起承転結の意味とは?使い方と例文、具体例をわかりやすく解説!

【使い方あり】起承転結の意味とは?ビジネスにおける用例も解説!
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「起承転結」とは、どのような意味を持つ言葉なのでしょうか?

起承転結という言葉はたまに使われる言葉なので、何となくわかったつもりで使ってしまっている方も多いのではないでしょうか。しかし、あなたの使い方によっては間違っている可能性があります。

正しい意味でボキャブラリーを高めていきたいとあなたも考えているはず。

そこで今回は、起承転結の本来の意味や定義を解説するとともに、例文や使い方についてわかりやすく解説していきます。また、類語・言い換え語との違い、対義語の意味についても触れていきます。

「起承転結の意味、ちょっとあやふやだな」という方はぜひ参考にしてください。

「転職活動を始めたい」と少しでも考えている方は、ぜひ下記記事をご覧ください。

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「起承転結」にはどのような意味・定義があるのでしょうか?

ビジネスシーンでも日常生活でも、あなたの周りでは使われることが多いはずです。だからこそ、「起承転結」と検索窓に打ち込み、意味を調べようとしているのではないでしょうか。

しかし、起承転結の意味・ニュアンスや内容は状況や個人の使い方によって異なります。そのため、もともとの意味、本来の定義をおさえておくことが大切になります。

起承転結の本来の意味・定義を知れば「こんな使い方があったのか!」「もともとこんな意味があったのか!」ということが分かるようになります。

もちろん、気になるポイントだけをかいつまんで見てみるだけでもOK。ぜひ活用してください。

「起承転結」ってなに?

起承転結はもともと漢詩の構成法のことです。でも日本では作文などをつくるときの構成法として習います。

起承転結(きしょうてんけつ)とは、4行から成る漢詩(近体詩)の絶句の構成を指す。1行目から順に起句、承句、転句、結句と呼ぶ

引用:起承転結 – Wikipedia

「起承転結」それぞれの意味

表にするとこうなります。

「起」→話の設定の説明。伝えておくべき状況や前提を示します。
「承」→話の始まり。
「転」→話の流れを変えて発展させる。
「結」→話の全体を締めくくって結果を示す。

起承転結を理解して正しく使うためには「起」とそれ以外で話を分けて考えた方がいいんです。

例えばみんな大好き「名探偵コナン」のアニメのよくあるパターンを例にとって先ほどの表を書いてみます。

「起」→黒い犯人が殺人をする。

〜オープニング流れる〜

「承」→コナン・小五郎・蘭・少年探偵団・博士・園子らへんのメンツでどっかに旅行いったり小五郎の仕事の現場いったり鈴木財閥のパーティ行ったりする。そこで事件が起こる。

「転」→コナンが事件の謎解きをして見事に解決しようとするが、たいていその途中に問題が起こって一悶着する。蘭とか少年探偵団らへんが犯人に捕まることが多い。

「結」→小五郎か博士あたりを眠らせて蝶ネクタイ型変声期で推理ショー!見事に事件解決!

こう見ると「起」とそれ以外に分けるという考え方がわかりやすいと思います。

「あれ?これって起と承どっちかな?」と思ったらどこでアニメのオープニングを流せば違和感がないか考えてみてくださいw

そこが起と承の分かれ目です。

ちなみにコナンの例を見て気づいた方もいらっしゃると思いますが、起承転結は4等分という訳ではありません。

コナンでいえば、承と転にアニメのほとんどの時間を割いています。

この偏りの理由は推理ものの特性が関係しています。

推理ものは謎解きをする分その前に大量の伏線が必要です。伏線を視聴者に見せておかなければならないので必然的に「承」の部分が長くなります。また、コナンの醍醐味は視聴者も一緒に推理を考えるところにあるので「転」である推理シーンの長くなっています。

起承転結の「承」ってなんの意味があるの?

「承」とは「承る(うけたまわる)」からきています。

つまり「受ける」とか「承知する」といった意味で、「起」を受けて物語の流れを作り説明する役割があるんです。

先ほどのコナンの例でみても、「起」の部分が長すぎると「早くはじまれよ!」と視聴者は思ってしまいます。

ですのでここで世界やキャラなどの設定を出し話が冗長になったり飽きが生れるのを防いでいるというわけなんですね。

起承転結の使い方・コツ |小説・作文・漫画に便利!だけど、、、

起承転結は物語によく使われます。先述したように構成がうまくつくれ、話にリズムとバランスがついて面白くなるからです。

起承転結を使う際のコツは簡単です!

