アパレル販売員の転職面接は「事前準備」が大切です。その中でも、あなたの販売員としての能力や熱意を最大限、企業側に理解してもらうためには、「自己PR」が最も大切です。
しかし、アパレル販売員志望の方の多くは自己PRとして自分のどんな部分をアピールできるか、実際のところよく分からないのが本音ではないでしょうか。
そこで今回は、アパレル販売員の転職を検討している方や転職活動を進めている方に向け、「受かるための自己PRの書き方・伝え方」のポイントをご紹介していきます。
今回ご紹介するポイントに注意して面接に臨むことで、転職を成功させることができます。ぜひ参考にしてくださいね。
事務職は企業ごとに仕事が異なるし、アピールする部分が難しいからな。
しかし、面接で必ず聞かれることや、事前に考えておくべきことはだいたい同じじゃ。
きちんと対策を練っておけば、面接本番でもつっかえることなく自分のことを明確にアピールできるはずじゃ。
INDEX
アパレル販売員が転職するときの面接対策|志望動機・自己PR
じゃあ、とにかく書き方と例文教えてよ!
はやくはやく!
まぁ待て、落ち着くんじゃ。
まずは、志望動機・自己PRそれぞれの書き方のポイントをおさえよう。
その上で、例文を参考にするんじゃ。
面接対策として準備すべきことは「自己PR」だけではありません。「志望動機」も、同時に重要になります。
しかし、自己PRと志望動機は重ね合わさって初めて意味があります。イメージとしては、志望動機の中に自己PRとなる言葉が込められていると理解すると良いでしょう。
志望動機は、あなたがなぜこの企業に入りたいのかをアピールすること。そしてその中で、自己PRであなたの経験スキルをアピールすること。
書き方のポイントをおさえたうえで、例文を参考にしましょう。
志望動機・自己PRの書き方・例文
志望動機では、下記の3つの書き方のポイントがあります。
- あなた自身の経験・スキル・実績 →自己PR
- アパレル販売員としての熱意・モチベーション →自己PRと志望動機
- 転職先への熱意・モチベーション →志望動機
これを踏まえて、志望動機・自己PRの例文を下記で解説します。
—1.あなた自身の経験・スキル・実績
前職でも、販売職としてアパレルでお客様に合わせた商品をご提案しつつ、店舗の売上に貢献できるためのお店づくりに取り組んでおりました。仕事現場ではお客様への対応を行うことがメインでしたが、正社員として店舗の売上の管理をしたり、ノルマ達成のための商品提案をどのように行うべきかを考え、実行してきました。
Point:転職先の仕事でも応用できそうな経験を簡潔に説明する
—2.アパレル販売員への熱意・モチベーション
前職でつちかった売上をあげるための提案・アドバイス方法を他の現場でも活用して貢献したいと考えています。特に、御社のブランドには業界に入る以前より魅力を感じておりました。これまで、前職で得たスキルを活かして、さらに販売員としてのキャリアアップ・スキルアップを目指していきたいと考えております。
Point:「なぜアパレルの仕事を続けたいのか?」という熱意を明確にする
—3.転職先への熱意・モチベーション
アパレル販売員として働き方を模索している中で、御社が展開しておられる商品が魅力的であることに加え、従業員一人ひとりを大切にしておられる職場環境に大きな魅力を感じていることが、御社を志望する理由です。
また、今は転職活動のかたわら「ファッション販売能力検定2級」の取得を目指し、店舗全体・販売職全体の中でも大きな利益を御社にもたらすことができるよう、勉強を続けております。
Point:転職先企業の事業や、商品・サービス、働き方や理念などをHPで調べる
Point:さらに、資格取得や知識習得のための努力をしていることを具体的に述べる(可能であれば)
志望動機・自己PRの例文は上記の通りです。例文をもとに自分自身の経験を当てはめ、聞かれたらすぐに言えるレベルに準備しておけば、面接で志望動機や自己PRに関して質問されても、臨機応変に対応できるでしょう。
しかし、面接対策を含め転職活動に不安を抱く方は多いのではないでしょうか?
面接対策ができても、具体的な転職活動の進め方に不安を抱いてしまうことは少なくありません。
そこで下記では、アパレル販売員が「転職活動を成功させるポイント」を解説しています。ぜひ参考にしてください。
アパレル販売員が転職活動を成功させるポイント
…でも、実際に転職活動を進める方法がよくわからないな…
大丈夫じゃ!
「転職活動でやるべきこと」を整理しておこう!
下記では、転職活動で必ずやるべきことを説明しています。
すべて参考にして頂き、スムーズに転職活動を進めていきましょう!
1 条件を明確にする
転職活動で最も大切なことは、転職先に求める条件を明確にすることになります。
条件とは、下記のポイントです。応募する求人を決める前にしっかり考えておきましょう。
- 「給与」「勤務地」「休日」などの待遇条件
⇒募集要項をよく見る - 社風や人間関係などの職場環境
⇒職場見学・エージェントに教えてもらう - 仕事内容や任される業務の範囲
⇒募集要項・会社HP・エージェントに教えてもらう
転職エージェントでは、紹介してくれる職場の社風や上司の特徴などの独自データを持っている場合がほとんどです。
転職後に「イメージと違った職場だった」ということがないように、あらかじめ転職先に求める条件を整理した上で、応募する求人を決めましょう。
2 面接対策を行う
さきほど、志望動機・自己PRについて解説しましたが、面接対策は採用面接を突破するために必ず行うべき準備です。
就職活動のとき以上に、業務経験や具体的な仕事のスキルなどについて質問されることが多いため、必ず事前に準備しておく必要があります。
面接対策は、下記のポイントに沿って行いましょう。
- 自己PR
⇒あなたの経験・スキル・資格を整理しておく - 職種の志望動機
⇒他の職種ではなく、なぜその職種として働きたいのか? - 会社を選んだ志望動機
⇒他の会社ではなく、なぜこの会社なのか?
