保育士が退職するときの注意点!円満に職場を辞めるには何が必要?

保育士が退職するときの注意点!円満に職場を辞めるには何が必要?
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「保育士を退職したい!」と考えている方の中には、「円満に退職する方法が分からない」という方も多いのではないでしょうか?

問題があって職場を辞める以上、なかなか退職の手続きや上司へ相談することは難しいはず。しかし、あなたは必ず今の職場を辞めることができます。あなた以外の誰からも強制されることはありません。

今回は、保育士が退職するときの注意点ややるべきこと、そして、次の職場を見つけるための転職活動のポイントを解説しています。

あなたが今の保育園を退職しようと考えているなら、ぜひ最後まで参考にしてくださいね。

ぼっち

はかせ、ボク今の保育園での仕事を辞めたいと思ってるんだけど…

退職する方法がそもそもわからなくて不安だよ…

はかせ

大丈夫じゃ!ぼっちよ!

まずは、保育士が転職する理由から見ていき、退職するために必要な知識を身に着けていこう!

 

保育士の退職理由|どうして退職・転職したいのかを整理しよう

保育士の退職理由|どうして退職・転職したいのかを整理しよう
ぼっち

そもそも、保育士ってどんなタイミングで転職すべきなんだろう?

人間関係で辞めるのは甘えだ!って言う人もいるしさ…

はかせ

自分が転職する動機は自分自身で決めて良いんじゃ!

しかし、ほかの保育士がどんな理由で転職を決めているのかを知っておくことは、安心に繋がる。

まずは、保育士が転職したいと感じるタイミングを見ていこう!

保育士の方が「転職したい」と感じるタイミングは、どんなときなのでしょうか?

転職するかどうか悩んでいる時は、ほとんどの場合「こんな動機で転職すべきなのだろうか?」という不安が出てきます。

しかし、世の中の保育士がどんなキッカケで転職しているのかを知れば、転職する決意がしやすくなりますよね。

下記では、保育士の転職のキッカケとなる悩みについて、整理してご紹介しています。

  • 忙しさに給料が見合っておらず、生活が苦しい
  • 人間関係に気遣いが必要で、働くのが苦痛
  • 「保育士」という仕事自体に魅力を感じなくなった
  • 残業や持ち帰りの仕事が多く、まともに休むことができない
  • 体力的にきつい場面が多い
  • ほかにやりたい仕事がある

特に、上記のうち、ひとつでも当てはまるものがあれば、あなたは転職すべきです。少なくとも、転職活動をすべきでしょう。

求人を探すこと自体には、リスクがあるわけではないのです。それよりも、「どんな理由で転職するのか?」を自分の中で決めておくことが大切です。

次に、実際に転職するために必ずやらなくてはならない「退職」について解説していきます。

 

保育士が円満退職するための注意点・やるべきこと

保育士が円満退職するための注意点・やるべきこと
ぼっち

転職すべきなのはわかったけど…

今の職場やめづらいなぁ…

はかせ

できる限り、円満に退職したいものじゃな…

しかし、心配することはないぞ!

円満に退職するためにやるべきことは決まっておる!まずはやるべきことや注意点をおさえておくんじゃ!

転職活動を始め、転職先が決まる前後から、あなたは今の職場を辞める準備をする必要があります。しかし、「今の職場の辞め方」を意識することは今までなかったはずです。

綺麗さっぱり今の職場を辞めることは「円満退職」に繋がりますので、必ず下記でご紹介する「円満退職の方法」をおさえておきましょう。

 

1 年度末でも問題ないことを知る

優しい方であればあるほど、年度末以外の転職は「ほかの保育士や保護者に迷惑がかかるのではないか?」と考えてしまいがちです。

もちろん、年度末まで働くことができるのであればそれでかまいませんが、あなたはきっと、「年度末まで働きたくない!」と感じていることでしょう。

まずは、他の人よりもあなた自身のことを考えて良いのです。

保育士は、「年度末でなければ辞めてはならない」という決まりがあるわけではありませんから、個々は冷静に転職活動を進めましょう。

 

2 辞める意思は一ヶ月前に伝える

転職時期はいつでも大丈夫ですが、退職するためには「一ヶ月以上前」に辞める意思を上司に伝えておく必要があります。

基本的には、直属の上司に伝えるべきですが、難しい場合には園長に直接時間を取ってもらい、辞める意思を伝えたとしっかり確認できるようにしましょう。

たとえば、3月末で辞めて4月から転職先で働き始める場合には、3月初旬に辞める意思を伝えましょう。

 

