「ユニーク」とは、どのような意味を持つ言葉なのでしょうか?
ユニークという言葉はたまに使われる言葉ですので、何となくわかったつもりで使ってしまっている方も多いのではないでしょうか。しかし、あなたの使い方によっては間違っている可能性があります。
正しい意味でボキャブラリーを高めていきたいとあなたも考えているはず。
そこで今回は、ユニークの本来の意味や定義を解説するとともに、例文や使い方についてわかりやすく解説していきます。また、類語・言い換え語との違い、対義語の意味についても触れていきます。
「ユニークの意味、ちょっとあやふやだな」という方はぜひ参考にしてください。
「転職活動を始めたい」と少しでも考えている方は、ぜひ下記記事をご覧ください。
INDEX
ユニークの意味とは?
ユニーク(英:unique)は「独特な」「他に類を見ない」という意味です。
ユニーク 【英・フランス unique】
同じようなものがほかにあまり見られないさま。めったにないさま。独特なさま。 「 -な存在」 「 -な発想」
日本国内で「ユニーク」とカタカナ語で用いられる場合のよくある誤用として「面白い」という意味で使うケースが多いですが、それは間違った使い方であることに注意が必要です。
ビジネスシーンにおけるユニークは、「独自であること」「他に類を見ない独特なものごとであること」などを意味する言葉として用いられます。
ビジネスシーンにおけるユニークの誤用
さて、先ほどから触れているビジネス現場でよくあるこんな間違い。
A「君ってユニークだよね〜」
B「え、どこにでもいると思うけど…」
A「いやいやギャグとかすげぇユニークじゃん」
B(この人ユニークの意味わかってんのかな・・)
間違いやすく、独特であること=面白いというニュアンスとして取り上げられがちなことにも起因していますが、「ユニーク」という表現自体には「面白いこと」といった意味はない点に注意が必要です。
社会人としてはカタカナ語「ユニーク」の意味は、「面白い」ではなく英単語 unique の意味をふまえて「独特である」という風に覚えておきたいですね。
IT用語における「ユニーク(一意)」の意味とは?
「ユニーク(unique)」は、IT分野では「重複(ちょうふく)しない」という意味で使われます。
インターネット広告運用における指標測定や、Webサイトやモバイルアプリの指標測定では、サイト・アプリに訪れた訪問者のことを「ユニークユーザー」と呼んだりします。
ユニークユーザーの数を表す「ユニークユーザー数」とは、「重複しないユーザーの数」つまり、「延べではなく正味のユーザー数」という意味になります。
ITの分野では、日常語としての意味とは異なり、データや識別名などについて、「重複のない(重複を取り除いた)」「一意の」「唯一の」「固有の」といった意味を表すのが一般的です。
ユニークの英語表現
ユニークは英語で「unique」と表記します。ユニーク(unique)は英語でもカタカナ語でもポジティブな意味で使われます。
unique
唯一の、他に類を見ない、比類のない、独特な、ユニークな、(…に)特有で、のみあって、珍しい、異常な、目立つ
引用:ユニークを英語で・英訳 – 英和辞典・和英辞典 Weblio辞書
「unique」のイディオム・例文
- a unique dining experience(ユニークな食事体験)
ユニークの由来・語源
uniqueの語源はラテン語の「uni」で「1つ(英語でいうoneの意味)」という意味の言葉です。
このことから「ユニーク(unique)」は「ひとつ」=「独特な」「類を見ない」というニュアンスで使われています。
ユニークの例文・使い方
ここでは、一般的に用いられるユニークの使い方と例文をご紹介、解説しています。
ユニークの例文・使い方|ユニークな人
「ユニークな人」とは少し他の人とは異なる感性の持ち主のことを指して表現する言葉です。
「皆と同じ意見を言わない独自のセンスがある」「その人が何か言うとものすごく不思議な説得力を持つ」など、独特な雰囲気や言動をする人を指します。
- 彼はいつも議論が錯綜するときに、画期的な視点から解決策を提示してくれる、ユニークな人だ。
- 彼女の作品には、ほかの芸術家には類を見ないテーマ設定が見られる。芸術の捉え方が非常にユニークな人だ。
- ユニークな人であることは、必ずしも面白い冗談を言う人とは限らない。むしろ、そのようなことのほうが少ないと言える。
ユニークの例文・使い方|ユニークユーザー
ユニークユーザーとは、サイト・アプリに訪れた正味の訪問者のことを指す言葉です。
広告・IT分野で用いられ、広告やWebメディア・アプリの指標測定の一般的な指標として用いられます。
