり、教養を深めていってくださいね!

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転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?

  1. 「失業リスクがある」
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しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。

1 転職活動に失業リスクはない!

転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。

一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。

大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。

20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。

引用:年代別の転職回数と採用実態 – リクナビNEXT

20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。

つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。

ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。

理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」

人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。

2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。

引用:中途採用調査 – リクルートワークス

つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。

理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」

転職市場が売り手市場だといっても、「実際に自分のもとに内定が来るかは分からない」という不安は残りますよね。

しかし、その点についても心配いりません。今では、「働きながら転職活動をすること」がふつうです。

たとえば、一昔前までは、下記のすべての転職準備を、自分で調べながらやる必要がありました。

  • 求人を探す
  • 履歴書・職務経歴書を作成する
  • 面接準備をして面接日程を応募企業と調整する
  • 面接を1次〜3次まで突破する
  • 給与条件や入社日を人事側と調整する
  • 今の会社を辞めるための退職手続きや保険関係の手続きをおこなう

これだけ見ても、かなり大変であることがわかりますよね。

でも今は、「転職エージェント」を活用することができます。

転職エージェントとは、あなたの代わりに希望条件に合った求人を選び、人事側とスケジュール調整をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削サポートをおこなってくれたりする無料サービスです。

そのため、転職するために仕事を先に辞める必要はありませんし、会社にバレる心配がありません。また、自分で準備するのは最小限にしたうえで転職活動をおこなうことができます。

以上2つの理由から、転職活動にリスクがないことがおわかりいただけたのではないかと思います。転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという方は下記記事をご覧ください。

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2 これまで積み重ねてきた経験・キャリアは転職で活かせる

転職するときの悩みのひとつとして多くあげられるのは、「これまで積み重ねてきた経験・キャリアがムダになってしまうかもしれない」という不安です。

特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。

これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。

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もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。

3 転職しても給料は下がらない

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それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。

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特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。

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また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。

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4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる

転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。

「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。

しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。

それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。

あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?

実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。

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参考:淘汰(読み)とうた(英語表記)selection – コトバンク

参考:淘汰の意味・解説 – weblio辞書

参考:「淘汰」の意味 – goo辞書

参考:淘汰 – Wikipedia

参考:自然選択説 – Wikipedia

参考:淘汰(とうた) – 語源由来辞典

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