バカ真面目に起承転結の順番で考えずに自分が重要だ!面白い!と思うところから考えていって起承転結に当てはめればいいのです。

何回も登場してるコナンの例で言えば、コナンくんのかっこいい推理セリフから思いついたら推理シーン(転)から考えていってそのために事件(承)を埋めていけばいいんです。

物語や文章構成等考えているとを没頭するほど視野が狭くなってしまいがちです。

しかし起承転結に当てはめていくというやり方をとれば自分が「今どこのなんの部分を考える作業をしてるのか?」が明確になって効率も上がります。

起承転結がビジネス文書に向いていない理由

上述している通り「起承転結」というのは「物語のストーリー」をつくるには最良のフォーマットであるといえます。

しかしですね、万能に思える起承転結も実は向いてない文章のジャンルがあるんです。

それがビジネス文書です。

その理由は、ビジネス文書には「効率」と「わかりやすさ」が求められるからです。

ビジネス文書は読んですぐに文章の要約である結論がわかるという効率が重要ですし、難しい内容も多いため読み進めやすい文章であることも重要です。

起承転結はビジネス文書の目的からするとまどろっこしいフォーマットになります。

起と承を分ける必要もないし、わざわざ転を入れる必要もないです、(むしろ入れたら迷惑w)

また、結を最後に持ってくるのが最悪ですよね。最初に結論いってから背景説明しろよ!わかりづれーわ!となりますよね。

もちろんユーモアのある文章というのは大事ですが、構成に話題がガラッとからるようなことがあってはいけません。わかりづらいですから。

ビジネス文書では、読み手が読み進めやすいように「文章の論理の流れ」が明確になってることが最重要です。

ビジネス文書は目的によってフォーマットが変わります。リンク先では様々なフォーマットが紹介されているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

参考:書き方別・ビジネス文書のフォーマットとバリエーション

また似たような理由で、論文やレポートにも向いていません。

論文はあらかじめ結論がわかっている文章です。そうでなければ論文で解説してる意味がありません。

なぜなら論文は新たな「事実」を生成する文章ですから、事実の構成する要素以外を書いてはいけません。

問題提起がなされ、その議論が進んでいく時に、全ての文章が繋がっている必要があります。

結果→実験→考察→結果で進むと事実がわかりやすく解明しますよね。

起承転結では順番もわかりづらいし、話が「転」してしまっては事実も構成する要素以外の余計な文章が紛れてしまいます。だから起承転結と論文・レポートは相性が悪いんですね。

リンク先では論文のフォーマットが知れます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考:標準的な論文フォーマット

起承転結の由来

起承転結の由来は「漢詩」の中の「絶句」という形式のものの構成の方法を表したものです。

この絶句の区切りの名前が

起句、承句、転句、結句

というので、起承転結となりました。

そして、それぞれの構成の仕方を解説したものが現在の「起承転結」となりました。


起承転結の意味や定義、使い方と例文について解説してきました。

ここまで読んできた方は、起承転結の本来の意味について、これまで自分が知っていたこと以上に知ることができたと感じるのではないでしょうか。ここまで読んでいただきありがとうございました。

ぜひ、今回知った知識を活かし、さらにスキルアップを目指したり、教養を深めていってくださいね!

次では、ビジネスパーソンとして成長したいあなたに向けて、「転職活動のコツ」を解説しています。あなたが下記の項目に当てはまるなら、ここでページを戻さず、ぜひ次をお読みください。

  • 今の職場での人間関係やコミュニケーションに疲れている。
  • 仕事が楽しくなく、毎日が変わり映えしない。
  • ほかの業界・職種/業種に転職したいと考えている。
  • 給料をアップさせたいが方法が分からない。
  • 自分に合った職場はほかにあるんだと感じ始めている。

ひとつの項目でも当てはまるあなたは、用語を学ぶだけではなく、働き方や生き方を満足できるものにするために、働き方や生き方を変えるべきです。

「このままずっと同じ職場で働くつもりだ」と、あなたは自信を持って言えるでしょうか?

