総括/綜活の意味とは?ビジネス例文と使い方、語源と英語表現を解説

総括の意味とは?ビジネスにおける使い方と類語「総括」との違い!
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「総括」とは、「個々のものを一つにまとめること。全体を見渡して、まとめをすること」という意味を持つ言葉です。

総括という言葉はたまに使われる言葉なので、何となくわかったつもりで使ってしまっている方も多いのではないでしょうか。しかし、あなたの使い方によっては間違っている可能性があります。

正しい意味でボキャブラリーを高めていきたいとあなたも考えているはず。

そこで今回は、総括の本来の意味や定義を解説するとともに、例文や使い方についてわかりやすく解説していきます。また、類語・言い換え語との違い、対義語の意味についても触れていきます。

「総括の意味、ちょっとあやふやだな」という方はぜひ参考にしてください。

「転職活動を始めたい」と少しでも考えている方は、ぜひ下記記事をご覧ください。

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2017.12.25

総括するの意味とは?

総括(そうかつ)は「個々のものを一つにまとめること。全体を見渡して、まとめをすること」という意味です。

総括(そうかつ)とは、物事を一つにまとめ、締めくくること。

引用:総括 – Wikipedia

連合赤軍の総括

革新政党・労働組合・学生組織が、一定の時期の活動の「しめくくり」として使う言葉としての「総括」も有名です。

特に、1971年〜1972年の「連合赤軍」の山岳ベース事件において、この言葉が広く知られることとなりました。

引用:総括 (連合赤軍) – Wikipedia

「総括」=「まとめ」の意味を持つ

総括はほぼまとめと同じ意味を持ちます。総括は難しい用語や内容を扱うときに使うことが多いです。

総括と統括の意味の違い

総括は「意見・会議の取りまとめ」統括「組織・人の取りまとめ」という使い分けです。

統括の「統」は統べるからきているので人に使うということなんですね。

総括と考察の意味の違い

発音こそ似ていますが、考察は「物事を明らかにするためによく考え調べること」という意味なので全然意味が違います。

レポートや論文などで「総括」と「考察」が混同する場合が多いですが、「考察」は、どうしてその結論に至ったのかその過程を説明する部分で「総括」はその結論を書く部分となります。

総括と感想の意味の違い

感想は「ある物事に触れて心に感じたことや思ったこと、所感」という意味です。

総括はまとめなので、意味が全く違います。全体を見渡してまとめるというニュアンスが強いです。

総括の使い方と例文

総括の使い方と例文|総括的な

「総括的な○○」と表現することで、一部・個別ではなく全体・全般に渡ることを表すことができます。

「総括的な意見としては〜」「総括的な批評を述べるなら…」という使い方をします。

総括の使い方と例文|総括報告(書)・総括レポート

「総括報告書」「総括レポート」など、一定期間で調査・分析した調査・研究内容を報告資料としてまとめたものを指し示すときにも「総括」を使います。

特に、医薬品や医療機器の製造・販売に先立ち、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる臨床試験(治験)に関する報告書で使われる言葉です。

総括の使い方と例文|一年の総括・今年の総括

「今年一年の振り返り」を「一年の総括」「今年の総括」と表現することがあります。

この場合「1年を振り返って、ざっくりまとめると○○だった」という内容をまとめることを表しています。

総括の使い方と例文|役職:総括マネージャー

エリアや店舗などをまとめて管理する人という意味です。

例:総括マネージャーが店にくるので気を引き締めなきゃ。

総括の使い方と例文|「意見を総括する」

意見をまとめるという意味です。

例:みんなの意見を総括するとこういうことだよね?

総括の使い方と例文|「(活動内容・事業内容など)を総括する」

活動内容・事業内容などをまとめるという意味です。

例:活動内容を総括すると僕らは人を幸せにするために全てのことをやっているということになります。

総括の使い方と例文|「予算の総括」

予算をまとめて見れるものを表しています。

例:こちらが予算の総括となります。

総括の語源・由来

総は「総合」で括は「くくる」という意味なので、総合的なものをくくるというところから、「まとめ」という意味になりました。

総括の英語

summarization

英語の例文・イディオム

summarize(総括する)

総括の類語・言い換え語

要覧 ・ 略 ・ 大抵 ・ 摘記 ・ 概論 ・ 要言 ・ 概略 ・ 要説 ・ 大要

総括の対義語・反対語

「個別」「断片」です。


総括の意味や定義、使い方と例文について解説してきました。

ここまで読んできた方は、総括の本来の意味について、これまで自分が知っていたこと以上のことを知ることができたと感じるのではないでしょうか。ここまで読んでいただきありがとうございました。

ぜひ、今回知った知識を活かし、さらにスキルアップを目指したり、教養を深めていってくださいね!

