「意義」とは、「言葉で表される内容や概念」「物事がほかのものと関連して固有に持つ価値や重要性」を指す言葉です。
意義という言葉はたまに使われる言葉なので、何となくわかったつもりで使ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
また、何となく使ったことがあるという方も多いかもしれません。しかし、あなたの使い方によっては間違っている可能性があります。正しい意味でボキャブラリーを高めていきたいとあなたも考えているはず。
そこで今回は、意義の本来の意味や定義を解説するとともに、例文や使い方についてわかりやすく解説していきます。また、類語・言い換えや「意味」「目的」「異議」との違い、対義語の意味についても触れていきます。
「意義の意味、ちょっとあやふやだな」という方はぜひ参考にしてください。
「転職活動を始めたい」と少しでも考えている方は、ぜひ下記記事をご覧ください。
INDEX
「意義」とは?|意味と定義を解説!
「意義」にはどのような意味・定義があるのでしょうか?
ビジネスシーンでも日常生活でも、あなたの環境では使われることが多いはずです。だからこそ、意義の意味を検索窓に打ち込み、意味を調べようとしているのではないでしょうか。
しかし、意義の意味・ニュアンスや内容は職場や個人の使い方によって異なります。もともとの意味、本来の定義をおさえておくことが大切になります。
意義の本来の意味・定義を知れば「こんな使い方があったのか!」「もともとこんな意味があったのか!」ということが分かるようになります。
もちろん、気になるポイントだけをかいつまんで見てみるだけでもOK。ぜひ活用してください。
意義とは?|「言葉で表される内容や概念」「物事がほかのものと関連して固有に持つ価値や重要性」
「意義」には2つの意味があります。
ひとつは、「言葉で表される内容や概念」です。もうひとつは「物事がほかのものと関連して固有に持つ価値や重要性」です。
いぎ【意義】
① ある言葉によって表される内容。特に、その言葉に固有の内容・概念。 「言葉の形態と-」
② 物事が他との関連において固有にもつ価値や重要性。
引用:意義とは – コトバンク
ひとつめの「言葉で表される内容や概念」とはあなたが今意義について調べている内容そのものを指します。
「その言葉にはどんな意義がある?」と言う質問は、「どんな意味がある?」と同じ意味で使われます。(ややこしいですね)
ただ、一般的に使われるのはふたつめの「意義」のほうです。意義のふたつめの意味は「物事がほかのものと関連して固有に持つ価値や重要性」でした。
この場合、「存在意義」「人生の意義」「命の意義」など「〇〇の意義」という使い方をします。存在することや人生自体にはどんな意義があるのかなど、その価値や重要性を示すものとして「意義」が使われます。
たとえば、「命の意味は?」と「命の意義は?」では、答え方がまったく別物になりますよね。
命の意味を答えるなら「生物が持つ生命力やエネルギー、期間のこと」と答えることができますが、命の意義は「死ぬまで生きること」「できるだけ楽しいことを経験すること」など答え方は価値観やその人の重視しているものによって変化します。
「意義深い」とは?
意義を用いる一般的な表現としては、「意義深い(いぎぶかい)」があります。
意義深いは「重要な・大きな価値があること」を意味する言葉です。意義は物事がほかのものと関連して固有に持つ価値や重要性のことを指す言葉であることから、それが「深い=重要性が高い」という意味になります。
そのため、たとえば社会的に大きな価値や利益をもたらす物事をおこなうことや、その行動自体に「意義深い」という言葉遣いをします。
特に、「意義がある」よりも、より価値が高いものに対して「○○は意義深い」と使うことが多いです。
- 貴社の事業内容は、社会貢献という側面から見て大変意義深いと思います。
- 20代のうちに責任感のある仕事を遂行することは、その後のキャリア形成において意義深いことだ。
などのように用いるのが一般的です。
広辞苑における「意義」の意味とは
広辞苑において、意義の意味は下記のように説明されています。
い‐ぎ【意義】
①意味。わけ。言語学では、特に「意味」と区別して「一つの語が文脈を離れてもさし得る内容」の意に使うこともある。
②物事が他との連関において持つ価値・重要さ。「参加することに―がある」
引用:広辞苑無料検索
意義の誤用|「意義あり」
「異議あり」と検索しようとして、「意義あり」と入力してしまう人や、間違えて書いてしまう人は多いようです。部首が似ているため、どうしても間違えやすいですね。
「異議あり」とは、ひとつの意見に対して、反対または不服であるという意見を唱える際の表現となります。
意義の誤用|「必要意義」という言葉はない
必要意義という言葉で検索している方も多いようですが、必要意義という言葉は一般的に使われておらず、またそのような言葉もないことに注意が必要です。
