接客業の仕事に転職したいと考えている転職者向けに今回は、接客業とは？をその種類や仕事内容、転職方法にまとめてご紹介しています。
接客業は経験が無い方でもイメージしやすい仕事ですが、イメージだけで転職してしまうことにはリスクがあります。転職後に「イメージと違った…」と後悔することのないよう、転職前に知っておくべき情報をおさえておきましょう。
記事後半では、転職に成功するための方法としておすすめ転職サービスとその使い方をご紹介しています。転職者の方は、記事後半もぜひ参考にしてくださいね。
接客業は、お客様と接する仕事全般を指す。…と言っても、その種類はたくさんあるんじゃよ。
そうか〜、接客業に転職したいんだけど、どんな仕事がいいか悩んでるんだよね。
ではまず、接客業の仕事内容や種類について基本をおさえておこう。転職するための方法も同時におさえておくべきじゃな！
INDEX
接客業とは？
接客業とは、「お客様と接する仕事全般」を指します。
たとえば、百貨店のスタッフ、ショップ店員、飲食店のウェイターなど、その業態は様々です。お客様に直接感謝されたり、顔を覚えてもらえたりといったささやかな楽しさ・嬉しさのある魅力的な仕事です。
また、お客様の要望や質問などに臨機応変に対応する必要があるため、仕事の基本的なスキルを養うことにも繋がります。
アルバイト等で経験することも多い職種ですが、職場によって取り組む業務も多岐にわたるため、転職する際には転職先の売り物や業界などをしっかり確かめて職場選びを行うことが大切です。
接客業の種類
では、接客業の種類にはどのようなものがあるでしょうか。ご自身の「転職したい」と考えている仕事はどれに当てはまるのかを確認しておくと、求人や応募する職場を探しやすくなります。
１ 飲食店のウェイター・キッチンスタッフ
飲食店において食事の準備と提供を行うのがウェイター・キッチンスタッフです。外食でお客様側として接する機会も多くある仕事のため、イメージしやすい仕事ですね。
学生のアルバイトや若年層が働くことが多いことも特徴です。
また、海外企業のチェーン店や個人経営のお店では、独自のノウハウや流行などを学べることもあり、飲食店のウェイター・スタッフといっても学べる知識は環境により大きく変化します。
２ 販売スタッフ
百貨店、ショッピング施設、アパレルのショップ店員、コスメ販売などを販売スタッフと呼びます。また家電量販店のスタッフはメーカーや派遣スタッフなど多岐に渡ります。
販売スタッフも業界により扱う商品・サービスは全く異なりますが、共通しているのは自社の商品をPRすること。そのためにアドバイスや提案、お客様対応を行うところにあります。
それぞれ扱う商品の知識や、お客様個人に合ったPR・提案の仕方が求められるため、営業職と同等に「提案力」「コミュニケーション力」が求められる仕事です。
３ ホテル・旅館のスタッフ
ホテルや旅館等のスタッフも接客業に含まれます。フロント、配膳、ホテル内の売店の接客などホテル旅館内での仕事も多岐にわたります。
「宿泊業の中での接客業」の魅力は、お客様をおもてなしするための礼儀やマナーについて深く学べる点にあります。
宿泊業界に携わり仕事をしていきたいと考えている方が、最初に目指しやすいのがホテル・旅館の接客業なのです。
また、語学力に自信がある方は、観光地やビジネスの要所における通訳・対応係として活躍できる場合もあります。
４ アミューズメント施設のスタッフ・キャスト
テーマパークやアミューズメント施設などのスタッフ・キャストに憧れる方は多いのではないでしょうか。施設内の案内や乗り物・アトラクションの添乗員、ショーのスタッフなど施設独自の接客方針から学べることはたくさんあります。
エンターテイメント業界に携わる最初の一歩です。独自の接客方法を学べば学ぶほどコミュニケーションスキルは上達しますし、接客業を楽しみたいなら、まずはアミューズメント施設のスタッフ・キャストを目指すべきでしょう。
５ 美容師・エステティシャンなどの特殊な仕事
美容師は国家資格ですが、ヘアカラーやスタイリング等具体的な仕事を通してお客様と接するため「接客業」に分類されます。また、同様に他の職種でも、美容師のようにお客様と直に接する機会が主な仕事になる場合は「接客業」になるでしょう。
その他、資格は必要ないが施術に免許や経験が必要なエステティシャンなども接客業のひとつ。
つまり、飲食店のウェイターやフロント業務などの他にも、接客業はたくさんあることが分かりますね。
接客業の仕事のやりがい
ここでは、接客業の仕事における「やりがい」「魅力」をご紹介していきます。接客業には様々な種類がありますが、共通しているやりがいは確かにあります。
接客業に携わる様々な人が感じる「やりがい」をここでまとめて見ていきましょう。あなたが接客業で働く際の参考になるでしょう。
１ 人とのコミュニケーションを学べる
人とのコミュニケーションを学び、その能力を高める仕事として接客業にはやりがいがあります。
接客業でコミュニケーションが上手くできたかどうかは、接客したお客様が商品を購入したかどうか、再来店してくれるかなど「目に見える成果」で分かります。
その分、自分のコミュニケーションスキルが伸びているかどうかを確認することができます。
仕事において、コミュニケーションスキルは不可欠なものですが、そのスキルを伸ばすために接客業は確かな「成長の場」になるのです。
当然、お客様との距離が近い分だけ「クレーム」や理不尽な苦情に対応する機会もあります。それは確かに辛いものですが、決して１人で対応しなければいけないわけではありません。
また、そういった出来事も含め、コミュニケーションの難しさを学ぶことができるでしょう。
２ 業界・分野の知識を学べる
接客業と言っても、様々な種類があることは先程解説した通りです。接客業ではそれぞれの業界に特化した知識を学び、お客様に積極的に働きかける必要があります。
たとえば、アパレルでの接客業ならばアパレル業界の知識、ホテル旅館の接客業ならば宿泊業界の知識と、その業界内で接客業として働くことにより学べることは多岐に渡ります。
将来目指したい業界がある場合は、ファーストステップとして接客業として目指す業界に入り、その後ステップアップのための転職をもう一度する…という方法もあります。その際にも、接客業で学んだ知識は大いに役立つことでしょう。
３ お客様からの声が届きやすい
接客業は、オフィス・本社勤務の方とは異なり、お客様と直に接することが主とした業務です。そのため、クレームや苦情対応などは自分自身で行わなければならず、ストレスや疲れの原因になることもあります。
しかし、裏を返せば「お客様からの声や反応が届きやすい」仕事であるともいえます。「ありがとう」「また来るよ」という感謝の声を直に聞ける仕事は想像よりも少ないもの。
人とのコミュニケーションが好きな方であれば、これに勝るやりがいはないのではないでしょうか。
接客業って、どんな仕事をするの？？