ユニークユーザーは、Webブラウザーのクッキーなどを利用した識別可能な情報をもとに、重複した数をのぞいて算出されているため、「閲覧数:PV(ページビュー)」よりも正確なユーザーの数を表していると言えます。
ただし、現在のユニークユーザーの計測方法では、ほとんどの場合「各個人が複数端末、複数のWebブラウザを使っている場合」を計測することが困難であるため、確実にユーザーの人数を把握できているわけではありません。
- ユニークユーザー(UU)が100万人を突破した。
- ページビューではなく、ユニークユーザー数を見るべきだ。
- ユニークユーザーは、ブラウザーのクッキーごとに識別される。
ユニークの例文・使い方|ユニークスキル
「ユニークスキル」とは、ファンタジー系のロールプレイングゲーム(RPG)や、それを題材にした小説などで用いられる特殊能力(スキル)のうち、特に固有の存在(例:主人公のみだけが使えるスキルなど)だけが使うことのできる固有のスキルを表す言葉となります。
- 産まれながらに持つユニークスキル。
- ユニークスキルは大抵の場合、主人公が保有している。
- ユニークスキルを発動する。
ユニークの類語・言い換え語
ここでは、ユニークと言い換え可能な言葉と類語についてご紹介、解説しています。
ユニークの類語・言い換え語|特殊(とくしゅ)
特殊とは、「普通とは質的に違うこと」「性質が特別であること」を表す言葉です。
ユニークよりも珍しくはないが、普通とは明らかに異なる物事に対して使うことができます。
- 彼女は特殊な才能に恵まれている。
- これはあくまでも特殊な一例に過ぎない。
- 特殊なケースだが、まれに発生するものでもある。
ユニークの類語・言い換え語|独特(どくとく)
独特とは、「ユニーク」と同じ意味を持つ言葉で「そのものだけが有していること」を表現できます。
つまり、特殊よりもさらに範囲がせまく「オンリーワン」であることを意味する点で、ユニークと同じ意味を持ちます。
- 彼の料理の感想には、独特な表現が多い。
- 彼の筆使いは独特である。
- この映画はほかの同ジャンルの映画とは異なり、独特な展開を見せる。
ユニークの類語・言い換え語|特異(とくい)
特異とは、「普通と異なり特別なこと」「特に優れていること」を意味する言葉です。
特殊と同じ意味を持ちますが、「特に優れていること」も意味に含むため、良い意味で普通ではないといったニュアンスがあります。
- 彼は集中力が途切れない特異体質を持つ。
- 彼女は何かを描くことについて特異な能力を発揮する。
- 彼はチーム内でも特異な存在である。
ユニークの対義語・反対語
ここでは、ユニークと意味が反対である言葉と対義語についてご紹介、解説しています。
ユニークの対義語・反対語|「普通(ふつう)」「ノーマル」
「普通」あるいは「ノーマル(英語:normal)」は、「いつ、どこにでもあるような、ありふれたものであること」を意味する言葉です。
ユニークは「独特」という意味であり、普通とは反対の意味を持つ言葉となるため、対義語となります。
- 普通に生活することができれば、それだけで十分だ。
- ノーマルな趣味を持つとは、旅行や映画鑑賞、音楽を聴くなどのことだ。
ユニークの対義語・反対語|普遍的(ふへんてき)
普遍的とは、「すべてのものに共通しているさま」という意味を持つ言葉です。
極めて多くの物事に共通して見られることを表す言葉で、「普遍的な能力」「普遍的な考え方」などと使います。
ユニークは独特な能力や考え方などのことも表しますので、対義語となります。
- ユニークであることを目指すより、普遍的であることを目指す方がむずかしいのかもしれない。
- 普遍的な人の能力には、自然に言語を習得することができる点も含まれる。
ユニークの対義語・反対語|一般的(いっぱんてき)
一般的とは、「特殊な事物・場合についてでなく、広く認められ行き渡っているさま」を表す言葉です。
意味としては、普遍的と同一であり、「当たり前」「普通」であり、それが世の中に広く知れ渡っていることを指します。
ユニークとは「独特な」「他に類を見ない」を指すため、一般的とは正反対の意味を持ち、対義語となります。
- 困っている人を助けると言う発想は人類にとって一般的な考え方だ。
- このキャラクターは、国民的アニメの主人公として一般的な認知を得ている。
ユニークの意味や定義、使い方と例文について解説してきました。
ここまで読んできた方は、ユニークの本来の意味について、これまで自分が知っていたこと以上に知ることができたと感じるのではないでしょうか。ここまで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、今回知った知識を活かし、さらにスキルアップを目指したり、教養を深めていってくださいね!