3 「引き止め」には冷静に対処する

辞める意思を伝えると、ほとんどの場合「辞めてほしくない」という引き止めに合います。人によっては、ここで転職の意思が揺らいでしまい、結局転職することができなかったというケースもあります。

しかし、あなたはすでに「転職すべきキッカケ」をつかんでいるはず。引き止めには冷静に対処しなければ、根本的な解決にはなりません。

たとえば、引き止めとして考えられる言葉は下記のとおりです。

  • 他の人も我慢して頑張っている
  • 途中で投げ出してほしくない
  • ここで辞められるときつい
  • ほかのところで通用しない

ほかにも、優しい言葉で引き止めされる場合があります。しかし、状況が変わることはありません。

一度転職を決めたら、絶対に揺らがないことを心に留めましょう。また、一人で不安な場合には、下記でご紹介している転職エージェントに相談することもひとつの方法です。

 

4 事前に転職先は決めておく

引き止めにあったり、前職を辞めた後の空白期間があったりすると、必ず不安になります。

そのようなことがないように、転職先は必ず働きながら探すことをおすすめします。

働きながら転職活動を行えば、万が一、今よりも良い転職先が見つからなくても、焦って転職先を選んでしまうことはなくなります。

退職する前にかならず次の転職先を決めておくことが大切です。在職中でも、転職活動を行う方法はたくさんあります。

 

5 最終手段は「退職届」

もし、どうしても退職させてくれない場合、あなたには「退職届」の提出をすれば2週間後に辞めることができます。ですので、最終手段として、あなたは必ず今の職場を辞めることができるのです。

最終手段を知っておくだけでも、かなり不安は軽くなります。

しかし、退職届は最終手段なだけあって、円満退職とは程遠い退職の仕方です。ポイントとしておさえておき、1〜4を実践して円満退職を目指しましょう。


上記では、保育士が退職する際の注意点ややるべきことを解説しました。

ご紹介した注意点を知り実践すれば、スムーズに退職することができるでしょう。

しかし、退職の注意点を知っても、「転職がうまくいくかどうかわからない」と感じている方がほとんどだと思います。

そこで下記では、保育士がどのように転職活動を進めていくべきかを具体的に解説しています。

 

保育士が転職に成功するための転職活動のポイント

保育士が転職に成功するための転職活動のポイント
ぼっち

…でも、実際に転職活動を進める方法がよくわからないな…

はかせ

大丈夫じゃ!

「転職活動でやるべきこと」を整理しておこう!

下記では、転職活動で必ずやるべきことを説明しています。

すべて参考にして頂き、スムーズに転職活動を進めていきましょう!

 

1 条件を明確にする

転職活動で最も大切なことは、転職先に求める条件を明確にすることになります。

条件とは、下記のポイントです。応募する求人を決める前にしっかり考えておきましょう。

  • 「給与」「勤務地」「休日」などの待遇条件
    ⇒募集要項をよく見る
  • 社風や人間関係などの職場環境
    ⇒職場見学・エージェントに教えてもらう
  • 仕事内容や任される業務の範囲
    募集要項・会社HP・エージェントに教えてもらう

転職エージェントでは、紹介してくれる職場の社風や上司の特徴などの独自データを持っている場合がほとんどです。

転職後に「イメージと違った職場だった」ということがないように、あらかじめ転職先に求める条件を整理した上で、応募する求人を決めましょう。

 

2 面接対策を行う

面接対策は、採用面接を突破するために必ず行うべき準備です。

就職活動のとき以上に、業務経験や具体的な仕事のスキルなどについて質問されることが多いため、必ず事前に準備しておく必要があります。

面接対策は、下記のポイントに沿って行いましょう。

  • 自己PR
    ⇒あなたの経験・スキル・資格を整理しておく
  • 保育士の志望動機
    ⇒なぜ保育士として働きたいのか?
  • 職場を選んだ志望動機
    ⇒他の職場ではなく、なぜこの職場なのか?

