「シニカル」とは、どのような意味を持つ言葉なのでしょうか?
シニカルという言葉はたまに使われる言葉なので、何となくわかったつもりで使ってしまっている方も多いのではないでしょうか。しかし、あなたの使い方によっては間違っている可能性があります。
正しい意味でボキャブラリーを高めていきたいとあなたも考えているはず。
そこで今回は、シニカルの本来の意味や定義を解説するとともに、例文や使い方についてわかりやすく解説していきます。また、類語・言い換え語との違い、対義語の意味についても触れていきます。
「シニカルの意味、ちょっとあやふやだな」という方はぜひ参考にしてください。
「転職活動を始めたい」と少しでも考えている方は、ぜひ下記記事をご覧ください。
INDEX
「シニカル」とは?|意味と定義を解説!
「シニカル」にはどのような意味・定義があるのでしょうか?
ビジネスシーンでも日常生活でも、あなたの周りでは使われることが多いはずです。だからこそ、「シニカル」と検索窓に打ち込み、意味を調べようとしているのではないでしょうか。
しかし、シニカルの意味・ニュアンスや内容は状況や個人の使い方によって異なります。そのため、もともとの意味、本来の定義をおさえておくことが大切になります。
シニカルの本来の意味・定義を知れば「こんな使い方があったのか!」「もともとこんな意味があったのか!」ということが分かるようになります。
もちろん、気になるポイントだけをかいつまんで見てみるだけでもOK。ぜひ活用してください。
シニカルって何?シニカルな人って?|意味・定義を簡単にわかりやすく!
シニカルは「皮肉な態度をとるさま。冷笑的。嘲笑的。ひねくれた」という意味を表す言葉です。
これだけ言っても「ピンとこなっ!」という方もいるかと思うので具体的に説明します。
例えば「シニカルな表情」と言えば皮肉を込めて相手を見下した表情をするという意味になりますし、「シニカルな性格」と言えばひねくれた性格ということになります。
ちなみに「シニカルなツイート」というものもありまして、、、
息子よ… 色を塗り間違えているぞwww pic.twitter.com/AGdoAyeDBL
— 孫悟空 144k (@haaaaaaa___) July 20, 2015
大相撲カレンダーの使い終わったページを切り抜いて、私の部屋に力士を出現させることが母親のブームらしい 今月はベッドに寝転がって部屋の隅を見上げたら、豪栄道が立合いを始めていた。 . pic.twitter.com/IssTtQUidN
— ツイッターバズ速報 (@twi_buzzsoku) April 23, 2018
こんな感じのやつです。ネタで使われる時はシュールとかブラックジョークに近いニュアンスかもしれませんね。
シニカルの英語・語源・由来
シニカルの英語
シニカルは英語で「cynical」と書きます。意味としては以下の通りで日本語とほぼ同じ意味で使われています。
cynicalとは
皮肉な、冷笑的な、世をすねた、冷笑的で
引用:cynicalの意味・使い方 – 英和辞典 Weblio辞書
イディオムとしては以下のようなものがあります。
a thin cynical smile
かすかな冷笑
be cynical about politicians
政治家の誠実さなど信用しない.
シニカルの由来
シニカルという言葉はそもそも古代ギリシャで生まれたソクラテスの弟子であるアンティステネスを祖とするヘレニズム期の古代ギリシアの哲学の一派のキュニコス派という哲学の流派から生まれた言葉なんです。キュニコス派は英語でcynicと書くのですがこの形容詞系がcynical(シニカル)です。
ソクラテスの「無知の知」というのは聞いたことがあると思います。自らの無知を自覚することが真の認識に至る道であるとするというソクラテスの哲学の根本的な考え方です。
ソクラテスは当時この「無知の知」の考え方を他の哲学者や若者たちに広めてようとしていました。つまりたくさんの議論を重ね論破を重ねることで無知の知を気づかせさらに考え方を深めさせようとしたのです。
こういったソクラテスの考え方を引き継いだキュニコス派の弟子たちはいつの日かその活動を続ける中でギリシャ社会に失望するようになっていきます。
そして次第に社会を「見下し、嘲笑した」考え=キュニコス派という印象が広まりました。ここから、人を見下した態度をとることを「シニカル」というようになったんです。
でもこう考えていくと、もしかしたら本当に無知の知を知らなければいけなかったのはキュニコス派のひとたちだったのかもしれませんね。。。ひねくれて他人を批判していても現実は1ミリも進まないしなーーんにも解決しませんからね。。。(筆者の勝手な見解)
シニカルの例文
- 君はシニカルな人だね。あ、褒めてないよ?
- なんかシニカルな物言いだなぁ。。ぼくは嫌いだなぁ。。
- シニカル王子(ゲーム「あんさんぶるスターズ!」のキャラクター「瀬名泉」のアダ名)
- 【初音ミク】シニカルブルーは眠らない(もはや例文でもなんでもない)
シニカルの類語・言い換え語 |アイロニカルとの違いと使い方
シニカルとよく比較される言葉としては「アイロニカル」があります。
どちらも「皮肉な」という意味があるのですが、実は使い方が全く違うんです!