意義とはそもそも、物事の価値や重要性自体を指す言葉ですから、そこに必要/不必要の有無はないのです。
意義の例文・使い方
ここでは、日常生活やビジネスシーンで使われる意義の用法について解説していきます。
意義の例文・使い方1|「意義がある/意義がない」の意味
意義があるという場合、その物事に対して「価値がある」「重要である」という意味があります。「この計画には人々の暮らしを良くする意義がある」というように活用されます。
意義がないという場合、ある場合とは正反対のネガティブな意味合いで用います。
意義の例文・使い方2|「意義を感じる」の意味
意義を感じるという場合には、あなた自身が特定の物事に高い価値や重要性を感じるという意味になります。意義というのはどんな物事にもありますが、中でも心打たれたもの、納得したものを指して使う言葉です。
「〇〇を続けることに、私は意義を感じています」というように使います。
意義の例文・使い方3|「存在意義」の意味
存在意義とは、存在していることに対する価値や重要性のことです。また「私は〇〇ができるから必要とされている存在なんだ」と感じることができること自体を指す場合があります。
「自我同一性(アイデンティティ)」と同じ意味を持つ言葉として使われます。
意義の例文・使い方4|意義を見出す
意義を見出す、とは、物事に対して新たに価値や重要性を発見することです。最初はなんの意義があるのかわからないことでも、時間が経ったり経験を積むことによって新しく見えてくる意義があります。
そして、そのような発見こそ、意義のあることだといえるのではないでしょうか。
意義の例文・使い方5|意義的
意義的とは、意義に「的」がついた言葉で、用法としてはあまり一般的ではないかもしれませんね。
たとえば、「この行動は十分意義的である」と表現する場合は、「この行動には意義がある」と同様の意味で捉えることができるでしょう。
意義の例文・使い方6|意義深い
「意義」とは、物事が他との関連において固有にもつ価値や重要性のことを指します。そのため、意義深いとは、「固有の価値や重要性がある」ことを表す言葉となります。
「深い意味や価値があること」を表す時に使う言葉です。
意義はどのようなものにも見出すことができますが、人によって意義を強く感じる程度は様々です。あなたにとって特に強く意義を感じることのできるものは「意義深い」といえるでしょう。
似たような表現には「意義が大きい」もありますが、より一般的な使い方が意義深いになります。
意義の例文・使い方7|その他の意義の例文・使い方
その他の意義の例文は下記の通りです。
- 社会的な意義がある事業を推進していきたい。(=大義名分のある)
- 意義がある仕事だとは思えない。
- 異文化交流にはグローバル人材を育てる意義がある。
- 経験を通して、やっと仕事の意義を理解することができた。
- この度発掘された化石には歴史的に大きな意義がある。
「意義」と「意味」の違い
意義とは「物事がほかのものと関連して固有に持つ価値や重要性」のこと。一方、意味とは「言語や行為が持つ内容」を指す言葉です。
そのため、意義と意味には使い方に大きな違いがあります。それは、冒頭で解説した「命の意味」「命の意義」の違いを読むと明確になります。
たとえば、「命の意味は?」と「命の意義は?」では、答え方がまったく別物になりますよね。
命の意味を答えるなら「生物が持つ生命力やエネルギー、期間のこと」と答えることができますが、命の意義は「死ぬまで生きること」「できるだけ楽しいことを経験すること」など答え方は価値観やその人の重視しているものによって変化します。
引用:記事冒頭より
「意義」と「異義」の違い
「異義」とは、「異なった(ている)意味」のことです。
同音異義語であるため、筆記での書き間違いや、キーボード入力で間違った変換をしてしまうことが多いため、注意しましょう。
また、「異議」とも異なる点に注意が必要です。
「意義」と「目的」の違い
意義と目的は同じ意味で用いられることが多いです。
たとえば「この事業の目的は人々の生活を豊かにすることです」という文章の目的を意義にすり替えても、同じような意味でとらえることができますね。
ただし、ビジネスシーンでも日常生活でも、目的ははっきりと言い表せるものである必要があります。
上記の例でいうと、「人々の生活を豊かにすることとは具体的にどのようなことなのか?」を明確にする必要があるでしょう。
「意義」と「定義」の違い
定義は「物事の意味や内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること」とされています。
てい‐ぎ【定義】 の解説 [名](スル)
1 物事の意味・内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること。「敬語の用法を定義する」
2 論理学で、概念の内包を明瞭にし、その外延を確定すること。通常、その概念が属する最も近い類と種差を挙げることによってできる。
