「構築」とは、「基礎の構えから始めて全体を築く(作り上げる)こと」を指す言葉です。
構築という言葉はたまに使われる言葉なので、何となくわかったつもりで使ってしまっている方も多いのではないでしょうか。しかし、あなたの使い方によっては間違っている可能性があります。
正しい意味でボキャブラリーを高めていきたいとあなたも考えているはず。
そこで今回は、構築の本来の意味や定義を解説するとともに、例文や使い方についてわかりやすく解説していきます。また、類語・言い換え語との違い、対義語の意味についても触れていきます。
「構築の意味、ちょっとあやふやだな」という方はぜひ参考にしてください。
「転職活動を始めたい」と少しでも考えている方は、ぜひ下記記事をご覧ください。
INDEX
構築するとは何か?|読み方・意味・辞書の定義を簡単にわかりやすく!
ここでは、構築の読み方と意味・辞書の定義に始まり、「構成」「確立」といった構築と意味内容が似ている言葉との使い方・意味の違いについて解説していきます。
構築の意味とは?
「構築」とは、「組み立てて築くこと」「基礎の構えから始めて全体を築く(作り上げる)こと」を意味する言葉です。
こう‐ちく【構築】
[名](スル)組み立てて築くこと。「城を構築する」「理論を構築する」
引用:構築 – コトバンク
お城や陣地、建築物などモノを物理的なものを「作り上げる」際に使うだけではなく、「論理」「関係性」など概念的なものを作り上げることを表現する際にも、「構築(する)」を使うことができます。
構築と構成の意味の違い
構築と似ている言葉には「構成(こうせい)」があります。
構成とは「各部分を集めて、または各部分が集まって全体を組み立てること」という意味を持つ言葉で、「構成要素」「家族構成」などのように使われます。
また、「○○を構成する」で、「いくつかのものをまとまりのある要素に組み立てること」というニュアンスでも使われます。
使い方の違いとして、「構築」は自分から何かを築いていく、という行動を表しますが、「構成」は「要素が集まっている」「要素から成る」など受身的なニュアンスが強めです。
たとえば、構成の場合は「この会社は2社の子会社と1社の親会社から構成される」「このサプリメントは○○と△△の成分から構成される」などと使いますが、構築の場合は「法令に抵触しない事業運営体制を構築する」「信頼関係を構築する」などと使います。
構築と確立の意味の違い
「確立(かくりつ)」とは、「しっかりと打ち立てること」「しっかりと定まって動かないこと」を意味する言葉です。
構築は、「組み立てて築くこと」という意味を持ちますが、確立は「組み立てたものが動かずしっかりと定まっていること」を意味する点に違いがあります。
たとえば、「取引先A社の担当者とビジネス上の信頼関係を構築する」が意味するのは、担当者と取引をスムーズにするための関係性を作り始めた、ということです。
一方、「取引先A社の担当者とビジネス上の信頼関係が確立する」が意味するのは、担当者とはっきりとした信頼関係を築き上げられ、それが簡単にはぶれないほど強い関係性になったことを意味します。
「構築」から「確立」へとフェーズが移っていく、とイメージすると、違いがわかりやすいのではないでしょうか。
ビジネスにおける構築の意味とは
ビジネスシーンでは、「構築」が主に人間関係やビジネス上の信頼関係、顧客と接点を作ることを意味する言葉として用いられます。
構築というと、単純に「人間関係を作る」「信頼関係を作る」などと表現するよりも、「丁寧」「少しずつ慎重に」「コツコツと積み上げる」というニュアンスが含まれます。
ビジネスにおける「構築」の例文・使い方
- 継続的に先方のオフィスを訪問し、取引先との信頼関係を構築する。
- 顧客との関係性構築に向かって努力する。
- 上長との信頼関係を構築する。
IT分野における構築の意味とは
IT分野においては「システム構築」「サーバー構築」などの用語で使用します。
「システム構築」とは、情報システムを構成するソフトウェアや機器・資材の開発・調達を行い、それらの機器・資材を全体として動作するシステムに組み立てることを指す言葉です。
「サーバー構築」とは、インターネットを通じたシステム・ソフトウェアのサーバーを構築することです。
IT分野では、こうしたハード、ソフトウェアの環境を作り上げることを「構築」と呼びます。
IT分野における「構築」の例文・使い方
- 社内の顧客管理システムを構築する。
- レンタルサーバーではなく、自社サービス用のサーバーを構築する。
構築の例文・使い方
構築には様々な用法があり、何かを作り上げること全般に「構築(する)」を使うことができます。
ここでは、構築を使う一般的な表現や使い方を例文を交えてご紹介し、解説していきます。
構築の例文・使い方1|「構築する」の意味とは
基礎の構えから始めて全体を築く(作り上げる)という意味の「構築」を動詞として用いて、「構築する」と表現します。
もっとも一般的な構築の使い方であり、ビジネスシーンでは頻繁に用いられます。物理的もののみならず、信頼関係や友好な関係といった人間関係にまつわること、仕組みやシステムといった概念にも使うことができます。
- 信頼関係を構築する。
- 継続的に会合を開き、親睦を深めることで友好な関係を構築する。
- 社内用に、独自のコミュニケーションツールを構築する。
構築の例文・使い方2|「構築を図る」の意味とは
「構築を図る」という場合には、「構築を計画する」という意味になります。
たとえば、「システムの構築を図る」「友好な関係の構築を図る」などと使います。構築することを計画・予定している際に用いる表現です。
- 人間関係の良好な構築を図る目的で、社内に部活動制度を導入する。
- 社内に最適化した業務効率化ツールの構築を図った。
構築の例文・使い方3|「再構築」の意味とは
「再構築」とは、「既にある程度組み立てが進んでいるものを、一旦打ち壊して、再度組み立て直すこと」を意味する言葉です。
構築は複数の要素を組み合わせて作り上げることを指す表現ですが、それを一度「分解」「破壊」した上で、もう一度作り直すことを指します。
- 抜本的な社内の顧客管理の改革が必要であり、ユーザー情報を新規顧客管理システムで管理する再構築を実施した。
- 人間関係の再構築という意味を込めて、これまでの人に対する接し方を改める。
- 一度壊れかけた夫婦の関係を再構築したい。
構築の例文・使い方4|「知識の構築」の意味とは
構築はものだけではなく、概念にも適用することができます。
