介護職の離職理由には、どのようなものがあるのでしょうか?
これから介護職として転職を検討している方の中には、「こんな理由で転職すべきなんだろうか?」「もう少し今の職場で働き続けるべきなのだろうか?」と考えてしまい、転職を踏みとどまる方も多いでしょう。
しかし、転職時期はできる限り早いほうがよく、経験・スキルがあれば今よりも好条件の転職先を見つけることは十分可能です。
そこで今回は、介護食の離職理由と転職活動のポイントを解説し、介護業界の中で転職したい方向けに必要な情報をご紹介しています。
いや、それは場合によるんじゃ!
転職したいと自分が感じているのであれば転職を前向きに検討すべきじゃな!
まずは、介護職の転職に必要な知識を学んでいこう!
INDEX
介護職を辞めたいと思う「離職理由・悩み」を整理しよう
ほかの介護職の人って、どんな理由で離職してるんだろう??
人間関係や給料の低さなど離職理由は様々じゃな!
介護職の方が「転職したい」と考えるタイミングは、離職理由から知ることができます。
転職するかどうか悩んでいると「こんな理由で転職して良いのだろうか?」と考えてしまいがちな方は、ほかの介護職の方の転職するキッカケになった離職理由を整理することが大切です。
- 忙しさに給料が見合っていないと感じる
- 職場の人間関係が悪く働くのが苦痛
- 残業が多すぎて、体力的に辛い
- ほかの現場で経験が積みたい
介護職の悩みのほとんどは、介護職として働く現場を変えるだけで解決することが多いです。
そのため、上記のような悩みを抱えている方は、介護の経験を活かして他の職場へ転職することを強くおすすめします。
介護業界専門の転職サイトは増えていますし、求人数も安定しているため、ほかの職種の方よりも転職活動が進めやすいです。
今の環境で我慢するのではなく、より気持ちよく働ける職場、年収の高い職場への転職を目指しましょう。
下記では、介護職の方がほかの職場へ転職する際の「転職活動のポイント」を解説しています。
面接に関することから退職に必要な手続きまで解説していますので、ぜひ最後まで参考にしてください。
介護職が転職に成功するための転職活動のポイント
給料が低いという理由でも転職して良いんだね!
…でも、実際に転職活動を進める方法がよくわからないな…
大丈夫じゃ!
「転職活動でやるべきこと」を整理しておこう!
下記では、転職活動で必ずやるべきことを説明しています。
すべて参考にして頂き、スムーズに転職活動を進めていきましょう!
1 条件を明確にする
転職活動で最も大切なことは、転職先に求める条件を明確にすることになります。
条件とは、下記のポイントです。応募する求人を決める前にしっかり考えておきましょう。
- 「給与」「勤務地」「休日」などの待遇条件
⇒募集要項をよく見る - 社風や人間関係などの職場環境
⇒職場見学・エージェントに教えてもらう - 仕事内容や任される業務の範囲
⇒募集要項・会社HP・エージェントに教えてもらう
転職エージェントでは、紹介してくれる職場の社風や上司の特徴などの独自データを持っている場合がほとんどです。
転職後に「イメージと違った職場だった」ということがないように、あらかじめ転職先に求める条件を整理した上で、応募する求人を決めましょう。
2 面接対策を行う
面接対策は、採用面接を突破するために必ず行うべき準備です。
就職活動のとき以上に、業務経験や具体的な仕事のスキルなどについて質問されることが多いため、必ず事前に準備しておく必要があります。
面接対策は、下記のポイントに沿って行いましょう。
- 自己PR
⇒あなたの経験・スキル・資格を整理しておく - 職種の志望動機(営業・事務など)
⇒他の職種ではなく、なぜその職種として働きたいのか? - 会社を選んだ志望動機
⇒他の会社ではなく、なぜこの会社なのか?