それぞれ違いを解説していきます。
シニカルの使い方
シニカルは前述した通り、「シニカルな表情」と言えば皮肉を込めて相手を見下した表情をするという意味になりますし、「シニカルな性格」と言えばひねくれた性格ということになります。
つまりひねくれた態度を表す言葉で、そう言った性質もあってか人の性格や態度について使われることが多いです。
アイロニカルの使い方
対してアイロニカルは「風刺」というニュアンスが強い言葉です。
なので「アイロニカルな作品」と言えば風刺的で物事を違う角度から見た作品ということになります。
本来起こってはならないことが起こってしまった、という意味でも使われることがあり、そういう意味ではアイロニカルは「物事や現象や作品」に対する皮肉を表す場合が多いです。
シニカルの対義語・反対語
ユーモラス(humorous)が対義語となります。
ユーモラス
ユーモアがあるさま。おかしみのあるさま
ユーモアが「人間生活ににじみ出る、おかしみ。上品なしゃれ。人生の矛盾・滑稽(こっけい)等を、人間共通の弱点として寛大な態度でながめ楽しむ気持」なので面白くておしゃれで寛大な性質と言った具合です。
シニカルの意味や定義、使い方と例文について解説してきました。
ここまで読んできた方は、シニカルの本来の意味について、これまで自分が知っていたこと以上に知ることができたと感じるのではないでしょうか。ここまで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、今回知った知識を活かし、さらにスキルアップを目指したり、教養を深めていってくださいね!
次では、ビジネスパーソンとして成長したいあなたに向けて、「転職活動のコツ」を解説しています。あなたが下記の項目に当てはまるなら、ここでページを戻さず、ぜひ次をお読みください。
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少しでも自信がないなと感じる方は、ぜひ下記の転職するための4つのコツをお読みください。
今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ
ここでは、今の職場や待遇、働き方に不満を抱いている方に向けて、転職活動を始めるにあたって必ずおさえておくべきことをご紹介していきます。
転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?
- 「失業リスクがある」
- 「これまでに積み重ねた経験・キャリアがムダになる」
- 「転職すると給料が下がる」
- 「新しい環境に慣れるのが大変そう」
しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。
1 転職活動に失業リスクはない!
転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。
一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。
大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。
20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。
20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。
つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。
ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。
理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」
人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。
2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。
つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。
理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」
転職市場が売り手市場だといっても、「実際に自分のもとに内定が来るかは分からない」という不安は残りますよね。
しかし、その点についても心配いりません。今では、「働きながら転職活動をすること」がふつうです。
たとえば、一昔前までは、下記のすべての転職準備を、自分で調べながらやる必要がありました。
- 求人を探す
- 履歴書・職務経歴書を作成する
- 面接準備をして面接日程を応募企業と調整する
- 面接を1次〜3次まで突破する
- 給与条件や入社日を人事側と調整する
- 今の会社を辞めるための退職手続きや保険関係の手続きをおこなう
これだけ見ても、かなり大変であることがわかりますよね。
でも今は、「転職エージェント」を活用することができます。
転職エージェントとは、あなたの代わりに希望条件に合った求人を選び、人事側とスケジュール調整をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削サポートをおこなってくれたりする無料サービスです。
そのため、転職するために仕事を先に辞める必要はありませんし、会社にバレる心配がありません。また、自分で準備するのは最小限にしたうえで転職活動をおこなうことができます。
…
以上2つの理由から、転職活動にリスクがないことがおわかりいただけたのではないかと思います。転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという方は下記記事をご覧ください。
おすすめ記事:転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!
おすすめ転職エージェントは下記記事でご紹介しています。活用法や利用の流れも解説しているので、「転職エージェントを選びたい」という方はぜひ参考にしましょう。
また、「自分で求人を探したい」「自分のペースで求人を見てみたい」という方は、こちらの「転職サイトランキング」を参考にしてくださいね。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
2 これまで積み重ねてきた経験・キャリアは転職で活かせる
転職するときの悩みのひとつとして多くあげられるのは、「これまで積み重ねてきた経験・キャリアがムダになってしまうかもしれない」という不安です。
特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。
これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。
「同じ業界・職種/業種」で活躍することができる仕事を探すには、「業界・職種/業種に特化した転職エージェントや転職サイトを使うこと」をおすすめします。
あなたの経験・キャリアを正しく評価してくれる職場であれば、今の給料よりも高い金額を提示してくれます。
もしなかったら、そのときは転職をしなければ良いのです。
業界・職種/業種専門の転職エージェントや転職サイトとは、たとえば「IT業界に特化した転職サービス」「広告業界に特化した転職サービス」「看護師・保育士・介護などの転職サービス」など様々です。
業界特化型の転職サービスや、特定業界に強い転職サービスは、TOPページで掲載しています。
どんな経験・キャリアであっても、それを評価してくれる職場は必ず存在します。
もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。
3 転職しても給料は下がらない
「転職すると給料が下がる」と何となく悪いイメージを持っている方はいないでしょうか?
それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。
それはなぜかといいますと、最初に給与条件を検索できる転職サイトや、給与条件を代わりに交渉してくれる転職エージェントは無数に存在するからです。
特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。
年収アップ転職をしたいと考えているなら、下記に掲載されている転職エージェントのうち、特に自分に会っていそうなものを順位1位から見てみることをおすすめします。
また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる
転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。
「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。
しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。
それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。
あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?
実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。
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