ビジネスシーンや学問分野で使われる表現が、「知識の構築」「知識を構築する」というものです。
ただ暗記するだけではなく一貫した流れや物事と物事の連なりを理解することが、どのような学問分野でも重要です。
まるまる暗記してしまうテスト対策用の勉強ではなく、上記のように「情報の関連性や背景、流れを含めてひとつひとつ知識を積み上げること」を指す際に使う言葉になります。
- 体系的に学問を学ぶことによって、本当の意味での知識を構築できる。
- 知識の構築は、特に社会に出てから経験とともに学ぶことで成立する。
構築の例文・使い方5|「関係を構築する」の意味とは
「関係を構築する」とは、人間関係(夫婦関係、恋愛関係、友人関係、親戚づきあい、近所づきあい、上司・部下との関係…etc)を作り上げていくことを指す言葉です。
人との関係性は、一度コミュニケーションをとっただけで構築できるとは言い難く、継続的な関わり合いが必要になります。
そして、そのために実際に続けて行動していくことを「関係を構築する」と表現します。
- 自分を曝け出す「自己開示」を徹底することによって、信頼関係を構築することができる。
- 取引先とのスムーズなやりとりのために、「人」と「人」の自然な関係の構築を目指す。
構築の例文・使い方6|「構築的」の意味とは
「構築的」とは、「構築」に接尾辞がついた表現ですが、他の「構築」の使い方とは異なり、英語の「コンストラクティブ(英:constructive)」を和訳したものです。
主にファッション用語で用いられ、その際は「人間の体系に反したシルエットを持つ立体的な服」を指します。また、こういった服を「構築的な服」と表現します。
「ジャケットの肩パット」「ウェディングドレスの裾」「ウエストが非常に細いドレス」は構築的な服といえます。
一方、普段私たちが身につけているような「体の線がそのまま出る服」は、「非構築的な服」ということができます。
- 彼/彼女のファッションは非常に構築的だ。
- このデザイナーのデザインによる服は構築的な服が多い。
構築の例文・使い方7|「ITシステムの構築」の意味とは
IT分野における「ITシステムの構築」とは、企業が行う様々な活動を効率化したり、最大限にリソースを活用するための「情報システム(ITシステム)」を構築することを指します。
情報システムには、私たちが普段仕事で使っているものから、一定以上の規模の大企業が活用するもの、経営管理部門で利用されるものなど様々なレイヤーのものがあります。
また、メール、チャット、SNS、情報セキュリティなど、ITを使ったシステムがすべて含まれます。
それらの構築を行う職種や業種、企業の場合、構築以前の企画や構築後の運用と保守業務まで担うことが一般的です。
- 弊社では、クライアント企業のリソース活用を効率化するための解決策を提案・実行するためのITシステムの構築、運用保守業務を行なっています。
構築の例文・使い方8|「サーバー構築」の意味とは
「サーバー構築」とは、インターネット回線を用いたサービス全般を提供する「サーバー」を構築することです。
サーバーはインターネットを使うサービスを提供する企業・個人が構築することが一般的ですが、近年ではレンタルサーバーなども一般的になってきました。
- 自社でサーバーを構築する。
- サーバーを構築するにあたっては、セキュリティに関する懸念点をクリアにしなければならない。
構築の英語の語源・由来
構築は英語で「construct(コンストラクト)」です。
「construct」は、下記2つの要素から成り立っています。
- 「con」=ともに(=together)
- 「struct」=築く(=to build)
接頭辞「con」はラテン語の「cum」であり、「ともに」「一緒に」という意味があります。
「struct」はラテン語の「L.struere」であり、「積み重ねる」「築く」という意味があります。
「construct」の英語例文・イディオム
- construct a bridge over the river(川に橋を構築する)
- construct a corporate mission(会社のミッションを構築する)
- Build a trust relationship(信頼関係の構築)
構築の類語・言い換え語
ここでは、「構築」の類語・言い換え語について解説していきます。文脈やシチュエーションによっては、構築よりも下記でご紹介する言葉で言い換えたほうが、うまくニュアンスが伝わることがあります。
状況に応じて使い分けができるよう、ここで言い換えの表現を抑えておきましょう。
構築の類語・言い換え語1|形成(けいせい)
「形成」とは「整ったものに形づくること」という意味を持つ言葉です。
構築とは異なり、「整っていないものを綺麗に整理する」「形を整える」というニュアンスがあります。
- 人格の形成
- 文化の形成
- 風土の形成
構築の類語・言い換え語2|確立(かくりつ)
確立とは、「しっかりと打ち立てること」「しっかりと定まって動かないこと」を意味する言葉です。
こちらは記事冒頭で構築との違いを解説しているため割愛します。
- 自己実現の欲求を確立させる。
- 事実上のNo.1の地位を確立する。
構築の類語・言い換え語3|構成(こうせい)
「構成」とは、「各部分を集めて、または各部分が集まって全体を組み立てること」という意味を持つ言葉で、「構成要素」「家族構成」などのように使われます。
こちらは記事冒頭で構築との違いを解説しているため割愛します。
- メンバー構成
- 家族構成は両親、私、そして妹の4人だ。
構築の類語・言い換え語4|樹立(じゅりつ)
「樹立」とは、「物事を(しっかりと)うちたてること」を意味する言葉であり、「確立」と近いニュアンスがあります。
特に、「新記録」「世界記録」「これまで誰もなし得なかった結果を出す」という状況で使われる言葉であり、構築とは使う場面が異なります。
- 世界新記録を樹立した。
- 外交関係が樹立して10周年を迎えた。
構築の類語・言い換え語5|設立(せつりつ)
「設立」とは、「(会社・学校など)公共的な機関を新たに作ること」を意味する言葉であり、「会社を設立する」「学校を設立する」「NPOを設立する」など、組織を新たに立ち上げるときに使います。
構築では組織を新たに立ち上げることのニュアンスが伝わりづらいため、このような状況では「設立」を用いましょう。
- 新たに一般社団法人を設立した。
- 我が社の設立記念日だ。
- 法人設立後10日以内に提出してください。
