医薬品業界への転職を検討している方の中には、様々な方がいると思います。たとえば、未経験から目指す方や、すでに経験があるが、どこに転職できるかわからない方などです。
そんな方は、まず医薬品業界へ転職する場合の職種を理解した上で、自分が転職できる仕事を決めておくことが大切です。また、転職活動の進め方自体も学んでおく必要があります。
そこで今回は、医薬品業界を目指す方に向けて、「転職しやすい職種」「転職が難しい職種」を解説しています。また、転職活動をスムーズに進めるための方法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ぼっちよ、自分の経歴や学歴を整理した上で「転職できる職種」を知れば、医薬品業界への転職は可能じゃぞ!
また、転職活動の進め方もここで学んでおくのじゃ!
INDEX
医薬品業界への転職の実情|転職しやすい職種は?
製薬会社・医薬品業界への転職するといっても、具体的にどんな職種で転職できるんだろう??
医薬品業界の転職では、「転職しやすい職種」「転職が難しい職種」があるぞ!
まずは、自分の経歴やスキルに合わせて、転職できる職種を定めることが大切じゃ!
医薬品業界への転職では、「転職しやすい職種」「転職が難しい職種」があります。
転職前に、「どんな仕事であれば転職することができるのか?」をおさえておくことは非常に大切ですので、下記では転職しやすい職種についてまとめています。
転職しやすい職種
製薬会社の中で、特に転職がしやすいのが「MR」です。MRは製薬会社の営業職です。
医師や薬剤師に対して医薬品や医療機器に関するアドバイスを行い、自社の製品を売ることが仕事になります。
他業種・他業界からの転職者も多いため、製薬会社へ未経験から入りたい方はMRを目指すべきであるといえるでしょう。
転職しにくい職種
- 研究職
- 開発職
- 品質管理
MRと比較し、上記の職種は前職までの経験・スキル、学部・院の研究内容と、求人先が求めている仕事内容がマッチしていることが条件になります。
科学分野で専門知識を持っている方が転職する場合には、できる限り自分の研究内容や仕事の成果と親和性のある求人を見つけることがカギになります。
ひとりで求人を探す方法もありますが、あなたの専門分野を理解した上で転職先を紹介してくれる「転職エージェント」を活用することも方法のひとつです。
自分の条件にあった転職先を見つけることができるでしょう。
ここまで、医薬品業界へ転職する場合、「転職しやすい職種」「転職が難しい職種」をそれぞれご紹介しました。
全くの未経験から転職する場合にはMRを目指すべきですが、実務経験や親和性の高い専門分野を研究している理系の方は、製薬会社の研究開発職へ転職できる可能性が高いです。
ただし、どちらの場合でも「転職活動の進め方」をよく理解していなければ、上手に転職先を見つけることができません。
下記では、医薬品業界への転職を成功させるためのポイントについて解説しています。
医薬品業界への転職者が転職に成功するための転職活動のポイント
…実際に転職活動を進めること自体が不安だな…
大丈夫じゃ!
「転職活動でやるべきこと」を整理しておこう!
下記では、転職活動で必ずやるべきことを説明しています。
すべて参考にして頂き、スムーズに転職活動を進めていきましょう!
1 条件を明確にする
転職活動で最も大切なことは、転職先に求める条件を明確にすることになります。
条件とは、下記のポイントです。応募する求人を決める前にしっかり考えておきましょう。
- 「給与」「勤務地」「休日」などの待遇条件
⇒募集要項をよく見る - 社風や人間関係などの職場環境
⇒職場見学・エージェントに教えてもらう - 仕事内容や任される業務の範囲
⇒募集要項・会社HP・エージェントに教えてもらう
転職エージェントでは、紹介してくれる職場の社風や上司の特徴などの独自データを持っている場合がほとんどです。
転職後に「イメージと違った職場だった」ということがないように、あらかじめ転職先に求める条件を整理した上で、応募する求人を決めましょう。
2 面接対策を行う
面接対策は、採用面接を突破するために必ず行うべき準備です。
就職活動のとき以上に、業務経験や具体的な仕事のスキルなどについて質問されることが多いため、必ず事前に準備しておく必要があります。
面接対策は、下記のポイントに沿って行いましょう。
- 自己PR
⇒あなたの経験・スキル・資格を整理しておく - 職種の志望動機(営業・事務など)
⇒他の職種ではなく、なぜその職種として働きたいのか? - 会社を選んだ志望動機
⇒他の会社ではなく、なぜこの会社なのか?