面接対策は、転職エージェントがサポートしてくれます。

一人で転職面接対策をすることに不安を持っている方は、エージェントにサポートしてもらいながら面接準備を行いましょう。

 

3 退職手続きの準備をしておく

退職手続きは、今の仕事を円満に辞めるために最低限行うべき準備のことを指します。

手続きのやり方を知っておくと、転職で余計なことに悩んでしまうのを避けることができます。

  • 退職する旨を上司に伝える
  • 退職届・退職願を会社に提出する
  • 書面の手続きを行う

退職手続きは、実際に転職活動を始めてからでも遅くありませんので、焦る心配はありません。

書面の手続きで必要なものは、下記のとおりです。

会社に返却するもの

  • 健康保険証
  • 社員証明書
  • 制服・備品など

会社から受け取るもの

  • 源泉徴収票(転職先での申告や年末調整に必須)
  • 雇用保険被保険者証(雇用保険を受け取る際に必要。1年以内の転職なら雇用期間が通算になる。)
  • 年金手帳(14日以内に転職先が決まっている場合:転職先で年金加入に必要。転職先が決まっていない場合:退職後14日以内に国民年金に自身で加入する)
  • 離職票(失業給付やハローワークに提出する場合必要。一般的には退社後送付される。)

手続きは煩雑ですので、心配な場合は転職エージェントや今の職場の信頼できる上司、会社の窓口に相談しておきましょう。

 

4 転職エージェントを活用する

ホワイトな職場への転職を目指すのであれば、転職エージェントを必ず活用すべきです。

転職エージェントを使えば在職しながら転職活動ができるので、リスク無しで転職したい求人を見つけることができます。

転職エージェントのメリットは、下記にすべてまとめています。

転職エージェントのメリット

  • 利用は無料
  • 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる(何度でも)
  • 転職先の内部事情を教えてくれる(職場の内情、給与の相場)
  • 面接や入社日のスケジュールを代行してくれる
  • 転職活動の手続きをサポートしてくれる(履歴書などの作成・面接対策)

つまり、あなたの転職をすべて無料でサポートしてくれるのが、転職エージェントになります。

転職エージェントは、あなたが求人に採用されることで利益を得るため、正社員転職を目指すあなたと目的は同じです。

大手エージェントであれば、「無理やり転職させられる」「ブラックな職場を紹介される」といったこともないため、安心して活用できるでしょう。

また、転職エージェントは4つ以上登録して使い分けると、転職成功率がアップするデータがありますので、複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。

下記では、転職エージェントに登録したあと、どのように転職活動が進むのかを解説しています。

使うのが少し不安な方は、まず最初に「登録後の流れ」を参考にしましょう。

 

転職エージェントの登録後の流れ

転職エージェントの登録後の流れ
ぼっち

転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの?

はかせ

大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ!

転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。

転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。

<転職エージェント登録後の流れ>

  1. 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る(一週間程度)
  2. 担当のエージェントと転職相談を行う。(対面か電話)
  3. 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
  4. 求人を選ぶ(希望するものがない場合は2へ)
  5. 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
  6. 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
  7. 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる

決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。

場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。

 

保育士の転職で活用すべき転職サービス

日本トップクラスの求人数!『保育ひろば』

保育広場

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『保育ひろば』の特徴

『保育ひろば』は、保育系の求人を探すことのできる転職サービス。好条件や高待遇の非公開求人が公開されています。

それぞれの地域に特化して求人情報を持っている専任コンサルタントが転職をサポートしてくれるので、ご自身の地域や求める条件に合った仕事を見つけることができるでしょう。

どんな人にオススメ?

  • 保育士のキャリアを給与の面でステップアップさせたいと考えている保育士の方。
  • 保育士として転職したいが、自力で探すことが難しいと感じている方。
  • いい条件(地域、職場の規模などの環境)の保育士としての仕事を探している方。

ぼっち

転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの?

はかせ

転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ!

下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう!

複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!

 

まとめ|保育士の転職を成功させよう

まとめ|保育士の転職を成功させよう
はかせ

転職エージェントを使えば、自分に合った求人を見つけることができるじゃろう!

ぼっち

わかったよ、はかせ!

まずは「転職エージェント」に登録してみるね!

…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの?

はかせ

それはお母さんに聴きなさい。

今回は、保育士が退職するときの注意点ややるべきこと、そして、次の職場を見つけるための転職活動のポイントを解説してきました。

保育士の退職時には、注意すべきことややるべきことがたくさんあり、不安になる方も多いと思います。しかし、一定のやり方を踏まえれば、あなたは必ず退職することができるのです。

今回の記事を参考に、退職と転職をぜひ成功させてくださいね!

 

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