構築の類語・言い換え語6|組み立てる(くみたてる)
「組み立てる」とは、「色々なものを組み合わせてひとつのものを作り上げること」を意味する言葉で、主に「もの」を作り上げる時に使います。
構築とはほぼ同じ意味を持ちますが、簡単な表現で言い換える場合や、ものづくりでは「組み立てる」のほうがわかりやすいでしょう。
ただし、概念的なもののうち、人間関係などは、「組み立てる」では違和感があるため、言い換えには注意が必要です。
- レゴブロックでお城を組み立てる。
- 説明書を見ながらプラモデルを組み立てる。
- 相手を納得させられるだけの論理を組み立てる。
構築の対義語・反対語
構築の対義語・反対語1|撤去(てっきょ)
「撤去」の意味は「建物・設備などを取り去ること」です。
ただし、撤去はものを取り去ることを指します。人間関係や論理などは「撤去」とは言えないため注意が必要です。
人間関係の場合は、「関係を解消する」を使いましょう。論理などの場合は「組み直す」「分解する」などを代わりに使います。
- 取り壊しが決定した物件が、先日完全に撤去された。
- 不要になった家具を撤去した。
構築の意味や定義、使い方と例文について解説してきました。
ここまで読んできた方は、構築の本来の意味について、これまで自分が知っていたこと以上に知ることができたと感じるのではないでしょうか。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?
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しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。
1 転職活動に失業リスクはない!
転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。
一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。
大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。
20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。
20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。
つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。
ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。
理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」
人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。
2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。
つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。
理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」
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おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
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特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。
これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。
「同じ業界・職種/業種」で活躍することができる仕事を探すには、「業界・職種/業種に特化した転職エージェントや転職サイトを使うこと」をおすすめします。
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業界特化型の転職サービスや、特定業界に強い転職サービスは、TOPページで掲載しています。
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もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。
3 転職しても給料は下がらない
「転職すると給料が下がる」と何となく悪いイメージを持っている方はいないでしょうか?
それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。
それはなぜかといいますと、最初に給与条件を検索できる転職サイトや、給与条件を代わりに交渉してくれる転職エージェントは無数に存在するからです。
特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。
年収アップ転職をしたいと考えているなら、下記に掲載されている転職エージェントのうち、特に自分に会っていそうなものを順位1位から見てみることをおすすめします。
また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる
転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。
「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。
しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。
それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。
あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?
実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。
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参考資料:構築(読み)コウチク – コトバンク
参考資料:「構築」の意味 – goo辞書