言語聴覚士の年収を気にしているあなたは、「自分よりも年収が高い言語聴覚士はどのくらいいるのか?」ということを気にしているのではないでしょうか。
そんな方に向け、今回は言語聴覚士の年齢別の細かな平均年収を掲載しています。また、年収アップを検討している言語聴覚士がどのように転職活動を進めていくべきかを解説しています。
「年収を上げたい」「今よりももっと良い職場へ転職したい」と考えている言語聴覚士の方は、ぜひ参考にしてください。
この記事を読むことで、年収アップしたい転職者がどのように転職活動をすすめるべきかが分かります。
ぼっちよ、言語聴覚士は年齢別で平均年収が大きく変わるんじゃ。
まずは、平均年収と自分の年収を比較してみることが大切じゃぞ。
INDEX
言語聴覚士の平均年収は約456万円!
言語聴覚士って、平均でどのくらい給料をもらっているんだろう?
年齢や地域を度外視した平均年収は約456万円と言われておる。
しかしこれはあくまでも平均値。勤める場所や勤続年数によっては、年収が100万以上変わることも大いにあり得るんじゃ。
言語聴覚士の平均年収はどのくらいなのでしょうか?
年収アップのための転職を考える場合には、現状のあなたの年収と平均年収を比較することが大切です。その上で、現実的な転職先を絞り込んでいきます。
言語聴覚士の平均年収
言語聴覚士の平均年収は約456万円となっています。
出典:平成27年度人事院調査
では次に、年齢別で平均年収を見ていきます。
言語聴覚士の年齢別平均年収
- 20〜24歳:260万円
- 25〜29歳:324万円
- 30〜34歳:356万円
- 35〜39歳:406万円
- 40〜44歳:456万円
- 45〜49歳:511万円
- 50〜54歳:547万円 ※最高年収ピーク時
- 55〜59歳:543万円
- 60〜64歳:369万円
年齢別に見ると、より比較がしやすくなりました。あなたの年収と比べて、低かったでしょうか。高かったでしょうか。
大幅に低い方もいれば、「思ったよりも自分はもらっていた」という方もいるかもしれません。実は、言語聴覚士は雇用形態や勤務地、「管理職であるかどうか」など、様々な条件で給与が大きく変化します。
その理由として、言語聴覚士の仕事自体がまだまだ広く認知されていないことが挙げられます。そのため、言語聴覚士の資格・経験を求める施設でしっかり働ける場所を見つける必要があるのです。
では、実際に年収アップ転職をするためには、どのようなことに注意すべきなのでしょうか? 「今よりも高い年収で働きたい!」と考えている方は、下記をぜひ参考にしてください。
言語聴覚士が年収アップするための2つのポイント
実際、年収アップのためには何をすればいいんだろうね。
給与の高い条件の求人に片っ端から応募…とか?
いや、がむしゃらに応募するだけでは、転職後に理想と現実にギャップができてしまう危険がある。
年収を第一に考える場合でも、長く働けるよう転職先についてしっかり調べておくことが大切じゃ。
言語聴覚士が転職で年収アップするためには、どのようなことに注意すべきなのでしょうか? 結論から述べますと、「年収がアップする職場の種類を知る」と「年収アップできる求人を見つける」ことの2つが必要になります。
年収アップできる職場の種類
年収アップできる職場の種類は下記のとおりです。(:〇〇は年収額の相場を表しています)
- 1位:リハビリテーション施設:350万円〜450万円
- 2位:総合病院:350万円〜450万円
- 3位:介護施設:350万円〜450万円
- 4位:支援学校:300万円〜450万円
運営母体が大きいリハビリテーション施設における言語聴覚士の仕事が、最も平均年収が高いです。施設の規模により、大きく年収が変わることも言語聴覚士の仕事の特徴ですね。
たとえば、総合病院でも、リハビリ科の患者が多い傾向にある場合にはそのぶん忙しさが増しますが、給与も安定する傾向にあります。
最初から勤務先の選択肢を絞らず、幅広い選択肢から転職先を選ぶことが大切です。そのため、より多くの求人を探すことのできる転職方法をとる必要がありますね。
年収アップできる求人を見つける方法
年収アップのためには、下記のように様々な「注意すべきこと」があります。
- 勤務したい地域を決める
- どのような働き方をしたいのかを決める(パートで探したい・正社員で働きたい)
- 福利厚生がどの程度充実しているか?を見る
- 昇給制度について調べる
- 長く働ける職場かどうか、職場の社風や雰囲気を調べる
特に、青文字の2つは、年収アップの転職をするために重要ですよね。
年収アップできる求人を見つけるためには、通常の求人サイトを活用して求人を探す方法と、転職エージェントを活用した転職方法の2通りがあります。
おすすめするのは、転職エージェントを活用した転職です。
転職エージェントがなぜおすすめなのか? その根拠を下記でご紹介しています。
言語聴覚士の転職にはエージェントがおすすめ
なんで、普通の転職サイトではなくて、「転職エージェント」がおすすめなの?