面接対策は、転職エージェントがサポートしてくれます。
一人で転職面接対策をすることに不安を持っている方は、エージェントにサポートしてもらいながら面接準備を行いましょう。
3 退職手続きの準備をしておく
退職手続きは、今の仕事を円満に辞めるために最低限行うべき準備のことを指します。
手続きのやり方を知っておくと、転職で余計なことに悩んでしまうのを避けることができます。
- 退職する旨を上司に伝える
- 退職届・退職願を会社に提出する
- 書面の手続きを行う
退職手続きは、実際に転職活動を始めてからでも遅くありませんので、焦る心配はありません。
書面の手続きで必要なものは、下記のとおりです。
会社に返却するもの
- 健康保険証
- 社員証明書
- 制服・備品など
会社から受け取るもの
- 源泉徴収票(転職先での申告や年末調整に必須)
- 雇用保険被保険者証(雇用保険を受け取る際に必要。1年以内の転職なら雇用期間が通算になる。)
- 年金手帳(14日以内に転職先が決まっている場合:転職先で年金加入に必要。転職先が決まっていない場合:退職後14日以内に国民年金に自身で加入する)
- 離職票(失業給付やハローワークに提出する場合必要。一般的には退社後送付される。)
手続きは煩雑ですので、心配な場合は転職エージェントや今の職場の信頼できる上司、会社の窓口に相談しておきましょう。
4 転職エージェントを活用する
優良企業への転職を目指すのであれば、転職エージェントを必ず活用すべきです。
転職エージェントを使えば在職しながら転職活動ができるので、リスク無しで転職したい求人を見つけることができます。
転職エージェントのメリットは、下記にすべてまとめています。
転職エージェントのメリット
- 利用は無料
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる(何度でも)
- 転職先の内部事情を教えてくれる(職場の内情、給与の相場)
- 面接や入社日のスケジュールを代行してくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる(履歴書などの作成・面接対策)
つまり、あなたの転職をすべて無料でサポートしてくれるのが、転職エージェントになります。
転職エージェントは、あなたが求人に採用されることで利益を得るため、正社員転職を目指すあなたと目的は同じです。
大手エージェントであれば、「無理やり転職させられる」「ブラックな職場を紹介される」といったこともないため、安心して活用できるでしょう。
また、転職エージェントは4つ以上登録して使い分けると、転職成功率がアップするデータがありますので、複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。
下記では、転職エージェントに登録したあと、どのように転職活動が進むのかを解説しています。
使うのが少し不安な方は、まず最初に「登録後の流れ」を参考にしましょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの?
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ!
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。
転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
<転職エージェント登録後の流れ>
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る(一週間程度)
- 担当のエージェントと転職相談を行う。(対面か電話)
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ(希望するものがない場合は2へ)
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。
場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
介護職の転職で活用すべき転職サービス
介護系の求人をまとめて探せる『カイゴジョブ』
『カイゴジョブ』の特徴
限定求人だけでも5万件を超える求人の中から、求人案件を探すことができる『カイゴジョブ』。
希望の雇用形態、資格、住んでいる地域といった基本的な情報を入力するだけで、カンタンに介護職の求人を検索することが可能です。
また、介護関連の様々な職種が掲載されています。ご自身の志望する案件を見つかる確率がグッとUPするでしょう。
自分で求人を探して転職したい方が最初に利用するべき転職サイトです。
どんな人にオススメ?
- 住んでいる地域の求人を探したい方。
- 細かな条件よりも、まず多くの案件数から求人を探したい方。
- 資格や雇用形態などの条件の詳細に当てはまる求人案件を絞って探したい方。
無資格・未経験でも活用できる!介護専門求人サイト『かいご畑』
『かいご畑』の特徴
かいご畑は、介護専門人材コーディネーターと呼ばれる担当アドバイザーが、転職相談・支援をおこなってくれるお仕事紹介サービスです。
特に、経験が浅い若手の方や、これから介護資格を取得する予定の方におすすめです。
かいご畑では、無資格・未経験からテキスト代以外無料で受講できる資格取得制度があります。
正社員・契約社員・派遣からパートまで柔軟な働き方を選べるのも魅力です。若手の介護職の方が登録しておくと、特に転職活動を進めやすいでしょう。
介護士の転職でおすすめである理由
- 未経験・無資格からでも気兼ねなく利用でき、資格取得ができる。
- 転職が初めてでも問題なく相談にのってもらえる。
- 若手の介護職の人でも条件の良い職場を紹介してもらえる。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの?
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ!
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう!
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!
まとめ|介護職の転職を成功させよう
転職エージェントを使えば、自分に合った求人を見つけることができるじゃろう!
わかったよ、はかせ!
まずは「転職エージェント」に登録してみるね!
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの?
それはお母さんに聴きなさい。
はかせ、ボク介護職としてほかの施設へ転職したいと考えているんだけど…
やっぱり、今の職場で働き続けた方が良いのかな?