また。面接対策は転職エージェントがサポートしてくれます。
一人で転職面接対策をすることに不安を持っている方は、エージェントにサポートしてもらいながら面接準備を行いましょう。
3 退職手続きの準備をしておく
退職手続きは、今の仕事を円満に辞めるために最低限行うべき準備のことを指します。
手続きのやり方を知っておくと、転職で余計なことに悩んでしまうのを避けることができます。
- 退職する旨を上司に伝える
- 退職届・退職願を会社に提出する
- 書面の手続きを行う
退職手続きは、実際に転職活動を始めてからでも遅くありませんので、焦る心配はありません。
書面の手続きで必要なものは、下記のとおりです。
会社に返却するもの
- 健康保険証
- 社員証明書
- 制服・備品など
会社から受け取るもの
- 源泉徴収票(転職先での申告や年末調整に必須)
- 雇用保険被保険者証(雇用保険を受け取る際に必要。1年以内の転職なら雇用期間が通算になる。)
- 年金手帳(14日以内に転職先が決まっている場合:転職先で年金加入に必要。転職先が決まっていない場合:退職後14日以内に国民年金に自身で加入する)
- 離職票(失業給付やハローワークに提出する場合必要。一般的には退社後送付される。)
手続きは煩雑ですので、心配な場合は転職エージェントや今の職場の信頼できる上司、会社の窓口に相談しておきましょう。
4 転職エージェントを活用する
優良企業への転職を目指すのであれば、転職エージェントを必ず活用すべきです。
転職エージェントを使えば在職しながら転職活動ができるので、リスク無しで転職したい求人を見つけることができます。
転職エージェントのメリットは、下記にすべてまとめています。
転職エージェントのメリット
- 利用は無料
- 自分の求める条件に合った求人を紹介してくれる(何度でも)
- 転職先の内部事情を教えてくれる(職場の内情、給与の相場)
- 面接や入社日のスケジュールを代行してくれる
- 転職活動の手続きをサポートしてくれる(履歴書などの作成・面接対策)
つまり、あなたの転職をすべて無料でサポートしてくれるのが、転職エージェントになります。
転職エージェントは、あなたが求人に採用されることで利益を得るため、正社員転職を目指すあなたと目的は同じです。
大手エージェントであれば、「無理やり転職させられる」「ブラックな職場を紹介される」といったこともないため、安心して活用できるでしょう。
また、転職エージェントは4つ以上登録して使い分けると、転職成功率がアップするデータがありますので、複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。
下記では、転職エージェントに登録したあと、どのように転職活動が進むのかを解説しています。
使うのが少し不安な方は、まず最初に「登録後の流れ」を参考にしましょう。
転職エージェントの登録後の流れ
転職エージェントに登録したあとって、どんな感じで転職活動が進むの?
大まかに流れをつかむために、「転職エージェントに登録後〜内定」までの流れを紹介しておくぞ!
転職エージェントに登録したあとの流れは下記の通りです。
転職エージェントごとに若干の違いがありますが、情報入力後にエージェントから連絡が来る点は同じです。
<転職エージェント登録後の流れ>
- 個人情報入力を入力したあと「転職相談」の日程調整の連絡が来る(一週間程度)
- 担当のエージェントと転職相談を行う。(対面か電話)
- 相談内容を踏まえてエージェントから求人紹介の連絡が来る
- 求人を選ぶ(希望するものがない場合は2へ)
- 面接の日程調整・履歴書や職務経歴書の作成をエージェントがやってくれる
- 面接対策・内定を得るためのアドバイスをもらい、面接を受ける
- 入社日・給与などの待遇交渉をエージェントが行ってくれる
決まったタイミングでしか相談ができないわけではありません。
場合に応じて、こちらから連絡することもできます。また、今の職場を辞めるための相談なども受けてくれます。
アパレル販売員の転職で活用すべき転職サービス
アパレル経験を生かした転職・求人探しなら『クリーデンス』
『クリーデンス』の特徴
アパレル経験を生かした転職・求人探しならクリーデンス。
大手・デザイナーズ・外資系企業からの求人の紹介や、キャリアアップの相談・面接対策まで、ファッション・人材業界出身のスタッフが無料であなたの転職支援を行います。
どんな人にオススメ?
- アパレル業界で業務経験のある方。
- 転職したいが、自力で探すことが難しいと感じている方。
- いい条件(地域、職場の規模などの環境)の仕事を探している方。
転職エージェントって、ひとつ登録しておけばいいの?
転職エージェントは複数活用することで最も転職成功率がアップするデータがあるんじゃ!
下記の記事に掲載されているエージェントのうち、2つ〜4つのエージェントに登録しておくと良いじゃろう!
複数の転職サービスを活用して、転職を成功させるんじゃ!
まとめ|アパレル販売員の転職を成功させよう
転職エージェントを使えば、自分に合った求人を見つけることができるじゃろう!
わかったよ、はかせ!
まずは「転職エージェント」に登録してみるね!
…それにしても、はかせはどんな仕事をしているの?
それはお母さんに聴きなさい。
今回は、アパレル販売員の転職を検討している方や転職活動を進めている方に向け、「受かるための自己PRの書き方・伝え方」のポイントをご紹介してきました。
志望動機・自己PR自体は、書き方と例文に沿って考えていくことで準備することができます。しかし、転職活動の進め方については、不安な方も多いでしょう。
そんなときは、信頼できる転職サイトに登録することが最も効率的です。
今回の記事を参考に、ぜひ転職活動を成功させてくださいね。
面接、めちゃくちゃ不安なんだけど…まず言うことないし…