意義は「物事がほかのものと関連して固有に持つ価値や重要性」を表しますが、定義は物事が他の物事と区別できるように明確に言葉で限定することを表すため、言葉の意味はまったく異なります。
たとえば、「他人を助けること」には意義がある行動とされますが、「他人を助けることとは具体的にどういう行動を指すのか?」を言葉で表すことが定義になります。
「意義」と「異議」の違い
意義と「異議」はよく感じの誤用・間違いで表記されてしまうことがあるので、注意が必要です。ビジネス文書などで変換間違いなどがあるので、注意しましょう。
異議の意味は下記の通りです。
い‐ぎ【異議】
1 一つの意見に対して、反対または不服であるという意見。異論。異義。「異議を唱える」
2 法律用語。㋐法律上の効果を生じさせないために、相手の行為に対して反対・不服の意思を表示すること。㋑裁判所その他の国家機関の処分に対する不服の意思表示。
引用:異議とは – コトバンク
「意義深い」と「有意義」の違い
「有意義」は、「意義がある」「価値がある」ということと同じ意味を表します。
対して意義深いとは「深い意義がある」「深い価値がある」と、有意義よりさらに程度が深くレベルが高い、価値の高い意義があることを表します。
ニュアンスとしては、「有意義 < 意義深い」となるでしょう。
意義の対義語・反対語
異議の対義語はありませんが、異議のないと考えたものを指す言葉はいくつかあります。
- 異議のない
- 非生産的な
- 無駄
- 無為
意義の類語・言い換え語
意義には様々な類語・言い換え語が存在します。特に類語である「意味」は、ニュアンスが異なる場合があるので注意が必要です。
意義の類語1|意味合い
意味合いは意義と同じように使われます。用例を見てみましょう。
- 「彼の日頃の習慣には、こんな意味合いが含まれていたのか」
この場合、「彼の日頃の習慣」には、れっきとした意義があった、という意味で捉えることができます。
意義の類語2|ニュアンス
ニュアンスとは、物事の意味や調子、色や音、人の感情など機微や細かな動き・変化が大きい物事の程度のことを指す言葉です。
意義よりもより表面的な言葉ではありますが、意義と同様、伝わりにくいケースではとことん伝わらないことが多いですね。
意義の類語3|ミーニング(meaning)
英語表現でも、意義を訳す時にはミーニングになります。類語ではありますが、実際には「意味」に近い言葉です。
意義の類語4|旨(むね)
「その旨お伝えください」など、物事の内容のことを「旨」と表現することがあります。
主にメールや上長とのやりとりで使うことが多いですね。これも意味や意義の類語になります。
意義の類語5|価値
「この活動には大きな価値がある」など、より一般的に物事の良さを表す言葉として使うのが「価値」です。
ほとんどの場合、意義と同じ意味で使います。
意義の類語6|有り難み
「他人から寄せられる様々な好意や良い行いに対して感謝すること」は有り難みと表現します。
「有り難みを感じる」などは、頻繁にではないものの結構使う表現ではないでしょうか。
意義の類語7|重要性
物事の重要な要素やその本質・性質を「重要性」と表現します。これも、意義と同じように用いられます。
たとえば、「家族の重要性」と「家族の意義」はほとんど同じ内容を指していることがわかりますね。
その他の類語一覧
その他の意義の類語は下記の通りです。シチュエーションによっては、ほかの言葉で言い換えたほうが伝わりやすいことがあるので、状況によって使い分けましょう。
- 意味内容
- 一義:一つの意味
- 趣旨:物事の狙い
- 主旨:趣旨の主眼点「そこが言いたいんだ」という部分
- 要旨:要点をかいつまんだ内容(=要約)
意義の英語表現
意義は、日本語特有の難しい意味を持つ言葉です。
そのため、英語で訳す場合には「意味」とほぼ同じ単語になります。「meaning」が使われることがほとんどです。
意義の英語
主な英訳 different meaning; significance; meaning
意義の語源・由来
意義は「意」「義」の2つの漢字で成り立つ言葉です。そのため、2つの漢字の意味をそれぞれ調べていきます。
「意」は、心に思う気持ちや考え、意見を表す漢字。一方、「義」は道理や条理、教えや教養などの個人が持つ価値観に関する意味を持つ漢字です。
つまり意義とは「何かに対して自らの教養や道理から導き出した気持ちや考え」のことを指すと考えることができます。
だからこそ、「物事がほかのものと関連して固有に持つ価値や重要性」になるわけですね。
意義は固有のものと説明されていますが、抽象的な言葉であればあるほど固有の価値や重要性は薄くなっていきます。
たとえば、車、時計などのものの意義は皆が共通して持っている意義がありますが、「人生」「友情」「愛情」の意義は、人によって異なりますよね。
意義の意味や定義、使い方と例文について解説してきました。
ここまで読んできた方は、意義の本来の意味や定義について、これまで自分が知っていたこと以上に深い教養が身についたと感じるのではないでしょうか?
