公認会計士の方の中には、職場の待遇や人間関係など、様々な要因で「転職したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
中でも、公認会計士としてのスキルを活かして働くことのできる監査法人への転職を検討している方に向けて、今回は、公認会計士が転職する方法やポイントについて解説しています。
自己紹介が雑ゥ!
…これまで積んできた経験・スキルを活かした転職は十分可能じゃ!むしろ、経験やスキルを正当に評価してもらえる職場で働くチャンスでもあるんじゃ!
ほんと!じゃあ転職方法を教えてよ!
監査法人はどんな会計士におすすめなのか?
公認会計士としてこれまで経験を積んできた方の中で、「監査法人への転職」に向いている人の特徴をご紹介しています。
ご自身の経験・実績のうち、「当てはまっている部分」を確認した上で、具体的な転職方法について学んでいきましょう。
- 監査経験がある方
- 20代後半〜30代前半の会計士
- インチャージ(主査・主任)業務経験
上記3つのいずれかに当てはまる会計士の方は、監査法人への転職で有利になることが多いです。
監査法人への転職状況は、景気やその年の税理士試験合格者数によって変動しますが、監査法人でも重宝される経験や、比較的年齢が若い方であれば転職市場でも求められます。
まずは、「自分がなぜ転職したいのか?」をしっかり考えることが大切でしょう。
下記では、公認会計士の方が転職活動をすすめるにあたっておさえておきたい情報を掲載しています。監査法人を含め、会計士として転職を検討している方はぜひ参考にしてください。
「転職したい!」と考えてませんか?
公認会計士として仕事を続けていると、様々な悩み・課題に突き当たります。あなたが転職したいと薄々と感じている理由は、下記のいずれかに当てはまるでしょうか。
- 給料・休みが少ない
- 職場の人間関係に疲れた
- 他の職場でスキルアップ・給与アップしたい
上記の3つに当てはまる方は、転職を検討すべきです。
「公認会計士の経験を活かして、もっと良い環境・条件の職場ではたらきたい!」という方は、下記の転職方法を参考にしてください。
「30代間近(もしくは30代前半)だから、今の職場を辞めることには抵抗がある」という方も、まだまだ経験・スキルを活かせる仕事を見つける方法はあります!
公認会計士の転職は年齢によってどう変わる?
公認会計士として転職を検討している方の中には、「30代」もしくは20代後半の方が多いことでしょう。
そして、転職するにあたって最も気になるのは「年齢によって採用を見送られることが多いのではないか?」というポイントではないでしょうか。
確かに、転職を考えてみたときには「年齢がある程度あるとなかなか雇ってもらえない」といったネガティブなイメージを持ってしまいますよね。
しかし、30代のミドル層の転職は今ではすでに当たり前になってきています。
人手不足の影響を受けて、ミドル人材を対象とした求人が「増えている」、「どちらかと言えば増えている」と回答した転職コンサルタントは約80%。企業からのミドル人材ニーズは確実に増加しているようです。
引用:人手不足がミドル求人に及ぼす影響は?転職コンサルタント105人に聞いた見解と展望。
上記データは、大手転職サービスを運営する「エン転職」が調査したデータです。転職市場全体の傾向の根拠としては、確実性のある情報といえます。
加えて、転職に成功した年齢を見ると、ミドル人材と呼ばれる30代前半が平均となっていることが分かります。
現在は、20代後半からの転職市場も伸びているようですが、それを含めて考えると20代後半〜30代前半が転職に適した時期であることが、よくわかりますよね。
では、実際に転職を考えている方は、どのように転職活動を進めていくべきなのでしょうか?
次ページでは、転職活動を成功するためにすべきことや転職方法、そして活用すべき転職サービスをご紹介しています。
はかせ、ボク公認会計士なんだけど、監査法人に転職できるかな??