面接対策は、転職エージェントがサポートしてくれます。
一人で転職面接対策をすることに不安を持っている方は、エージェントにサポートしてもらいながら面接準備を行いましょう。
3 退職手続きの準備をしておく
退職手続きは、今の仕事を円満に辞めるために最低限行うべき準備のことを指します。
手続きのやり方を知っておくと、転職で余計なことに悩んでしまうのを避けることができます。
- 退職する旨を上司に伝える
- 退職届・退職願を会社に提出する
- 書面の手続きを行う
退職手続きは、実際に転職活動を始めてからでも遅くありませんので、焦る心配はありません。
書面の手続きで必要なものは、下記のとおりです。
会社に返却するもの
- 健康保険証
- 社員証明書
- 制服・備品など
会社から受け取るもの
- 源泉徴収票(転職先での申告や年末調整に必須)
- 雇用保険被保険者証(雇用保険を受け取る際に必要。1年以内の転職なら雇用期間が通算になる。)
- 年金手帳(14日以内に転職先が決まっている場合:転職先で年金加入に必要。転職先が決まっていない場合:退職後14日以内に国民年金に自身で加入する)
- 離職票(失業給付やハローワークに提出する場合必要。一般的には退社後送付される。)
手続きは煩雑ですので、心配な場合は転職エージェントや今の職場の信頼できる上司、会社の窓口に相談しておきましょう。
4 転職エージェントを活用する
優良企業への転職を目指すのであれば、転職エージェントを必ず活用すべきです。
転職エージェントを使えば在職しながら転職活動ができるので、リスク無しで転職したい求人を見つけることができます。
転職エージェントのメリットは、下記にすべてまとめています。
転職エージェントのメリット
- 利用は無料
- 転職先の内部事情を教えてくれる(職場の内情、給与の相場)
- 面接や入社日のスケジュールを代行してくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる(履歴書などの作成・面接対策)
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる(何度でも)
つまり、あなたの転職をすべて無料でサポートしてくれるのが、転職エージェントになります。
転職エージェントは、あなたが求人に採用されることで利益を得るため、正社員転職を目指すあなたと目的は同じです。
大手エージェントであれば、「無理やり転職させられる」「ブラックな職場を紹介される」といったこともないため、安心して活用できるでしょう。
また、転職エージェントは4つ以上登録して使い分けると、転職成功率がアップするデータがありますので、複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。
下記では、転職エージェントに登録したあと、どのように転職活動が進むのかを解説しています。
使うのが少し不安な方は、まず最初に「登録後の流れ」を参考にしましょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの?
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ!
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。
転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
<転職エージェント登録後の流れ>
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る(一週間程度)
- 担当のエージェントと転職相談を行う。(対面か電話)
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ(希望するものがない場合は2へ)
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。
場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
化学業界の転職で活用すべき転職サービス
マイナビエージェント|20〜30代の転職活動に最適!
『マイナビエージェント』の特徴
有名な就職サービス『マイナビ』が運営する転職エージェントサービスが「マイナビエージェント」です。
キャリア事業の大手ならではの信頼感と、太いパイプが売り。
特に20〜30代向けの求人情報に強みがあるため、転職が初めてで不安な若手社会人の方におすすめです。また、相談しながら転職活動を進めたい人にとっても力強い味方になってくれます。
20〜30代の方はほかの転職エージェントと同時に登録しておくことをおすすめします。
どんな人にオススメ?
- 希望する職種・業種が複数ある方。
- 大企業からベンチャー企業まで、あらゆる選択肢を考えているが転職に自信がない方。
- 20〜30代、第二新卒の方で、転職活動の選択肢を増やしたい方。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの?
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ!
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう!
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!
まとめ|化学業界の転職を成功させよう
転職エージェントを使えば、自分に合った求人を見つけることができるじゃろう!
わかったよ、はかせ!
まずは「転職エージェント」に登録してみるね!
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの?
それはお母さんに聴きなさい。
今回は、医薬品業界を目指す方に向けて、「転職しやすい職種」「転職が難しい職種」を解説してきました。
医薬品業界は、職種によって転職の事情や求められる人材が異なるために、自分の経験・スキルとマッチした求人を見つけることが大切です。
自分の条件にあった求人を見つけることができるよう、今回の記事をぜひ参考にしてくださいね。
はかせ、ボク医薬品の会社に転職したいと考えているんだけど…
転職するのは難しいかな??