ぜひ、今回知った知識を活かし、さらにスキルアップを目指したり、教養を深めていってくださいね!
次では、ビジネスパーソンとして成長したいあなたに向けて、「転職活動のコツ」を解説しています。あなたが下記の項目に当てはまるなら、ここでページを戻さず、ぜひ次をお読みください。
- 今の職場での人間関係やコミュニケーションに疲れている。
- 仕事が楽しくなく、毎日が変わり映えしない。
- ほかの業界・職種/業種に転職したいと考えている。
- 給料をアップさせたいが方法が分からない。
- 自分に合った職場はほかにあるんだと感じ始めている。
ひとつの項目でも当てはまるあなたは、用語を学ぶだけではなく、働き方や生き方を満足できるものにするために、働き方や生き方を変えるべきです。
「このままずっと同じ職場で働くつもりだ」と、あなたは自信を持って言えるでしょうか?
少しでも自信がないなと感じる方は、ぜひ下記の転職するための4つのコツをお読みください。
今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ
ここでは、今の職場や待遇、働き方に不満を抱いている方に向けて、転職活動を始めるにあたって必ずおさえておくべきことをご紹介していきます。
転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?
- 「失業リスクがある」
- 「これまでに積み重ねた経験・キャリアがムダになる」
- 「転職すると給料が下がる」
- 「新しい環境に慣れるのが大変そう」
しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。
1 転職活動に失業リスクはない!
転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。
一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。
大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。
20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。
20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。
つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。
ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。
理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」
人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。
2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。
つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。
理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」
転職市場が売り手市場だといっても、「実際に自分のもとに内定が来るかは分からない」という不安は残りますよね。
しかし、その点についても心配いりません。今では、「働きながら転職活動をすること」がふつうです。
たとえば、一昔前までは、下記のすべての転職準備を、自分で調べながらやる必要がありました。
- 求人を探す
- 履歴書・職務経歴書を作成する
- 面接準備をして面接日程を応募企業と調整する
- 面接を1次〜3次まで突破する
- 給与条件や入社日を人事側と調整する
- 今の会社を辞めるための退職手続きや保険関係の手続きをおこなう
これだけ見ても、かなり大変であることがわかりますよね。
でも今は、「転職エージェント」を活用することができます。
転職エージェントとは、あなたの代わりに希望条件に合った求人を選び、人事側とスケジュール調整をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削サポートをおこなってくれたりする無料サービスです。
そのため、転職するために仕事を先に辞める必要はありませんし、会社にバレる心配がありません。また、自分で準備するのは最小限にしたうえで転職活動をおこなうことができます。
…
以上2つの理由から、転職活動にリスクがないことがおわかりいただけたのではないかと思います。転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという方は下記記事をご覧ください。
おすすめ記事:転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!
おすすめ転職エージェントは下記記事でご紹介しています。活用法や利用の流れも解説しているので、「転職エージェントを選びたい」という方はぜひ参考にしましょう。
また、「自分で求人を探したい」「自分のペースで求人を見てみたい」という方は、こちらの「転職サイトランキング」を参考にしてくださいね。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
2 これまで積み重ねてきた経験・キャリアは転職で活かせる
転職するときの悩みのひとつとして多くあげられるのは、「これまで積み重ねてきた経験・キャリアがムダになってしまうかもしれない」という不安です。
特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。
これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。
「同じ業界・職種/業種」で活躍することができる仕事を探すには、「業界・職種/業種に特化した転職エージェントや転職サイトを使うこと」をおすすめします。
あなたの経験・キャリアを正しく評価してくれる職場であれば、今の給料よりも高い金額を提示してくれます。
もしなかったら、そのときは転職をしなければ良いのです。
業界・職種/業種専門の転職エージェントや転職サイトとは、たとえば「IT業界に特化した転職サービス」「広告業界に特化した転職サービス」「看護師・保育士・介護などの転職サービス」など様々です。
業界特化型の転職サービスや、特定業界に強い転職サービスは、TOPページで掲載しています。
どんな経験・キャリアであっても、それを評価してくれる職場は必ず存在します。
もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。
3 転職しても給料は下がらない
「転職すると給料が下がる」と何となく悪いイメージを持っている方はいないでしょうか?
それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。
それはなぜかといいますと、最初に給与条件を検索できる転職サイトや、給与条件を代わりに交渉してくれる転職エージェントは無数に存在するからです。
特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。
年収アップ転職をしたいと考えているなら、下記に掲載されている転職エージェントのうち、特に自分に会っていそうなものを順位1位から見てみることをおすすめします。
また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる
転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。
「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。
しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。
それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。
あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?
実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。
おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ
参考:意義とは – コトバンク
参考:意義 – ウィクショナリー日本語版 – Wiktionary