少しでも自信がないなと感じる方は、ぜひ下記の転職するための4つのコツをお読みください。

今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ

今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ

ここでは、今の職場や待遇、働き方に不満を抱いている方に向けて、転職活動を始めるにあたって必ずおさえておくべきことをご紹介していきます。

転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?

  1. 「失業リスクがある」
  2. 「これまでに積み重ねた経験・キャリアがムダになる」
  3. 「転職すると給料が下がる」
  4. 「新しい環境に慣れるのが大変そう」

しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。

1 転職活動に失業リスクはない!

転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。

一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。

大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。

20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。

引用:年代別の転職回数と採用実態 – リクナビNEXT

20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。

つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。

ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。

理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」

人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。

2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。

引用:中途採用調査 – リクルートワークス

つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。

理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」

転職市場が売り手市場だといっても、「実際に自分のもとに内定が来るかは分からない」という不安は残りますよね。

しかし、その点についても心配いりません。今では、「働きながら転職活動をすること」がふつうです。

たとえば、一昔前までは、下記のすべての転職準備を、自分で調べながらやる必要がありました。

  • 求人を探す
  • 履歴書・職務経歴書を作成する
  • 面接準備をして面接日程を応募企業と調整する
  • 面接を1次〜3次まで突破する
  • 給与条件や入社日を人事側と調整する
  • 今の会社を辞めるための退職手続きや保険関係の手続きをおこなう

これだけ見ても、かなり大変であることがわかりますよね。

でも今は、「転職エージェント」を活用することができます。

転職エージェントとは、あなたの代わりに希望条件に合った求人を選び、人事側とスケジュール調整をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削サポートをおこなってくれたりする無料サービスです。

そのため、転職するために仕事を先に辞める必要はありませんし、会社にバレる心配がありません。また、自分で準備するのは最小限にしたうえで転職活動をおこなうことができます。

以上2つの理由から、転職活動にリスクがないことがおわかりいただけたのではないかと思います。転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという方は下記記事をご覧ください。

おすすめ記事:転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!

転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!

2018.02.22

おすすめ転職エージェントは下記記事でご紹介しています。活用法や利用の流れも解説しているので、「転職エージェントを選びたい」という方はぜひ参考にしましょう。

また、「自分で求人を探したい」「自分のペースで求人を見てみたい」という方は、こちらの「転職サイトランキング」を参考にしてくださいね。

おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ

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2017.12.25

2 これまで積み重ねてきた経験・キャリアは転職で活かせる

転職するときの悩みのひとつとして多くあげられるのは、「これまで積み重ねてきた経験・キャリアがムダになってしまうかもしれない」という不安です。

特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。

これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。

「同じ業界・職種/業種」で活躍することができる仕事を探すには、「業界・職種/業種に特化した転職エージェントや転職サイトを使うこと」をおすすめします。

あなたの経験・キャリアを正しく評価してくれる職場であれば、今の給料よりも高い金額を提示してくれます。

もしなかったら、そのときは転職をしなければ良いのです。

業界・職種/業種専門の転職エージェントや転職サイトとは、たとえば「IT業界に特化した転職サービス」「広告業界に特化した転職サービス」「看護師・保育士・介護などの転職サービス」など様々です。

業界特化型の転職サービスや、特定業界に強い転職サービスは、TOPページで掲載しています。

どんな経験・キャリアであっても、それを評価してくれる職場は必ず存在します。

もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。

3 転職しても給料は下がらない

「転職すると給料が下がる」と何となく悪いイメージを持っている方はいないでしょうか?

それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。

それはなぜかといいますと、最初に給与条件を検索できる転職サイトや、給与条件を代わりに交渉してくれる転職エージェントは無数に存在するからです。

特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。

年収アップ転職をしたいと考えているなら、下記に掲載されている転職エージェントのうち、特に自分に会っていそうなものを順位1位から見てみることをおすすめします。

おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ

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2017.12.25

また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。

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2017.12.25

4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる

転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。

「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。

しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。

それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。

あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?

実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。

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2017.12.25

参考:起承転結 – コトバンク

参考:起承転結 – Wikipedia

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