次では、ビジネスパーソンとして成長したいあなたに向けて、「転職活動のコツ」を解説しています。あなたが下記の項目に当てはまるなら、ここでページを戻さず、ぜひ次をお読みください。

  • 今の職場での人間関係やコミュニケーションに疲れている。
  • 仕事が楽しくなく、毎日が変わり映えしない。
  • ほかの業界・職種/業種に転職したいと考えている。
  • 給料をアップさせたいが方法が分からない。
  • 自分に合った職場はほかにあるんだと感じ始めている。

ひとつの項目でも当てはまるあなたは、用語を学ぶだけではなく、働き方や生き方を満足できるものにするために、働き方や生き方を変えるべきです。

「このままずっと同じ職場で働くつもりだ」と、あなたは自信を持って言えるでしょうか?

少しでも自信がないなと感じる方は、ぜひ下記の転職するための4つのコツをお読みください。

今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ

今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ

ここでは、今の職場や待遇、働き方に不満を抱いている方に向けて、転職活動を始めるにあたって必ずおさえておくべきことをご紹介していきます。

転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?

  1. 「失業リスクがある」
  2. 「これまでに積み重ねた経験・キャリアがムダになる」
  3. 「転職すると給料が下がる」
  4. 「新しい環境に慣れるのが大変そう」

しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。

1 転職活動に失業リスクはない!

転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。

一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。

大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。

20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。

引用:年代別の転職回数と採用実態 – リクナビNEXT

20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。

つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。

ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。

理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」

人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。

2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。

引用:中途採用調査 – リクルートワークス

つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。

理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」

転職市場が売り手市場だといっても、「実際に自分のもとに内定が来るかは分からない」という不安は残りますよね。

しかし、その点についても心配いりません。今では、「働きながら転職活動をすること」がふつうです。

たとえば、一昔前までは、下記のすべての転職準備を、自分で調べながらやる必要がありました。

  • 求人を探す
  • 履歴書・職務経歴書を作成する
  • 面接準備をして面接日程を応募企業と調整する
  • 面接を1次〜3次まで突破する
  • 給与条件や入社日を人事側と調整する
  • 今の会社を辞めるための退職手続きや保険関係の手続きをおこなう

これだけ見ても、かなり大変であることがわかりますよね。

でも今は、「転職エージェント」を活用することができます。

転職エージェントとは、あなたの代わりに希望条件に合った求人を選び、人事側とスケジュール調整をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削サポートをおこなってくれたりする無料サービスです。

そのため、転職するために仕事を先に辞める必要はありませんし、会社にバレる心配がありません。また、自分で準備するのは最小限にしたうえで転職活動をおこなうことができます。

以上2つの理由から、転職活動にリスクがないことがおわかりいただけたのではないかと思います。転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという方は下記記事をご覧ください。

おすすめ記事:転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!

転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!

2018.02.22

おすすめ転職エージェントは下記記事でご紹介しています。活用法や利用の流れも解説しているので、「転職エージェントを選びたい」という方はぜひ参考にしましょう。

また、「自分で求人を探したい」「自分のペースで求人を見てみたい」という方は、こちらの「転職サイトランキング」を参考にしてくださいね。

おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ

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2017.12.25

2 これまで積み重ねてきた経験・キャリアは転職で活かせる

転職するときの悩みのひとつとして多くあげられるのは、「これまで積み重ねてきた経験・キャリアがムダになってしまうかもしれない」という不安です。

特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。

これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。

「同じ業界・職種/業種」で活躍することができる仕事を探すには、「業界・職種/業種に特化した転職エージェントや転職サイトを使うこと」をおすすめします。

あなたの経験・キャリアを正しく評価してくれる職場であれば、今の給料よりも高い金額を提示してくれます。

もしなかったら、そのときは転職をしなければ良いのです。

業界・職種/業種専門の転職エージェントや転職サイトとは、たとえば「IT業界に特化した転職サービス」「広告業界に特化した転職サービス」「看護師・保育士・介護などの転職サービス」など様々です。

業界特化型の転職サービスや、特定業界に強い転職サービスは、TOPページで掲載しています。

どんな経験・キャリアであっても、それを評価してくれる職場は必ず存在します。

もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。

3 転職しても給料は下がらない

「転職すると給料が下がる」と何となく悪いイメージを持っている方はいないでしょうか?

それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。

それはなぜかといいますと、最初に給与条件を検索できる転職サイトや、給与条件を代わりに交渉してくれる転職エージェントは無数に存在するからです。

特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。

年収アップ転職をしたいと考えているなら、下記に掲載されている転職エージェントのうち、特に自分に会っていそうなものを順位1位から見てみることをおすすめします。

おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ

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2017.12.25

また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。

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2017.12.25

4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる

転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。

「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。

しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。

それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。

あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?

実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。

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2017.12.25

参考資料:総括 – Wikipedia

参考資料:総括の意味・解説 – weblio辞書

参考資料:総括/綜括(読み)ソウカツ – コトバンク

参考資料:総括 – ニコニコ大百科

参考資料:「総括」の意味 – goo辞書

参考資料:「総括」の類義語・同義語 – goo辞書

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