その理由を一言でいうと、「転職活動で必要なことを全部やってくれる」からじゃ。
たとえば、給与交渉や転職先の実情を調べたり、面接対策や履歴書の作成などをサポートしてくれたりするんじゃよ。
言語聴覚士が転職活動を始める場合、転職エージェントは下記の理由からおすすめできます。転職が不安な方こそ、下記のメリットをしっかりおさえておきましょう。
<転職エージェントのメリット>
- 転職先の内部事情を教えてくれる(職場の内情、給与の相場)
- その他の相談でも親身にサポートしてくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる(履歴書などの作成)
- 時間がかかる転職活動でもサポートしてくれる
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる(何度でも)
青文字で記載しているメリットは、転職活動で最も必要なサポートではないでしょうか。
特に、転職先の内部情報を教えてくれたり、自分の求める条件(休日のとりやすさ・給与など)に合った求人を紹介してくれる点は、「良い職場」を見つけるためにイチバン大切なことですよね。
エージェントは無料で登録できますし、最後までお金を取られることはありませんから、活用しない手はありません。
では、転職エージェントを活用した転職活動の流れについて見ていきましょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの?
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ!
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
<転職エージェント登録後の流れ>
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る(一週間程度)
- 担当のエージェントと転職相談を行う。(対面か電話)
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ(希望するものがない場合は2へ)
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
言語聴覚士の転職で活用すべき転職サービス
リクルートの転職サービス『リクルートエージェント』
『リクルートエージェント』の特徴
「リクルート」が運営するエージェント型転職サービス。最大の特徴はリクルートのパイプを活かした多数の求人案件にあります。
業界ごとに精通したアドバイザーが、給与等の条件や面接対策などといったサポートをしてくれますので、転職に不安があるが、選択肢は多く持ちたい方が活用できる転職サービスです。
どんな人にオススメ?
- 転職活動の条件などの交渉に不安がある方(代行してやってもらえます)
- 面接や選考の書類など、具体的な転職活動の準備が不安な方。
- 自身のスキルやPRポイントなどがよくわからず、転職に悩んでいる方。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの?
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ!
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう!
おすすめ記事:【お得な情報が見つかる】「言語聴覚士」におすすめの転職サイトTOP5
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!
まとめ|言語聴覚士の転職を成功させよう
これで、年収アップ転職が現実的になったのではないだろうか。
転職エージェントに相談する時は、「年収アップしたい」ことをハッキリと伝えることも大切じゃぞ!
わかったよ、はかせ!
まずは「転職エージェントに登録」してみるね!
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの?
それはお母さんに聴きなさい。
今回は言語聴覚士の年齢別の細かな平均年収を掲載し、年収アップを検討している言語聴覚士がどのように転職活動を進めていくべきかを解説してきました。
言語聴覚士は資格をしっかり活かして長く働ける魅力的な職種です。あなたの経験・スキルを活かして、もっと高い年収を得ることのできる職場を見つけましょう。
自分以外の言語聴覚士って、どのくらい年収があるんだろう?