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転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?
- 「失業リスクがある」
- 「これまでに積み重ねた経験・キャリアがムダになる」
- 「転職すると給料が下がる」
- 「新しい環境に慣れるのが大変そう」
しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。
1 転職活動に失業リスクはない!
転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。
一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。
大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。
20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。
20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。
つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。
ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。
理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」
人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。
2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。
つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。
理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」
転職市場が売り手市場だといっても、「実際に自分のもとに内定が来るかは分からない」という不安は残りますよね。
しかし、その点についても心配いりません。今では、「働きながら転職活動をすること」がふつうです。
たとえば、一昔前までは、下記のすべての転職準備を、自分で調べながらやる必要がありました。
- 求人を探す
- 履歴書・職務経歴書を作成する
- 面接準備をして面接日程を応募企業と調整する
- 面接を1次〜3次まで突破する
- 給与条件や入社日を人事側と調整する
- 今の会社を辞めるための退職手続きや保険関係の手続きをおこなう
これだけ見ても、かなり大変であることがわかりますよね。
でも今は、「転職エージェント」を活用することができます。
転職エージェントとは、あなたの代わりに希望条件に合った求人を選び、人事側とスケジュール調整をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削サポートをおこなってくれたりする無料サービスです。
そのため、転職するために仕事を先に辞める必要はありませんし、会社にバレる心配がありません。また、自分で準備するのは最小限にしたうえで転職活動をおこなうことができます。
…
以上2つの理由から、転職活動にリスクがないことがおわかりいただけたのではないかと思います。転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという方は下記記事をご覧ください。
おすすめ記事:転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!
おすすめ転職エージェントは下記記事でご紹介しています。活用法や利用の流れも解説しているので、「転職エージェントを選びたい」という方はぜひ参考にしましょう。
また、「自分で求人を探したい」「自分のペースで求人を見てみたい」という方は、こちらの「転職サイトランキング」を参考にしてくださいね。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
2 これまで積み重ねてきた経験・キャリアは転職で活かせる
転職するときの悩みのひとつとして多くあげられるのは、「これまで積み重ねてきた経験・キャリアがムダになってしまうかもしれない」という不安です。
特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。
これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。
「同じ業界・職種/業種」で活躍することができる仕事を探すには、「業界・職種/業種に特化した転職エージェントや転職サイトを使うこと」をおすすめします。
あなたの経験・キャリアを正しく評価してくれる職場であれば、今の給料よりも高い金額を提示してくれます。
もしなかったら、そのときは転職をしなければ良いのです。
業界・職種/業種専門の転職エージェントや転職サイトとは、たとえば「IT業界に特化した転職サービス」「広告業界に特化した転職サービス」「看護師・保育士・介護などの転職サービス」など様々です。
業界特化型の転職サービスや、特定業界に強い転職サービスは、TOPページで掲載しています。
どんな経験・キャリアであっても、それを評価してくれる職場は必ず存在します。
もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。
3 転職しても給料は下がらない
「転職すると給料が下がる」と何となく悪いイメージを持っている方はいないでしょうか?
それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。
それはなぜかといいますと、最初に給与条件を検索できる転職サイトや、給与条件を代わりに交渉してくれる転職エージェントは無数に存在するからです。
特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。
年収アップ転職をしたいと考えているなら、下記に掲載されている転職エージェントのうち、特に自分に会っていそうなものを順位1位から見てみることをおすすめします。
また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる
転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。
「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。
しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。
それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。
あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?
実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。
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参考:ユニークの英語・英訳 – weblio英和辞典・和英辞典